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DDTが史上初の屋形船プロレスを敢行。勝った上野勇希は「次は空、飛行機プロレスしかないですよ!」

2023.11.14 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月13日、東京・隅田川で史上初の屋形船プロレスを敢行。前日の両国国技館大会でKO-D無差別級王座を戴冠した上野勇希が、勢いそのままで勝ちどきを挙げた。

 ビッグマッチの翌日ともなれば、本来なら体を休めたいところだろうが、そんなことはお構いましなのがDDTの真骨頂。平日の真っ昼間の午後1時半に両国桟橋を第七あみ幸丸が出航。まずは参加した24人のファンのための親睦会となり、大石真翔、勝俣瞬馬、小嶋斗偉の3人がお客さまをご接待。

 事前に明らかになっていたのは「時間差入場?WAYマッチ」ということだけで、誰が入ってくるかも分からない状況。午後2時過ぎ、勝ちどき桟橋から高木三四郎と上野が乗船し、シングルマッチで戦いのゴングが鳴った。両者は船内で濃厚なレスリングの攻防を展開。高木はギャラ2万5000円の“取っ払い”という好条件を提示して大石と結託。1vs2のハンディ戦となるも、いつしか上野には小嶋が加勢しタッグマッチの様相に。高木は上野の額に爪楊枝を突き刺す非道な手に。戦いは船上のデッキに移動し、上野が高木の額に爪楊枝を刺したり、抜いたりで逆襲。デッキでの戦いをよそに、船上では勝俣、小嶋がカラオケで熱唱。

RIZINファイターの所英男が男色ディーノに必殺技「男色幻想」伝授。プロレスデビューは否定の所にディーノが「大丈夫」と悪魔の囁き【DDT】

2023.11.08 Vol.Web Original

「Ultimate Party 2023」を前に公開特訓

 DDTプロレスの秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」(11月12日、東京・両国国技館)に出場するヨシ・タツと男色ディーノが11月8日、RIZINで活躍する総合格闘家の所英男に必殺技「男色幻想(だんしょくファンタジー)を伝授され、両国大会に向け気勢を上げた。ヨシ・タツとディーノはヨシヒコ、スーパー・ササダンゴ・マシンと組んで高木三四郎、彰人、大石真翔、川松真一朗とスペシャル8人タッグマッチで対戦する。

 2人はこの日、所が主宰する「リバーサルジム武蔵小杉 所プラス」にヨシヒコを伴って訪問。これは所とは同郷でともにプロになる前から交流があるという縁からヨシ・タツが話を持ち掛けたもの。

 ヨシ・タツ、ディーノ、所は3人とも1977年生まれの46歳ということでディーノは「一番好きだったアイドルは?」と同世代トークからスタート。いまいち嚙み合わないとみるや「サンタフェ世代」と強引にまとめ、特訓に突入。

史上初の「新幹線プロレス」で鈴木みのるが高木三四郎を制す。「次、月面だろうが、無人島だろうが行ってやる。富士山の火口でもいいぞ!」【DDT】

2023.09.19 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月18日、東京駅午後1時9分発の「のぞみ371号」車内にて、史上初の「新幹線プロレス」を開催した。“プロレス王”鈴木みのるが高木三四郎とのシングルマッチを制して、返り討ちを果たした。

 これまで同団体では銚子鉄道、千葉都市モノレール、小湊鉄道で列車プロレスを実施してきたが、今回は世界に名をとどろかす高速鉄道の新幹線車内で初の試合。高木は2012年8月18日の日本武道館、2017年6月1日の東京ドーム(路上プロレス)で、鈴木にシングル2連敗を喫しており、リベンジを期しての対戦となった。

 まずは品川駅で高木が入場も、鈴木は現れず。新横浜駅で満を持して、鈴木が登場しゴング。高木は電車道ならぬ新幹線道で突っ張り。鈴木は時速400キロパンチ(のぞみの最高時速285キロ+パンチの時速115キロ)を叩き込む。ここで、正田壮史が現れ、1vs2の展開に。劣勢の鈴木は佐藤光留を呼び出す。

秋山準が初の電流爆破で大仁田厚組に敗退も、9・18名古屋で鼓太郎とのコンビでアジアタッグに挑戦へ【DDT】

2023.09.10 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月9日、東京・大田区総合体育館でビッグマッチ「DDT BIG BANG 2023」を開催した。プロレス人生初の電流爆破デスマッチに臨んだ秋山準は大仁田厚組に敗れるも、9月18日、名古屋国際会議場イベントホールで鈴木鼓太郎との師弟コンビでアジアタッグ王座(王者組は大仁田、ヨシ・タツ)に電流爆破で挑むことが決まった。
 
 大仁田に挑発され、高木三四郎を守るような形で出陣を決意した秋山は高木、岡田佑介とのトリオで大仁田、ヨシ・タツ、小嶋斗偉組と、「時間差スクランブル・バンクハウス電流爆破6人タッグデスマッチ」で激突。試合形式は秋山の要望により、秋山と大仁田の3分間のシングルマッチで開戦。その間に爆破アイテムの使用も可能で、決着がついた場合は試合終了。3分が経過した時点で、残りの4選手が入り、6人タッグマッチとなる。秋山組が勝利した場合は、9・18名古屋でのアジアタッグ挑戦権を得られる条件がついた。

DDTがのぞみ車両の東京~名古屋間で史上初の“新幹線プロレス”開催。高木三四郎と鈴木みのるが対戦

2023.08.02 Vol.Web Original

高木三四郎「新幹線プロレスならば、リベンジできる」

 DDTプロレスが8月1日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、9月18日の「のぞみ371号」(東京午後1時9分発、名古屋同2時45分着)の車両内で史上初の「新幹線プロレス」を開催することを発表した。同大会では高木三四郎と“プロレス王”鈴木みのるがシングルマッチを行う。
 
 これまで同団体では銚子鉄道、千葉都市モノレール、小湊鉄道で列車プロレスを実施してきたが、今回は世界に名をとどろかす高速鉄道の新幹線車内でプロレスの試合を行う。当日は「のぞみ371号」の車両を一両貸し切り、75席限定で観戦も可能で、10席限定でプレミアムシートも販売される。
 
 高木は「日本いや世界でも初めての高速鉄道内での新幹線プロレスを開催することになりました。昨年末に新幹線車両の貸し出しを行うというニュースを見まして。ここでプロレスができないかと、JTBさん経由でJR東海さんと協議を重ねてまいりました。ハードルは高いだろうなとは思っていまして。かなり協議を重ねたんですけど、いろんな制約だったり、プロレスに対する理解とか説明をしているうちにご理解いただきまして、無事に新幹線プロレスを行う運びになりました。ご理解をいただいたJTBさんとJR東海さんには本当に感謝したいと思っています」と経緯を説明。
 
 そして「鈴木みのる選手を対戦相手に指名したのは、2012年(8月18日)に日本武道館、2017年(6月1日)に東京ドーム(路上プロレス)で、シングルマッチを行って、いずれも負けております。なんとかリベンジを果たしたいと思ってまして。普通の場でリベンジするのではなく、世界でも名が知られている、世界初の高速鉄道である新幹線プロレスならば、リベンジできるんじゃないかと思いました。6年ぶりのシングルマッチで、必ず新幹線プロレスで鈴木みのる選手に勝ちたいと思ってます」と意気込んだ。

邪道が道場を急襲。大仁田厚vs秋山準の9・9大田区での電流爆破デスマッチが電撃決定【DDT】

2023.07.29 Vol.Web Original

 まさに急転直下とはこのことだ。難航していた大仁田厚vs秋山準の電流爆破デスマッチが9月9日、東京・大田区総合体育館で実現することが決まった。
 
 事の発端は6月26日に行われた記者会見でのこと。高木三四郎が9・9大田区で、東京23区の屋内大規模会場では8年4カ月ぶりとなる電流爆破戦を実施することを発表。大仁田は「俺は恨んでる。秋山選手が好きじゃない」として、秋山の出陣を要求。大仁田は2016年から2017年にかけて、古巣の全日本プロレスに参戦し、電流爆破の開催を再三求めたが、当時社長だった秋山が頑なに拒んだ経緯がある。高木は「説得します」と発言していたが、秋山の承諾がなかなか得られず。7月1日、神奈川・横浜ラジアントホールで、大仁田が高木に迫ったが「いい返事がありません」と回答するなど、この一戦は暗礁に乗り上げかけていた。
 
 業を煮やした大仁田は7月某日、東京・お茶ノ水のDDT道場を急襲した。どうやら、DDO(ドラマチック・ドリーム・オーニタ)軍で共闘する小嶋斗偉と連絡を取り、秋山と高木が合同練習する日時を聞き出したもよう。まさか来るとは思っていなかった小嶋は素直に教えてしまったのだという。

大仁田厚が秋山準に9・9大田区での電流爆破参戦を要求「秋山選手の出場を、僕が大田区に出るハードルとして高木社長に課したい」【DDT】

2023.06.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月26日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を行い“邪道”大仁田厚が秋山準に9月9日、東京・大田区総合体育館で実施される電流爆破デスマッチに参戦するよう要求した。

 同団体では25日の東京・後楽園ホール大会にて、9・9大田区でビッグマッチを開催することを発表していたが、この日の会見で大仁田が出場する電流爆破デスマッチを行うことをアナウンスした。

 高木三四郎社長は「大田区総合体育館では8年ぶりの電流爆破。大仁田さんにはDDTに2020年から出ていただくようになって、電流爆破を路上プロレスだったり、鶴見青果市場、名古屋国際会議場などで開催してきました。自分としては東京の大型会場でやってみたい思いが強かった。1993年、晴海の屋内会場(国際見本市会場ドーム館、大仁田vs松永光弘)で行われた衝撃が忘れられません。大型の屋内会場でやるのが目標だった。なかなか会場が見つからなくて難航してたんですけど、大田区総合体育館に足しげく通って許可をいただきまして、晴れて開催することになりました。それくらいの気持ちでいますので、大仁田さんには、しかるべき相手を用意してやりたい」と経緯を説明。

 電流爆破デスマッチが東京23区内の大規模な屋内会場で実施されるのは、2015年5月23日、大田区総合体育館での大仁田&長与千種vsTARU&ダンプ松本戦以来、8年4カ月ぶりとなる。

赤井沙希「枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい」と11・12両国での引退を発表【DDT】

2023.05.24 Vol.Web Original

デビュー10周年の年に決断

 DDTプロレス所属のプロレスラー・赤井沙希が5月24日、都内で会見を開き11月12日に行われるDDTの両国国技館大会「Ultimate Party 2023」で引退試合を行うことを発表した。

 赤井は今年、デビュー10周年を迎え、3月21日の後楽園大会から「10周年記念ロード」が始まっていた。

 会見には赤井とDDTの高木三四郎社長が出席。冒頭、赤井が「約10年前、客席からDDTを見ていて“なんてめちゃくちゃで愛しい団体なんだろう”と夢中になり、ひょんなことから高木大社長から“プレイヤーにならないか”とお声をかけていただき、悩みに悩んで親に大反対されながらも両国国技館でデビューしたことが、ついこの間のことのように感じられます。DDTの歯車の一部になれることを誇りに、この10年間、一度も止まることなく走り続けて来ました。未熟な私には足りないものがたくさんありましたが、皆様からの温かい声援が弱い私の力となり自分の強さや自信へと変わっていきました。そんな皆様からの力とともに私は“強く、気高く、美しく”をモットーに日々リングに立ち続けてまいりましたが、10周年を迎えた今年、この節目の年にけじめをつけることで、それもやっと完成されるのかなと思いました。私、赤井沙希はデビュー10周年を迎える今年、2023年11月12日、デビューした場所でもある両国国技館にてプロレスラーを引退することを決意いたしました。私も枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい。それこそが赤井沙希のプロレス道の最終地点だと思っております。ファンの皆様の中で、いい状態の赤井沙希が美しい思い出として存在し続けられることが自分にとっての一番の理想です。寂しさや悲しさがないと言えばウソになりますが、これも私にとってのDDTや皆様に対する一つの愛の形であり、私の美意識だということをご理解いただきたいと思っております。こんなにも夢にあふれる世界にいられる喜びをいつも感じていて、本当にたくさんの経験をさせていただきました。皆様からいただいた温かい思いをプロレスラーとして試合でお返ししていけますよう、引退するその最後の日まで自分らしくブレずに全力で駆け抜けてまいりたいと思っております。引き続き、DDTプロレスを、赤井沙希をよろしくお願いいたします」と11月の両国大会で引退することを報告した。

三富兜翔が勝利でメインを締めくくり「DDTよりもGLEATよりももっと大きな団体を作ります」と宣言【PPPTOKYO】

2023.05.17 Vol.Web Original

団体初の後楽園ホール公演「THE PARTY~宴~」を開催

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「PPPTOKYO」が団体初の後楽園ホール公演「THE PARTY~宴~」を5月16日に開催した。

 メインイベントで行われた「デビュー10周年特別記念試合」で勝利を収めた三富が「近い将来、DDTよりもGLEATよりももっと大きな団体を作ります」と宣言した。

 PPPTOKYOは2019年9月にプロモーションとして旗揚げ。2021年の3月からは団体として活動し、2021年9月の公演で「2024年までに東京ドームシティホール(TDCホール)に進出する」と宣言。そして昨年11月公演で今回の後楽園ホール公演を発表した。

 三富はこの日は石川修司、大家健と組んで高木三四郎、カズ・ハヤシ、大和ヒロシ組と対戦した。三富にとって石川はデビューしたユニオンプロレスのリスペクトしてやまない先輩、大家はDDTグループ時代に恩義を感じている先輩で高木はDDTの大社長。三富はDDTグループ離脱後のWRESTLE-1参戦時にはレスラーのかたわら経営側の仕事もしており、カズと大和はその時にプロレスビジネスについての学びを得た先輩という間柄。

秋山準がMAOを退け「KING OF DDT」ベスト4に進出。準決勝でクリス・ブルックスと対戦【DDT】

2023.05.08 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2023」2回戦が5月7日、東京・新宿FACEで開催された。初制覇を狙う秋山準がシングル初対決のMAOを退けてベスト4に進出。メインイベント終了後の抽選の結果により、秋山はクリス・ブルックスと準決勝(5月21日、東京・後楽園ホール)で対戦する。

 秋山がパイルドライバーを決めると、エルボーの打ち合いに発展。MAOはハリウッドスタープレスもカウントは2。MAOは場外めがけてラ・ケブラーダを発射。エプロンでの攻防の末、秋山がDDT一閃。秋山はヒザ連打、エクスプロイダーで攻め込むも、MAOは丸め込みを連発。さらに旋風脚を狙うも阻止される。それでもMAOは掌底、みちのくドライバーⅡ、そしてキャノンボール450°にいくも秋山は剣山でカット。サポーターをずらした秋山は強烈な生ヒザを叩き込むが、MAOはカウント2で返す。ならばと、秋山はここ一番でしか使わないスターネスダストを決めて3カウントを奪った。

 また、クリスは高木三四郎と激突。レフェリーが昏倒して不在の間に、プラスチックケース、戦闘用チャリンコ・ドラマチックドリーム号、台車などが飛び出し、ほとんどハードコア状態の大乱戦に発展。クリスは立てたテーブルの上に高木を寝かせると、ダイビング・ダブルニーを敢行。それを高木に返されると、プラスチックケース殴打から、プレイングマンティスボムをガッチリ決めてトドメを刺した。

大仁田厚がDDT軍に爆勝し、ジョーイ・ジャネラに米国での電流爆破戦を要求【DDT】

2023.04.17 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月16日、新潟・万代島多目的広場大かまで「DRAMATIC EXPLOSION in NIIGATA」を開催した。“邪道”大仁田厚が勝俣瞬馬、小嶋斗偉とのDDO(ドラチック・ドリーム・オーニタ)軍で、ジョーイ・ジャネラ、高木三四郎、正田壮史のDDT軍に爆勝。大仁田はジャネラに米国での電流爆破デスマッチ戦を要求した。

 この日の試合形式は4本の電流爆破バットが用意され、火薬量は通常の3倍とされた。開始早々、大仁田と高木が場外、館外で大乱闘を展開。リングに戻ると、大仁田は正田に毒霧から机上パイルドライバーを一閃。ジャネラが大仁田をイスに座らせて、電流爆破バットで一撃。小嶋が電流爆破バットで正田を殴ると、正田は蹴りで迎撃。続いて、勝俣が小嶋に羽交い絞めにされた高木を電流爆破バットで殴打。ジャネラがコーナーに上ると、大仁田と勝俣がダブルで毒霧を噴射。大仁田は立てかけられていたイスの上にジャネラを投げ飛ばす。チャンスと見た大仁田は最後の電流爆破バットをジャネラにフルスイングし、3カウントを奪った。

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