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渋谷スクランブルスクエアに「元氣ツリー」登場! 街にエネルギーを発信

2020.11.26 Vol.Web Original

 渋谷のランドマークのひとつ、渋谷スクランブルスクエアにもクリスマスシーズンが到来した。26日、クリスマスフェア「SCRAMBLE CHRISTMAS(スクランブル・クリスマス)」がスタート。それとともに、7階のイベントスペース「L×7(エル バイ セブン)」にクリスマスツリーが登場した。

 登場したのは「元氣ツリー(元樹)」。一般的なツリーからはずいぶんとかけ離れた素材、かつカラフルなもので、ゆらゆらと揺れている。フリンジ素材を採用し、カラフルな無数の糸が重なりあって形作られている。その一本一本の糸は一人ひとりの個性を表現しているという。ダイバーシティを掲げて前進している渋谷ならではのツリーだ。

 このツリーはもちろん、クリスマスフェア期間中は、山本寛斎事務所が館内全体の装飾をプロデュースしている。

 12月中旬からは「元氣マスク」プロジェクトも開始。色が持つエネルギーがクリスマスの渋谷に広がることを願って、同事務所が監修するオリジナルマスクを制作、数量限定で販売する。マスクの売り上げの一部は渋谷区に寄付され、渋谷の街全体の活性化のために使用される。

 12月25日まで。
 

超ダイバーシティ芸術祭が初のオンラインイベントを開催

2020.09.21 Vol.Web original

 障害、性別、言語、国籍などを超えたパフォーミングアーツの祭典「True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭−世界はいろいろだから面白い−」が、9月26日より初のオンラインイベントを開催する。「THIS IS HIP-HOP」をテーマに、障害のあるアーティストやラッパー、ストリートダンサーなど世界中で活躍する多様なアーティストが集結して国境を越えたパフォーマンスを披露する。

 「True Colors Festival −超ダイバーシティ芸術祭−」は多様性が溢れ、人々が支え合う社会になることを目指して昨年9月からスタートしたイベント。新型コロナウィルスの感染拡大で今年4月以降のイベントが中止になる中、6月にはコロナ禍で「不安を抱えている人に寄り添うことの大切さ」を発信するため、15の国と地域から46名の障害のあるアーティストが参加し、ミュージックビデオ「Stand By Me」を発表。視聴回数が61万回を超えるなど反響を呼んだ。

『超福祉展』を主催する須藤シンジが描く 「“心のバリア”をクリエイティブに破壊する」ということ

2020.09.17 Vol.Web Original

 “人生を楽しむためのヒントをシェアするプログラム”をテーマに、毎回さまざまな業種や職種、文化・芸術・スポーツなど、幅広い分野で活躍している方をゲストに迎えて、クロストークを展開するTBSラジオ「Be Style(ビースタイル)」。今回の放送は、MCを務める要潤さんとともに、『超福祉展』の仕掛け人であり、NPO法人ピープルデザイン研究所代表理事の須藤シンジさんが登場。心のバリアをクリエイティブに壊す、その想いを語った。

アトレ竹芝に日本初のダイバーシティ体感ミュージアムがオープン!

2020.08.23 Vol.Web original

 暗闇や音のない世界を通じて視覚障害者や聴覚障害者の日常を体感できる体験型ミュージアム「ダイアログ・ミュージアム“対話の森”」が23日、東京・アトレ竹芝内にオープンした。

 同ミュージアムは、ドイツ発祥の真っ暗闇のエンターテイメントとして知られる「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と、静けさの中で聴覚障害者とともに表情やボディーランゲージでコミュニケーションを楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」の2つのプログラムを楽しむソーシャルエンターテインメント。常設店としては日本初となる。

環境について考える「アースデイ東京」、18・19日オンラインで開催【週末のおうち時間】

2020.04.18 Vol.Web Original

 50周年を迎える世界的環境フェス「アースデイ」の東京版「アースデイ東京」が18、19日の2日間、オンラインで開催される。毎年10万人以上の来場者を迎えるアースデイ東京だが、通算20回目となる今年はすべてのコンテンツをオンラインのみで配信する。

障害に「言い訳なし、限界なし!」超ダイバーシティ芸術祭が渋谷で開幕

2019.09.11 Vol.Web original

 障害、性別、言語、国籍などを超えたパフォーミングアーツの祭典「True Colors Festival −超ダイバーシティ芸術祭−」が10日開幕し、オープニングイベント「True Colors DANCE −No Limits−」が東京・渋谷で行われた。障害者8人組による国際ダンスグループ「イルアビリティーズ」も登場し、会場を盛り上げた。

「True Colors Festival −超ダイバーシティ芸術祭−」は、あらゆる多様性が溢れ、人々が支え合う社会の実現を目指して2019年9月〜2020年7月まで開催されるプロジェクト。約1年を通して、ダンス、ミュージック、演劇、ファッションショーなど多彩なパフォーマンスを披露する。第一弾となる「True Colors DANCE −No Limits−」では、カナダを拠点に世界各地で公演を行う障害者8人組ブレイブダンスグループ「イルアビリティーズ」が来日し、日本のトップダンサーとのダンスバトルが行われた。

小池百合子氏が都知事選の政策発表「都民の都民による都民のための都政をしっかりと取り戻す」

2016.07.11 Vol.670

 舛添要一前東京都知事の辞職に伴う東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補を表明していた衆議院議員の小池百合子氏が11日、都庁で会見し、公約となる政策を発表した。

 小池氏は最初に「基本姿勢は『東京大改革宣言』」と切り出し、「都政の透明化」「オリンピック・パラリンピック関連予算。その運営の適正化」「行財政改革の推進」「身を切る改革――都知事の報酬の削減」「特区制度の徹底活用」の5つの柱を掲げた。

 その実現のために「新しい3つの東京を作っていく」とした。それは「セーフシティ」「ダイバーシティ」「スマートシティ」の3つ。

 セーフシティはより安心、安全な首都・東京を作るというもので、住宅や建造物の強靭化・耐震化、不燃化といった防災に関する政策。小池氏がかねてから推し進めている“無電柱化”も含まれる。また町会組織や商店街を「東京の財産」として、これらの機能を高め、有効に活用するための制度作りにも言及した。
 
 ダイバーシティは女性も男性も子どももシニアも障がい者のすべてが生き生きと生活して活躍できる都市・東京を作るということ。2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機に東京のユニバーサル化を図るという。また問題となっている待機児童については「限りなくゼロに近づけたい」ということで、空き家を利用した小規模保育所といった場所の確保はもとより、「保育士の待遇改善が問題」とし、その予算については「どんどん膨れ上がっていると聞いているオリンピック・パラリンピック予算をよく精査し、そのお金を都民のために使っていく。そのためにも予算の適正化を掲げた」と話した。また舛添氏が韓国人学校の用地にするために韓国政府に貸与する計画を進めていた市ヶ谷の都有地については「保育と高齢者施設を合体させたもの」を構想。ただしそれには国政において厚生労働省、文部科学省という縦割り行政の高い障壁があるのだが、「都民のニーズを優先し、縦割りを排していく。そのリーダーシップを握っていきたい」とした。

 スマートシティは世界に開かれた環境金融先進都市・東京を作っていくというもの。すでにいろいろな省エネ策が取られているが、それを東京都知事としてもう一度推進していく。また金融においては「現在、アジア№1の座はシンガポールなどに奪われている。それを取り戻すためには特区の活用が必要。特区は整っているのにやっていないだけ。それを強力なリーダーシップで進めていく」とした。

 小池氏は「企業・組織・個人といったみんなが参加し、“都民の都民による都民のための都政”をしっかりと取り戻し、一部の方々によって、いつどこで何が決まっているのか分からないといった状況を脱出して、透明性のある都政にしたい。都政への信頼回復こそ、いくつかある政策を実行する最大のエネルギーになる」と語った。

 また、この日正式に出馬を表明した増田寛也氏は東京の一極集中を批判してきたのだが、その増田氏が東京のトップを目指すということについては「これまでやって来られたことの真反対をしなくてはいけない。なかなか説明がつきにくのではないかと思う」としたうえで、一極集中については「確かに一極集中している。問題も多い。しかし東京は日本のエンジン。選択と集中という観点からは稼ぎどころの東京で、経済も住んでいる人も充実したものにしていくことによって日本全体が引っ張られるという形になる。しかし、ただただ貢ぐ都市になってしまう、またそうしてはいけないと思う」という見解を示した。
 舛添前知事が計画した虎ノ門のシャンゼリゼ構想や東京ブロードウェイ構想については「フランスから来た方が日本のシャンゼリゼ通りに行くとは思わない。インバウンドの方にはなんら魅力がない。“なんちゃって”になると思う。江戸の町をもう一度作るといったことならともかく、海外の物まねをする必然性は全くない。海外のものが素晴らしいと思うだけではなく、もっと東京や日本に自信を持って街づくりをすることで、インバウンドが増えてくると思う」と語った。

ゴールデンウイーク in TOKYO 話題の新施設は屋上に注目!

2012.04.23 Vol.549
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劇場型都市空間 ダイバーシティ東京


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ファッションテーマパーク 東急プラザ 表参道原宿

 大型連休を控え、都内で新商業施設が次々にオープンしている。18日に表参道と明治通りの交差点に東急プラザ 表参道原宿が、19日にお台場にダイバーシティ東京 プラザが開業。26日には、渋谷ヒカリエもオープンする。新たなランドマークの出現で東京が活気づいている。  各施設には、初上陸のアパレルブランドを始め、雑貨、フード、アミューズメントなどさまざまなテナントが入居しているが、注目は屋上の使い方。癒しの場として、またライフスタイルの一部として機能する空間が作られている。  ファッションテーマパークと銘打った、東急プラザ 表参道原宿の屋上は、「おもはらの森」。すり鉢状の広場で、樹木や50種類以上の野草が配された"都会の森"だ。「おもはらの森」には、カフェやレストランからもアクセスできるが、買い物客に限らず、誰でも利用できるパブリックな憩いの場になっている。  ガンダムが象徴的な複合施設ダイバーシティ東京。その商業施設部分の屋上には、都内最大級のレンタル農園「都会の農園」(http://www.city-farm.jp/)がオープンしている。普段の生活に農業を取り入れる人が増加するにつれて、都内にもさまざまなレンタル農園が生まれているが、東京湾、そしてフジテレビの社屋を真横にみながら、土を耕し、野菜を育み、収穫できるのはここだけだ。  所定の入会金と会費には、クラブハウス、共同の道具、水道、電気などの利用料金が含まれている。オプションで散水などのサポートもあるので、毎日に世話ができなくても農業を楽しめそうだ。  新施設をチェックするなら、屋上にも上ってみては? 新しい発見があるかも。

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