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PSYCHIC FEVER、JP THE WAVYプロデュースの最新作をリリースへ「聴きどころ、見どころ盛りだくさん」とアピール

2024.01.13 Vol.Web Original

 EXILE TRIBEの7人組グループ、PSYCHIC FEVERがデジタルEP『99.9 Psychic Radio』を1月19日にリリースする。JP THE WAVYプロデュースによる作品で、昨年10月に先行配信した「Temperature」を含む全4曲を収録する。メンバーは「聴きどころ、見どころ盛りだくさん」とアピールしている。

 タイトルの『99.9 Psychic Radio』は、ヒップホップがミックステープやラジオ局を媒介として世界に広がっていったことに験を担いだもので、架空のラジオ・ステーション(99.9MHz)で放送されている番組「Psychic Radio」という設定のコンセプチュアルな作品。JP THE WAVYの想いとして、PSYCHIC FEVERのアーティスト性とミュージカリティを世界にレペゼンしたいという心意気が込められているという。

 リード曲「Just Like Dat (feat. JP THE WAVY)」は、本命の女の子には振り向いてもらえない男の気持ちを、現行のビートに2000年代のHIP HOPのバイブスに落とし込んだドライブチューンで、JP THE WAVYフィーチャリングで参加している。同曲のミュージックビデオもリリース同日の19日に公開予定だ。

 そのほかに、剣、中西椋雅、JIMMY、半田龍臣がフリースタイルでサイファーしているラジオ番組風のラップ曲「Psyfe Cypher」と、小波津志とWEESAに加え、渡邉廉のラップとボーカルが冴えるタイと日本の遠距離デートソング「Rocket (Take You Higher)」も収録される。

 リード曲「Just Like Dat (feat. JP THE WAVY)」のトラックプロデュースは、JP THE WAVYをはじめ、ちゃんみなやBAD HOP、SALUなどに楽曲を提供するJIGGが担当。その他収録曲は、新進気鋭のビートメイカー、ineedmorebux、ミックスはJIGG、マスタリングはNYのトップエンジニア、クリス・ゲリンジャーが腕を振るった。

  JP THE WAVYは「全曲ヒップホップ、R&Bなのですが、それぞれ異なったサウンドで仕上げ、LAで流れるラジオをイメージして日本から世界に飛んでいくメンバーを想像しながら、今までのPSYCHICには無かった色で全曲表現してみました。彼らの新たな魅力が詰まった今作をぜひたくさん聴いていただけるとうれしいです」と、コメントを寄せている。

 

コラボレーションによって生まれる新しい魅力 新しい時代を彩り、刺激するミュージック!【TSUTAYA MONTHLY UPDATE】

2019.05.27 Vol.web Original

 話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
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これだけ聞いておけ!『Ego』RAC

2017.07.14 Vol.694

 米ポートランドを拠点に活動するプロデューサーのRAC(アール・エー・シー)の最新作。大学の寮から活動をスタートした彼も今は、レディ・ガガを始め、エリー・ゴールディング、フェニックス、フォスター・ザ・ピープルら世界規模で愛されるアーティストたちとの仕事で、アーティスト同様、熱い視線を集めている。彼自身が一番の情熱を注いだという本作は、ダンスフロアを沸かせるだけでなく、ロックやポップスなど他ジャンルも取り込んでしまった意欲作。ウィーザーのリヴァース・クオモ、ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタムなどそうそうたるメンバーが参加。ハッピーでファンなアルバム。

[ROCK ALBUM]COUNTEAR RECORDS / Beat Records 7月14日(金)発売 2200円(税別)

これだけ聞いておけ!『Hug Of Thunder』Broken Social Scene

2017.07.13 Vol.694

 カナダ出身の大所帯バンド、Broken Social Scene(ブロークン・ソーシャル・シーン)が7年のインターバルを経て最新作を発表。作品ごと圧倒的な風景を見せてくれるBSCサウンドの力はさらに強力になって、ファンを満足させてくれる。タイトルトラックはファイストが参加した美しいナンバー。一転、先に発表されていた『Halfway Home』はキッズを飛び跳ねさせるバンドテイストが前面に押し出された曲。郷愁を誘う『Skyline』など聴きごたえ満載。プロデューサーは、ザ・ホワイトストライプスやザ・ストロークスを手掛けたジョー・チッカリ。

[ROCK ALBUM]Arts & Crafts / Hostess 発売中 2400円(税別)

これだけ聞いておけ!『YES』asobius

2017.07.13 Vol.694

 ロックバンドのasobius(アソビウス)の最新アルバム。メンバーチェンジで新体制となったバンドが完成させた初めてのアルバムだ。積み重ねてきた経験と、新しいバンドになったゆえの気合がビシビシと感じられる。アルバムタイトル『YES』に象徴されているのか、収録曲からは前向きさや明るさといったポジティブな印象のみが伝わってくる。かき鳴らされるギターにキラキラしたアレンジメント、そしてバシッと決まっているリリック&ボーカルなど、それぞれのエレメントは充実していて、ハイエナジーかつ高カロリー。ライブハウスに直行したくなる作品だ。

[J-POP ALBUM]UK PROJECT/RX-RECORDS 7月19日(水)発売 2500円(税別)

これだけ聞いておけ!『LAST SUPPER EP』LILI LIMIT

2017.07.12 Vol.694

 昨年のメジャーデビューから、作品のリリースやライブで新たな支持層を獲得し続けて、成長を続けているバンド、LILI LIMIT(リリリミット)の最新音源が届いた。芸術性と大衆性がバランスよく同居するサウンドが特長かつ魅力の彼ら。この作品でテーマにしたのは「最後の晩餐」だ。キャッチーなサビは一度聴いたら脳内でループする。アップテンポでダンサブルなメロディーとサウンドには、日常の中にある別れが綴られている。カップリングには『LIKE A HEPBURN』の他、2曲を収録している。今見ておきたいバンドのひとつ。秋からはツアーがスタートする。

[J-POP EP]キューンミュージック 発売中 1300円(税込)

心踊れ、体揺らせ『FIRST CHOICE LAST STANCE』Suchmos

2017.07.02 Vol.693

 オシャレなサウンドで人気も注目も集め、その一挙手一投足に視線が集まるSuchmos(サチモス)。最新アルバム『THE KIDS』がロングセールスを続けるなかで新曲を発表。自分たちのレーベルから最初の作品となる本作も文句なしのカッコ良さ。ファーストトラックの『WIPER』はアシッドジャズのスムースさとゴツゴツとしたロックネスが融合、そこにダンディズムが香る。一方、セクシーさが漂うイントロで始まる『OVERSTAND』はポジティブな風を起こし聞く人を包み込むような曲だ。

心踊れ、体揺らせ『Cigarettes After Sex』Cigarettes After Sex

2017.07.01 Vol.693

 米テキサスで結成され、ブルックリンを拠点に活動する米ドリームポップ/アンビエントポップバンドのデビュー作。人気はすでに世界へと飛び火し、先日行われた来日公演も好評だった。どちらかというとウエットなドリームポップサウンドは日本のリスナーのハートをがっちりとつかむだろうし、聞く人を包み込む優しいサウンドも多くの音楽ファンを魅了しそうだ。すでに8月に開催されるHOSTESS CLUB ALL-NIGHTERで再来日も決定しており、日本での人気を決定づけることは間違いなさそうだ。

心踊れ、体揺らせ『FUNK WAV BOUNCES VOL.1』CALVIN HARRIS

2017.06.28 Vol.693

世界一の音楽プロデューサーとして数々の楽曲を世に送り出しているとともに、自らもアーティストとして精力的な活動を展開し続ける、カルヴィン・ハリスの最新音源。ファレル・ウィリアムス、ケイティ・ペリー、ジョン・レジェンド、クリード、アリアナ・グランデ、スヌープ・ドッグら豪華なゲストを招いて制作されている。ポップス、ヒップホップとジャンルを横断、人気上昇中の若手アーティストから音楽シーンの重鎮まで彼だからこそ集められたメンバーだ。今夏サマーソニックで来日、ヘッドライナーを務める。今年最も重要なアルバム。

心踊れ、体揺らせ『Mellow Waves』CORNELIUS

2017.06.27 Vol.693

 音楽ファンはもちろん、若手そして大御所のミュージシャンからもリスペクトを集め続けるコーネリアス。前作から3年ぶりとなる待望のフルアルバムが完成した。ループするリズムやフレーズ、心地良く響く言葉の連なり……すでに発表済みのアルバム収録曲『いつか/どこか』『あなたがいるなら』は耳にした人を残さず優しい表情にしてしまいそうなパワーがあり、アルバムをフル視聴したらいろいろな感情があふれだしそう。アルバムには10曲が収録されている。リリースパーティーのほか、フジロックフェスティバルなど今夏も生で聴けるチャンスも多そう!

ガツンと来る曲が聞きたい!『Melodrama』Lorde

2017.06.15 Vol.692

 デビュー作『PURE HEROINE(ピュア・ヒロイン)』で全世界を震撼させたニュージーランド出身の歌姫、ロードが放つニューアルバム。前作でグラミー賞を受賞した時は弱冠17歳だった彼女も20歳。本作では新しいドラマを唯一無二の歌声と楽曲で体感させてくれる。本作のレコーディングは、ジミ・ヘンドリクスが設立し、ジョン・レノンやローリング・ストーンズらレジェンドミュージシャン、レディー・ガガも使用したエレクトリック・レディ・スタジオで行われている。ファーストシングルで、ダンサブルなビートとピアノが印象的な曲『グリーン・ライト(Green Light)』を含む全12曲を収録した。ロード自身が「これまでとは違う、ある種予想外の曲」だというこの曲は親友のテイラー・スウィフトや、ケイティ・ペリーらも絶賛している。本作でもまた彼女はその美声で世界中を魅了してしまうだろう。本作を携え、ロードはこの夏、フジロックフェスティバルで再来日する。彼女のパフォーマンスは必見。

[ROCK ALBUM]ユニバーサル 6月16日(金)発売 2500円(税別)

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