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海人が“世界への第1関門”サモ・ペティを破るも「今日の試合では偉そうなことは言えない」と反省の弁【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)のセミファイナルではシュートボクシング(SB)の絶対的エースの海人(TEAM F.O.D)が対日本人無敗のサモ・ペティ(スロベニア)を延長の末、判定で破り、連勝を「13」に伸ばした。

 海人はSBでは2017年に日本スーパーライト級王座を獲得、2018年の「S-cup2018 -65kg世界トーナメント」で優勝。RISEのリングにも上がり、日本のライト級のトップファイターである緑川創に勝利。第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアとはSBとRISEのリングで2連勝。KNOCK OUTでは日菜太との70kg級日本人最強決定戦で勝利し、RIZINでも3連勝。6月の「THE MATCH 2022」ではK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明を延長にもつれ込む接戦の末、判定で破り、実質的に国内のトップに立っている。現在12連勝中。

 ペティは2014~2015年に日菜太、城戸康裕といった日本人トップファイターを破り“スロベニアの処刑人”の異名をとるファイター。2020年3月に開催予定だった「RISE138」に参戦予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で大会自体が中止となり、今回が約7年ぶりの来日だった。

「日本vs世界」で明暗。山田洸誓がヤン・カッファにKO勝ち、中野椋太はチャド・コリンズにKO負け【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で「日本vs世界」をテーマにRISEに参戦するトップファイターと世界の列強との試合が4試合行われた。

 RISEスーパーライト級王者の山田洸誓(正道会館KCIEL)が第14試合のスーパーライト級(-65kg)戦でヤン・カッファ(オランダ)に3RKO勝ちを収めた。

 6月の「THE MATCH 2022」では元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也に判定負けを喫した山田だったが、見事なKO勝ちで再起を果たした。
 
 1Rにカッファの前蹴りがローブローとなりイスに座って回復を待つなど大きなダメージを負った山田だったがカウンターの右ストレート、左の三日月蹴りを的確に当てていく。2Rも距離が詰まり組み合う展開が増えるが、山田はジャブから右ロー、コンパクトに左右のフックをヒット。山田の右ローにカッファの足が流れる場面も出てくる。カッファは前に出てパンチを振るが力みが目立ちクリーンヒットさせることはできない。

 3Rも組み合う展開が増えるが、カッファの右フックに山田がドンピシャのタイミングでカウンターの右フックを打ち抜くとカッファがばったりとダウン。KO勝ちを確信した山田はカウント中にセカンドロープに駆け上がり、勝利をアピールした。

RISE王者の鈴木真彦が壮絶な打ち合いで植山征紀との王者対決を制す【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で行われたバンタム級のSuper fight!でRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)がシュートボクシング(SB)日本スーパーバンタム級王者の植山征紀(龍生塾ファントム道場)との王者対決で延長にもつれ込む激戦の末、3-0の判定で勝利を収めた。

 鈴木は2015年8月に行われた「BLADE.2」の「BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015」の1回戦で那須川天心にKO負けを喫して以降、2020年の「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の決勝で志朗に敗れるまで20連勝を記録。その間、2018年にはトーナメントを制しRISEバンタム級王座を獲得している。挑戦者決定トーナメントには敗れたものの、その後も連勝を重ね、また折からの新型コロナ禍の中、海外からの選手の招へいが難しいということもあり昨年9月に那須川との再戦にこぎつけるも判定負け。11月に江幡塁を1RKOで破り再起を果たすと、今年1月には拳剛に1RKO勝ちで王座防衛。4月には江幡睦に判定勝ち。6月の「THE MATCH 2022」ではK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大に判定勝ちし、今回は凱旋試合となる。

OFGマッチで山口裕人がタップロンにKO負け。弟の侑馬は伊藤澄哉を相手に初勝利【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)でオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチが3試合行われた。

 YA-MANとともにRISEのOFGマッチの顔ともいえる存在の山口裕人と侑馬(ともに道化倶楽部)の山口兄弟にとってはほろ苦い一日となった。

 裕人はタップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)と対戦し、3R終了間際にタップロンの集中打を浴び、KO負けを喫した。
 
 1R、タップロンが右ストレートからの左フックで先制のダウンを奪う。立ち上がった裕人にタップロンがボディーにヒザを打ち込むと裕人の腰が落ちる。しかし裕人はパンチの連打で押し返す。タップロンは首相撲から強烈なヒザ。しかし1キャッチ1アタックのところ、2発ヒザを打ち込んでしまいイエローカードを出される。なおも打ち合いの中、ゴング。

次期王座挑戦者マッキンタイアがCATCを前に王者レインズをクレイモア葬【WWE】

2022.08.21 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間8月21日配信、カナダ・ケベック州モントリオール/ベル・センター)で次期王座挑戦者ドリュー・マッキンタイアが「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル(CATC)」の王座戦を前にWWEユニバーサル王者ローマン・レインズを執念のクレイモアで沈めた。

 レインズがSDエンディングに1人で登場すると「WWEの顔はレインズではなくマッキンタイアだと言う奴がいるが、そいつは嘘つきだ。WWEを背負っているのはこの俺だけだ」と言い放った。するとそこへマッキンタイアが姿を現してレインズと1対1で対峙すると「レインズは王者としてふさわしくない。ポール・ヘイマンやウーソズがいてこそのゴッドモードで1人ではただの男だ」と挑発。さらに「CATCではお前を引き裂いてタイトルを奪ってやるが、今日はブラッドラインもいないから戦ういい機会だ」とTシャツを脱いで臨戦態勢になるとレインズの先制攻撃を浴びて激しい乱闘に。

 マッキンタイアはベリー・トゥ・ベリーでレインズを投げ飛ばすとクレイモアを狙ったが“ブラッドラインの手下”サミ・ゼインの身代わりで逆にレインズのスーパーマンパンチを被弾してしまう。これで形成逆転かと思われたが、マッキンタイアはとどめを狙うレインズを執念のクレイモアで沈めると2本の王座ベルトを両手で掲げて雄叫びを上げた。ウェールズ・カーディフで開催される30年ぶりの英国スタジアムイベント「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」は日本時間9月4日にWWEネットワークで配信される。

シェイナ・ベイズラーが王者リブ・モーガンを襲撃「カーディフでお前の腕をへし折ってやる」【WWE】

2022.08.21 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間8月21日配信、カナダ・ケベック州モントリオール/ベル・センター)で“サブミッション・マジシャン”こと次期王座挑戦者シェイナ・ベイズラーが「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル(CATC)」のSD女子王座戦を前に王者リブ・モーガンを襲撃した。

 SD女子王者リブは左腕の負傷が完治していない状況でショッツィとのノンタイトル戦に挑むとドロップキックやランニングニーで攻め込めも、ショッツィに延髄切りやエプロンでのDDTで反撃されて白熱の攻防を展開した。終盤には殴り合いを制したショッツィにビンタを食らうと反転攻勢のダブルニーからオブビリオンを決めて3カウント。リブが左腕の痛みに耐えながらショッツィとの試合に勝利した。

 しかし、試合後にはCATCの対戦相手シェイナが突如リブを襲撃して左腕を捻り上げると「カーディフでお前の腕をへし折ってやる」と威嚇してリブの顔面を蹴り飛ばした。ウェールズ・カーディフで開催される30年ぶりの英国スタジアムイベント「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」は日本時間9月4日にWWEネットワークで配信される。

ロンダ・ラウジーがまさかの逮捕。警備員への暴行で手錠を掛けられパトカーで連行【WWE】

2022.08.21 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間8月21日配信、カナダ・ケベック州モントリオール/ベル・センター)で“地球上で最も危険な女”ロンダ・ラウジーが謹慎中にも関わらずリングに現れると、警備員に暴行を加え、警察官に逮捕された。

 謹慎処分中のロンダがSDオープニングに突如現れると「先週罰金を払った。アダム・ピアースは出てきて謹慎処分を解除しろ」と要求した。するとそこへ警備員を連れて現れたピアースに「謹慎処分は解除できないんだ。頼むから穏便にリングから降りてくれ」と懇願されると「先週、そうしただろ。私に暴力を選択させないでくれ」と反論して膠着状態に。リングから一向に降りないロンダは警備員に取り囲まれたが、腕をつかまれた瞬間に次々と警備員を蹴散らすと最後の1人に一本背負いからアームバーを決めてしまう。このロンダの行為に今度は警察官が呼び出されるとロンダは手錠を掛けられ、最後は鉄格子の付いたパトカーで連行された。

KO-D無差別級王者・樋口和貞が遠藤哲哉に豪快勝利で初防衛。9・25後楽園で竹下幸之介とV2戦へ【DDT】

2022.08.21 Vol. Web Original

 DDTプロレスが夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)を開催。KO-D無差別級王者・樋口和貞が前王者の遠藤哲哉を破り、初防衛に成功。9月25日、東京・後楽園ホールで竹下幸之介の挑戦を受けることが決まった。

 遠藤は6月12日の「サイバーファイトフェスティバル」(さいたまスーパーアリーナ)で中嶋勝彦の張り手を食って、脳震とうを起こし、シングル最強を決めるトーナメント「KING OF DDT」を欠場し王座を返上。同トーナメントを制した樋口が王座を戴冠し、初防衛戦の相手に遠藤を指名した。

 序盤、樋口が場外でビッグブーツを見舞い、チョップ連打、アバランシュ・ホールドで先制すると、遠藤もサスケスペシャル、ゆりかもめ、ライガーボムで応戦。樋口は雪崩式かんぬきスープレックス、ドクターボムで追い込むと、遠藤はカナディアン・デストロイヤー、エクスプロイダー、旋回式トーチャーラックボム、そしてバーニングスター・プレスを繰り出して決めにいくも、樋口はブレーンクローで締め上げ、立ち上がって投げ捨てた。続けて、ドロップキック、張り手、ぶちかましで遠藤はダウン。なんとか立った遠藤に樋口はラリアット3連発、ぶちかまし、ブレーンクロー・スラムでトドメを刺した。

米AEWから一時帰国の竹下幸之介が4カ月ぶりのDDTマットで白星。「DDTのレスラーとして、世界一になることが最高のドラマチックドリーム」【DDT】

2022.08.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)を開催。米AEWに長期参戦中で一時帰国した竹下幸之介が4カ月ぶりのDDTマットで白星を挙げた。

 4月10日の東京・後楽園ホール以来のDDT参戦となった竹下はMAO、ヤス・ウラノと組み、ディック東郷、佐々木大輔、KANON with MJポー&藤田ミノル組と対戦。竹下組は3人揃って場外へ編隊飛行を敢行するなど躍動。対するダムネーションT.Aも、東郷と佐々木の師弟コンビが同時にフェースロック、ペディグリーを繰り出すなど息の合ったところを見せた。竹下がKANONにザーヒーを叩き込むも、セコンドがレフェリーの足を引っ張り阻止。KANONが竹下にラリアットを見舞うも、竹下がKANONにジャンピング・ニーを浴びせて3カウントを奪った。

 竹下は「僕の夢は世界一のプロレスラーです。それが現実で、目の前まで見えてきました。でも、ここからの壁が高いことは知ってます。僕のホームはDDT。DDTのレスラーとして、世界一になること。これが最高のドラマチックドリームだと信じています」とマイク。

川松真一朗都議がプロレスデビュー戦で敗退も、西村修文京区議が“無我”に勧誘。次戦は西村の本拠地・後楽園でタッグ結成か?【DDT】

2022.08.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)を開催。元テレビ朝日アナウンサーの川松真一朗都議がプロレスデビュー戦に臨んだが敗退。だるまの右目に墨を入れることはできなかったが、西村修文京区議から“無我”に勧誘されタッグ結成が急浮上した。

 試合前、同じ自民党所属の今井絵理子参院議員から激励の花束を贈られた川松は高木三四郎、高尾蒼馬と組み、西村、大石真翔、彰人組と対戦。試合用コスチュームではなく、議員らしくスーツで登場し、ネクタイを外しただけで試合に臨んだ。

 先発した川松は西村と対峙し、ロックアップで組み合い、チョップを繰り出すも、エルボーで反撃された。川松はショルダータックル、ボディースラムで攻め込み、大石にネックハンギングボムを見舞うもカットされた。西村にスリーパーからコブラツイストを決められるも、なんとかエスケープ。西村が川松をフルネルソンで捕らえると、彰人がドラゴンスクリュー。西村がスピニング・トーホールドから足4の字固めで締め上げると、耐えた川松だがたまらずギブアップし、デビュー戦を白星で飾ることはできなかった。

大仁田厚が右ヒザのケガをおして新潟プロレスに強行出場し、シマ重野に電流爆破要求。「馬場さんの教えで欠場したらいかんのじゃ!」

2022.08.21 Vol.Web Original

“邪道”大仁田厚が絶体絶命の危機に直面した。

 8月上旬の米国遠征の際から右ヒザに痛みを覚えていた大仁田だが、8月13日の等々力陸上競技場でのノーピープル電流爆破、14日のCHAKURIKI・姫路大会で悪化させたもようで、18日に激しい痛みに襲われた。19日、病院でCT、レントゲン、エコー検査を行った結果、右ヒザ外側側副じん帯損傷と判明し、ドクターストップがかかった。

 20日には新潟プロレスの新潟市万代島多目的広場大かま大会に参戦予定で、出場に赤ランプが灯ったが、大仁田は「俺は師匠のジャイアント馬場さんから“決まった試合は絶対に欠場するな!”と教えられたんじゃ」として、試合前、病院で痛み止めのブロック注射を4本打って強行出場した。

 同団体には昨年5月23日のサン・ビレッジしばた大会以来、1年ぶりの参戦となった大仁田は葛西純(FREEDOMS)、神谷英慶(大日本プロレス)と異色のトリオを結成し“エース”のシマ重野、アブドーラ小林(大日本プロレス)、関本大介(大日本プロレス)組と激突した。

 右ヒザをテーピングでガッチリ固めて、リングインした大仁田は序盤、有刺鉄線バットを振り上げた小林に毒霧から得意のDDOを見舞うも、足をかばいながらになってしまい、ケガの影響を隠しきれず。その後もFMWEマットから続く因縁から、大仁田と小林は執ようにリング内外で乱闘を展開。大仁田と神谷に捕まった重野はイス攻撃から、葛西が取り出したナタ攻撃、さらにたたみかけるように大仁田の板での脳天打ちにより大流血。大仁田がギターを振り上げ、トドメを刺そうとするも、それを阻止した重野は逆に大仁田めがけギターを振り抜いた。その後、一進一退の攻防が続いたが、大仁田がヒザの痛みをおして、師でありご当地・新潟出身の馬場さんの必殺技だったネックブリーカーを繰り出して重野から3カウントを奪った(16分15秒、体固め)。

 試合後、大仁田は「オイ、重野! オマエもこの新潟プロレスのエースなら、1回電流爆破のリングに入ってみろ!」とアピールすると、重野は「大仁田! ここをどこだと思ってる? この新潟で恥をかかされたままなわけないだろ! 今度はアンタのクビを俺が取ってやるよ!」と応じ、葛西と小林は「新潟で電流爆破をやるなら、俺も出る」と名乗りを挙げた。

 大仁田が「皆さん、俺と重野の電流爆破を見たいですか?」と観客に呼びかけると、会場は割れんばかりの拍手喝采となり、両者による電流爆破戦が急浮上した。

 今後、大仁田は9月4日のDDT・名古屋大会、18日の古巣・全日本プロレスの日本武道館大会、23、24日のFBW大阪2連戦、10月1日の北海道・旭川、2日の北海道・当別町大会を控えている。右ヒザの激痛のあまり、控室に戻るなり倒れこんでしまい、欠場の危機に瀕しているが、大仁田は「待ってくれているファンがいる限り、俺は絶対休まない!」と話し、強行出場を続けることを宣言した。

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