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【江戸瓦版的落語案内】鰻の幇間(うなぎのたいこ)

2017.02.14Vol.684COLUMN
落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

THL編集部オススメMOVIE『サバイバルファミリー』

2017.02.14Vol.684映画
東京に暮らす平凡な一家・鈴木家は父、母、息子、娘のありふれた4人家族。ある朝、突然、電化製品ばかりか電気を必要とするすべてのものが完全にストップしてしまう。1週間経っても復旧せず父は“東京から脱出する”という大決断を下す。 監督:矢口史靖 出演:小日向文世、深津絵里他/1時間57分/東宝配給/全国東宝系他にて公開中  http://www.survivalfamily.jp/

一木美里のおいしくたべようの会 vol.25「お豆腐ドーナツの向こう側」 #グルテンフリー #わたしのレシピ

2017.02.14Vol.684グルメ
一木美里です。 今日はバレンタイン? わたしは週末、親友たちと何種類もスイーツを作りました。 手作りスイーツたちは、バレンタインウィークに会える限り 仲良しの友達たちみんなに渡すつもりです。 今日は自分でたくさん食べてしまった、 グルテンフリーのお豆腐ドーナツのレシピを紹介します。

愛は、はかなくも強いもの『世界一キライなあなたに』

2017.02.13Vol.684DVD & Blu-ray
 一生に一度の、運命の恋。けれど、彼の決めた“生きる時間”は残りわずかだった…。大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのデナーリス役でブレイクしたエミリア・クラーク主演の感動ラブストーリー。エミリア演じる主人公ルーが恋する青年フランク役に『ハンガー・ゲーム』シリーズのサム・クラフリン。  職を失ったルーは、車椅子生活を送るハンサムな大富豪ウィルの世話をする期間6カ月の仕事につく。バイクの事故で車椅子生活を余儀なくされ、生きる希望を失っていたウィルは最初、ルーに冷たく当たるがルーの明るさが彼の心を溶かしていく。やがて恋に落ちる2人。しかしルーはウィルが決めた“生きる時間”が残りわずかだと知ってしまう。

EXILE ATSUSHI×清木場俊介10年ぶりの共演をOA

2017.02.13Vol.684エンタメ
 毎週月曜日、深夜1時28分からTBSテレビで放送中の「週刊EXILE」。EXILE TRIBEやE-girlsなど、LDH所属アーティストの様々な活動に密着した貴重映像を、メンバー自らのナレーションとともにお伝えする音楽ドキュメンタリー番組。  2月13日の放送は、ソロアーティスト史上初となる6大ドームツアー開催の快挙を達成したEXILE ATSUSHIのライブツアー「EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2016″IT’S SHOW TIME!!”」のLIVE DVDを大特集。 「総勢40人のビックバンドのみなさんと一緒に、音楽にとてもとてもこだわったライブで、カバーソング、英語の楽曲、ソロのオリジナル楽曲などたくさん歌っていますので、是非みなさん楽しんで見て頂けると嬉しく思います」とEXILE ATSUSHIが自信を寄せる今作。かつてEXILEのボーカルとしてATSUSHIのパートナーを務めたSHUNこと清木場俊介との10年ぶりの共演でも話題を集めたが、そこで披露したEXILE 第一章スペシャル・メドレーについてもたっぷりと紹介する。  その他に、EXILE THE SECONDの2017年第一弾シングル「SUPER FLY」のミュージックビデオ撮影に密着した様子も放送。撮影を終えたメンバーが「SECONDの曲の中でもいちばん体がうずいて踊りたくなる曲」とコメント。80’s FUNKフレイヴァー溢れる楽曲への想いを語っている。  さらに、昨年に続き2年連続で「ヨウジヤマモト」のランウェイモデルとして、パリコレの舞台に立った小林直己の現地での様子にも密着。パフォーマー、役者、モデルと活動の幅を広げる小林。普段見ることのできない新たな一面に注目したい。

みっともなくてもいいじゃないか。『私はいったい、何と闘っているのか』

未亡人をめぐる記憶にまつわる物語——シンクロ少女主宰・名嘉友美

THL編集部オススメMOVIE『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』

2017.02.13Vol.684映画
ヨーロッパを目指す難民・移民たちの“玄関口”となっているイタリア最南端のランペドゥーサ島。島の少年サムエレのまなざしを通して、難民たちの過酷な現状へ目を向けるドキュメンタリー。第66回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作。 監督:ジャンフランコ・ロージ/1時間54分/ビターズ・エンド配給/Bunkamuraル・シネマ他にて公開中  http://www.bitters.co.jp/umi/

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

日本橋で日本一早いお花見を楽しむ

2017.02.13Vol.684今日の東京イベント
 昨年通算15万人を動員したイベント「FLOWERS by NAKED」が今年も開催。日本で一番早いお花見を日本橋で体験できる。  今年のテーマは「立春」。さまざまな花の体験を通し、春の始まりをイメージできる構成になっている。また、日本を代表するアーティストたちとのコラボレーションも実現。いけばな草月流第四代家元 勅使河原茜氏との共作となる新作を発表するほか、本物の桜「啓翁桜」を約300本以上展示している「桜彩」エリアでは、日本を代表するファッションデザイナー丸山敬太氏が手がける春の精霊が登場、幻想的な春の空間を演出する。  同エリアには、カウンターバーもあり、桜のワインクーラーなど花をモチーフにしたオリジナルカクテルや、オリジナルパッケージの日本酒などが、桜のマカロンなどのスイーツとともに味わえる。会場内は写真撮影が可能なので、会場で撮影した写真を自分の作品としてSNSにアップし、花を通してさまざまなコミュニケーションや作品を生み出す事も。さらに、ホール外のホワイエでは、花に関するワークショップや物販も展開。プロジェクションマッピング、生花、オブジェ、香り、飲食、音楽など、五感でめぐる花の体験型庭園でひと足早い春を感じてみない?

やりこみ感がスゴい!『フィッシュアイランド2』

2017.02.13Vol.684GAME
 釣りゲームは星の数ほどあるゲームアプリのなかでも人気の高いジャンル。それを、ただでさえファンの多いRPGに取り入れたら……? 「フィッシュアイランド2」は海洋冒険RPG。美しい魚とさまざまな精霊が暮らすワールドラインだったが、英雄のシーマスターと精霊の力によって眠らされていた超巨人神獣ティアマトが目を覚ました。シーマスターを目指す主人公はティアマトを倒す冒険に旅立つ物語だ。  釣りまくることで冒険の旅は進む。魚のタイミングに合わせて画面をタップする簡単操作だが、ステージが上がると難易度が上がっていく。精霊の力を借りたり、船についている大砲でボスを攻撃したりとアクションは幅広い。4人で同時協力プレイも可能だ。ボイスキャストにも注目。

紅茶の楽しみ方の新提案[腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!]

2017.02.13Vol.684新商品
 紅茶ブランドのリプトンは、紅茶にドライフルーツやハーブ、スパイスなどを入れたアレンジ紅茶を販売するスタンドを東京・渋谷に期間限定でオープン! 「前回のキャンペーンは紅茶にフルーツを入れて楽しむ“Fruit in Tea”を提案しましたが、今回は冬ということで、寒い時に心と体を温める“Good in Tea”を提案しています」  メニューは5種類。 「紅茶は、ジャムやドライフルーツなどを入れてアレンジすることができ、また気分によって選べる楽しいドリンク。ですから今回は“Warming(あたたまる)”“Relaxing(おちつく)”“Melting(とろける)”“Refreshing(すっきりする)”“Charging(おぎなう)”という体調やなりたい気分で選べるメニューを提案させていただきました。例えば、この時期人気の“Warming”は、アップルティーにドライアップル、しょうがエキス、ドライしょうが、てんさい糖を入れています。ドライフルーツは食べる事ができるので、紅茶を飲んだ後はぜひ、紅茶が染みておいしくなったドライフルーツを楽しんで下さい」  ランタンジャーが可愛いですね。 「取っ手がついていて、お持ち帰りいただけるようになっています。お家に持ち帰って、紅茶を飲む時に使っていただいてもいいですし、LEDライトを入れてインテリアにしても素敵です。この機会にぜひ、一口紅茶を飲んで、紅茶の美味しさとホッとする気分を体験して下さい」

白濱亜嵐が初めてミラノコレクションに参加

2017.02.13Vol.684エンタメ
 男性ダンス&ボーカルグループEXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEのパフォーマーや、今春3月24日公開の映画『ひるなかの流星』に出演するなど俳優としても活躍する白濱亜嵐が、イタリアを代表する世界的ファッションブランドFENDIの春夏コレクションを身に纏って、男性ファッション誌『MEN’S NON-NO』3月号(2月10日発売)の誌面を飾った。 「太陽(sun)と楽しさ(fun)」をテーマに発表されたFENDIの春夏コレクションを6ページに渡って展開している、『MEN’S NON-NO』におけるFENDIのファッション・イシュー。モデルとして誌面に登場した白濱亜嵐は、〈カラフルポップな、刺激的ワードローブ〉というキャッチフレーズ通り、鮮やかなカラーバレットで彩られたアイテムに加えて、ロンドンの気鋭アーティストであるジョン・ブース氏とブランドとのコラボによるポップなウェアを見事に着こなしている。  また、今号には華麗なファッション・ポートレートとは別に、『白濱亜嵐のミラノコレクション日記』と題されたコラムも掲載されている。こちらには、先頃2017年1月16日にミラノで行われた『FENDI MEN’S COLLECTION FALL/WINTER 2017-18』を訪れた時の貴重なフォトや、ミラノの街を散策している際のオフショットも収められている。コラム内のキャプションには〈ジョン・ブース氏とのコラボバッグのデザインの打ち合わせ〉との気になる一文が記載されており、何やらスペシャルな取り組みが進行している模様だ。2月9日に『#1』としてメンズノンノのインスタグラム( http://www.mensnonno.jp/instagram/ )にアップされたティザー映像の#2以降の公開とともに続報を待ちたい。  白濱亜嵐がリーダーを務めるGENERATIONS from EXILE TRIBEは、初の海外ツアーとなった2015年以来となる2017年のWORLD TOUR開催をすでに年始に発表している。新たな刺激を受けた今回のミラノコレクションでの経験やFENDIとのコラボによって白濱亜嵐自身はもちろんのこと、今後グループとしてもさらに世界との距離を縮めていくのはまちがいなさそうだ。  今回の『MEN’S NON-NO』によるエクスクルーシヴなファッション特集を即座にチェックすると同時に、改めて世界でも存在感を示し始めたGENERATIONS from EXILE TRIBEの今後の動向にも注視が必要だ。 【白濱亜嵐コメント】 「初めてミラノコレクションに参加してみて、とにかく驚くことばかりでした。暗がりの中、目を惹く衣装を身に纏ったモデルさんが歩くランウェイ、まるで映画の世界に入りこんでしまったような感覚でした。そして、誌面で『MEN’S NON-NO』さんとご一緒してみて、改めてファッションというものに魅力を感じました。ミラノで得たものを今後自分のファッションはもちろん、人生に活かしていきたいと思います」
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

白濱亜嵐が初めてミラノコレクションに参加

2017.02.13Vol.684エンタメ
 男性ダンス&ボーカルグループEXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEのパフォーマーや、今春3月24日公開の映画『ひるなかの流星』に出演するなど俳優としても活躍する白濱亜嵐が、イタリアを代表する世界的ファッションブランドFENDIの春夏コレクションを身に纏って、男性ファッション誌『MEN’S NON-NO』3月号(2月10日発売)の誌面を飾った。 「太陽(sun)と楽しさ(fun)」をテーマに発表されたFENDIの春夏コレクションを6ページに渡って展開している、『MEN’S NON-NO』におけるFENDIのファッション・イシュー。モデルとして誌面に登場した白濱亜嵐は、〈カラフルポップな、刺激的ワードローブ〉というキャッチフレーズ通り、鮮やかなカラーバレットで彩られたアイテムに加えて、ロンドンの気鋭アーティストであるジョン・ブース氏とブランドとのコラボによるポップなウェアを見事に着こなしている。  また、今号には華麗なファッション・ポートレートとは別に、『白濱亜嵐のミラノコレクション日記』と題されたコラムも掲載されている。こちらには、先頃2017年1月16日にミラノで行われた『FENDI MEN’S COLLECTION FALL/WINTER 2017-18』を訪れた時の貴重なフォトや、ミラノの街を散策している際のオフショットも収められている。コラム内のキャプションには〈ジョン・ブース氏とのコラボバッグのデザインの打ち合わせ〉との気になる一文が記載されており、何やらスペシャルな取り組みが進行している模様だ。2月9日に『#1』としてメンズノンノのインスタグラム( http://www.mensnonno.jp/instagram/ )にアップされたティザー映像の#2以降の公開とともに続報を待ちたい。  白濱亜嵐がリーダーを務めるGENERATIONS from EXILE TRIBEは、初の海外ツアーとなった2015年以来となる2017年のWORLD TOUR開催をすでに年始に発表している。新たな刺激を受けた今回のミラノコレクションでの経験やFENDIとのコラボによって白濱亜嵐自身はもちろんのこと、今後グループとしてもさらに世界との距離を縮めていくのはまちがいなさそうだ。  今回の『MEN’S NON-NO』によるエクスクルーシヴなファッション特集を即座にチェックすると同時に、改めて世界でも存在感を示し始めたGENERATIONS from EXILE TRIBEの今後の動向にも注視が必要だ。 【白濱亜嵐コメント】 「初めてミラノコレクションに参加してみて、とにかく驚くことばかりでした。暗がりの中、目を惹く衣装を身に纏ったモデルさんが歩くランウェイ、まるで映画の世界に入りこんでしまったような感覚でした。そして、誌面で『MEN’S NON-NO』さんとご一緒してみて、改めてファッションというものに魅力を感じました。ミラノで得たものを今後自分のファッションはもちろん、人生に活かしていきたいと思います」

ヒーローとヒロイン『Back From The Edge』James Arthur

2017.02.13Vol.684カルチャー
 英シンガーソングライター、ジェイムス・アーサーの最新アルバム。人気オーデイション番組での優勝経験もある実力派で、年齢とさまざまな経験を重ねながらその技と魅力に磨きをかけている。楽ではなかった生い立ちはもちろん、アーティストとして認知されるなかでネットの騒動でレーベルの契約は打ち切り、活動休止に追い込まれたりと山あり谷ありだ。そんな経験を経てリリースされる本作は音楽に対しての熱を感じずにはいられない。タイトルを直訳すれば「ギリギリのところから戻ってきた」。どん底を経験したからこそ伝えられることがある。良い意味でスゴ味のある作品。帰ってきたジェイムズの音楽に再び多くの人が魅了される。

仏俳優ギャスパー・ウリエルが天才グザヴィエ・ドランと美しきタッグ!

2017.02.13Vol.684エンタメ
 近づく自らの死を告げるため12年ぶりに帰郷した作家ルイ。ぎこちない会話を交わすうち、家族それぞれが隠していた感情がほとばしる…。  若きレクター博士役を演じた『ハンニバル・ライジング』など、繊細にして深みのある演技力と、その美形ぶりで日本でもファンの多い俳優ギャスパー・ウリエル。若き天才、グザヴィエ・ドラン監督とタッグを組み、第66回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した新作『たかが世界の終わり』について熱く語ってくれた。 「グザヴィエの作品はデビュー作からどれもオンタイムで見てきたよ。瞬く間に頭角を現して、フランスでも一つの現象として注目されている。彼と彼の作品はよく似ているね。妥協することがないし、衝動的。現場で次々とアイデアが沸いて、役者がセリフを言っている最中に新たな指示を出すこともあるんだ(笑)」  音楽へのこだわりも独特。 「今回の『恋のマイアヒ』のようにね(笑)。意外に思える選曲だけどああいうのがドラン流。ストーリーからちょっと逸脱して、キッチュな効果を楽しめるんだ。彼の脚本にはト書きでここでどんな音楽を使うか指定されていることが多い。撮影中にイメージに近い既存の曲を流すものだから録音技師はカッカするし、後から“これっぽい曲を作って”と音楽担当に注文するから作曲家にとってはつらいね(笑)」  そんな型破りの天才から全幅の信頼を寄せられたギャスパー。 「相手の演技を受け、沈黙で語る役柄。ルイがこの家族とどんな経験を共有したのか自分なりにイメージしながら演じた。皆にとって他人事じゃないテーマだからきっと共感する部分があると思うよ」

格闘家イケメンファイル Vol.66 暴走ハリケーン 塚越仁志(つかこし・ひとし)

『スプリング、ハズ、カム』で映画初主演 柳家喬太郎

2017.02.13Vol.684インタビュー
今、最も勢いがあり、最も忙しい落語家・柳家喬太郎。古典から新作まで、変幻自在なその話芸は、落語通のご隠居をうならせ、落語を知らない若者までも引き付ける。そんな喬太郎が、フツーのおじさん役で映画初主演。娘役の石井杏奈とシャイな父親が織りなす、心がほっこりと温かくなる作品だ。

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