『あなたの番です 劇場版』
企画・原案を秋元康が担当し、原田知世と田中圭がW主演で演じる、年の差新婚夫婦が“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていくストーリーで、日本中に“考察ブーム”を呼んだ大ヒットドラマが映画化。劇場版では“もしも”の視点で新たな極上ミステリーが展開する。
企画・原案を秋元康が担当し、原田知世と田中圭がW主演で演じる、年の差新婚夫婦が“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていくストーリーで、日本中に“考察ブーム”を呼んだ大ヒットドラマが映画化。劇場版では“もしも”の視点で新たな極上ミステリーが展開する。
エヴァン・ハンセンは学校でも家でも心を閉ざしている少年。ある日、自分に宛てに書いた手紙を、図らずも持ち去った同級生のコナーが、自ら命を絶ってしまう。手紙を見つけたコナーの両親は、エヴァンとコナーが親友だったと思い込み…。
小説家志望の輝夫は父親が残した別荘のある韓国にわたり悠々自適の引きこもりライフを満中。そこへ結婚生活に辟易した妹・要が転がり込んでくる。ところが韓国の商店街で日本に残してきた夫・滋を見かけた要は、後を追い奇妙な和食店にたどり着く。
シリーズ累計発行部数1000万部突破の大ヒットコミックス(高橋のぼる/ビッグコミックスピリッツ連載)を、監督・三池崇史×脚本・宮藤官九郎×主演・生田斗真という究極の組み合わせで実写化が実現。唯一無二の才能を持つ3人が作り上げた究極のエンターテインメントとして、1作目2作目とも大ヒット。そしていよいよ3作目となる本作でシリーズが完結。
主人公の潜入捜査官・菊川玲二を演じる生田斗真をはじめ、玲二の恋人・純奈役の仲里依紗や玲二の兄弟分・日浦役の堤真一、玲二を狙う女殺し屋役の菜々緒や宿敵・猫沢役の岡村隆史らレギュラーおよび歴代キャストに加え、最大の敵となる轟烈雄役の鈴木亮平や、謎の美女・沙門役の滝沢カレンら新キャストまで、まさにファイナルにふさわしいオールスターキャストが集結した。主題歌はもちろんシリーズを通して主題歌を手がけてきた関ジャニ∞による「稲妻ブルース」。
日本映画界を代表する豪華な顔ぶれが限界突破の熱演を見せる、まさに全編クライマックスのエンターテインメント。
山田珠子は、息子・忠男と2人暮らし。毎朝決まった時間に起床して、朝食をとり、決まった時間に家を出る。ある日、グループホームの入居案内を受けた珠子は、悩んだ末に忠男の入居を決める。
地球に新たな脅威が迫るとき、7000年にわたり人智を超えた力で人類を密かに見守ってきた、10人の守護者がついに姿を現す。彼らの名は「エターナルズ」!
博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカは夫と幼い娘とともに幸せに暮らしていた。ところがある日、講演会を終え友人たちとディナーを楽しんだ直後、彼女の日常が崩壊する…。
街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士・筧史朗〈シロさん〉とその恋人で美容師・矢吹賢二〈ケンジ〉。同居する2人にとって食卓を囲む時間は大切なひと時。ある日、史朗の提案で賢二の誕生日プレゼントとして「京都旅行」に行くことに。
血のつながらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子は、わけあって料理上手な義理の父親・森宮さんと2人暮らし。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。一方、シングルマザーの梨花は、娘に愛情を注いでいたが…。
目が覚めるとそこは謎の立方体=CUBEの中だった…。そこに突然閉じ込められた何の接点もない男女6人。エンジニアの後藤、団体職員の甲斐、フリーターの越智、中学生の千陽、整備士の井手、会社役員の安東。理由も分からないまま脱出を試みる彼らを殺人的なトラップが次々と襲う。
昨年に続きまだコロナ禍の影響が続くなか、TIFFでは「映画館で映画を観る喜び」を伝えるべく、検温をはじめとする感染対策を徹底したうえで映画館でのフィジカルな上映を基本に映画祭を開催。
また今年はSDGsの活動にも、より積極的に取り組み、環境への配慮の他にも、世界の映画業界の男女平等を推進する「Collectif 50/50」という国際活動にアジアの映画祭として初の署名。2021年9月1日時点で、スタッフ80人中女性が約6割を占めている。
従来のような海外映画人の来日イベントは今年も難しいが、オープニング作品のクリント・イーストウッド監督最新作『クライ・マッチョ』をはじめ、厳選された映画たちが世界各国から集結。
注目のコンペティションには113の国と地域から寄せられた1533本から15作品が選出。日本映画からは池松壮亮、伊藤沙莉共演、松居大悟監督のラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』が出品される。
日本公開前の最新作をプレミア上映する〈ガラ・セレクション〉ではウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』やベネディクト・カンバーバッチとジェーン・カンピオン監督がタッグを組んだ『パワー・オブ・ザ・ドッグ』など最新の話題作が勢ぞろいする。
写真左:第34回東京国際映画祭フェスティバルアンバサダーは女優・橋本愛
写真右:コンペティション部門国際審査委員長はフランスを代表する女優イザベル・ユペール © Peter Lindbergh
写真:〈監督特集 人間の心理をえぐる鬼才 𠮷田恵輔〉では松山ケンイチ主演作『BLUE/ブルー』などを上映©2021『BLUE/ブルー』製作委員会
TIFFならではの部門も見逃せない。この1年の日本映画を対象に、特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品を上映する〈Nippon Cinema Now〉では、最新作『空白』も話題の𠮷田恵輔監督を特集するほか、吉本ばななの名作を映画化したエドモンド・ヨウ監督作『ムーンライト・シャドウ』などを上映。他にも世界初上映10作品が集った〈アジアの未来〉、湯浅政明監督の最新作『犬王』の上映や、本年3月に逝去されたアニメーター大塚康生氏のレトロスペクティブ上映などを行う〈ジャパニーズ・アニメーション〉などもTIFFらしいセレクションを楽しめる。また、TV放映やインターネット配信等を目的に製作されたシリーズものの秀作を日本国内での公開に先駆けてスクリーンで上映する〈TIFF シリーズ〉では、松田聖子監督作品『あの風が吹いた日』などを上映。
他にも、カンヌ映画祭カメラ・ドール受賞作『ムリナ』をはじめ世界の国際映画祭で注目された話題作や日本での公開がまだ決まっていない最新の作品などを上映する〈ワールド・フォーカス〉、森田芳光監督作『家族ゲーム』4K修復版を上映する〈日本映画クラシックス〉など、毎年人気の部門も見逃せない。
写真:撮影・伊藤彰紀(aosora)
東京国際映画祭は、今年から、メイン会場を昨年までの六本木から、日比谷・有楽町・銀座エリアに移転。プログラマーの交代による部門改編も行い、より進化を目指す。その中で掲げられたのが3つのテーマ。「コロナを超えたその先の映画の在り方を考えていく」「国際映画祭として“国際”色を高めていく」「男女平等、環境保全などSDGsへ積極的に取り組んでいく」。これを踏まえ、今年は大きなテーマの1つとして「越境」をコンセプトに、さまざまなボーダーを越える映画祭を目指す。
そんなコンセプトを表現する今年のメインビジュアルは、世界的デザイナー、コシノジュンコが監修。本ビジュアルについてコシノは「かっこい女性が、コロナも吹っ切れて、前に向かう、風を切って向かうというイメージ」とコメントをよせている。