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あの定番ブランドも機能性表示食品に!コロナ禍での健康ニーズが後押し

2022.10.11 Vol.web original

 いまやスーパーやコンビニエンスストア等、あらゆるお店でよく見かけるようになった機能性表示食品。特定保健用食品(トクホ)のような国の審査はなく、事業者(企業・団体など)の責任で消費者庁に届け出ることで販売が可能になるため、そのハードルの低さもあってか、2015年に機能性表示食品制度が施行されて以来、その届出数は年々増加傾向にある。

ほっとひと息つきたいときに。ミルク入り贅沢スイーツドリンクが続々と登場!

2022.09.26 Vol.web original

 今年も、「抹茶ラテ」の市場が再燃しそうだ。昨年、コカ・コーラの綾鷹ブランドからは「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」(21年3月発売、440mlPET)が、そしてサントリーのBOSSブランドからは「クラフトボス 抹茶ラテ」(21年8月発売、500mlPET)が発売となり、どちらの商品も発売後ものすごい勢いで売れたことが当時話題になっていた。

昨年の抹茶ラテ市場はブームとして盛り上がり定着したように見えるが、今なお各社から、抹茶ラテをはじめとし新たなラテ飲料が続々と登場している。今回はそんなミルク入りの贅沢スイーツドリンクを紹介したい。

 まずは、今年9月に発売されたばかりの「伊右衛門 恋甘(こいあま)」「同 恋々甘(ここあ)」。一見なんと読んだらよいのか分からない商品名だが、パッケージには丁寧にルビが振られている。「恋甘(こいあま)」のほうが抹茶ラテで、「恋々甘(ここあ)」のほうが文字通りココア飲料となり、どちらも「濃い味わい」と「恋するような甘さ」をかけているネーミングのようだ。

「恋甘(こいあま)」(写真:左)は抹茶・緑茶パウダーとミルクを合わせることで、コクのある飲みごたえ。伊右衛門ブランドらしい国産石臼挽き茶葉を中心に複数の抹茶をブレンドしており、抹茶テリーヌのような甘くてほろ苦い味わいが特長だ。先に発売となっている「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」とも「クラフトボス 抹茶ラテ」とも異なり、ラテの甘さの中にも抹茶パウダー由来の奥深さが感じられる。緑茶ブランド「伊右衛門」の商品であることに納得だ。

「恋々甘(ここあ)」(写真:右)はココアパウダーとミルクを合わせたもので、一般的なココアと異なるのは、福寿園の茶匠が厳選した「ほうじ茶」が加わっていることだ。ココアにもお茶を入れて手を加えるところが、やはり「伊右衛門」ブランドらしい。ガナッシュが香る濃厚ショコラのようなコクのある味わいなのに、ほうじ茶がブレンドされていることで、甘さがありながらもべたつかない後口に仕上がっている。一般的なココアは飲んだ後に重たさが口に残るので、ほうじ茶の余韻を楽しむというのは新しい。

「伊右衛門」といえば無糖のお茶のイメージだが、このように甘みのある有糖飲料を発売してきたことは、チャレンジングな姿勢といえよう。

飲料各社、多種多様な取り組みで「水平リサイクル」活発化

2022.06.13 Vol.web original

 6月は環境月間であり、6月9日は「リサイクルの日」ともいわれているが、プラスチック資源の循環利用を推進する取り組みとして、近年、リサイクルの中でも、「もとの製品と同じもの」に生まれ変わらせる「水平リサイクル」の機運が高まっている。

 その中でも代表的なものが、飲料メーカーが推進するボトルtoボトルの「水平リサイクル」で、今年に入ってその動きが各社一層活発化している。ボトルtoボトル「水平リサイクル」とは、使用済みペットボトルを新しいペットボトルに生まれ変わらせることで、同じ材料を何度も資源循環させる理想のリサイクルの形であり、新たな化石由来原料を使わない取り組みとして昨今注目されている。

「C.C.レモン」「キャンパスノート」「カルビー」の「C」を消そう! 企業が仕掛ける軽やかな寄付アクション「#deleteC大作戦」とは?

2021.09.13 Vol.745

 9月4日、企業のSNSアカウントから「みんなでCを消そう!」と一斉に呼びかけがあった。それを受けて「C.C.レモン」「キャンパスノート」「カルビー」の「C」の部分を消した商品画像などがSNSで投稿されている。企業が自社の大事なロゴを消費者に消すように呼び掛けるのは一体どういうことなのか?

 これは、“みんなの力で、がんを治せる病気にするプロジェクト”「deleteC」の活動の一環であり、9月4日から始まった「#deleteC大作戦」というSNS上での寄付アクション。「C」は、がんを意味する英語「キャンサー(cancer)」の頭文字。プロジェクトに賛同した企業・団体は、社名やブランド名にある「C」を消した画像を投稿すると、がんの治療研究を行う医師や研究者に対してdeleteCを通じて研究費が寄付されるというもの。寄付となるとつい身構えてしまいがちだが、日常生活の中で「C」を消すだけで、がんの治療研究の一助になり、誰もが気軽に参加できるカジュアルな寄付アクションなのだ。

「deleteC」代表理事の小国士朗氏は「がんはとても身近な病気ですが、がんの治療研究となると、ふだんの暮らしからは距離が遠いのが実情。その距離をぐっと縮めるために、日常生活でなじみのある“あの商品”や“あの企業”のCを消すというアクションを思いつきました。企業の方々にお話を持っていくとき、みなさんが大切にしているCを消すということで、怒られるかも…と思ってドキドキしましたが、むしろ『自分たちのCが役に立つのなら』と前のめりに参加を表明してくれました」と語る。

 

ライムの香りと強めの炭酸が新鮮! 1983年発売『三ツ矢クリスタルC』復刻

2021.06.15 Vol.742

 アサヒ飲料から期間限定で『三ツ矢クリスタルC』PET500mlが全国で発売。1983年に発売された『三ツ矢サイダークリスタルC』の味わいを現代に再現し、ライムの香りと強めの炭酸に、レモンをひと搾りしたようなさわやかな香りと味わいが楽しめる炭酸飲料となる。当時の商品特長であるビタミンCとキレのある味わいをコンセプトに、ライム6個分に相当するビタミンCを配合。ビタミンC配合と限定復刻を強調したデザインで、夏にゴクゴク飲みたくなるすっきりと甘さ控えめなライム炭酸だ。

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