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広末涼子「かっこいい人が嫌いだったけど」ディーン・フジオカと岩田剛典の“顔面最強バディ”に感服

2022.05.12 Vol.web original

 

 映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』完成披露舞台挨拶が12日、都内にて行われ、ディーン・フジオカ、岩田剛典をはじめ豪華キャストと西谷弘監督が登壇。広末がディーンや岩田との共演を振り返った。

 世界的探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、ディーン・フジオカ演じる誉獅子雄(ほまれ・ししお)と、岩田剛典演じる若宮潤一(わかみや・じゅんいち)による名探偵バディが数々の難事件に挑む人気ドラマの劇場版。

 ドラマ放送時から、ディーンと岩田の美形コンビに“顔面最強バディ”との呼び声が上がっていたが、そんな呼び名にディーンは「誰が言ったんですか」、岩田は「おこがましいし照れ臭いです」と苦笑。

 ヒロイン役・新木優子が「岩田さんの笑顔はずるい。この笑顔があればみんなついてくる」と言えば、使用人役の椎名桔平が「2人ともフォルムからしてかっこいい。お仕えするかいがありました」。

 広末涼子は「小さいころ、かっこいい人が嫌いで。格好つけてるように見えて苦手だったんです。この2人が並んだら美しすぎてどうなんだろうと思っていたところがあったんですけど、映画を見たら、美しさはもちろんのこと、ディーンさんが感情を爆発させるシーンに鳥肌が立ってしまって。当たり前ですけど、美しいだけじゃない存在感をぶつけられた」と感服。

ディーン『シャーロック劇場版』は岩田剛典の「母性本能をくすぐる技術が進化した」

2022.05.12 Vol.web original

 映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』完成報告会が12日、都内にて行われ、ディーン・フジオカ、岩田剛典ら豪華キャストと西谷弘監督が登壇した。

 世界的探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、ディーン・フジオカ演じる誉獅子雄(ほまれ・ししお)と、岩田剛典演じる若宮潤一(わかみや・じゅんいち)による名探偵バディが数々の難事件に挑む人気ドラマの劇場版。

 天才的な探偵・誉獅子雄役ディーン・フジオカと、そのバディ若宮役の岩田剛典、江藤刑事役・佐々木蔵之介というドラマからのレギュラー陣に加え、劇場版では新木優子、広末涼子、村上虹郎、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平というオールスターが勢ぞろいした光景に、司会の笠井真輔アナウンサーも「普段それほどでなくても豪華キャストと言うことがあるんですが、今日は本当に豪華キャスト」と感嘆した。

山田涼介 アクション能力が高すぎて現場での扱いが雑に?『鋼の錬金術師 完結編』豪華共演陣絶賛

2022.04.21 Vol.web original

 映画『鋼の錬金術師 完結編』製作報告イベントが21日、都内にて行われ、主演・山田涼介らキャスト12名と曽利文彦監督が登壇。一同が、待望の完結編の撮影秘話を繰り広げた。

 荒川弘原作による同名人気コミックの実写化、待望の続編。前作に続き、Hey! Say! JUMPの山田涼介が、主人公で“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じる。

 山田が「(前作からの)4年間『鋼の錬金術師』への思いは僕の中で途切れることがなかったので、いつでも行けます、という感覚でした」とふりかえると、本田翼も「何のお変わりもなく(笑)。ブランクを感じさせない“エド”でした」と太鼓判。

 ディーン・フジオカが「山ちゃん(山田)は肩回りがパワーアップしましたよね、三頭筋とか」と言うと山田、ディーン、山本耕史らが筋肉トークで大盛り上がり。

 そんな筋肉派たちに、蓮佛美沙子が「現場の印象と聞かれると“筋トレ”になってしまう(笑)。待機中、スタジオの外に出ると“ウ~ッ、ウ~ッ”って誰かが筋トレしている声が聞こえてきた」と振り返り、本田も「分かります。お茶置き場にこんな大きなプロテインが置いてあって」と目を丸くし、笑いをさそった。

 筋肉以外で山田の成長を感じた点は?と聞かれたディーンは「前作のときは中性的な印象だったんですけど、今回、撮っているとき然り今日然り、すごく“男”になったなという感じ」。ところが本田が「“おとこ”~?」と首を傾げ、山田が「この人は現場でも僕のことをチビって…」。「でも“今日は”ちょっと背が高いですよね」とあっけらかんと返す本田に、山田は「いつもこんな感じで、役の関係値そのままでした」と苦笑した。

コロナ回復のディーン・フジオカ「まさに“油断した”。びっくりするくらいかかるときはかかる」

2022.02.06 Vol.web original

 

 公開中の映画『Pure Japanese』の舞台挨拶が6日、都内にて行われ、主演のディーン・フジオカと共演の蒔田彩珠、松永大司監督が登壇。新型コロナウイルス感染症から回復したディーンが、早くも次回作の構想で監督と盛り上がった。

 冒頭、ディーンは「私事ながらコロナに感染し寝込んでおりました」と初日の舞台挨拶を欠席したことを謝罪すると、松永監督も「実は僕も感染し、ほぼ同じタイミングで療養していました」と明かし会場もビックリ。

 その間、映画の反応をチェックしていたと監督が言うと、ディーンは「こんなにダイナミックに意見が分かれる作品をあまり見たことがない。この映画は見た人が“オーディエンス”というより“ユーザー”のように意見を述べてくれる」と賛否両論に感謝。

 松永監督が「アクションの前に必ず、ディーンさんが1人、雄たけびを上げながら体を追い込む時間があって、それをみんなが黙って待っていた」と、製作を務めながら主演としてアクションにも手を抜かないディーンに舌を巻くと、ディーンは「今思うと狂気だったよね」と苦笑。

 一方、蒔田について監督は「ディーンさんとはタイプの違う天才。でも普通の女の子な一面もあって、主人公に抱きかかえられるシリアスなシーンの後に“ディーンさんにお姫様だっこされた”と喜んでいた」と明かし、会場の笑いをさそった。

ディーン・フジオカ 主演4月新ドラマで岸井ゆきの、ユースケ・サンタマリアと科学犯罪捜査チーム結成

2022.02.02 Vol.web original

 4月スタートの日本テレビ系・新土曜ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」のキャストが発表。主演にディーン・フジオカ、共演に岸井ゆきの、ユースケ・サンタマリアら。

 最愛の妻を亡くした警察官僚・小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)が、科学犯罪対策室を創設。アドバイザーとして科学界を離れた天才科学者・最上友紀子(岸井ゆきの)を迎え、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。監督は「海猿 ウミザル」、「MOZU」シリーズの羽住英一郎。

 主人公の捜査官・小比類巻を演じるディーン・フジオカは「羽住監督の“日本語圏内外を問わず、より多くの方々に楽しんでいただける新しい日本のコンテンツの形を作る”という高い志にご一緒できることを光栄に思います」と意気込みのコメント。

 また、岸井やユースケ・サンタマリアとの共演にも「ゆきのちゃんとは何度か共演させていただいています。2018年の『モンテ・クリスト伯』での共演が印象深かったです。撮影現場でよく人狼ゲームをして、クランクアップの日まで盛り上がりました」、「ユースケさんとは同じ作品に出演させて頂いたことはあるのですが、現場でご一緒したことがないので一方的な印象になってしまいますが、ベテラン刑事の長谷部役をユースケさんが演じられることで、最上との3人の関係がより物語を軽快に進めていくだろうと思います」と共演を楽しみにしている様子。

 ちなみに、小比類巻たちが挑む不思議な事件にちなみ「超常現象や都市伝説は信じますか?」との質問には「半分半分ですかね。嘘だと思ったら本当だったり、本当だと思ったらウソだったりあると思うので」とのこと。

ディーン・フジオカの筋肉を目の当たりにした坂口征夫「くやしくて筋トレしました」

2022.01.12 Vol.web original

 

 映画『Pure Japanese』の舞台挨拶が12日、都内にて行われ、ディーン・フジオカをはじめキャストと松永大司監督が登壇。敵役を演じたDDTプロレスリングプロレスラーの坂口征夫が格闘家ばりのディーンの肉体に「くやしい」と本音を漏らした。

 ディーン・フジオカの初企画・プロデュース・主演作品。過去のトラウマを抱えながらアクション俳優として生きる、主人公の二面性を描く、狂気のバイオレンス・アクション・ムービー。

 ディーンは本作で企画・製作・主演の3役を務め、劇中では坂口が演じる裏組織のボスと壮絶なアクションを繰り広げる。

 ヒロイン役・蒔田彩珠が「まっすぐに作品と向き合っている姿が本当にかっこよかったです」と言えば、坂口も「ディーンさんと最初にお会いしたときにただならぬ決意を感じました。この人、すげえサムライだな、と。そのサムライに負けないようアクションに挑ませていただきました」と感嘆。

 そんな坂口にディーンも「普段はアクションではケガしないよう、もう1歩伸ばせるところも引くんですが、坂口さんが“本当に当ててくれ”と。肉体やたたずまいを見るとこれなら大丈夫という説得力があり、普段できないようなアクションもやらせていただいた」と感謝。

 そこに松永監督が「坂口さん、ディーンさんの筋肉を見て、東京に戻ってから筋トレしたんですよね」と水を向けると、坂口は「くやしくなって、ちょっと筋トレをしました」と明かし会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者はディーン・フジオカ、蒔田彩珠、坂口征夫、松永大司監督。

 映画『Pure Japanese』は1月28日より公開。

「ディーン・フジオカは日本のトム・クルーズになるべき」監督の要望に「ずっと海外で仕事してきて…」と思いを吐露

2022.01.12 Vol.web original

 

 映画『Pure Japanese』の舞台挨拶が12日、都内にて行われ、ディーン・フジオカをはじめキャストと松永大司監督が登壇。企画・製作に初挑戦したディーンに松永監督は「日本のトム・クルーズになって」と信頼と期待を寄せた。

 ディーン・フジオカの初企画・プロデュース・主演作品。過去のトラウマを抱えながらアクション俳優として生きる、主人公の二面性を描く、狂気のバイオレンス・アクション・ムービー。

 初めての企画・プロデュース作品にディーンは「シンプルに感動しましたね。作品をゼロから立ち上げ、すばらしい出会いにも恵まれ、脚本が完成したとき、撮影が終わったときと、その都度、フィルムメーキングという新しい経験をかみしめました」と感無量。

『推しの王子様』の比嘉愛未 「出会えたことが宝物」

2021.09.23 Vol.Web Original

 23日に最終話が放送されるドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系、木曜22時20分~)のクランクアップ時の様子が公開された。

 撮影は「ペガサス・インク」メンバー全員で終了。

 主演を務めた比嘉愛未は、最初は不安もあったというが「引き受けたからには、“全力でやりきろう! むしろ、みんなを引っ張るぐらいの気持ちで挑もう”と思いました」とコメント。さらに、「(キャスト・スタッフの)皆さんと過ごした時間と経験は本当にかけがえのないものになり、出会えたことが私の宝物です。こんな気持ちにさせてくれて、ありがとうございました!」と涙を流したという。

 理想の男性へと成長する航を演じた渡邊圭祐も「幸せがあふれていて本当に大好きな現場でした。(今)すごく泣くのを我慢していますが…(笑)」涙を浮かべた。

 比嘉演じる泉美をそばでずっと支え続けてきた光井を演じたディーン・フジオカは、「撮影現場の時間が楽しくて、すごく居心地が良かったです。大変な時期での撮影でしたが、無事最後までたどり着けることができて、感慨深い気持ちでいっぱいです。皆さん、本当にありがとうございました」と締めくくった。

 ドラマは、比嘉演じるベンチャー企業の社長が、目の前に舞い降りてきた理想の容姿を持つ男子を理想の男性に育てるために奮闘するドラマ。育成ゲーム的ともいえる日々を胸キュンとともに描いていく、“尊い”ロマンティック・コメディー。

 最新回は、TVer、FODで見られる。

ディーン・フジオカ「五代さんは会ったことがない恩人」大河ドラマ『青天を衝け』で西の五代

2021.09.18 Vol.Web Original

 

 大河ドラマ『青天を衝け』の放送が先日再開。時代は明治時代に入り、日本が少しずつ変わっていく。今後はカンパニー、郵便、銀行耳慣れた言葉が劇中で飛び交いはじめ、いまの日本にぐっと近づいていく 

 「みんなで幸せになる」より良い日本を目指す渋沢栄一(吉沢亮)は、明治時代に入っても刺激的な人物たちと出会っていく。なかでも重要なのは五代才助(友厚)。すでに放送された回ですれ違っているが今度はしっかりと出会う。演じているのはディーン・フジオカだ。 

  ディーンが五代を演じると発表された時には、世間からは大きなレスポンスがあった。ディーンは過去にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で同じ人物を演じて人気に。その時の脚本は大森美香氏。大森氏は『青天を衝け』でも脚本を担当している 

 「今回の方が五代友厚像がより史実に基づいていて、歴史の中でどういう行動をし、それが現代にどういう影響を与えたのかがより分かりやすい形で描かれていると思います。明治新政府、民間でもキープレイヤーが次々と出てきて現代につながる日本をを作り上げていきますが、そのなかで五代がどういう信念や哲学に基づいて行動したのか、より詳細に描かれていると思います」 

  以前行われたインタビューで、『あさが来た』の五代と比べ、『青天を衝け』の五代はワイルドな印象と語った。これまでの登場シーンを振り返ってみても、自信や信念が感じられ、主人公の栄一の立場で見ると「できるゆえに、ちょっと嫌な奴」といった印象さえもあった。 

 『青天を衝け』では五代にどれだけ先見の明があったのかという部分がより具体的に描かれていると思います。立場によって、したたかだという印象もあれば、反対に「頼もしいという印象にもな表裏一体なところもあって一筋縄ではいかない存在になっているのではないかと思います。五代友厚という人物は広い視野を持ち、具体的に何をどういう順番でやっていくべきかということに確信を持っていました。そういうところから自信がにじみ出ていたのだと思います」 

  栄一を演じている吉沢亮は、放送再開直前のインタビューで、ディーンには五代が染みつていると話した。ディーンもまた前回のインタビューで五代が自分自身に多大な影響を与えていると語っている。 

 「五代友厚という歴史上の人物との出会いはすごく大きなものでしたし、今も現在進行形で、気づきを与えられています。いち俳優として五代友厚という人物を演じる上で自分自身とのシンクロ率というか距離感をどう図るべきかその尺度を持ち合わせていないので分からないですが、会ったことはないけどすごい恩人、恩義を感じるべき対象だと思っています。 

  自分は朝ドラで五代さんを演じるまでの存在を知りませんでした。彼の偉大さ思想その生きざまが、より多くの人に伝わっていけば良いと思いますし、自分はそこで何ができるかということに、全力を尽くしていきたい思っています」 

 

渋沢栄一は日本をより良い未来に導いていく頼もしい仲間 

 

 後に「西の五代、東の渋沢」と呼ばれるように、五代は、栄一と同様、日本の資本主義を語るうえで欠かせない人物。ただ「比較されることが多いと思いますが、西の五代としては、東の渋沢は、同じ未来に向かい前に進んでいく仲間」と、ディーンは言う。 

  五代のほうが渋沢よりも少しだけ年長で、その分経験や見識が多いことから「兄貴というか頼れる先輩」と考え、演じている。 

 五代にとって、栄一が成長していくことすごくうれしいことであり大きな包容力やゆとりをもって接しています。栄一の成長は日本という新しい国をより良い未来へと導く頼もしい仲間がひとり増えることになりますし、五代はどこか栄一を頼りにしていたところもあったと思います 

   その包容力は、カットがかかった後も続いているよう。 

 “おりょう”は年間通してこの現場にずっといてそれって簡単なことではないと思うんです彼と待ち時間が重なった時には、寝れてる? だとか、好きなゲームはやってるの? とかたわいもないことを話したりしています。自分との会話が息抜きになっていたらいいな(笑)」 

 『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時から放送。BSプレミアム・BS4K18時~。再放送土曜135分~。 

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野) 

ディーン・フジオカ、『青天を衝け』で2回目の五代さん「偉大な知恵と行動力を持った先輩」

2021.05.07 Vol.Web Original


 
日本資本主義の父と称される渋沢栄一のジェットコースターのような人生を描く、大河ドラマ『青天を衝け』。これまで栄一らが育った血洗島で展開してきた物語は、9日放送の第13回「栄一、京の都へ」から京に舞台が移り、新選組の土方歳三を筆頭に幕末の新たなスターたちが次々に登場してくる。

 そのなかの1人が薩摩藩士の五代才助(友厚)。「東の渋沢、西の五代」と呼ばれ、近代化する日本で重要な役割を果たした人物で、ディーン・フジオカが演じる。「意外とワイルド。最初のシーンを撮影して野性味あふれるというか型に収まらないキャラクターとして描かれていくんだなとワクワクしました」と微笑みながら、『天を衝け』の“五代さん”の印象を語る。

 五代を演じるのは2回目。2015年に放送された連続テレビ小説『あさが来た』ではクレバーで洗練されていてヒーローのような五代を演じた。多くの人が「五代さま」と呼んで登場するたびにため息をもらし、出演回を終えた時には「五代ロス」といった言葉も飛び交った。

 初めての大河ドラマ。それに五代役でオファーを受けたことに「興奮した」とディーン。

「日本で演技の仕事をやらせていただいているなかで大河ドラマは1度経験してみたかった。それを五代さんとの再会という形でできたことが喜ばしい」。また「五代さんとの不思議な縁を改めて感じました。こういう形で偉大な先輩を演じさせていただくのは光栄。率直にすごくうれしかったです」と喜ぶ。

 キャスト発表の際には「五代さまにまた会える!」といった反応も少なくなかった。別の作品だと分かってはいても、『青天を衝け』も『あさが来た』も脚本は大森美香氏。どうしたって、“五代さん”への期待が膨らむ。

「個人的に感慨深いというのがあったり、『あさが来た』のときの五代さんの存在があり、大森さんが脚本を書かれているので文脈というものもあるとは思いますが、プロジェクトとして、僕自身が演じる上、役作りの上で、朝ドラの五代さんを踏襲してやることを心がけているわけではないです。朝ドラと大河ドラマ(での五代)が地続きみたいには考えていません」

 登場シーンの振舞いや在り方はもとより、身につけるものや髪型、言葉も、今までのあの「五代さん」とはまったく異なる。「現場で演出をつけていただいたり役者の方々とやりとりさせていただいてアプローチの違いを感じました。それがフレッシュで、新しいことに挑戦しているんだというワクワク感が明確にありました」と語り、「まったく違うプロジェクト」であることを体感し、いい意味でリセットされたという。

「(五代は)古いしきたりや形骸化しているものを……さわやかに捨て去る(笑)。太陽の光とか風が吹き抜けるような感じで新しい時代を予感させる。そんな演出だと客観的に感じています」

 日々「偉大な先輩」である五代を演じているが「かっこいいな」と思う場面ばかりだそう。

「役を離れたところでも思うんです、こういうふうにものを考えて行動できたら格好いいなって。演技の仕事、演技じゃない仕事、普段やっていること……五代さんに教えてもらっていることを実行しているのかなと錯覚するぐらいです。五代さんは偉大な知恵と行動力を持った先輩だと思っています」

 初登場は9日。どんなワイルドな五代才助に出会えるのか、歴史の教科書でどうなるのかを知っているとはいえ、やっぱり今後の物語の行方も気になる。

「新しい時代を作っていくなかで、同じビジョンを持った人が違う環境のなかで切磋琢磨し、お互い競い合うことで高めあう。それが『青天を衝け』の五代才助が担っている役割なのかと今のところ思っています。こここからどういう展開をしていくのか、このプロジェクト全体を演出チームがどう色付けしていくのか、自分も楽しみです」


『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時5分~。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

ディーン・フジオカ大河初出演!『青天を衝け』で五代才助を再び演じる

2021.02.09 Vol.Web Original

 14日にスタートする大河ドラマ『青天を衝け』が9日、新たな出演キャストとしてディーン・フジオカを発表した。ディーンが大河に出演するのは初。

 演じるのは薩摩藩士の五代才助(友厚)。ディーンは、朝のテレビ小説『あさが来た』で同じ役を演じている。

 ディーンは、「大河ドラマに初めて出演させていただけることをとても光栄に思います。そして、連続テレビ小説『あさが来た』の時と同じ五代友厚を再び演じる機会をいただいたことを心からうれしく思うと共に、時を超えた不思議な縁を感じております」

 五代は「西の五代、東の渋沢」と称された実業家。

「日本の近代史において、『西の五代』が『東の渋沢』とどう関わり、大阪経済復興に身を捧げたのか。その力強い生き様や、成し遂げた偉業について、視聴者の皆様と共に更なる理解を深めていけるよう、『五代さん』を全身全霊で演じます」と、コメントしている。

『青天を衝け』は、日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を描く。農民の家に生まれながら、幕臣となり、その後は明治新政府に仕官。その後、実業家に転じ、近代日本のあるべき姿を追い続けた。吉沢亮が主演する。

 14日スタート。毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送もある。

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