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【明日何を観る?】『ブラック・クランズマン』

2019.03.21 Vol.716

『ブラック・クランズマン』

 1970年代半ばのコロラド州スプリングス。初の黒人刑事として採用されたロンは情報収集のため電話で白人至上主義団KKKのメンバー募集に応募。入会面接をすることになったロンは白人刑事フリップと2人で1人を演じながらKKKに潜入捜査する。

監督:スパイク・リー 出演:ジョン・デビッド・ワシントン 他/2時間15分/パルコ配給/3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開 https://bkm-movie.jp/

【明日何を観る?】『PRINCE OF LEGEND』『ビリーブ 未来への大逆転』

2019.03.20 Vol.716

『PRINCE OF LEGEND』

 総資産数兆円と言われる朱雀グループの御曹司・朱雀奏は万能で容姿端麗な“セレブ王子”。ある日、父の紹介で下町ヤンキー界のカリスマ“ヤンキー王子”京極尊人と出会い、あることをきっかけに“大切なもの”をかけてバトルすることに。

監督:守屋健太郎 出演:片寄涼太、飯島寛騎、塩野瑛久他/1時間31分/東宝配給/3月21日(木・祝)より全国東宝系にて公開 http://prince-of-legend.jp/

ドキドキが止まらない! 心くぎ付けエンターテインメント【オススメDVD 5選】

2019.03.20 Vol.716

『フィフティ・シェイズ・フリード』

 世界中の女性をとりこにする社会現象を巻き起こしたE L ジェイムズのベストセラーを映画化した『フィフティ・シェイズ』シリーズ最終章!

 ダコタ・ジョンソンが演じるヒロイン・アナと、ジェイミー・ドーナンが演じる秘密を抱えたイケメンセレブの愛と官能の物語が、ついに究極のクライマックスを迎える。

 さまざまな困難を乗り越えついに夫婦として結ばれたアナとクリスチャン。ゴージャスでセレブな新婚生活を満喫する2人。アナもミセス・グレイとしての風格を身に着け、クリスチャンが今まで知ることの無かった安定した生活に慣れ始めたとき…。

販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント 発売中 コンプリート・バージョン ブルーレイ+DVD+ボーナスDVDセット4200円(税別)

新たな出会いが待ち受ける!春のイチオシエンターテインメント【DVD】

2019.03.17 Vol.716

話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?

愛、信仰、運命—。この世界を生きる意味。『その先の道に消える』

2019.03.16 Vol.716

 アパートの一室で発見された、ある“緊縛師”の死体。重要な参考人として名前があがった桐田麻衣子は、捜査を担当している刑事・富樫がひかれていた女性だった。富樫は良心の呵責にさいなまれながらも、他の捜査員の目をそらすために、彼女の指紋を偽装し、捜査対象から外してしまう。

 しかし、それがほころびの第1歩となり、富樫は次第に追い詰められていく。そしてついに、同僚の葉山が富樫の前に現れ、富樫に詰め寄った。どこまで知られているのか分からないながらも動揺する富樫。そして、事態は意外な展開を見せ、葉山や麻衣子、そして姿の見えない犯人らがじりじりと交錯していく。その複雑で異様な人間関係を文字通り結んでいるのが、緊縛に使用される“麻縄”。単なる道具というだけではなく、日本人の宗教心や古代からなる日本人の思想にまで及ぶ展開は壮大な広がりを見せる。縄によって分けられた結界は、何を守り、何を破壊してきたのか。

 ミステリーでありながら、緊縛という非日常の行為に魅せられた男女の悲しみと破滅へ向かう真実は、誰にとっての救いなのか。登場人物の心の揺れや告白者が綴る闇も含め、文章からあふれ出る言葉のひとつひとつが胸に突き刺さる。中村文学の真骨頂ともいえる作品だ。

『その先の道に消える』
【著者】中村文則
【定価】本体1512円(税込)
【発行】朝日新聞出版

【江戸瓦版的落語案内】花見の仇討ち(はなみのあだうち)

2019.03.15 Vol.716

 落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

春をクラシック音楽で迎えよう!「東京・春・音楽祭 2019」

2019.03.15 Vol.716

 東京マラソンが終わったら、上野でクラシック音楽を楽しむ! 東京に春の訪れを告げるイベントとして浸透した国内最大級のクラシックの祭典「東京・春・音楽祭 2019」が15日からスタートする。東京文化会館や東京藝術大学奏楽堂を始め、美術館や博物館など公園一帯をステージにさまざまなタイプとサイズのクラシックコンサートが行われる。

 国内外のトップアーティストによる圧巻のパフォーマンスの魅力たるやいうまでもないが、クラシック音楽の生演奏が誰でも気楽に楽しまれるようになった今も「それでもクラシック音楽は敷居が高い」と感じる人が参加しやすい国立科学博物館で展開される「〈ナイトミュージアム〉コンサート」、上野公園内のさまざまな美術館や博物館、上野駅などで行われる無料コンサートなども用意されている。子どもと一緒に楽しめるプログラムも豊富だ。上野エリアでの春探し、仲間や友達、ご家族とでも。

【日時】3月15日(金)〜4月14日(日)
【会場】東京文化会館、東京藝術大学奏楽堂、旧東京音楽学校奏楽室、上野学園石橋メモリアルホール、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京キネマ倶楽部など
【料金】プログラムによって異なる
【URL】http://www.tokyo-harusai.com/

【明日何を観る?】『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

2019.03.14 Vol.716

『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

 生後すぐにスコットランド女王に、16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートは未亡人となった18歳にスコットランドへ帰国し王位に戻る。メアリーは隣国イングランドの王位継承権を主張、エリザベス1世の権力を脅かす。

監督:ジョージー・ルーク 出演:シアーシャ・ローナン 他/2時間4分/ビターズ・エンド、パルコ配給/3月15日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開 www.2queens.jp

現代版シンデレラボーイストーリー ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』

2019.03.13 Vol.716

 英ロンドンの歓楽街を舞台にした現代版シンデレラボーイストーリー! ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』が、いよいよ幕を開ける。

 本作の舞台は、ロンドン中心部にある歓楽街のソーホー。ソーホーで洗濯屋を経営していたロビーは店のオーナーに追い出されてしまう。お金に困ったロビーは経済界の大物のべリンガム卿から援助と求愛を受けるのだが……彼には本命の恋人、ロンドン市長選に立候補したジェイムズがいた。ある夜、卿の企画したパーティーに招待されたロビーは、ジェイムズと鉢合わせ。そして、2人の仲がばれ……。

 主人公の青年ロビーを林翔太(ジャニーズJr.)、その恋人ジェイムズを松岡充が演じる。ミュージカル「メリー・ポピンズ」の追加音楽などで知られる作曲家ジョージ・スタイルズと作詞家アンソニー・ドリューのコンビによる作品。翻訳・訳詞は「ビリー・エリオット」「メリー・ポピンズ」など多くのミュージカルを手掛けてきた高橋亜子。演出は劇団エムキチビート主宰の元吉庸泰が担当する。

両バージョンの観劇が必須 青蛾館創立35年記念作品『毛皮のマリー』オリジナルver./未公開ver.

2019.03.13 Vol.716

 青蛾館は1984年に桐朋学園短期大学部演劇科の卒業生を中心に、寺山修司の「初期一幕物の美学」「見世物の復権」を舞台に再現すべく結成された劇団。寺山修司没後35年の今年で創立35周年を迎える。今回の公演はこの創立35周年を記念して行われるもので、寺山の代表作である『毛皮のマリー』を上演する。同作には日本で上演されたオリジナル版の他に、ニューヨークの老舗劇場ラ・ママ公演時にラストシーンなどを大々的に改訂した日本では未発表のバージョンも存在しており、今回は日を違えそちらも同時上演される。

 両バージョンでマリーを演じるのは青蛾館の主宰で座付き女形でもあるのぐち和美。今回で4度目のマリー役となる。

 オリジナルバージョンでは中年の男娼であるマリーと暮らす美少年の欣也を安川純平、2人の関係をかき乱す美少女を日出郎が演じ、ラ・ママバージョンではそれぞれを砂原健佑とシンガーソングライターの中村中が演じるなど、両バージョンの観劇が必須と思わせるキャスティングとなっている。

青蛾館創立35年記念作品『毛皮のマリー』オリジナルver./未公開ver.
【日時】3月14日(木)〜21日(木・祝)(開演はオリジナルバージョン(O)が14日19時、16・17日14時、19日14時/19時、21日12時30分。ラ・ママバージョン(M)が15・16・18日19時、20日14時19時、21日15時30分。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)
【会場】東京芸術劇場 シアターウエスト(池袋)
【料金】前売・全席指定 一般5500円、シニア(65歳以上) 4500円、U22(22歳以下) 3500円/平日マチネ割引各チケットより500円引/演目W観賞チケット 一般1万円(劇団のみの取り扱い) ※当日券は各500円増し。
【問い合わせ】青蛾館
(TEL:080-1614-6114=平日10〜18時[HP] http://seigakan.com/kegawa2019/ )
【作】寺山修司
【演出】寺山偏陸
【出演】のぐち和美(O)(M)、〈オリジナルバージョン〉安川純平、日出郎、加納幸和、小林桂太 他〈ラ・ママバージョン〉砂原健佑、中村中、土屋良太、松之木天辺 他

キャッチフレーズは「80分の駄弁芝居」あひるなんちゃら『ハルサメ』

2019.03.13 Vol.716

 あひるなんちゃらのキャッチフレーズは「80分の駄弁芝居」というもの。80分の部分は公演によって70分に変わる時もあるのだが、もともとその辺も「あんまり公演時間が長くなるとお客さんのお尻がつらくなるから」となんとなく決めた時間と思われるため、大勢にはほぼ影響はない。とにもかくにも駄弁芝居ということ。

 2003年にユニットとして立ち上げてから今年が17年目。ぶれずに駄弁し続けているのは冷静に考えるとすごい。普通はこれだけ長く続けていると、なんか大したことを言いたくなってしまうのが人の常。それを押し殺し、スタイルは曲げない。実はちゃんとしている人たちなのかもしれないが、そんなことはおくびにも出さず、今日も駄弁を重ねる。

 今回は初日の公演終了後にイベントを開催するという。

 これまでのオリジナルテーマソングをベストテン形式で発表して、その中から選りすぐりの数曲を、ゲストを招いてカラオケで披露するとのことなのだが、いったいどれくらいの時間やるつもりなのか?とかツッコミどころが満載で逆に見たくなる? 今後のアフターイベントに一石を投じることになるかもしれない謎のイベントだ。

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