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大雅が武尊を破ったスーパーレックと互角の戦いを展開した強豪と対戦「自分が世界でどの位置にいるのか分かる試合」【RISE】

2024.04.12 Vol.Web Original

 RISEが4月12日、都内で「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)のカード発表会見を開催した。

 RISEスーパーフェザー級(-60kg)王者の大雅(TRY HARD GYM)が王者となっての初戦でISKA世界2階級制覇王者のダニエル・プエルタス(スペイン/Ultimate Fight School)と対戦する。

 プエルタスは2018年9月にK-1に参戦し武尊に1RでKO負けを喫しているものの、その後、ONEに活躍の場を移し、昨年1月にはONEフライ級王座決定戦でスーパーレック・キアトモー9と対戦。判定で敗れはしたものの強靭なフィジカルでスーパーレックを最後まで苦しめた。なおK-1参戦時のリングネームはダニエル・ピュータス。

 今回、ONEとの契約が切れたことを聞きつけた大雅が希望し、今回の対戦が実現した。

トーナメント出場に向け「ラストチャンス」の白鳥大珠「今笑っている奴を見返す」【RISE】

2024.04.12 Vol.Web Original

 RISEが4月12日、都内で「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)のカード発表会見を開催した。

 スーパーライト級(-65kg)のSuperFight!では白鳥大珠(TEAM TEPPEN)がペトル・モラリ(モルドバ/Kickboxing fearless)と対戦する。

 白鳥は前戦でイ・ソンヒョン(RAON)にダウンを奪われたうえでの判定負けを喫しており、今回は再起戦。RISEでは年末に−65kgの世界トーナメントを開催予定で、今回の試合はその査定試合という意味合いもある。

 モラリは昨年12月の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」に参戦し、RISEウェルター級(-67.5kg)王者の中野椋太(誠至会)と対戦し、判定勝ちを収めているのだが、本来はこの−65kgが適正階級で白鳥にとっては一筋縄ではいかない相手となる。

 RISEの伊藤隆代表はこの試合について「白鳥は背水の陣」と語る。白鳥も「前回、ソンヒョンに負けた。また自分の弱い部分が出てしまったなと思っているんですが、僕はまだ死んでない。何度でも立ち上がるという気持ちは持っているが、もうコケるつもりはないんで、大阪でしっかり勝つ。今回は年末のトーナメントの査定試合になると思うが、ラストチャンスだと思っている。次はしっかりと勝ちたいと思う」と自らも「ラストチャンス」という言葉を出して必勝を誓った。

那須川龍心が2連敗中の塚本望夢と対戦「呪ってでも勝ってやろうかなと思っている」【RISE】

2024.04.12 Vol.Web Original

 RISEが4月12日、都内で「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)のカード発表会見を開催した。

 フライ級(−51.5kg)ではランキング1位の那須川龍心(TEAM TEPPEN)と同2位の塚本望夢(team Bonds)が対戦する。内容次第ではあるが、事実上、王者・数島大陸(及川道場)への挑戦権をかけた戦いとなる。

 2人はこれが3度目の対戦。アマチュア時代の2020年12月の初対戦、昨年2月の「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」準決勝とともに塚本が判定勝ちを収め2連勝中。

 塚本はタイで修行中とあって「那須川選手にはまた僕に負けてもらって、また一からやり直してもらったらいいかなと思う。地元・関西で負けるという、そんな恥ずかしいことはないのでしっかり覚悟を決めて臨む」などとビデオメッセージを寄せた。

篠塚辰樹がベアナックルルールで緊急参戦。ジョン・ドッドソンの持つBKFCフライ級王座にターゲット【RIZIN.46】

2024.04.11 Vol.Web Original

 RIZINが4月11日、都内で「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)に関する会見を行った。

 前Krushフェザー級王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)がベアナックルルールでの試合で緊急参戦することが発表された。

 篠塚は昨年10月の「Krush.154」で王者・森坂陸を破りKrushフェザー級王座を獲得。大晦日にはRIZIN初参戦を果たし、BreakingDownの冨澤大智とRIZINキックボクシングルールのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦。2つのダウンを奪って判定勝ちを収めた。3月27日にはK-1グループとの契約を満了。今後については「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(BKFC)」への参戦が噂されていたのだが、今回はそのBKFCの提供試合という形で行われる。

 篠塚は平本蓮らと「BLACK ROSE」を結成していることから2月に平本と一緒に榊原信行CEOとマイアミでBKFCを観戦。BKFCに興味を持った篠塚の意思を受け、4月に入ってRIZINがBKFC側との間に入って交渉を行い、4月27日にカリフォルニアで行われるBKFCのビッグマッチへの参戦が決まっていたという。

 しかし、この日合わせて発表されたのだが、YA-MANvs鈴木博昭戦がYA-MANのケガで中止に。篠塚の対戦相手をどうするか交渉する中で、RIZINのマッチメイカーであるチャーリー柏木氏が篠塚の試合を「BKFC提供試合」としてRIZINのリングで行うことを提案。BKFC側もアメリカでは爆発的に知名度が上がっているものの、日本ではまだまだ知名度がないことから、今回の試合をショーケースとして日本のファンの前で行うことをプラスと判断し、今回の篠塚の試合がRIZINで実現することとなった。レフェリーもBKFCから派遣され、2分5R、BKFCの判定基準で試合を行う。対戦相手については今後改めて発表される。

榊原CEOが谷川氏がぶち上げた「巌流島バーチャルファイト」に「僕には見えてないものが谷川さんには見えているんだと思う」

2024.04.11 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが4月11日、巌流島の谷川貞治プロデューサーが打ち出した新プロジェクト「巌流島バーチャルファイト」について「どこにマーケットがあるのか分からない」と漏らした。

 この日、RIZINは都内で「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)に関する会見を開催。榊原氏は冒頭で訃報が伝えられた曙太郎さんに追悼の意を表した。会見後の取材で曙さんとの思い出を語る中、2003年大晦日のボブ・サップとの試合の話になると「谷川さんとか、石井館長以下、曙さんを口説いてあのタイミングで曙太郎をボブ・サップの前に立たせた。敵ながらあっぱれだった。プロモーターとして素晴らしいというか、ジェラシーを感じつつも“やるな”と一本取られたなという感じ。曙さんにアプローチするという発想はなかったので、やられたなという感じだった」などと振り返った。当時は大晦日に「PRIDEスペシャル2003男祭り」「K-1プレミアム2003
人類史上最強王決定戦 Dynamite!!」「イノキボンバイエ2003」と3つのビッグイベントが地上波生中継されるなどしのぎを削っていた。

YA-MANが全治2カ月の重傷で欠場。対戦相手の鈴木博昭が「お金を稼げるようになって闘う気持ちを忘れちゃったのかな?」【RIZIN.46】

2024.04.11 Vol.Web Original

 RIZINが4月11日、都内で「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)に関する会見を行い、元シュートボクシング(SB)世界スーパーライト級王者の鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)と対戦予定だったRISEオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)-65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)の欠場が発表された。これに伴い、この試合は中止となった。

 YA-MANのケガは膝内側側副靱帯損傷、膝前十宇じん帯損傷で全治2カ月というもの。会見後の取材で榊原信行CEOは「歩けないくらいの状況。ケガは相当重篤。本人的には、この先を考えると、あまり詳しくケガの状況は公表したくないということもあると思うが、あのYA-MANが欠場をせざるを得ない。ちょっとやそっとのケガだったら絶対に穴を開けないタイプのファイターが欠場せざるをえないという結論に至った。それくらいのケガ」と説明した。

榊原CEOが訃報が伝えられた曙さんを偲ぶ「旗揚げの時に海のものとも山のものとも分からないRIZINに気持ち良く参戦してくれた」【RIZIN】

2024.04.11 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが4月11日、訃報が伝えられた元横綱でK-1、総合格闘技、プロレスラーとしても活躍した曙太郎さん(享年54歳)を偲んだ。

 この日は「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)に関する会見を行ったのだが、榊原氏は冒頭「曙太郎選手がお亡くなりになった。日本の格闘技界にとってとても大きな貢献を果たしてくれた曙さん。そして2015年の旗揚げ戦ではボブ・サップとの再戦をシュートボクシングルールで戦ってくれたことを、今でも覚えている。旗揚げ戦に曙選手に出てもらえたことを光栄に思っているし、誇りに思っています。この場を借りて心からご冥福をお祈りしたい。残された我々、日本の格闘技界はさらに進化を続けられるよう精進したいと思っている」などと語った。

 会見後の取材でも「ショック。旗揚げの時に、海のものとも山のものとも分からないRIZINに気持ち良く参戦してくれて“大晦日といえば曙”ということをRIZINでも示してくれた。病気を患われた後、大砂嵐の参戦の時もすごく親身になって心配してくれていた。体調さえ回復したら大砂嵐の試合は車いすになってでも見に行きたいというくらい格闘技に対する愛はあった。僕らはPRIDEの時代でいうと『ハッスル』ですごくお世話になっているので、その時のことが走馬灯のようによみがえるというか思い出される。密葬と書かれているが、手を合わせに行きたい」などと2015年12月31日の「RIZIN FIGHING WORLD GRAND-PRIX 2015 IZAの舞」で行われたボブ・サップ戦やプロレスラーとしてリングに上がっていたハッスル時代の思い出などを振り返った。

 また「非常におおらかな人だった。交渉の中でもオープンマインドで、自分のところに来る人をウエルカムで受け入れてくれる方。だからいろいろなチャレンジができたのだと思う。相撲界という格式とかしきたりとか歴史がある世界の中で横綱まで行きながらも、K-1とボブ・サップとやるという決断をした時も、当然逆風がたくさんあったと思う。すごい決断だったと思う。本当に偉そうにするところもないし、常に明るく前向きな人だった。元気も勇気ももらって一緒に楽しく仕事ができた」などとその人柄を明かした。

初のリベンジマッチの海人「いつものようなワクワク感はない。負けたら終わり。すべてを出して勝ちたい」と決意の出陣【SB】

2024.04.09 Vol.Web Original

2月に敗れたペットモラコットとダイレクトリマッチで対戦

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われる「SB世界スーパーウェルター級タイトルマッチ(70.0kg契約)」で初防衛戦に臨む海人(TEAM F.O.D)が4月9日、合同取材を行った。

 海人は2月に行われた前回大会で元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)と対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫し、今回は自らの持つ王座をかけてのダイレクトリマッチとなる。

 取材で海人は「いつもの試合のようにワクワク感はない。負けたら終わりと思っている」などと試合を4日後に控えた心境を明かした。

 パーマをかけた髪形で登場した海人は「特に理由は。ちょっと前からしたかった髪形にしたという感じ(笑)。アフロみたいな髪形にしたくて。アフロにしたらちょっと強くなれるんじゃないかと思っていたので、そういう意味はちょっとある(笑)。印象的にアフロのほうが野性味があるんじゃないかと思って、この髪形にしました(笑)」とまずは笑顔。

 海人は2017年に当時、SBのエースとして君臨していた鈴木博昭との“新旧エース対決”とうたわれた一戦に勝利し、絶対的エースと呼ばれる存在になって以降、チャド・コリンズ、ティジャニ・ベズタティといった海外の強豪相手に敗れたことはあったのだが、リベンジマッチはなかなか実現していない。今回については2か月後にリベンジマッチが組まれるというこれまでにない展開になっている。

王者・古村光の「ベストバウトよりMVP」に挑戦者の壱は「ロマンティックな試合を見せたい」【KNOCK OUT】

2024.04.08 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが4月8日、都内で「KNOCK OUT 2024 vol.2」(4月27日、東京・後楽園ホール)の会見を開催した。

「KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトルマッチ」で初防衛戦に臨む王者・古村 光(FURUMURA-GYM)が「ベストバウトよりMVPを取りたい」と言えば、挑戦者で前王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が「ロマンティックな試合を見せたい」と返した。

 2人はこれまで2回対戦。2022年3月には壱が判定勝ち、昨年8月には王者の壱に古村が挑戦。2-1の際どい判定で古村が勝利を収め、新王者となった。

 古村は昨年12月大会ではKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者の古木誠也との王者対決がマッチメイクされたのだがケガのため欠場。壱が代打出場し、古木に判定勝ちを収めている。

 KNOCK OUTの山口元気代表はこの試合について「まだ詳しいことは発表できないが、2024年の後半にかけてスーパーバンタム級は大きな動きがあって、この2人はどちらが勝つかで、KNOCK OUTの代表として出場する権利を得ると思うので非常に大事な試合になると思っている」と説明。

女子戦線の起爆剤に。K-1グループ参戦中の鈴木万李弥とミネルヴァ王者の浅井春香が初参戦【KNOCK OUT】

2024.04.08 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが4月8日、都内で「KNOCK OUT 2024 vol.2」(4月27日、東京・後楽園ホール)の会見を開催した。

 今大会では現在、K-1グループを主戦場にしている鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)がKNOCK OUTに初参戦し、ミネルヴァ スーパーバンタム級王者の浅井春香(フリー)と対戦する。浅井も初参戦でこの試合は-57.0kgの契約体重で行われる。

 鈴木の前戦は昨年10月の「Krush.154」で行われた「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」準決勝の麻央戦。判定負けを喫し、今回が再起戦となる。2人は2020年1月の「HEAT 46」で対戦し浅井が2-0の判定勝ちを収めている。

 今回の2人の参戦についてKNOCK OUTの山口元気代表は「浅井選手はミネルヴァの55kgの王者。鈴木は現在、K-1とKrushを主戦場にしているが、試合がなかなかKrushで組まれず、試合経験を積みたいということでこの試合が実現した。2人とも通常体重が重いので、今回は57kg。この設定がどう影響するかは分からない。KNOCK OUTも女子に力を入れていきたいと思っているので、その起爆剤になるような試合を見せてほしい」などと2人の参戦の経緯を説明し、そのファイトに期待した。

仕切り直しの一戦で戦う龍聖と川上叶が軍司vs門口戦に「しょぼい」「あれに勝って日本一とは本人たちも思ってないと思う」【KNOCK OUT】

2024.04.08 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが4月8日、都内で「KNOCK OUT 2024 vol.2」(4月27日、東京・後楽園ホール)の会見を開催した。

 今大会のメインではKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)とシュートボクシング(SB)の元SB日本フェザー級王者・川上叶(龍生塾)が対戦する。このカードは2月大会で予定されていたが、龍聖がインフルエンザで欠場となり今大会へスライドしていた。

 まずは「2月の大会、欠場してしまい、シュートボクシングさん、KNOCK OUTに申し訳ないという気持ちです」と謝罪の龍聖。そして「今回は龍聖を見せるだけだと思っている。しっかり倒して勝つ」と切り替え、勝利を誓った。

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