SearchSearch

梅野源治のムエタイ王座新設アピールに榊原CEOは「ファンの熱次第。絶対にノーということではない」【RIZIN.39】

2022.10.24 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが10月23日、梅野源治(PHOENIX)がアピールしたムエタイ王座の新設に慎重な姿勢を見せた。

 この日行われた「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でトレント・ガーダム(オーストラリア/Tiger Muay Thai & MMA)にわずか1R21秒でTKO勝ちした梅野がリング上から「RIZINのムエタイのベルトを作ってください」とアピールした。

 榊原氏は試合後の総括で「今日のガーダム選手との試合は確かに梅野選手の強さが光ったというか、狙っていた攻撃だと思うが、ヒジの攻撃が見たかった。ヒジは見てないなと(笑)。いずれにしても僕が決めるというより、ファンの熱だと思う。ここから梅野源治という、ムエタイをRIZINに持ち込もうとしている強力なキャラが誕生して、それがまた大きくなれば伝わると思うので、このチャレンジをしばらく続けていただいて、その先にファンの声や熱が醸成されれば絶対にノーということではない」という見解を示した。

スダリオ剛が待望の外国人ファイターとの対戦をTKO勝ちでクリア「取りあえず、勝ったので大晦日お願いします」【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)がヤノス・チューカス(ハンガリー/GK1 striking/GB topteam)を相手に2RでTKO勝ちを収め、大晦日参戦をアピールした。

 1R、スダリオが右カーフ、チューカスが右ボディーストレート。チューカスはパンチから組み付きヒザ、パンチ。スダリオは体勢を入れ替え押し込んで、強烈なヒジを打つが、チューカスはそのタイミングで組み付きテイクダウンを狙う。スダリオはしのぐが押し込んだチューカスは小手投げでテイクダウン。鉄槌を落とすがスダリオは立ち上がる。チューカスは組み付いて押し込むがスダリオの腰は重い。その後スタンドでの打撃戦となるが、チューカスは時折タックルを織り交ぜる。

 2R、スダリオはチューカスの前足の左足に右カーフ、左インカーフ。チューカスは足を効かされながらも右ハイキックを放つが空振り。この立ち際にスダリオが右フックでダウンを奪うと、追撃のパウンドと鉄槌。レフェリーが試合を止めてスダリオがTKO勝ちを収めた。

初参戦の宇佐美がTKO勝ち。約6年半ぶり参戦の佐々木信治は初勝利ならず【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でRIZIN初参戦を果たした宇佐美正パトリック(フリー)が佐々木信治(総合格闘技道場BURST)に3R2分33秒、TKO勝ちを収めた。

 1R、佐々木は遠めからタックルを仕掛け組み付く。宇佐美は首を抱えしのぐも、佐々木は足をかけてテイクダウンに成功するとサイドポジションでヒジとヒザを打ち込んでいく。マウントに移行すると、ロープ際からポジションを整えるなど余裕の試合運び。上からこつこつとパンチを打ち込み、残り時間1分を切ったところで腕十字を狙う動きを見せるが、宇佐美が警戒。そのまま上を取ったまま、ラウンド終了。

 2R、タックルを警戒する宇佐美はフェイントを使いながらパンチのタイミングを狙う。佐々木は左ジャブを突きながらタックルを狙うが、宇佐美のプレッシャーが強くこちらもなかなかタックルには入れない。しかしラウンド終盤、佐々木は左ジャブを当ててから組み付き、コーナーに押し込みテイクダウンを狙う。ここをなんとか脱出した宇佐美はラウンド終了直前に左右のフック。佐々木はややスタミナが切れたか。

連敗脱出の矢地祐介が「何もしなかった相手が悪い」と対戦相手をバッサリ【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)で矢地祐介(フリー)がボイド・アレン(南アフリカ/Fight fit Militia/apex gym)に判定勝ちを収め、連敗を「2」で止めた。

 試合後の会見では「まず連敗脱出できたことを今日はしっかり喜びたい」とほっとした表情を見せ、膠着した場面について「あれは相手のターン。何もしなかった相手が悪い」とアレンをバッサリと斬って捨てた。

 1R、矢地が積極的に仕掛け、組み付いていくがアレンも体勢を入れ替え逆に押し込んでいく。ロープ際のポジションが入れ替わる中、矢地が足をかけてテイクダウンを狙うが、アレンがしのぐ。しかし矢地は再度のチャレンジでテイクダウンに成功。上を取るがアレンが下から足を取りに行く。矢地は逃げて再度、上を取る。そしてパンチをこつこつと当てていくが、アレンも下からヒジとパンチを放っていく。

 2R、矢地はすぐに組み付くとコーナーに押し込み、リフトして難なくテイクダウンに成功。サイドポジションをキープし、パンチ、ヒジを落としていくが、なかなか次の展開に移れない。しかし上に乗り、ヒジ、肩パンチとアレンを削っていく。

クレベルが予告通りの三角絞めで牛久を破り悲願の王座獲得。最後は尊敬する猪木さんばりの「1、2、3ボペガー!」で締めくくる【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)のメインイベントで行われた「フェザー級タイトルマッチ」で挑戦者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が三角絞めで王者・牛久絢太郎(K-Clann)を破り、悲願のRIZIN王座を獲得した。

 1R、牛久は関節蹴り、左インロー。クレベルはすぐにタックルからテイクダウンに成功。バックを狙うがしのぐ牛久。クレベルはハーフから肩固めを狙う。クレベルが肩固めに入るが牛久が上になって首を抜く。上になった牛久はクレベルの顔の下に頭を置いてクレベルの下からの攻撃をしのぐが、それでもクレベルは三角絞めを狙う。無理とみるや、今度は足首を狙う。牛久が立ち上がるとクレベルは押し込んでヒザ。そして引き込んでいく。上になった牛久はここもクレベルの顔の下に頭を置くが、ここにクレベルはヒジを落としていく。

KNOCK OUTの栗秋祥梧が左ハイで鮮やかKO勝ち。将来的なMMA挑戦を示唆【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でRIZIN初参戦を果たした栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が翔(REVOLT)に2R1分42秒、左ハイキックでTKO勝ちを収めた。

 そして試合後の会見で「MMAもやってみたい」と将来的なMMA挑戦を口にした。

 試合は1R序盤から翔がプレッシャーをかけて前に出ると左右のフック、ボディーブロー。栗秋は下がりながらも左右のフック、右ハイ、飛びヒザを打ち込んでいく。特に左フックが的確に翔の顔面をとらえていく。翔のプレッシャーが強く、バッティングで試合が一時中断。再開後、翔はすぐに前に出て左右のフック。栗秋はガードを固め、左ボディー、左フック、右アッパーと多彩な攻撃。栗秋は左ボディーから右ストレートを効かせる。それでも前に出て距離を潰す翔に栗秋は左ロー、左ボディー、左フック、飛びヒザ。

梅野源治がガーダムの右足破壊で戦慄の21秒TKO勝ち。榊原CEOにムエタイ王座設立をアピール【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)で梅野源治(PHOENIX)がトレント・ガーダム(オーストラリア/Tiger Muay Thai & MMA)を相手に戦慄の21秒TKO勝ちを収めた。そして試合後のリング上で榊原信行CEOにムエタイ王座の設立をアピールした。

 梅野は1R開始早々にガーダムの奥足の左足への左ローでバランスを崩させると、続く左カーフキックはガーダムの右ヒザの外側から裏にかけてえぐるような一撃。これでヒザを折るように崩れたガーダムは右足を押さえ、悲痛な叫び。そのまま立ち上がることができず、梅野が21秒でKO勝ちを収めた。

 試合後のマイクで梅野は「試合に勝とうが試合に負けようがみんなを盛り上げられる梅野源治です。どうでしたか? 皆さん、ムエタイの梅野源治、けっこうやばかったでしょ。榊原さん、そろそろ、RIZINのムエタイのベルト作ってください。皆さんも見たいでしょ? 俺がどこまでムエタイでヤバいのか。これ以上長くなっちゃうと、試合が控えていると思うんで、この続きはRIZIN YouTubeのインタビューを楽しみにしていてください」と試合後の会見での“講演会”を予告。

YouTuberローガン・ポールが「クラウン・ジュエル」を前に“ザ・ブラッドライン”ジェイ・ウーソを一撃KO【WWE】

2022.10.23 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間10月23日、オハイオ州トレドのハンティングトン・センター)で登録者数2360万人のYouTuberローガン・ポールが「クラウン・ジュエル」を前に“ザ・ブラッドライン”ジェイ・ウーソを“ラッキーショット”一撃でKOしてその破壊力を見せ付けた。

“ザ・ブラッドライン”ソロ・シコアがオープニング戦でシェイマスに勝利を収めると、バックステージではジェイ・ウーソが「ポールにも一泡吹かせるんだ」と言い出すも、これにゼインが「レインズはポールに関わるなと言っていただろ」と忠告する。

 さらにポールがエンディングに登場して「俺は自分に自信を持ってるからヘイマンや他の手下も必要無いぞ」とブラッドラインを侮辱すると「レインズを思いっきり殴ったらどうなると思う? クラウン・ジュエルで…」と話をしている途中に忠告を無視して現れたジェイに襲撃される。するとそこへ現れたゼインが「聞いてくれ。リングから出るんだ」とジェイを説得したが、最後はポールが再び襲い掛かってきたジェイの攻撃をよけると右の拳を思いっきり振り抜いて一撃KO。ポールはレインズとの王座戦を前に“ラッキーショット”の威力をブラッドラインに見せつけた。

 レインズ vs ポールのWWEユニバーサル王座戦が行われる「クラウン・ジュエル」は日本時間11月6日にWWEネットワークで配信される。

“ダメージCTRL”のイヨ&ダコタが王座防衛に成功。イヨがショッツィをムーンサルト葬【WWE】

2022.10.23 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間10月23日、オハイオ州トレドのハンティングトン・センター)で“ダメージCTRL”ことWWE女子タッグ王者イヨ・スカイ&ダコタ・カイがラケル・ロドリゲス&ショッツィとの激戦を制して王座防衛に成功した。

 イヨ&ダコタがラケル&ショッツィとのWWE女子タッグ王座戦に挑むと序盤、イヨは対峙した“大女”ラケルの顔面を突き飛ばしてダブルストンプを叩き込むが、ショッツィに場外への連携クロスボディーを決められるなど白熱の攻防を展開。さらにイヨがショッツィにミサイルキック、大暴れするラケルにDDTを放って攻め込むと、終盤にはベイリーの介入のすきにサイドバスターを決めるととどめのムーンサルトをショッツィに叩き込んで3カウント。イヨ&ダコタがラケル&ショッツィとの激闘を制して王座防衛に成功すると自身のツイッターで「私たちの王座を防衛したぞ!」と投稿した。

勝村周一朗が11・3横浜でのガンバレ世界無差別級王座挑戦に向け「絶対に勝つ」と誓う【ガンプロ】

2022.10.23 Vol.Web Original

“リアルタイガーマスク”勝村周一朗が“難敵”ハートリー・ジャクソン攻略に自信を深め、地元・横浜での団体の至宝奪還を約束した。
 
 10月22日、東京・王子Basement MON☆STARにてガンバレ☆プロレス「パンチドランク・ラブ2022」が行われ、勝村はそのメインイベントで岩崎孝樹とのタッグでジャクソン&諸橋晴也組と対戦した。
 
 11・3横浜ラジアントホール大会で勝村はジャクソンの持つスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王座への挑戦が決まっており、今回はその前哨戦。地元・横浜でのタイトル奪還に燃える勝村はジャクソンの規格外のパワーに翻ろうされる場面もあったが、フロント・スリーパーや飛びつき腕十字であわやの場面を何度も作り出した。

榊原EOが大晦日大会へのまだ見ぬ強豪の大挙参戦を示唆【RIZIN】

2022.10.22 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが10月22日、今年の大晦日大会へのまだ見ぬ強豪の大挙参戦の可能性を示唆した。

 この日は「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)の前日計量が福岡市内で行われた。

 計量後の囲み取材で榊原氏は大晦日大会について「スコットともいい話ができた。近々、ファンの人たちに年末に向けての大きなアナウンスができると思う。いい意味で喜んでもらえるというか、期待を裏切らないような発表になると思うので、期待してほしいと思っている」などと語った。榊原氏は10月初旬に渡米しハワイでBellatorのスコット・コーカー代表と会談している。

 その内容についてはかねてから実現が期待されるBellatorとの対抗戦もプランの一つにあるようで「そういうこと(対抗戦)も視野に入れながら。地上波での放送はなくなったが、大晦日に格闘技を視聴する習慣がついて風物詩になりかけているところがあると思う。過去もそうですし、RIZINが始まって6年間ずっと地上波で放送があったわけで。今年は地上波ではないけれど、ぜひ、大晦日に格闘技を見ようと思ってもらえるようなラインアップを揃えられるように、Bellatorの話題も含めて、総合的にオールスターで大晦日に届けられることを期待していただければ」と語った。

“オールスター”という中には「もちろん世間の多くの人たちの注目を集めるようなカードも組みます」と“対世間”を意識した試合もプランにはあるようだが「軸となるのは勝負論があって実力のある本物の戦い。RIZINの世界観だけじゃない、世界に届くような形で、日本発世界というRIZINの掲げるコンセプトを具現化した大会にできるかなと思っている」と勝負論のある試合が軸。その中には「メイウェザーは来ないですが(笑)。まだ見ぬ世界の強豪たちが大挙参戦してくることになるかなと思っています」と初来日の強豪の参戦もにおわせた。

Copyrighted Image