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年末大会でRIZIN vs Bellatorの全面対抗戦実現か?【RIZIN】

2019.07.27 Vol.Web Original

ヒョードルの「日本ラストマッチ」も開催か
 米格闘技団体「Bellator」が今年の年末に日本に初進出する可能性が浮上した。

 これは「RIZIN.17」(7月28日日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が行われた7月27日、計量後にRIZINの榊原信行CEOが語ったもの。

 榊原氏によると、12月29日にさいたまスーパーアリーナでBellatorの日本進出第1弾大会を行い、RIZINの選手が参戦。大晦日にはRIZINの大会を開催し、こちらにはBellatorの選手が参戦。この2大会で5vs5、7vs7といった形でRIZIN vs ベラトールの全面対抗戦を行うプランがあるという。この場合、29日にはケージ、31日にはリングで試合を行う。また29日大会については全米での生中継が実現すれば12時といった早い時間からの開催となる。

 これまでは堀口恭司、RENAという部分的な交流だったが、「もっと規模の大きいスケールでの交流を」という榊原氏とBellatorのスコット・コーカー代表の思惑が一致したもの。

 Bellatorにはエメリヤーエンコ・ヒョードル、クイントン・ランペイジ・ジャクソンといった日本でもおなじみの選手が参戦しており、PRIDE時代に実現しなかった夢のカードが実現する可能性もある。

 ヒョードルについては「日本ラストマッチ」といった形の試合が考えられるという。

 榊原氏は実現の可能性としては「5割以上」と慎重な言い回しながらも「放送環境とか経済的な環境が整えば十分実現できる」とも語った。

 実現した場合、RIZINとBellator両団体のバンタム級王者である堀口はどちらの大会に出るのかといった問題もあるが、それも含めどの選手がどの大会に出るのかという「興味」は尽きない。

 また那須川天心についても榊原氏は「天心ももちろん絡みます。そこはサプライズをスコット側とも考えている。まだ言えないことが多いが楽しみにしてほしい」と話した

 今後の交渉の展開が注目される。

石渡が憂流迦戦に全身全霊「28日以降の人生は考えていない」【7・28 RIZIN.17】

2019.07.19 Vol.Web Original

1年7カ月ぶりの復帰戦で佐々木憂流迦と対戦
「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する石渡伸太郎が7月19日、都内で公開練習を行った。

 石渡は2017年の大晦日に堀口恭司に敗れて以来、1年7カ月ぶりの試合で佐々木憂流迦と対戦する。

 2人の間には修斗の環太平洋バンタム級王者時代の佐々木が2014年にパンクラス王者の石渡に対戦を迫ったという過去がある。

 その後、佐々木がUFCに参戦し、2人の対戦は幻に終わったのだが、5年半の時を経てRIZINで実現することとなった。

 石渡はこの日は現DEEPストロー級王者の越智晴雄を相手に2分間のミット打ちと2分間のマススパーを行った。マススパーは越智が長い棒を持ち、リーチの長い佐々木を想定して遠めから越智が棒で石渡を攻撃するというもの。

堀口恭司の相手に朝倉海を抜擢。朝倉「勝つチャンスはある」【8・18 RIZIN.18】

2019.07.09 Vol.Web Original

堀口は異例のノーコメント
 RIZINが7月8日、都内で会見を開き「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 参戦が発表されていたRIZINバンタム級、ベラトールバンタム級王者の堀口恭司がメーンで朝倉海を迎え撃つこととなった。

「RIZIN.17」で朝倉未来がメーンで矢地祐介と対戦することから、朝倉兄弟が2大会連続でメーンに出場することとなった。

 朝倉は4月の「RIZIN.15」で佐々木憂流迦と対戦予定だったが、佐々木が内臓疾患でドクターストップがかかり対戦が流れていた。

 この日の会見には朝倉のみが出席。「今回堀口選手との試合を組んでいただき光栄に思います。ツイッターで挑戦表明したとき、たくさんのコメントがあり、“お前じゃ早い”“お前じゃ勝てない”という声がありました。堀口選手との実績を比べたらしょうがないけど、RIZINに出始めた時からチャンピオンになることを目標にやってきて、世界のトップになるためやってきたので、目の前にトップの選手がいるなら迷わず受けます。堀口選手の強さは分かっているが、勝つチャンスはあると思う。地元で全てをかけて、俺が試合で証明し、結果で見せるので俺の戦いを見にきてください。みなさんご存知の通り、堀口選手はなんでもできる。打撃も強いし、組みもできてレスリングも寝技も全部できて穴は少ないですが、試合を見ているとクセやパターンは見えてきたので、そこに合わせていきたい」などと決意を語った。

 会見に欠席した選手は大概、主催者を通じてコメントを発表するのだが、この日の会見では堀口のコメントはなし。フロリダに拠点を置く堀口がカード発表会見に姿を現さないのはルーティンなのだが、コメントを出さないのは異例のこと。

堀口恭司がBellatorバンタム級王座獲得の快挙【6・14 Bellator】

2019.06.15 Vol.Web Original

北米のメジャー団体で男子の日本人では初のベルト
 RIZINバンタム級王者の堀口恭司が「Bellator 222」(現地時間6月14日、アメリカ・ニューヨーク州/マディソン・スクエア・ガーデン)でダリオン・コールドウェルの持つBellatorバンタム級王座に挑戦。3-0の判定で勝利を収め、2冠王に輝いた。

 男子の日本人選手が北米のメジャータイトルを獲得するのは初めての快挙となった。

 試合は堀口の打撃とコールドウェルのタックルという構図。

 1Rからコールドウェルがタックルからケージに堀口を押し込みテイクダウンを狙う。しかし堀口は尻はつくものの、ケージに背をつけ座る体勢をキープし、テイクダウンは許さない。

 コールドウェルは左腕で堀口の背中越しに左腕を取って、空いた顔面にヒジを打ち込むなど時折攻撃は見せたものの、胴でクラッチし引き込んでテイクダウンを狙う動きに終始。堀口はシッティングのままパンチをこつこつと打ち込んでいく。

 2Rも1R同様、テイクダウンを取れないコールドウェルに立てない堀口という展開に。攻め手を欠くコールドウェルを見かねたレフェリーからラウンド終了間際にはブレイクがかかる。

堀口恭司とRENAが無事計量をクリア【6・14 Bellator】

2019.06.14 Vol.Web Original

堀口2冠なるか!?
「Bellator 222」(現地時間6月14日、アメリカ・ニューヨーク州/マディソン・スクエア・ガーデン)に出場するRIZINバンタム級王者の堀口恭司とシュートボクシング(SB)女子フライ級王者のRENAが6月13日、公開計量に臨み、それぞれ規定体重をクリア。順調な仕上がりを見せた。

 堀口は昨年大晦日の「RIZIN.14」で初代バンタム級王座をかけて戦ったダリオン・コールドウェルと対戦する。今回は堀口がコールドウェルが持つBellatorバンタム級王座に挑戦する。

 前回の対戦では堀口はテイクダウン能力に勝るコールドウェルにあえて攻めさせ、スタミナが切れたところでフロントチョークで一本勝ちを収めた。

 今回は舞台がケージに替わり、なおかつアウェーでの戦いと条件が一変する。コールドウェルもベルトの流出だけは避けたいところで、前回を越えるシビアな戦いが見られそうだ。

RENAが6・14MSG出場。日本人女子格闘家初の快挙

2019.05.23 Vol.Web Original

「Bellator 222」でリンジー・ヴァンザントと対戦
 RIZINが5月23日、シュートボクシング(SB)女子世界フライ級王者RENAが「Bellator 222」(現地時間6月14日、米ニューヨーク州マジソン・スクエア・ガーデン)に参戦することを発表した。リンジー・ヴァンザントとMMA ルール(112ポンド=50.8kg契約。肘あり)で対戦する。

 RENAはRIZINを通じて 「先月、今回マジソン・スクエア・ガーデンで開催されるBellatorへの出場オファーをいただいた時は驚きましたが、アメリカで試合をすることは私の大きな夢だったので、それが叶うことが嬉しくて今凄くワクワクしています。しかも、日本人女子プロ格闘家がマジソン・スクエア・ガーデンで試合をするのは初めてと聞いたので、派手に勝ってシュートボクシングとRIZINをBellatorファンにアピールしたいと思います」とコメントした。

 同大会にはRIZIN世界バンタム級王者の堀口恭司が参戦。昨年大晦日に破ったダリオン・コールドウェルの持つBellator世界バンタム級王座に挑戦する。

堀口恭司 元UFC戦士に1RKO勝ち。そして6月にMSG登場【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

大晦日に勝ったコールドウェルと再戦
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で初代バンタム級王者の堀口恭司が元UFCファイターのベン・ウィンと対戦。1R2分53秒でKO勝ちを収めた。

 ウィンは試合開始早々にプレッシャーをかけ堀口を詰めるが、堀口は組み止めるとロープに押し込み投げ気味にテイクダウンを狙うがすっぽ抜け、ウィンがバックを取り、背中に乗りスリーパーを狙う。しかし堀口は慌てることなく振りほどく。今度は堀口がパンチから組み付き押し込む。

 攻め手に欠き離れると再び打撃の展開に。ここで堀口は左のフックをクリーンヒット、ぐらつくウィンに右フックで追撃するとウィンはヒザをつきダウン。コーナーに逃げるが堀口が追いかけパンチの連打で追撃するとレフェリーが試合を止めた。

 試合後のリングにRIZINの榊原信行実行委員長が上がり堀口が6月14日に米ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで行われる「Bellator」の大会で大晦日に対戦したダリオン・コールドウェルと再戦することを発表した。この試合にはコールドウェルの持つベルトがかけられる。

 堀口は試合後の会見で「自分の距離をつくらせないようプレッシャーかけてきたので、すごいやりづらいとは思いました。自分の距離をつくらせないようプレッシャーかけてきたので、すごいやりづらいとは思いました」などと試合を振り返った。

 6月のコールドウェル戦については「しっかりと、むこうのベルトを獲ってきたい。自信はある。(MSG出の試合については)行ったこともないし、どこでやろうと自分の中では関係ない。しっかり倒すということだけ」と話した。

堀口「格闘技なんでしっかり決める」ウィン「ヘビー級のような爆発的な試合をしたい」【4・21 RIZIN】

2019.04.20 Vol.Web Original

「格闘技界を盛り上げられるなら」とYOUTUBERに
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 昨年の大晦日に初代RIZINバンタム級王座獲得後の初戦となる堀口恭司は「コンディションはばっちり。格闘技なんでしっかり決める、盛り上がる試合をしたい」と話した。

 対戦相手のベン・ウィンについては亡き二瓶弘宇氏の息子である二瓶孔宇氏との練習で対策済みで「セコンドにもついてくれる。シミュレーションもしてくれた。相手のイメージはできている」などと話した。

 最近YOUTUBERになった堀口なのだが「自分がクレイジービー時代にコーチをしていた時にユーチューバー関係の会社の人がたまたま練習生で来ていて、そういうつながりから勧められて、格闘技界を盛り上げられるならとやってみようと思った」とのこと。

「アメリカでやっと免許も取れたので車を買ってどこかに釣りに行きたい」とのことで今後は釣り関係の映像もアップされそうだ。

堀口恭司がONE参戦のDJについて「もう勝てるんじゃないかと思う」【4・21 RIZIN】

2019.04.18 Vol.Web Original

新幹線の遅れで30分の遅刻も30人のファンが拍手で出迎え
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)に出場する堀口恭司が4月18日、東京都内で公開練習を行った。

 この日は抽選で当選したRIZINファンクラブ会員30人が詰めかけるなか、堀口は公開練習では恒例となった2分のシャドーを行い、軽快な動きを見せた。

 アメリカントップチーム(ATT)に所属し、米フロリダに練習拠点を置く堀口は帰国時は群馬県の実家を中心に活動しており、この日も新幹線での移動だったのだがダイヤの乱れで約30分の遅刻。恐縮しきりの堀口だったが、詰めかけたファンは拍手で迎え入れた。

 練習後の会見では「仕上がりはバッチリ。いつも会場に入ってから気持ちを作るのでまだ全然リラックスしている」と笑顔を見せた。

 堀口は今大会ではRIZIN初参戦となるベン・ウィンと対戦。RIZINデビュー戦からGP、扇久保博正との再戦、タイトルマッチ、そして那須川天心とのドリームマッチといったテーマや物語性がふんだんに盛り込まれた試合が並ぶが今回は特にはそういったものがない試合。これについて堀口は「ワンマッチだろうがトーナメントだろうが勝負なので、しっかり見せる試合をしたい」と話す。逆の見方をすれば、まっさらな気持ちで堀口の「強さ」を体感できる試合となりそうだ。

メーンはモーvsプロハースカのライトヘビー級タイトルマッチ【4・21 RIZIN】

2019.04.17 Vol.Web Original

セミでは那須川天心がパッキャオの刺客を迎撃
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の試合順が4月17日、発表された。

 メーンはキング・モーvsイリー・プロハースカの「RIZINライトヘビー級タイトルマッチ」で勝者が初代王者に認定される。2人は2015年の年末に行われたヘビー級GPの決勝で対戦。この時はモーがキャリアの違いを見せつけ1RKOで勝利を収めている。

 プロハースカはその後、破竹の6連勝。うち5つがTKO勝ちと充実期を迎えており、雪辱なるかが焦点となる。

 那須川天心とマニー・パッキャオの推薦選手であるフリッツ・ビタグアン戦がセミファイナル。初代バンタム級王者の堀口恭司はその1つ前の第10試合でベン・ウィンと対戦する。

 復帰戦となるRENAは第7試合に出場。大晦日に対戦予定だったものの自らの減量失敗による失格で試合が流れたサマンサ・ジャン=フランソワとの仕切り直しの一戦に臨む。

 大会の盛り上がりを左右する第1試合はキックボクシングルールの大雅vsタリソン・ゴメス・フェレイラに託された。

 また真珠・野沢オークレアが同日、練習中のケガによる欠場が発表され、代わりに村田夏南子が出場。サライ・オロスコと第2試合で対戦する。

髙田延彦が“ご意見番”初仕事「RIZIN.15」を語る【髙田横粂の世相談義】

2019.02.05 Vol.Web Original

 先日行われたRIZINの会見で、長く務めてきた「統括本部長」の肩書きを外すことが発表された髙田延彦氏が2月4日、弁護士の横粂勝仁氏と21時から配信した「髙田横粂の世相談義」(FRESH LIVE)でこの件について改めてコメントした。今後は「ご意見番」といった立場でRIZINに物申していくことになるのだが、早速「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)のカードについて語った。

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