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脚は何本?知ってるようで知らない「有頭エビ」を解剖してみた

2020.09.19 Vol.Web Original

 9月の第3月曜日は「海老の日」。長いヒゲと腰の曲がったところが老人に似ていることから、長寿の象徴とも言われるエビを「敬老の日」に食べ、高齢者に感謝と敬意を表し末長い健康と長寿を祝おうというもの。そんな「海老の日」を前に、知ってるようで意外と知らないエビを知ってもらうべく、一般社団法人日本海老協会がYouTube動画を見ながら学べる小学生向け自由研究キット『おさかな解剖キット』を提供している。エビに目がない編集部、早速1セット入手して大人の自由研究に挑戦してみた。

 そもそも、なぜ本物のエビを解剖しようと考えたのだろうか? その理由を、日本海老協会理事で海老料理研究家の藤井稚代さんは「毎年、エビフェス(今年は19日にオンラインで開催)という普及イベントを行なっているのですが、今年は従来型のイベントができないので、リモートで子どもたちに楽しんでもらえるものを目指し、毎年好評の『お魚解剖学習&プロに習うまるごと料理教室』をキットにしました」と語る。水産庁長官が魚食文化の普及・伝承に努める人を任命する「お魚かたりべ」の早武忠利先生の人気教室をYouTubeで配信。自宅でレクチャー動画を見ながら実物と触れ合ってエビの秘密(エビポイント)を学ぶ。

 編集部に届いた『おさかな解剖キット』を開封すると、冷凍された立派なオーストラリア産シータイガー(天然ブラックタイガー)5尾、解剖マニュアル、おさかなお絵かき用紙が入っている。解剖しやすいように大きなエビを選んでいるといい、スーパーで見かけるクルマエビなどに比べかなりのボリューム。YouTube動画にアクセスし、お絵かき用紙になにも見ずにエビを描いてから、トレーにチョロチョロ水を流して冷凍エビを解凍する。日本で流通しているエビのほとんどが、実は冷凍エビなのだとか。早武先生が解凍したエビの一番かわいく見える角度、頭とお尻のチクチク、触覚、脚の本数などを説明する。ここでエビには泳ぐ脚、歩く脚、エサを食べる脚を含め、合計で26本もの脚があることが判明。改めてエビを見ながら写生すると、思っていたエビと全然違う……。

【明日は何を観る?】『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』

2020.09.18 Vol.733

『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』

 ソウルの病院で看護師として働くジョンヨン。6年前、当時7歳の息子ユンスが公園で失踪して以来、夫ミョングクとともに探し続けている。あるとき捜索中に悲劇的な事故が起こり憔悴するジョンヨンのもとにユンスの目撃情報が寄せられる。

監督:キム・スンウ 出演:イ・ヨンエ、ユ・ジェミョン他/1時間48分/ザジフィルムズ、マクザム配給/9月18日(金)より新宿武蔵野館他にて公開 https://www.maxam.jp/bringmehome/

写真家・岩根愛と音楽家・大友良英、配信イベント「あたらしい川をあるく」でセッション

2020.09.17 Vol.Web Original

 写真家の岩根愛と音楽家の大友良英が19日、アートショップNADiffが手がけるオンライン配信番組【Art Streaming】の第1弾として、トークイベント「あたらしい川をあるく」に出演する。

コロナ渦中で驚異の世界的大ヒット『TENET テネット』

2020.09.17 Vol.733

『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』と、斬新なアイデア、驚異的ビジュアル、圧倒的なリアリティーで、観客に新たな世界を体験させ続けるクリストファー・ノーラン。

 彼の集大成にして最高傑作の呼び声高いタイムサスペンス超大作がついに日本上陸。8月下旬に41の国と地域で公開され、業界関係者や事前報道の予測を大幅に上回る興行収入を記録。続いて公開された全米、中国でも破格の大ヒットを果たし、物語同様、まさに“世界を救う”映画となっている。
“時間のルール”から脱出し、世界を救うミッションを担う物語の主人公“名もなき男”を演じるのは『ブラック・クランズマン』のジョン・デイビット・ワシントン。彼の相棒ニール役には「トワイライト・サーガ」シリーズのロバート・パティンソン。他、とある秘密を抱える美術品鑑定士役に『華麗なるギャッツビー』のエリザベス・デビッキ。その夫の武器商人役にケネス・ブラナー。

 時間が逆行する想像の世界を驚異の映像でリアルに描く極限のタイムサスペンス超大作。未知なる映像体験に没入せよ!

今夜聞きたいのは染みる音楽。【オススメMusic 4選】

2020.09.16 Vol.733

「おいしいパスタがあると聞いて」あいみょん

 あいみょんの通算3枚目となる最新アルバム。「ハルノヒ」「裸の心」「真夏の夜の匂いがする」といった映画やドラマの主題歌となった人懐こい楽曲たちを軸にしつつ、ポップなメロディーなのに歌詞が刺さる「シガレット」、ざらついた「朝陽」「そんな風に生きている」など全12曲を収録。新しいことにチャレンジし続けてきたあいみょんは、オフィシャルインタビューで「自分の曲の歌い方がわかってきた」と話している。曲ごとに雰囲気を変えながらも、あいみょんらしさがしっかりと届く。この秋リピート必至なアルバム。

[J-POP ALBUM]ワーナーミュージック 発売中 初回限定盤4000円、通常盤2800円(ともに+税)

【ウィズコロナの演劇シーン】ミュージカル『ビリー・エリオット』

2020.09.16 Vol.733

 待ちわびていたミュージカル『ビリー・エリオット』の幕がいよいよ上がる! 主人公ビリーにも負けないぐらい踊りだしたい気分だ。

 本作は、アカデミー賞監督賞にノミネートされた映画『リトルダンサー』をミュージカル化したもの。イギリス北部の貧しい炭鉱町に住む11歳の少年ビリーがバレエとの運命的な出会いを果たし、その世界に没頭していく。映画では成長した姿を人気ダンサーのアダム・クーパーが演じて、話題を集めた。

 ビリーは、炭鉱で働く男たちに囲まれ、男として強さやたくましさをより求められる環境で育ち、バレエは女の子のものと父親からも強力な反対にあう。それでも夢に向かってステップを踏み続ける姿に周りは心を熱くし、世界は心を大きく揺さぶられた。

 ミュージカルは2005年に初演。日本には2017年に上陸した。その際には16万人を動員する大ヒットミュージカルになった。そして、今年、待望の再演を迎えるにあたり、大規模なオーディションが行われ、4人のビリーが選ばれた。お父さん、先生、兄などもパワフルなキャストが揃っている。万全の対策をしたうえで、劇場でミュージカルを見る幸せを味わってほしい。

“手のひらサイズの美術館“が楽しめる美術鑑賞アプリが登場

2020.09.15 Vol.Web original

 世界最大級20万点の絵画が楽しめるインタラクティブ美術鑑賞アプリ「PINTOR(ピントル)」が登場。手のひらで世界中の絵画が楽しめるほか、感想をシェアできる機能もあり、アートの新しい楽しみ方が広がりそうだ。

 PINTORは世界の主要な美術館に展示される約20万点の作品を鑑賞できる美術鑑賞アプリで、作品検索機能のほか、作品を自宅の壁などに映し出して楽しむAR機能、自分の感想をシェアしたり他者の感想を閲覧できるレビュー機能、自分の好きな作品をフォルダ化できるコレクション機能などを備え、自宅やスマートフォン上で気軽にアートが楽しめる。

作品の舞台でもう一度感動を味わう 「ハイキュー!!展」

2020.09.15 Vol.733

 今夏、惜しまれつつも完結した人気コミックス『ハイキュー!! 』。その世界を堪能できる原画展の開幕が迫ってきた。展覧会は作品の舞台となっている宮城県、作中にも登場する仙台で開幕する。
『ハイキュー!! 』は、古舘春一による高校バレーボールを題材としたスポーツ漫画。魅力的な登場人物たちがお互いを刺激しあいながら、選手として、そして一個人として成長していくさまを描いている。数々の名作を送り出してきた「週刊少年ジャンプ」で2012年に連載がスタートし、2020年7月に完結するころには、子どもも大人も夢中にする人気作品となった。アニメ化、舞台化もされている。

 展覧会では、直筆原稿から描きおろし公式ビジュアルなどで、『ハイキュー!!』を堪能できる内容。日向と影山の中学時代、そして2人の再会から、インターハイ予選、春高予選、東京都代表決定戦、春高本選、ゴミ捨て場の決戦など、作品の世界やストーリーを、もう一度、かみしめながら楽しめる。これまでに登場したカラー原画に加え、描きおろしのカラー原画なども展示される。

 もちろん、展覧会オリジナルグッズの販売も。描きおろしを含むポストカードや、キービジュアルのポスター、サコッシュ、コースター、マグカップ、缶バッジ、ずんだ饅頭などラインアップも豊富だ。

 チケットは日時指定制で、購入時に時間を選ぶ必要がある。通常チケットに加えて、グッズ付きチケット「排球箱(メモ帳&ステッカーセット)」も販売している。

【おすすめ書店イベント】落語家・立川談慶と脳科学者の茂木健一郎が“withコロナ時代”を語り合う

2020.09.14 Vol.733

『安政五年、江戸パンデミック。〜江戸っ子流コロナ撃退法〜』(エムオン・エンタテインメント)発売を記念し、落語家・立川談慶と脳科学者の茂木健一郎のトークイベントが決定した。安政5年、医学が未発達だった江戸を襲い、一説によると30万人の死者を出したと言われるコレラ。同書では落語家である著者が、江戸っ子たちから現代のコロナ禍に対処する思考法を読み解く。江戸のパンデミックに学び、コロナ禍をどう過ごし、これからをどう生きるのかそれぞれのフィールドから語り合う。

EXILE ATSUSHIとAIが発起人のミュージシャン支援プロジェクトMAJPが初のオンラインライブ開催

2020.09.13 Vol.Web Original

 EXILE ATSUSHIとAIが発起人のミュージシャンを支援するプロジェクト「Musician Aid Japan Project(MAJP)」の17日、オンラインライブ『MAJP presents CAPTAIN’S NIGHT」を生配信する。オンラインライブを行うのはプロジェクト初。

 Captain(キャプテン)とは、EXILEのライブツアーでミュージックディレクターを務め、“キャプテン”の愛称で知られる、ベーシストの佐野健二のことで、Captainを中心としたトップミュージシャンたちの生演奏を配信する予定。また、オリジナル特典グッズ付きの投げ銭制度を導入し、その収益を参加ミュージシャンたちに還元する。

 生配信は音楽配信サービス「MUSER(ミューザー)」で行う。前売りチケットは「MUSER」で発売中。

 MAJPは、新型コロナウイルスの影響によって活動の場が減り、収入が大幅に減少しているミュージシャンたちを支援する目的で立ち上げられたプロジェクト。

ミュージシャンで小説家 WEAVER河邉徹が語る「この時代に僕が物語を届ける意味」

2020.09.13 Vol.Web Original

 3ピース・ピアノバンド「WEAVER」のドラマーで小説家でもある河邉徹。音楽と小説を行き来しながら表現活動を行う河邉に、最新作『アルヒのシンギュラリティ』(クラーケンラボ)に込めた思いや今後執筆したいテーマについて聞く。

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