「Krush.139」(7月30日、東京・後楽園ホール)で行われた「Krushバンタム級タイトルマッチ」で池田幸司(ReBORN経堂)が野田蒼(月心会チーム侍)を相手に初防衛戦に臨み、2R57秒でKO勝ちを収めた。
池田は昨年5月に行われた「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場。優勝した黒田斗真に1回戦でKO負けを喫したものの、その後2連勝で今年3月に壬生狼一輝の持つKrushバンタム級王座への挑戦にこぎつけると、激闘の末、3-0の判定で勝利を収め王座を獲得した。
「Krush.139」(7月30日、東京・後楽園ホール)で行われた「Krushバンタム級タイトルマッチ」で池田幸司(ReBORN経堂)が野田蒼(月心会チーム侍)を相手に初防衛戦に臨み、2R57秒でKO勝ちを収めた。
池田は昨年5月に行われた「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場。優勝した黒田斗真に1回戦でKO負けを喫したものの、その後2連勝で今年3月に壬生狼一輝の持つKrushバンタム級王座への挑戦にこぎつけると、激闘の末、3-0の判定で勝利を収め王座を獲得した。
WWE「NXTレベルアップ」(日本時間7月30日配信)でイケメン二郎&クインシー・エリオットがマリク・ブレイド&エドリス・エノフェと対戦し、イケメン二郎が得意のジャケットパンチを封じられて無念の敗戦となった。
イケメン二郎は“巨漢”エリオットとタッグを組むと「クインシーさーん、チームとして準備は整った。君はスタイルストロングだ」と言って試合に挑んだ。序盤、エリオットとのダブルエルボー攻撃で攻め込むも、得意のジャケットパンチをブレイドに封じ込まれると豪快なドロップキックを浴びて劣勢に。イケメン二郎はエノフェがターンバックルへ自爆した際になんとか交代しエリオットが体格を生かしたショルダータックルで反撃したが、最後はブレイド&エノフェの連携攻撃を浴びて3カウント。イケメン二郎は“スタイルストロング”を発揮できずに敗れた。
「RISE160」(7月29日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ」で正規王者のチャンヒョン・リー(韓国/RAON GYM)と暫定王者の一馬(MONSTAR GYM)が対戦し、チャンヒョンが4Rに3つのダウンを奪いKO勝ちした。
リーは2017年には野辺広大を破り王座を獲得。しかし2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大による入国規制などで来日することができない時期が続き、今回は2019年12月以来、約2年7カ月ぶりの来日となる。この間、チャンヒョンが防衛戦を行えなかったため、昨年10月に一馬と石月祐作の間で暫定王者決定戦が行われ、一馬がKO勝ちを収め暫定王者に就き、今回は統一戦となる。
「RISE160」(7月29日、東京・後楽園ホール)で元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が約5年ぶりにRISEのリングに上がり、メールダード・サヤディ(イラン/TEAMOTA/ICF)と対戦した。
1Rに安本の右のショートでサヤディがダウン。そのままサヤディが立ち上がれず安本のKO勝ちとなったものの、大会後の審判団のミーティングで「右拳のパンチではなく、前腕が当たったのではないか」との意見があり、ビデオ検証した結果、有効打である右のパンチからの流れで前腕部分が当たってのダウンであることを確認。このダウンが、パンチのダメージによるものか、前腕部によるダメージによるものか否かが判断、認識が難しく、また故意による悪質性は認められなかったことからRISEオフィシャルルール第29条【合議による問題処理】の規定により、安本のKO勝ちが取り消され、ノーコンテストとなった。
「RISE160」(7月29日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたSuper Fight!でRISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)がイ・ドギョン(韓国/チームサイコピットブルス)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めたた。
小林は今年3月に「GLORY80」(3月20日、ベルギー・ハッセルト)でティファニー・ヴァン・スースト(アメリカ)と対戦し、TKO負けを喫して以来の再起戦だった。
ドギョンは韓国のKTKのフェザー級王者。2人は2018年にKNOCK OUTで対戦し、その時は小林が判定勝ちを収めている。
飛鳥プロレスの7月27日、東京・新宿FACE大会で脳腫瘍の大病を乗り越えて、3年4カ月ぶりにリングに上がった篠瀬三十七が先輩・土肥こうじに玉砕するも意地を見せた。
2011年にTAJIRI率いるSMASHに入門した篠瀬は、WNCで2012年7月15日の児玉ユースケ(現・裕輔)戦でデビュー。遅咲きの37歳でのデビューとあって、師のTAJIRIからリングネームを“三十七”と命名された。2014年1月に独立し、ASUKA PROJECTを旗揚げしたが、デビュー前から確認されていた脳腫瘍が肥大したため、2019年3月18日の後楽園ホールで団体を解散し、引退した。その後、新たなコンセプトのもと、同9月に飛鳥プロを旗揚げし、プロデューサーに専念していたが、持病の脳腫瘍の悪化のため、2020年9月30日の新宿大会をもって一時活動を休止。同10月上旬に腫瘍を除去する手術を受け、治療、リハビリに努めた結果、病気はほぼ完治。コロナ禍のなかで再開時期を模索していたが、7・27新宿で1年10カ月ぶりに活動を再開することになった。
折りしも、7月でちょうどデビュー10周年を迎えた篠瀬は、ファン、関係者への“快気報告”、目の病気により昨年6月に引退した愛弟子・佐山駿介さんからの「復帰してほしい」との願いを果たすため、また4月に頸髄損傷の大ケガを負って療養中の大谷晋二郎選手への支援を目的に“限定復帰”を決断した。
「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見が7月27日、都内で開催された。−75kgの階級設立を目指す松倉信太郎(team VASILEUS)と神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)の対戦が実現することとなった。
松倉はK-1甲子園70kg日本一トーナメントで優勝。K-1、Krushを主戦場にキャリアを重ねたが、2018年からRISEに参戦。2020年からはREBELSに戦場を移し、2021年3月にKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座を獲得した。今年4月に行われた「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」でK-1への電撃復帰を果たし、ジュリオ・セザール・モリに判定勝ちを収めた。
対する神保はスーパー・ウェルター級(−70kg)で戦っていたものの昨年3月から新階級設立を目指し−75~73kgで試合を行い、現在5連勝(3KO)。
松倉がK-1復帰後、“目障りな存在”と意識する神保は自らが青コーナーなことに「ずっとムカついていた。やっと転校生をぶっ飛ばせるということでワクワクしている。それとなんで俺が青コーナーなの? こいつ、よそ者だぞ。ふざけんな」と第一声からケンカモード。
「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見が7月27日、都内で開催された。「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)で勝利を収めた和島大海(月心会チーム侍)と玖村将史(月心会チーム侍)が海外の強豪を迎え撃つこととなった。
現スーパー・ウェルター級王者の和島大海は昨年12月に木村“フィリップ”ミノルを破り王座を獲得。「THE MATCH 2022」ではRISEの第2代ウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノアから3つのダウンを奪った上での判定勝ちを収めている。
対戦相手のメレティス・カコウバヴァス(ギリシャ/Kritikos camp)は過去にはジョーダン・ピケオーにも勝利している、ヨーロッパの70kgでナンバーワンのハードパンチャーという呼び声も高いファイター。中村拓己プロデューサーは「一目見たらどれだけ強いか分かる。ほとんどの相手を失神させたり吹っ飛ばしたり、相手は大丈夫なのか?というくらいのKO勝利を連発している。かつてマラット・グレゴリアンがまだあまり知られてない時にK-1のトーナメントに出てインパクトを残したが、その時と同じような感覚。みんなには知られていないが強豪」とその強さに太鼓判。
第2代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が7月27日、現役引退を発表した。「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)で引退セレモニーが行われる。
この日行われた会見で卜部は一番の思い出に残る試合として実弟の功也とのK-1王座をめぐる一連の戦いを挙げた。
卜部は2007年7月29日に18歳で全日本キックでプロデビュー。2009年には旧K-1の「K-1甲子園」にも出場。旧K-1にはその前後に「K-1 WORLD MAX」にも出場した。2010年からはKrushを主戦場とし、2011年には初代Krush -60kg級王座(現スーパー・フェザー級)を獲得し、3度の防衛に成功。
2014年は5月にフランスでISKAオリエンタル世界スーパーライト級(-63.5kg)王座を獲得。11月にはKrush -60kg級王座に返り咲き、前回と合わせ計5度の防衛に成功した。2015年からは新生K-1にも参戦。1月に行われた「K-1 WORLD GP -60kg級初代王座決定トーナメント」では決勝で実弟の卜部功也に敗れ準優勝に終わったものの、11月には王座挑戦を実現させ、功也にKO勝ちを収め第2代王座(現スーパー・フェザー級王座)に就いた。2018年7月からフェザー級に転向し2連勝し、翌年3月の「K’FESTA.2」で王者・村越優汰に挑むも判定負け。11月に行われた「第3代フェザー級王座決定トーナメント」では準決勝で敗れ2階級制覇はならなかった。
今年2月には復活をかけて島野浩太朗と対戦もKO負け。この試合が現役最後の試合となった。通算成績は60戦37勝(18KO) 20敗3分。
WWE「ロウ」(日本時間7月27日配信、ニューヨーク州ニューヨーク/マディソン・スクエア・ガーデン)でWWEユニバーサル王者ローマン・レインズが「サマースラム」でキャッシュインを狙う“Mr. MITB”セオリーを子供扱いして襲撃KOにした。
王者レインズ率いるザ・ブラッドラインがリングに登場するとポール・ヘイマンは「サマースラムの後、ブロック・レスナーは立つことさえできなくなるだろう」とレインズの王座防衛を宣言。するとそこへ現れた“Mr. MITB”セオリーにキャッシュインによる王座奪取を宣言されるとレインズは「お前の親分はもういない。ここは俺のリングだ。ふざけたことを続けるなら俺が親代わりになる」と引退したビンス・マクマホンに言及してセオリーに忠告。
さらにセオリーと「サマースラム」のUS王座戦で対戦するボビー・ラシュリーのタッグ戦後にはウーソズが突然現れてセオリーをダブルスーパーキックで襲撃KO。レインズは倒れているセオリーにMITBブリーフケースを置くと「キャッシュインする時はこれを持ってくるんだぞ」と子供扱いした。
WWE「ロウ」(日本時間7月27日配信、ニューヨーク州ニューヨーク/マディソン・スクエア・ガーデン)でWWEデビュー20周年を迎えたレイ・ミステリオが「みんな愛しているぞ。ありがとう」とWWEユニバースに感謝を伝えた。そしてザ・ジャッジメント・デイと「サマースラム」のノーDQタッグ戦で対戦することが決定した。
会場の大声援の中、レイがドミニク・ミステリオと共にリングに登場すると「20周年は特別だ。最初の試合は14歳だった。世界を旅して稼いで、皆が楽しめるようにレジェンドたちと戦ってきた」と過去を振り返った。さらにディーン・マレンコ、バティスタ、カート・アングル、エッジ、エディ・ゲレロの名前を挙げると「みんなの20年間の愛とサポートに感謝している」とWWEユニバースに伝え、「みんな愛しているぞ。本当にありがとう」と締めくくった。