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3度目の防衛果たしたゴンナパーがK-1王者・林健太に挑戦アピール【6・28 Krush.113】

2020.06.29 Vol.Web Original

篠原悠人に判定勝ち。1年半ぶりのリベンジにも成功

「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)のメインで行われたライト級タイトルマッチで王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が挑戦者・篠原悠人(DURGA)を破り、3度目の防衛に成功した。

 2人は2018年12月に行われたK-1大阪大会で対戦し、篠原が1R25秒でKO勝ちを収めており、ゴンナパーは1年半ぶりのリベンジも果たした。

 試合は1Rからゴンナパーがプレッシャーをかけ得意の左ミドルを放っていく。篠原はそれに左ストレートを合わせていくが、ゴンナパーは下がらず前へ。篠原は右の三日月蹴り、踏み込んではボディーを交えた多彩なパンチのコンビネーションを見せるが決定打を放つことはできない。

 試合後、篠原が「1R目からもらい続けたらやばいなと思いながら戦っていた」と振り返ったゴンナパーの左ミドルはことのほか強烈。ガードする右腕に徐々にダメージがたまってしまい篠原のパンチの威力は半減。

ライト級王座挑戦の篠原が2階級制覇へ意欲【6・28 Krush.113】

2020.06.27 Vol.Web Original

2カ月越しのタイトル戦に闘志

「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)の前日計量が6月27日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 計量後には前日会見が行われ、メインで行われるライト級タイトルマッチに出場する王者・ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)と挑戦者の篠原悠人(DURGA)が静かに火花を散らした。

 2人は2018年12月に行われたK-1大阪大会の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」の1回戦で対戦し、篠原が1R25秒でKO勝利を収めている。ゴンナパーにとっては待ちに待ったリベンジマッチでもある。

 待ちに待ったといえば、この試合は当初、4月25日に行われる予定だったのだが、新型コロナウイルスの感染拡大予防による非常事態宣言等で試合が延期されていたことから篠原は「4月25日から延期になって、明日はやっとタイトルマッチができる。試合ができない期間もしっかり練習して仕上げてきたので、明日はKOで勝ってライト級のベルトを取りたい」と2カ月越しのタイトル戦に闘志を燃やした。

ゴンナパーが篠原とのリベンジ戦へ「今回は自信がある。100%勝つ」【6・28 Krush.113】

2020.06.12 Vol.Web Original

前回KO負けのリベンジ&3度目の防衛戦

「Krush.113」(6月28日、東京・新宿FACE)で篠原悠人(DURGA)を相手に3度目の防衛戦を行うKrushライト級王者・ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)が6月12日、公開練習を行った。

 ゴンナパーと篠原は2018年12月に行われたK-1大阪大会の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」の1回戦で対戦し、篠原が1R25秒でKO勝利を収めている。ゴンナパーにとっては待ちに待ったリベンジマッチでもある。

 この日は2分間のミット打ちを披露。強烈な左右のパンチ、前蹴りもまじえた破壊力抜群のキックはいつも通りで、新型コロナウイルスによる試合延期の影響を感じさせない動きを見せた。

 ゴンナパーはその篠原戦後、昨年3月の「K’FESTA.2」に出場しリュウ・ウェイ相手に勝利を収めたものの、タイで身内に不幸があったことから試合間隔が空き、今年1月の横山巧(リーブルロア)相手の復帰戦では、いつもの迫力に欠き、判定勝ちに終わっている。

「Krush」が6月に2大会の開催を発表。6・21にゴンナパーvs篠原、6・28に佐々木vs近藤のタイトル戦

2020.05.22 Vol.Web Original

堀井翼vs金子大輝のカードが新たに決定

 K-1の中村拓己プロデューサーが5月22日、オンラインで会見を開き「Krush」の今後のスケジュールについて発表した。

 Krushは「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)を無観客試合で開催したものの、4月25日に開催予定だった「Krush.113」は5月30日に延期。しかしその後、緊急事態宣言が延長されたことから再び延期されていた。また5月9日に大阪で開催予定だった「Krush.114」も延期となっていた。

 この日の会見では「Krush.113」を当初「Krush.114」を開催予定だった6月21日に後楽園ホールで開催し、その1週間後の6月28日に「Krush.114」をスライド開催することとなった。

「Krush.113」では王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)に篠原悠人(DURGA)が挑戦するKrushライト級タイトルマッチが開催される。

 またいくつかのカードの追加と変更も発表。

 ライト級の堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)vs金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)、女子フライ級の壽美(NEXT LEVEL渋谷)vs NA☆NA(エスジム)、フェザー級の森坂陸(エスジム)vs勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の3カードが追加。

 バンタム級の玉川らいと(K-1ジム総本部チームペガサス)の対戦相手が嶋拓実(team ALL-WIN)に変更となった。

 堀井は今大会から所属がK-1ジム五反田チーム・キングスに変更。1階級下げてライト級での参戦となる。堀井、金子は1月大会に出場したもののともにKOで敗れており、再起をかけた一戦となる。

 もともと参戦予定だった里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)、瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)、中野滉太(POWER OF DREAM) 、瑠久(K-1 GYM横浜infinity)、西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)のカードは調整中。他のカードはそのまま行われることとなった。

篠原悠人がゴンナパーの王座に挑戦。「KOで勝ってK-1王者に挑戦したい」【4・25 Krush.113】

2020.02.14 Vol.Web Original

一昨年12月に篠原が1RKO勝ち

「Krush.113」(4月25日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が2月14日、都内で開催された。

 1月大会で2度目の防衛戦を行ったライト級王者・ゴンナパー・ウィラサクレックが篠原悠人を相手に早くも3度目の防衛戦に臨むこととなった。

 2人は一昨年12月の大阪大会で行われた「ライト級世界最強決定トーナメント」1回戦で対戦し、篠原が1RKO勝ちを収めている。

 ゴンナパーは身内の不幸があり、一時、タイに戻っていたため1年ほどのブランクがあったのだが、今年1月に横山巧を相手に2度目の防衛を果たし、復活。今回はリベンジとベルト防衛のかかった一戦となる。

 一方、篠原は元Krushスーパー・ライト級王者で2階級制覇のかかった試合となる。

 篠原は「一昨年のトーナメントでゴンナパー選手とやったが、再戦はすると思っていた。ついに来たかという感じ。再戦だが、僕は初対戦のつもりで挑みたい。今のK-1ではゴンナパー選手にKOで勝つことがタイトルマッチへ向け一番のアピールになると思うので、しっかりKOで勝ってKrush王者としてK-1のベルトに挑みたい」。

林健太が卜部功也の敵討ち。中国のジュー・シュアイと対戦【3・22 K-1】

2020.02.02 Vol.Web Original

ゴンナパーの「逃げてる」発言に猛反論

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第3弾カード発表会見が2月2日、都内で開催され、参戦が発表されていた武居由樹、江川優生、林健太の3王者のカードが発表された。

 ライト級王者の林健太は昨年、前王者・卜部功也にKO勝ちした中国のジュー・シュアイと対戦する。

 林は「“あのパーフェクトな功也君に勝って世界チャンピオンになった健太はすごいな”といろいろな人に言われたが、功也君がKOで負けてしまって3月の戦いが少しかすんでしまっているのではと思われているのが悔しかった。後輩としても功也君がKOで負けたのが悔しかった。“絶対に俺がやり返したろ”と思っていたので対戦が決まって楽しみ」と話した。

 相手の印象については「拳が硬そう。パンチがメインの戦い方だったので、僕とやれば打ち合いになると思うので楽しみ」とし、その対策として現在、ボクシングジムでジャブやステップといった基本的なことからパンチの技術を磨き直していることを明かした。このボクシング特訓を始めるきっかけについては「自分でも気持ちで殴っているだけで、基礎がなっていないというのは薄々気づいていたが、それに気づいてくれた方がジムを紹介してくださった」というのも林らしいといえば林らしい。

 そして「相手は気持ちが強そう。僕もパンチは上手ではないが、パンチが硬そうとか気持ちが強いと言われているので長所は全く同じだと思う」などと続けた。

 林は一昨年の大阪大会で行われた「ライト級世界最強決定トーナメント」に優勝し、年明けのK’FESTA.2で功也を破り、王座に就いた。しかしその前には現Krushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックに敗れており、そのリベンジについては折に触れて口にしてきた。

 そのゴンナパーは身内に不幸があった関係でしばらくタイに戻り、リングから離れていたのだが、Krushの1月大会で横山巧相手に王座を防衛し、復活を果たした。しかし一夜明け会見で「林が逃げている」と発言。この日の林の発言に注目が集まっていた。

ゴンナパーが横山に判定勝利で2度目の防衛。K-1王座への挑戦を表明【1・25 Krush】

2020.01.26 Vol.Web Original

序盤は横山がスピードでゴンナパーを翻弄

「Krush.110」(1月25日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushライト級タイトルマッチ」で王者ゴンナパー・ウィラサクレックが横山巧を破り、2度目の防衛に成功した。

 ゴンナパーのタイトル戦は2018年9月の大沢文也との初防衛戦以来。防衛期限は1年間となっているのだが、ゴンナパーが父の急死でタイに帰国していたことと、日本に戻って期限中にタイトル戦を行おうと思ったものの、そのタイミングでふさわしい挑戦者がいなかったことから特例的に王座を保持。この日のタイトル戦となった。

 対する横山は昨年、ライト級に転向し2戦2勝2KOと頭角を現し、この日のタイトル挑戦を勝ち取った。

 戦前、横山は「自分にはゴンナパーの倍のスピードがある」と発言。その言葉の通り、1R開始早々、一瞬のスピードで懐に飛び込むや左右のボディーフックを叩き込む。ゴンナパーがガードを固めてプレッシャーをかけるが、横山はスウェーとフットワークでゴンナパーの攻撃を受け流すとカウンターのパンチから連打を放つなどゴンナパーを翻弄する。

ゴンナパーが防衛戦で2連続KO勝ち中の横山を迎撃【1・25 Krush】

2019.12.06 Vol.Web Original

父の死を乗り越えゴンナパーが戦線復帰

 2020年の最初の大会となる「Krush.101」(2020年1月25日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が12月6日、都内で開催された。

 カード発表に先駆け、現在「K-1 KRUSH FIGHT」「K-1 KHAOS NIGHT」という名称で行われている大会を1月大会からかつての「Krush」「KHAOS」の名称に戻すことが発表された。

 当初、K-1も含めたイベントのつながりを強化した運営を目的としていたのだが、その目標については成果はあった半面、KrushやKHAOSのイベントのコンセプトや個性が薄くなり、K-1の下のイベントと取られるというデメリットも生じたことから以前の名称に戻すこととなったという。

 中村拓己K-1プロデューサーは「それぞれの原点に立ち返り、新たにブランディングしていく。K-1の下のイベントではなく、目指すはK-1と並ぶイベント。K-1とは違う魅力を発信し、違う世界観を作りファンに喜んでもらうイベントを作っていきたい」と改めて抱負を述べた。

 その名称変更の第一弾大会でライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックが横山巧を相手に2度目の防衛戦を行うこととなった。
 
 ゴンナパーは今年3月の「K’FESTA.2」以来の試合となる。ゴンナパーは日本在住なのだが、昨年12月の大阪大会の直前に父親が体調を崩したことから日本とタイを行き来する状態のなか大阪大会と3月のK’FESTA.2に出場。しかしその後、父親が亡くなったためタイに戻り家族を支える生活となっていた。その後、ゴンナパーから夏に「試合ができるようになった」と連絡があったことから防衛期限の9月30日までに防衛戦を組もうとしたものの、他のタイトルマッチとの兼ね合いとふさわしい挑戦者が他の試合が決まっていたことなどがあり、防衛期限を越えてしまったものの、タイトルはく奪といった処置は取らず、今回、改めて防衛戦という形となったという。

林健太がライト級世界最強決定トーナメント優勝【12・8 大阪K-1】

2018.12.09 Vol.Web Original

本命のゴンナパーが1回戦で篠原に秒殺KO負け
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で行われた「ライト級世界最強決定トーナメント」の決勝で林健太が大沢文也を破り、優勝を果たした。

 トーナメントには当初、同級王者の卜部功也も出場の予定だったが、練習中のケガで欠場。

 対抗馬と目されていたゴンナパー・ウィラサクレックを誰が倒すのか、というところに焦点が移っていたが、そのゴンナパーを1回戦で篠原悠人がわずか1R25秒、KOで下すというドラマチックな展開となった。ほぼノーダメージで最大の難関をクリアした篠原が一気に有利な展開となったが、篠原は準決勝で林をパンチの連打で追い込むも、林が逆に2度のダウンを奪い逆転勝利を収め、決勝に駒を進めた。

卜部功也らが出場「ライト級世界最強決定トーナメント」開催【12・8 K-1大阪】

2018.10.19 Vol.Web Original

林「この階級で外国人と正面から殴り合って興奮する試合ができるのは自分だけ」
 新生K-1初の大阪大会となる「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の第2弾カード発表会見が10月19日、東京都内で開催された。

 13日には大阪で第1弾カード発表会見が行われ、王者・武尊に皇治が挑戦するスーパー・フェザー級タイトルマッチ、スーパーファイトの山崎秀晃vs安保瑠輝也、安保璃紅vs朝久泰央などが発表されている。

 この日の会見では「ライト級世界最強決定トーナメント」の開催が発表された。

 出場選手は現同級王者の卜部功也、Krushスーパー・ライト級王者の篠原悠人、大沢文也、林健太、Krushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック、ニコラス・ギャフィー、インディゴ・ボイド、リュウ・ウェイの8人。

 1回戦は①林vsギャフィー、②篠原vsゴンナパー、③卜部vsボイド、④大沢vsウェイで行われ、①と②の勝者、③と④の勝者が準決勝を戦い、それぞれの勝者で決勝を戦う。リザーブファイトとして恭士郎vs川﨑真一朗戦が行われる。

 会見には卜部ら日本人選手4人とゴンナパーが登壇した。

 第1試合に出場する林は「この階級で外国人と正面から殴り合って興奮する試合ができるのは自分だけだと思っているので、1試合目から興奮するような試合をしたい。興奮させるだけじゃダメなんで、そのうえでしっかり勝ちたい」と話した。

 相手のギャフィーは22歳にして50戦45勝(13KO)5敗のキャリアを誇るスペインの若き実力者。主催者を通じて「林健太との1回戦は観客が求めているようなタフでエキサイティングな試合になると思うが、自分は勝つことしか考えていない」などとコメントした。

ゴンナパーが初防衛。ピケオーは4度目の防衛を果たし、木村〝フィリップ〟ミノルとの対戦を要求【Krush 9・30】

2018.10.01 Vol.web original

「Krush.93」が9月30日、東京・後楽園ホールで開催、2つのタイトルマッチが行われた。
 ダブルメインイベント第2試合は、王者ゴンナパー・ウィラサクレックに、大沢文也が挑戦。

 大沢は1Rの最初から積極的に前に飛び出し、ゴンナパーに圧力をかける。ゴンナパーも右のフックなど反撃するも、どちらも決め手がないまま2Rへ。ゴンナパーは左のローを執拗に蹴り続け、大沢の動きを徐々に封じていく。気持ちで戦う大沢だが、後ろに下がることが多くなる。3Rでもゴンナパーはローを蹴り続け、左のストレート、右のフックと手数を増やし大沢がスリップする場面も。大沢は起死回生の右のアッパーを狙うもゴンナパーを倒すほどのクリーンヒットにはならず、判定でゴンナパーが勝利した。

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