SearchSearch

復帰戦のMIOが課題の残る判定勝ち【9・15 SB】

2018.09.16 Vol.Web Original

KO勝ち宣言も3-0の判定勝利
「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)で復帰戦に臨んだMIOはフルコンタクト空手で多数の入賞経験を持つ女子高生キックボクサーの山口遥花と対戦。3-0の判定で勝利を収めた。

 前日の会見で早い回でのKO勝ちを宣言したMIOだったが、1Rからアグレッシブに攻撃を仕掛ける山口に顔色が変わる。左フックが相打ちになるなど、ともに激しく打ち合う。2Rに入ると体格で勝る山口はプレッシャーをかけて距離を詰めてはフック、ミドルを放つ。しかしMIOはそこで組み付いて前方への投げでシュートポイント1を奪う。

西岡蓮太と笠原弘希が初戴冠、深田一樹は2階級制覇達成【9・15 SB】

2018.09.16 Vol.Web Original

西岡が7Rに渡る死闘を制する
「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)で三大タイトルマッチが行われた。

 前SB日本スーパーフェザー級王者の村田聖明と西岡蓮太によって行われたSB日本ライト級(62.5kg)王座決定戦は5Rの本戦が終わった時点でジャッジ3者とも50-50のドロー。無際限延長ラウンドに突入し、延長2R目で西岡が2-0の判定で村田を振り切り初の王座を獲得した。

海人が延長戦の末、タイの現役王者に判定負け【9・15 SB】

2018.09.16 Vol.Web Original

0-2で判定負け。連勝が9でストップ
「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)のメーンでSB日本スーパーライト級王者の海人がタイのチャムアトーン・ファイタームエタイと対戦。延長にもつれ込む熱戦を繰り広げたものの2-0の判定で敗れ、連勝が9でストップした。

 チャムアトーンは現ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者で元ルンピニースタジアム認定スーパーライト級王者という強豪。

 試合は序盤からチャムアトーンがプレッシャーをかけ、重い左のミドルに速いハイキック、そして鋭いヒジで海人を攻め立てる。海人もチャムアトーンのミドルの打ち終わりに右のローを合わせては、パンチを放つなど反撃。しかしチャムアトーンは距離が詰まると組み付いては首相撲の展開を制すると強烈なヒザを海人のボディーに叩き込んでいく。海人も苦しい体勢になりながらもヒザ、そしてヒジを放ち反撃。

 スコアがオープンされる3R終了時点ではジャッジ3者とも30-30と互角の勝負を繰り広げる。

今年最後の後楽園大会で三大タイトル戦【9・15 SB】

2018.09.14 Vol.Web Original

日本スーパーフェザー級王座を返上した村田が日本ライト級王座決定戦に出場
 今年最後の後楽園ホール大会となるシュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)で三大タイトルマッチが行われる。

 14日には前日計量が行われ、全選手がパス。タイトルマッチへ向けて順調な仕上がりを見せた。

 SB日本ライト級は村田聖明vs西岡蓮太の王座決定戦。

 SB日本スーパーフェザー級王座を返上し、2階級制覇に挑む村田は「去年に続きタイトルマッチをやらせてもらうのはありがたい。西岡選手と面白い試合をして会場を盛り上げたうえでチャンピオンになりたい」、初めてのタイトル戦に臨む西岡も「簡単に勝てる相手ではないのは分かっているが、明日は一瞬も目が離せないような緊張感のある試合をして、最後は自分が勝ってリングに立っていたい」とそれぞれタイトルマッチへの思いを口にした。

復帰戦のMIOが早期KO宣言【9・15 SB】

2018.09.14 Vol.Web Original

「11月のS-cupでイリアーナ選手と戦いたい」
 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)で復帰戦に臨むSB日本女子ミニマム級王者のMIOが14日、KO決着を宣言した。

 MIOは7月の「Girls S-cup ~48㎏世界トーナメント2018~」の決勝でイリアーナ・バレンティーノに敗れて以来の試合で、フルコンタクト空手で多数の入賞経験を持つ女子高生キックボクサーの山口遥花と対戦する。

 この日行われた前日計量はともにパス。その後に行われた会見でMIOは「打倒イリアーナを見据えている。今回はこの試合を受けた山口選手に必ず後悔してもらう。11月に両国であるS-cupで試合をしたいし、やるからにはチャンピオンのイリアーナ選手とやりたいと思っているので、その権利を得るためにも、山口選手には申し訳ないが、早いラウンドで終わらせたい」と早期KOを宣言した。

海人が相手の「ヒジ勝負で」の誘いをさらりとかわす【9・15 SB】

2018.09.14 Vol.Web Original

ラジャダムナンの現役王者と対戦
 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が14日、東京都内で開催された。計量は全選手がパスした。

 今大会もメーンを務めるSB日本スーパーライト級王者の海人はタイのチャムアトーン・ファイタームエタイと対戦する。

 チャムアトーンはムエタイ最高峰の二大殿堂ラジャダムナンスタジアムでは現在ベルトを保持し、ルンピニースタジアムでも元スーパーライト級王者というキャリアを誇る強豪。日本でも2017年8月には元日本ライト級王者・石井達也を1R秒殺KOで下し、今年8月に行われたラジャダムナンスタジアム認定興行では判定決着ではあったが高橋幸光を圧倒し勝利を収めている。

 シュートボクシング協会のシーザー武志会長も「海人にとっては今までで一番の強敵。その反面、海人だったらやってくれるのではないかと思っている」と話す難敵。強烈なヒジ打ちもあることから海人とのヒジ対決に注目が集まっている。

“打倒天心”に燃える内藤大樹がキックトーナメント参戦を希望【8・12 RIZIN.12】

2018.08.13 Vol.Web Original

内藤大樹が般若HASHIMOTOに2RTKO勝ち
「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)でシュートボクシング(SB)の前スーパーバンタム級王者・内藤大樹が般若HASHIMOTOを2R1分53秒、TKOで下しRIZINデビューを飾った。

 内藤は1Rから厳しいローにミドルで般若を追い込んでいく。しかしラウンド終盤、左フックから右ミドルを放つところに右フックを合わせられ、まさかのダウンを喫してしまう。

プロレスラーの奥田啓介が参戦。坂本優起と対戦【9・15 SB】

2018.08.01 Vol.Web Original

迎え撃つ坂本は王座奪還へ負けられない一戦
 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)にプロレスラーの奥田啓介が参戦することが発表された。前SB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起と対戦する

 奥田は空手、レスリングをベースに持つファイター。レスリングでは「世界学生選手権」の84kg級でベスト8の実績を残している。アントニオ猪木率いるIGFのリングでプロデビューし喧嘩ファイトで数々の激闘を繰り広げてきたが、プロレスラーの強さを証明すべく、MMA、あらゆる攻撃が許されている“地上で最も過激な格闘技”ラウェイの試合にも出場。今回はSBにその標的を向けてきた格好だ。

 奥田を迎え撃つ坂本は昨年2月、北斗拳太郎に敗れてSB日本スーパーウェルター級王座を失い、昨年9月と12月には向柏榮(パク・ウィング・ヒョング)に連敗を喫するなど低迷したが、今年3月の浅草大会で復活、王座奪還に向けて再始動した。規格外のパワーを誇る奥田を相手に、前王者の坂本はSBの怖さを見せることができるのか…。

 また、今大会では「SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント」の準決勝2試合、「植山征紀vs伏見和之」、「川上叶vs笠原友希」が行われる。勝者は「S-cup 2018」(11月18日、東京・両国国技館)で開催される決勝に駒を進める。

シュートボクシングのエース・海人が緊急参戦【7・29 RIZIN.11】

2018.07.28 Vol.Web Original

2017年「J-NETライト級新人王」ウザ強ヨシヤと対戦
 シュートボクシング(SB)日本スーパーライト級王者の海人が「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に急きょ参戦することとなった。

 キックルールで2017年の「J-NETライト級新人王」ウザ強ヨシヤと対戦する。ヨシヤはプロ戦績5戦 4勝1分。

 この試合は「中井りんvs杉山しずか」戦が中井の欠場で消滅したことから代替カードとして急きょ決まったもの。海人は2日前、ヨシヤは前日のオファーを快諾。試合が実現した。

 高田延彦RIZIN統括本部長は急きょのオファーにも関わらず試合をする2人を称えたうえで「この日一番いい試合をするくらいの気持ちでやってください。いっちゃおうぜ!」と2人に檄を飛ばした。

イリアーナが日本人選手3タテでトーナメント優勝【7・6 Girls S-cup】

2018.07.07 Vol.Web Original

決勝はイリアーナvs MIO
 シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018」(7月6日、東京・TDCホール)で行われた「48kg世界トーナメント」でイタリアのムエタイ王者イリアーナ・ヴァレンティーノが優勝した。

 決勝は優勝候補のMIOと対戦。1RはMIOがプレッシャーをかけ、イリアーナがサークリング。ともに相手の出方をうかがう慎重な展開となる。MIOが首投げを仕掛けるがこれはノーポイント。2Rもイリアーナの左ミドルにMIOが右フックを合わせると、今度はイリアーナがMIOの右ミドルにパンチを合わせるなどともに相手に主導権は渡さない。

 ジャッジの難しいラウンドが続き迎えた最終ラウンド。イリアーナは果敢に前に出てパンチをまとめるがMIOは試合後に日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長が「3Rに行き切れなかった、悪いクセが出た」と振り返ったように攻め切れず、試合は判定に。

 ジャッジ2人が30-29でイリアーナを支持。2-0でイリアーナが勝利を収めた。

RENAが復帰戦飾るも「このままではリベンジは不可能」【7・6 Girls S-cup】

2018.07.07 Vol.Web Original

フロントチョーク、三角絞めに大ピンチ
 シュートボクシング(SB)の年に一度の女子の祭典「Girls S-cup 2018」(7月6日、東京・TDCホール)でSBの女王RENAが昨年大晦日に浅倉カンナに敗れて以来の復帰戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。

 RENAは7月29日に「RIZIN.11」で浅倉と再戦が決定。7月に総合格闘技(MMA)ルール2連戦という前代未聞の状態。この日はブラジルのエレイン“パンテラ”リアルと対戦した。

 リアルは前日計量で1.0キロオーバーでイエローカード1枚からのスタートとなった。

 RENAは1R早々に、フロントチョーク、下からの三角絞めであわや一本負けのピンチを迎える。ここは技をかけられたまま、リフトし顔面を踏みつけるといった常識外れの方法で脱出を図るが、ならばとリアルは足関節に移行。グラウンドでRENAを翻弄する。

Copyrighted Image