SearchSearch

都の新規感染者5773人で過去最多 重傷者227人も最多更新で「制御不能な状況」明らかに

2021.08.14 Vol.Web Original

 

 東京都は13日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が5773人、重症者数は227人報告されたと発表した。どちらも過去最多。

 陽性者がもっとも多かったのは20代で1810人。そのほかは順に30代が1189人、40代が955人、50代が689人、そして10代は526人、10歳未満は276人だった。新らたな陽性者が増えるとともに、どの年代においても増加し続けている。

 都の新型コロナウイルス感染症対策サイトによると、最新(13日時点)の入院患者は3727人、宿泊療養者は1778人、自宅療養者2万1723人、調整中が1万2574人。

 13日の新規陽性者数の発表前に開かれた定例会見で小池百合子都知事は、前日のモニタリング会議での専門家の「災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態」という総括を受けて、コロナは見えない災害であると強調。不要不急の外出を控えること、都境県境を越えての移動を控えること、基本的な感染症対策を行う事などを改めて呼びかけた。

 会見ではまた、緊急搬送時に受け入れ先が見つからない場合に、必ず受け入れる「搬送困難対応入院待機ステーション」を整備すること、宿泊療養施設が16施設に増えて約6200室となったこと、また自宅療養者が増えるなかで東京都医師会や地区医師会と連携した訪問診療体制を強化したことを報告した。

 約120カ所ある入院重点医療機関で抗体カクテル療法を実施できるように準備を進めており、まずは都立公社病院で専用病床を20床確保し今後拡充していくよいう。一部の宿泊施設においても対応ができるよう医師を置き、体制を整備したと報告した。

都の新型コロナ新規陽性者が5042人 1週間前の五輪後の予測値を大幅超

2021.08.05 Vol.Web Original

 

 東京都は5日、新型コロナウイルスの新規陽性者が5042人確認されたと発表した。1日当たりの新規陽性者が5000を超えるのは初。

 発表に先立ち行われたモニタリング会議で、専門家は「経験したことのない爆発的な感染拡大が進行している。この危機感を現実のものとしてみなで共有する必要がある」と強調した。

 新規陽性者数の7日平均は1日当たり3443.3人と大きく増加、増加率は前回を大幅に上回る178%となったとし、「入院医療、宿泊療養、自宅療養のすべての体制を緊急時の体制に移行する必要がある」とした。
  
 新規陽性者数の7日間平均の増加比は6週連続で100%を超えている。このままのペースで行くと、1週間後の8月11日は1日当たり6129人、2週間後には1万を超えると試算した。

 5日判明した陽性者を年代別で見ると、最も多いのは20代で1600人で、次は30代で1120人だった。40代も811人、50代も552人と、陽性者の増加とともに増えている。また10代は441人、10歳未満も229人と増加している。

 ゲームチェンジャーとなるのはワクチンだが、都の接種状況は、12歳以上で1回目が46.9%、2回目が31.5%、65歳以上で84.6%、2回目が76.3%(8月4日時点)となっている。

都の新型コロナ新規感染者は4058人 “経験したことがない爆発的な感染拡大”リアルに

2021.07.31 Vol.Web Original

 東京都は31日、新型コロナウイルスの新規感染者が4058人報告されたと発表した。一日あたりの新規感染者数が4000を超えたのは初めて。都では感染拡大が進んで27日に初めて3000人を超え、3日連続で最多を更新。29日のモニタリング会議で専門家は「これまで経験したことがない爆発的な感染拡大に向かっている」と指摘し、東京五輪終了後には4500を超える試算が発表されているが、それよりも加速しているようにも見える。

 年代別で見ると、最も多いのは20代で1484人。続いて30代で887人、40代が583人。50代はそれに続いて398人、10代も354人が報告されている。

都モニタリング会議「経験したことがない爆発的な感染拡大に向かっている」五輪後の新規感染者数は4500超の試算

2021.07.29 Vol.Web Origianal

 都内の新型コロナウイルスの感染状況や医療提供体制を専門家らが分析・評価するモニタリング会議が29日開かれ、専門家は「これまで経験したことがない爆発的な感染拡大に向かっている」と指摘した。
 
 都の新規感染者数は、27、28日と2日連続で過去最多を更新、28日は3000人を突破した。直近の7日間平均は約1936人と前回の予測を大きく上回って増加しており、同じペースで感染拡大が続くと、東京五輪後の8月11日には1日あたりの新規感染者数は4532となる試算も報告された。

 医療提供体制の総括コメントも「体制が逼迫していると思われる」とした。この1カ月で入院患者の数は倍増して2995人、重症患者数も80人に増えている。専門家は「入院医療や宿泊療養だけでなく、自宅療養における危機管理体制の構築が急務である」とした。

 緊急事態宣言の繁華街の滞留人口の減少率については、前回の宣言後と比べると40%程度に留まっていると報告があった。

  会議の終わりに、小池百合子都知事は、ワクチンの1回目の接種は12歳以上で4割、65歳以上では8割を超えたところとし、勢いを止めないためにも、国にワクチンの確保を引き続き要望していると報告した。
 
 また、改めて不要不急の外出と都県境を超えた移動の自粛、ステイホームの夏休みを呼びかけた。「コロナは他人事ではない。ご自身の命だけでなく大切な方々を守るため、医療従事者の尽力に報いるためにも危機感を共有したいと思います。改めて、感染拡大を防ぐ行動の徹底をお願いしたい」と強調した。

 29日の東京都の新規感染者数は3865人で、3日連続で過去最多となった。

都の新型コロナ新規感染者は3177人 2日連続で過去最多を更新

2021.07.28 Vol.Web Original


 東京都は28日、新型コロナウイルスの新規感染者が3117人報告されたと発表した。 一日あたりの新規感染者数が3000を超えたのは初めてで、二日連続で最多を更新することになった。

 年代別で見ると、最も多いのは20代で1078人。続いて30代で680人、40代が485人。50代がそれに続いて374人だった。10代は250人、10歳未満も138人が報告されている。

Copyrighted Image