今年で芸歴57年目を迎えたベテラン漫才コンビ「おぼん・こぼん」。長らく不仲を囁かれた2人は昨年10月、TBS系「水曜日のダウンタウン」で“奇跡の仲直り”を遂げた。あれから半年、コンビ結成から現在までを振り返る初の回顧録『東京漫才』(飛鳥新社)を出版。レジェンド芸人の仲直りの“その後”を取材した。
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今年で芸歴57年目を迎えたベテラン漫才コンビ「おぼん・こぼん」。長らく不仲を囁かれた2人は昨年10月、TBS系「水曜日のダウンタウン」で“奇跡の仲直り”を遂げた。あれから半年、コンビ結成から現在までを振り返る初の回顧録『東京漫才』(飛鳥新社)を出版。レジェンド芸人の仲直りの“その後”を取材した。
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猫がいるのか、いないのか。ただそれだけを追求した絵本『ねこいる!』(ポプラ社)が売れている。作者はたなかひかる名義で出版した初の絵本『ぱんつさん』で第25回日本絵本賞を受賞し、ギャグ漫画「サラリーマン山崎シゲル」でも知られるお笑い芸人の田中光さん。今回は絵本作家・たなかさんの頭の中には何がいるのか、ババーンとお話を聞かせてもらった。
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いつも明るい笑顔に元気なトーク、独創的なアイデア料理で人気を集める料理愛好家でシャンソン歌手の平野レミさん。最新刊『おいしい子育て』(ポプラ社)は、2人の息子さんとのエピソードをはじめ、家事、育児、料理、仕事などにまつわるエッセイと47のオリジナルレシピで構成されている。大好きな料理のこと、愛する家族のことを中心に、レミさんの元気の秘密についても聞いた。
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もうすぐバレンタイン。『私が見た未来 完全版』や『変な家』などのヒットで知られる出版社、飛鳥新社では運命の一冊と縁を結ぶ「BOOK恋みくじキャンペーン」を11日よりスタートした。
“アイドルイベントの聖地”と呼ばれる秋葉原の「書泉ブックタワー」。同店を含む書泉店舗が1月の「女性タレント写真集売上ランキング」を発表した。
先の見えないコロナ禍で何かと不安な今、カジュアルに占いを体験できるYouTube占いが人気を呼んでいる。そんな中、タロット&オラクルカードリーディングを行い、チャンネル登録者数が10万人を超える占いYouTuber・miminekoによる初心者向けタロット占いガイドムック『すぐできるタロット』(扶桑社)の発売が決定した。
小学生の夏休みの自由研究が高額で取引され、「2021 ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされるなど話題の「NFT(非代替性トークン)」。ブロックチェーン技術を利用し、デジタルデータに対してオリジナルの資産的価値を証明する「NFT」に、なぜ人々がここまで熱狂するのか。ITビジネスコンサルタントの著者が「NFT」の成り立ちからそれを可能にする技術、そして未来の可能性にいたるまでを分かりやすい言葉でやさしく解説する。発売を記念して書籍を3名にプレゼント。(係名:「NFTの解説書」)
世界中に衝撃をもたらした代表作『AKIRA』で知られ、漫画家、イラストレーター、映画監督などジャンルにとらわれず活動する大友克洋自身が企画し、制作順に全作品をまとめた全集『OTOMO THE COMPLETE WORKS』が21日、講談社より第1期・第1回配本の刊行を開始する。発売に先駆けてプロジェクトのメインビジュアルが公開された。
過去の単行本が長らく絶版状態にあったという大友は「それなら自分の仕事をまとめた全集を自分の思うような形で作りたいと思い、本プロジェクトがスタートしました」「本当は収録したくなかった古い作品や実現しなかった作品、未完のものも、出し惜しみせず全てお見せいたします」とコメントを寄せている。『OTOMO THE COMPLETE WORKS』第1期・第1回配本は、第8巻『童夢』(漫画)、第21巻『Animation AKIRA Storyboards 1』(アニメ映画『AKIRA』絵コンテ集 第1巻)を刊行。
以後、3月に第2回配本の第2巻『BOOGIE WOOGIE WALTZ』、第22巻『Animation AKIRA Storyboards 2』、5月に第3回配本の第3巻『ハイウェイスター』、第25巻『Scripts 1』、7月に第4回配本の第20巻『Animation AKIRA』、第4巻『さよならにっぽん』、9月に第5回配本の第5巻『Fire-Ball』、第35巻『The Live Action 蟲師』、11月に第6回配本の第1巻『銃声』を刊行予定。一人の作家のパーソナルな仕事集だけでなく、1970年代から現代までの漫画、アニメ、映像までを含む作品集となる。
東京で初めての民間放送局として開局し、70周年を迎えたラジオ局「TBSラジオ」。書籍『開局70周年記念 TBSラジオ公式読本』(リトルモア)では、同局にゆかりのある31人が思いを語る。自身もTBSラジオのパーソナリティーで、責任編集を務めたライターの武田砂鉄に聞いた。(撮影:蔦野裕、撮影協力:新宿「どん底」)
長引くコロナ禍。外出自粛によるおうち時間が増え、自宅でゆっくり読書や映画鑑賞を楽しんだ人も多いだろう。昨年、1947年に出版されたフランスの小説、カミュ『ペスト』が160万部を突破したニュースは記憶に新しい。
そんな中、NHK Eテレ「100分de名著」で作家の高橋源一郎が絶賛し、改めて注目を集めるパンデミック文学が昨年3月に文庫化したポルトガルのノーベル賞作家、ジョゼ・サラマーゴの『白の闇』(河出文庫)である。舞台はとある都市、突然失明したある男から、目の前が真っ白になる原因不明の感染症「ミルク色の海」が次々と広がっていく。事態を重く見た政府は、失明者と感染者を強制的に精神病院に隔離し始める。唯一、視力を失わなかった「医者の妻」が見た世界とは……。
固有名詞のない登場人物、かぎかっこのない会話など独特の文体から、感染症に追い詰められた人間の姿が浮かび上がる。
仕事納め、年賀状書き、大掃除を終えてホッとひと息。まとまった時間の取れる今こそ、普段は読めないような本を手にゆっくり読書したいもの。「TOKYO HEADLINE」読書部が年末年始に読みたい本をピックアップ。