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日枝神社のご紹介

日枝神社
出典:日枝神社公式

東京都千代田区永田町に鎮座する日枝神社は、文明10年(1478年)に太田道灌が江戸城内に川越山王社を勧請したことに始まります。天正18年(1590年)の徳川家康の江戸入府以来、将軍家の「城内鎮守の社」「徳川歴代の産神」として厚く崇敬され続けている由緒正しい神社です。

現在でも皇城の鎮守として日本の中心を護る格式の高い神社とされており、特に神の使いである「神猿(まさる)」の御利益により、安産祈願や縁結び、厄除けの御利益のある神社として全国から多くの参拝者が訪れています。

Index目次

徳川将軍家の安産守護神としての歴史的格式

日枝神社の安産祈願における最大の特徴は、その歴史的格式の高さにあります。江戸時代を通じて徳川将軍家の産神として崇敬され、歴代将軍の世継ぎや子女の参拝が絶えることがありませんでした。三代将軍家光は「我誕生所之霊神」として特に厚い信仰を寄せ、明治天皇御即位時には勅使奉幣が行われました。

また、宮妃御懐妊の際は御安産の御祈祷が修されるなど、皇室との深いつながりも持っています。このような皇室・将軍家による長年にわたる安産祈願の歴史が、現在でも多くの妊婦の方が日枝神社を選ぶ理由の一つとなっています。特に江戸時代には将軍家の安産を護った実績があることから、「格式の高い神社で安産祈願を受けたい」という方にとって理想的な選択肢となっています。

神の使い「神猿(まさる)」の特別な安産御利益

日枝神社の安産祈願で特に注目されるのが、神の使いである「神猿(まさる)」の存在です。本殿向かって左側には子供を抱いた母親の神猿、右側には父親の神猿が置かれており、これらの神猿像を撫でて安産を祈願する参拝者が後を絶ちません。猿は群れを大切にし、子宝に恵まれ安産であることから「家内安全」「子授け」「安産」の御利益があるとされています。

「さる」という言葉が「魔が去る」に通じることから厄除けの意味があり、「まさる」の語呂から「何事にも優る・勝る」として商売繁昌や良縁の御利益もあるとされています。また、「猿」が「えん」と読めることから「縁」に通じ、良縁縁結びの象徴としても親しまれており、安産祈願と縁結びの両方の御利益を求める方に多く親しまれています。

実際に参拝された方の体験談では、「夫婦の神猿像を撫でることで、夫婦円満と安産の両方を願うことができた」「猿の多産安産の性質にあやかって、無事に出産できた」といった声が多く聞かれます。

年間を通じた祭典と山王祭の魅力

日枝神社では年間を通じて30以上の祭典・行事が行われており、その中でも特に有名なのが隔年で開催される山王祭です。山王祭は江戸三大祭の筆頭として、さらに京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本三大祭に数えられる格式の高いお祭りです。江戸時代には「天下祭」と称され、将軍の上覧を許された唯一の祭礼として、神輿の城内渡御が106回も行われました。

現在でも隔年の本祭では300mの神幸行列が東京都心を練り歩き、高層ビルが立ち並ぶ中を王朝衣装の人々が練り歩く姿は、現代と古の時が交錯する光景として国内外からの観光客が訪れます。安産祈願で訪れた際に山王祭の時期と重なれば、江戸時代から続く伝統の祭礼を体験することができ、より一層特別な思い出となることでしょう。

お守りと授与品の豊富なラインナップ

日枝神社では安産に関連する様々なお守りや授与品を取り扱っています。特に人気なのは「こざる守」や「まさる守」といった神猿をモチーフにした可愛らしいお守りで、にっこり笑顔のおサルさんが愛らしく、持っているだけで楽しい気持ちになると評判です。

神猿みくじは7色の神猿守のいずれかが入っており、色によってさまざまな御利益があります。紫は除災招福、青は職運隆昌、緑は延命長寿など、安産以外の御利益も含まれているため、家族みんなで楽しめる授与品となっています。

腹帯については、神社での購入も持参でのお祓いも可能で、特に戌の日祭に特別安産の祈願を込めた腹帯は非常に人気があります。また、安産絵馬は犬の絵が描かれた可愛らしいデザインで、初穂料によってミニサイズから通常サイズまで選ぶことができます。

日枝神社の口コミ

tomo .k tomo .k 1 週間前
本殿までは何ヶ所かアクセス出来る道がある。
溜池山王近くからはエレベーターが設置されており、楽に本殿まで到達出来る。
由緒は古く1400年代まで遡るとの事。
しかし本殿は空襲でなくなったが、昭和33年に10年の歳月をかけて再建。
境内にある山王稲荷神社は江戸初期から残る唯一の建物である。
quni quni 2 週間前
日枝神社は、もともとは江戸城内にあったそうで、縁結び・良縁・安産・厄除け・仕事運・商売繁盛などと多岐にわたるご利益がある格式高い神社です。
都心ど真ん中に位置していますので、アクセスはかなり良好です。駐車場もありますので車でも電車でもストレスなく参拝する事ができます。(現在工事中のエリアあり)
日枝神社の神使は神猿(まさる)と呼ばれるおサルさんで、父猿を撫でると「まさる」(勝る)のご利益で商売繁盛や厄難消除、母猿を撫でると子宝・安産・家内安全のご利益があるとも言われていますので、参拝された際はおサルさんを撫でてみて下さい🐵
また、御守袋もおサルさんがモチーフになっていてとても可愛いらしくて人気です。
Jun I Jun I 2 週間前
赤坂の中心にありながら、境内はとても落ち着いていて心が安らぎます。参道の階段やエスカレーターを上がると立派な鳥居が迎えてくれて、都会の喧騒から一気に別世界に入ったような感覚になります。社殿は鮮やかで美しく、結婚式に遭遇できることもあり特別な雰囲気。ビジネス街の中にあるので仕事の合間に参拝する方も多く、アクセスの良さも魅力です。格式の高さと親しみやすさを兼ね備えた素敵な神社です。
おちです おちです 1 か月前
永田町での出張中、時間が少し空いたので日枝神社に立ち寄ってみました(*^^*)

オフィス街の中にあるとは思えないほど静かで、ふっと気がゆるむような空間でした♪

まず目に飛び込んできたのが、立派な大鳥居!都会の真ん中にあんな堂々とした鳥居があることにビックリ(゚д゚)!
さらに境内に進むと、朱色の鳥居がずらっと並ぶ稲荷参道があって、思わず立ち止まって見入ってしまいました!
あの雰囲気、写真じゃ伝わらない迫力があります。
海外の方も熱心に写真に収めていました!

わずかな時間でしたが、すごく落ち着いた気持ちになれました♪
また近くに来たときは、もう少しゆっくり参拝してみたいです(^^)
Y I Y I 2 か月前
〜謙虚な心を授けて頂くおみくじ、都心に佇む歴史ある神社〜

赤坂日枝神社は、鎌倉時代から続く、歴史ある神社です。1659年に現在の赤坂・永田町の地に移され、社殿は1945年の空襲で焼失しましたが、1958年に再建されたとの事です。アクセスも良好で、赤坂駅・溜池山王・赤坂見附などから徒歩5分以内、エスカレーター付き西参道が整備されているため、とても参拝しやすいです。

こちらの神社は、厄除け、縁結び、商売繁盛、仕事運、安産子宝など様々なご利益があり、本殿以外にも左右に商売繁盛と安産子宝の「神猿(まさる)」像や稲荷神社もあります。

御守りやお札も種類豊富で、最近はインバウンドの観光客も多く、英語を流暢に話す神子さんが多いです。七五三・お宮参り・結婚式など伝統行事の場としても親しまれており、家族連れで写真を撮る姿もよく見かけます。

宝物殿には徳川家ゆかりの国宝などが収蔵されており、歴史好きの方も多く訪れます。

私が最初に訪れたのは、勤め先でよくない事が続いた時に、会社のみんなで厄除けに訪れました。その後、みんなのがんばりで、道が開け、そのご利益に感謝したのを覚えています。今でも定期的に参拝させて頂き、その度におみくじを引いて、そこに書かれた謙虚に生きるべしというメッセージに心を落ち着かせて頂いてます。

都心の真ん中で心を落ち着かす事のできる日枝神社、お近くにお越しの際は是非立ち寄ってみて下さい。

最近は式場、レストラン、カフェがリニューアルされたので、参拝後にこちらで一息つくのが良いかなと思います。

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日枝神社の基本情報

  • 住所東京都千代田区永田町2丁目10番5号
  • アクセス
    • 千代田線「赤坂駅」より徒歩3分
    • 南北線・銀座線「溜池山王駅」より徒歩3分
    • 千代田線「国会議事堂前駅」より徒歩5分
    • 銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」より徒歩8分
  • 駐車場あり
  • URLhttps://www.hiejinja.net/
  • 電話番号03-3581-2471
  • 開・閉堂時間
    9:00~16:00
    • ※神社行事により休館日が変更になる場合があります
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