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三度目の正直で勝利を目指した所英男がヤマニハに判定負け。試合後には進退匂わす発言も【RIZIN】

2023.10.01 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)のメインイベントで所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)とアラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)が対戦しヤマニハが3-0の判定で勝利を収めた。

 所がRIZINでメインを務めるのは3度目。過去2回はクロン・グレイシーと堀口恭司に敗れており、今回は三度目の正直での勝利を目指しての戦いだった。
 
 ヤマニハのセコンドにはホベルト・サトシ・ソウザとクレベル・コイケ、所のセコンドには金原正徳と勝村周一朗が就く中、試合がスタート。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ヤマニハの右カーフに所が右ストレート。2人の左が交錯。所がパンチで前に出るとヤマニハが組み止めグラウンドで上を取る。所はすぐに体勢を入れ替え上に。ヤマニハは下から腕を抱え込み足を入れて所を跳ね上げに行くが、所はパスガードを狙う。離れた所がまたいでパスガードからの左腕を取りに行くとヤマニハは逆にバックを取って首を狙う。所は脇に左腕を挟み、しのぐ。正対を狙う所だが、ヤマニハはバックからコントロール。バックからこつこつパンチを放つ。所は正対を狙うなかで足首を取りに行く。

メインは所英男vsヤマニハ。所「三度目の正直。何でもいいから勝ちたい。金原さんになりたい」【RIZIN】

2023.09.30 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前日計量が9月30日、愛知・名古屋市内で開催された。

 オープニングファイト3試合、本戦13試合に出場する全選手が規定体重をクリアした。今大会はこの日まで試合順が決まらないという異例の展開を見せ、計量の際に試合順が発表されたのだが、メインイベントは所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)vs アラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)の一戦となった。

 計量後にヤマニハは「所選手は日本の伝説の選手なので尊敬していましたし、好きな選手でした。明日、そんな存在の選手と戦えることをとてもうれしく思っています。歴史に残るような試合にしたい。必ず勝ちます」、所は「金原正徳さんに乗っけてもらって、今、僕はここに立ってます。明日は自分の力でヒロ選手から必ず一本取ります。僕とヒロのプライドを持った試合で、名古屋大会の盛り上がりの中心になれるように頑張ります」とそれぞれコメント。

 計量後の本紙の取材に所は「びっくりした。全部金原さんのお陰。でもそれを“自分も持っているな”と言い聞かせて、必ず一本取ります。メインはRIZINで2回やらせてもらっている。クロン戦と堀口戦。2回ともやられているんで、三度目の正直だと思って頑張ります。金原さんにあんな試合を見せていただいたんで、僕も頑張ります」と一本勝ちを約束した。所は2016年9月の「RIZIN.2」でクロン・グレイシーに一本負け、2017年7月の「RIZIN.6」では堀口恭司にTKO負けを喫している。

所英男が盟友・金原正徳の勝利に刺激「近年まれに見るほど勝ちたいという気持ち」【RIZIN LANDMARK】

2023.09.29 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前々日インタビューが9月29日、愛知・名古屋市内で開催された。

 ボンサイ柔術のアラン“ヒロ”ヤマニハと対戦する所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)が「金原さんの試合を間近で見て、近年まれに見るほど勝ちたいという気持ちがあります」と勝利に向けての執念を見せた。

 所は「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でクレベル・コイケを破った金原正徳とはいわば盟友。クレベルの同門のヤマニハはにとっては今回の試合は敵討ちともいえる試合となる。

 今回の試合からバンタム級に階級を戻す所は「前回に比べて元気。ワクワクしている。ナチュラルに元気だなと思っている」と笑顔を見せた。

 ヤマニハについては「一発一発のパンチの強さ、体の強さは唖然とするすごさがある」と警戒。試合はボンサイ柔術と所の得意とする“回転体”の攻防が予想される。ヤマニハは勝利のカギを「ポジショニング」と語っていたのだが、所は「そうだと思います。ちょっと言えないですけど。自分が見て来たUWFスタイル、体験してきたZSTスタイルで戦います」と積み上げてきたキャリアへのこだわりを見せた。

バンタム級トーナメント優勝候補の朝倉海がヤマニハに判定勝ち。決勝ラウンドは「ファンの方が求める声が多いカードを」【RIZIN】

2021.09.19 Vol.Web Original

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われた。

 メインイベントでは朝倉海(トライフォース赤坂)とアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル/ボンサイ柔術)が対戦し、朝倉が3-0の判定で勝利を収めた。

 朝倉は1回戦は渡部修斗に1RTKO勝ち、ヤマニハは倉本一真に判定勝ちを収め、この2回戦に進出した。

 1R、朝倉がプレッシャーをかけパンチを放っていく。ヤマニハはロープ、コーナーを背負う劣勢が続く。ヤマニハは左足にタックルにいくが朝倉が切る。コーナーを背にしたヤマニハに朝倉がパンチを連打するがヤマニハはカウンターで左フック。朝倉は右ボディー。なおもパンチを浴びせると、ヤマニハはダウンするもそのままグラウンドに引き込み三角絞めを狙う。一瞬ひやりとさせた朝倉だったが脱出。スタンドに戻すとともにパンチを出し合い1Rが終了。

 2Rになるとヤマニハが左フック、左インローを主体に前に出る。朝倉は右カーフもヤマニハは下がらず。パンチから組み付き、サバ折りからコーナー下で倒すが朝倉はすぐに立ち上がり脱出。朝倉が強烈な右フックもヤマニハはクリーンヒットはさせず。朝倉は左右のフックをヒットもヤマニハはそれでも下がらず前に出る。そして朝倉にロープを背負わせるとタックル。サイドからバックに回り左足をかけテイクダウンを狙う。こらえる朝倉にヤマニハはパンチとヒザを打ち込んでいく。

メインを務める朝倉海の「凶暴な試合をしたい」にヤマニハも「私も同じ」【RIZIN.30】

2021.09.17 Vol.Web Original

朝倉「RIZINでしかできない試合を体現したい」

「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが9月17日、行われた。

 今大会では「RIZINバンタム級(61.0kg)トーナメント」の2回戦4試合が行われ、メインイベントでは朝倉海(トライフォース赤坂)とアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル/ボンサイ柔術)が対戦する。

 朝倉は1回戦は渡部修斗に1RTKO勝ち、ヤマニハは倉本一真に判定勝ちを収めている。

 朝倉は現在の心境について「やることはやったんで試合が楽しみ」と淡々とした表情。ヤマニハの印象については「ボンサイ柔術の選手だけど打撃も組みも寝技も全部やってくる選手かなと思う。オールラウンダーな印象」、試合については「圧倒して勝つと思う。RIZINでしかできない試合というものがあると思うので“こういうのがRIZINの試合だよな”というものを体現したい。とにかく激しい試合を見せることになると思う。凶暴な試合ができたらなと思っています」とメインを締めくくるにふさわしい激しい試合を約束した。

 ヤマニハの柔術への対策については「特にはしていない。結果的に柔術やグラップリングのトレーニングの時間は多かったと思うが、特に今回の相手だからという意識はしていない」と特別な警戒はしていないよう。RIZINバンタム級王者の堀口恭司が朝倉の「寝技には不安がある」と言っていたことについては「自分は準備も対策はできているので、誰に何を言われようが自分がやるべきことをやるだけ。自信があるのは変わらない」とさらり。

朝倉海がボンサイ柔術の寝技について「脅威には感じていない」と対戦相手のヤマニハをばっさり【RIZIN.30】

2021.08.31 Vol.Web Original

朝倉と昇侍が揃って公開練習

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する朝倉海(トライフォース赤坂)と昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)が8月31日、揃って公開練習を行った。

 2人は昨年9月に対戦し、朝倉が1RでTKO勝ちを収めている。現在では週2~3回、トライフォース赤坂でともに練習する仲となっている。

 この日は2人で2分間のマススパーリングを行い、その後に揃って合同インタビューに応じた。

 現在の関係について昇侍が「日本の総合格闘技を代表するトップファイターの朝倉海選手と一緒にいることで、彼の考え方やメンタルの強さ、トップでいるからこその苦労やプレッシャーの強さ、試合で結果が出なくてもすぐに立ち上がって前を向いて突き進んでいる姿などを見て、自分ぐらいが負けて落ち込んだりしていられないなと。表に出るといろいろな批判の声もたくさん出てくるが、そういったものも何ら気にせず前を向いて、とにかく自分の目標に向かって突き進んでいく姿を間近で見て自分は奮い立たされているというか、彼についていくようなつもりで、肉体は年齢とともに衰えていくものだが、精神力の部分で勉強させていただいている」と年齢では10歳下ではあるが朝倉の普段からの姿勢に刺激を受けている様子。朝倉も昇侍については「格闘技の技術もそうだが、普段からお兄さんみたいな感じで、いろいろ楽しませてもらっているというか、よき相談相手のような関係。試合に向けてのコンディション作りなどで助けられています」と大きな信頼を寄せているよう。

2回戦のカード決定。朝倉海はボンサイ柔術のヤマニハに「寝技でも僕のほうがうまい」【RIZIN.30】

2021.07.20 Vol.Web Original

元谷vs瀧澤、扇久保vs大塚、井上vs金太郎、朝倉sヤマニハ

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が7月20日、東京都内で開催され、「RIZIN JAPAN GP2021バンタム級トーナメント」2nd ROUNDの対戦カードが発表された。

 今大会では元谷友貴(フリー)vs瀧澤謙太(フリー)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs大塚隆史(T GRIP TOKYO)、井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)vs金太郎(PANCRASE大阪稲垣組)、朝倉海(トライフォース赤坂)vsアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブンテリア・ボンサイ)の準々決勝4試合が行われる。

 1回戦は抽選で引き当てた数字の順番に選手たちが枠を選択する方式で対戦カードが決まったが、今回はRIZIN側が「過去に対戦していない。今、熱を生みだせるカード」という観点でマッチメイクされた。

ボンサイ柔術第三の男ヤマニハが3-0の判定勝ちでトーナメント準々決勝進出【RIZIN.29】

2021.06.27 Vol.Web Original

バンタム級トーナメント1回戦で倉本一真と対戦

「RIZIN.29」(6月27日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)で「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の1回戦、大阪ラウンドの4試合が行われた。

 現在、RIZINのリングを席巻する“ボンサイ柔術”の第三の男アラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)が倉本一真(修斗GYM東京)と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

 ヤマニハはいきなり飛びヒザを放つなど序盤からアグレッシブに打撃を放っていく。タックルでテイクダウンを狙う倉本だが、思った以上にプレッシャーをかけて前に出るヤマニハを相手に後手に回る展開が続く。ヤマニハは右フックで倉本をぐらつかせる。ラウンド終盤にはヤマニハが三角絞めの形を作るが倉本はバスターで脱出する。

“ボンサイ柔術第三の男”ヤマニハが「私がKOするか、相手はタップする」【RIZIN.29】

2021.06.26 Vol.Web Original

バンタム級トーナメント1回戦大阪ラウンド

「RIZIN.29」(6月27日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)のオンラインインタビューが6月25日に行われた。

 今大会では「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の1回戦、大阪ラウンドの4試合が行われる。

 6月13日の東京ドーム大会で旋風を巻き起こしたホベルト・サトシ・ソウザとクレベル・コイケに次ぐボンサイ柔術第三の男アラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)が倉本一真(修斗GYM東京)と対戦する。

 ヤマニハは「僕の気持ちはRIZINに出たいというものだったので出られることがうれしいですね」と今の心境を語る。

 対戦相手の倉本については「力強い選手。タックルがうまい。キャッチしても難しい。ただ相手の強いポイントは僕が強いポイントでもあるから、相手のことはあまり心配じゃない」、試合については「この試合は、私が魅せたい。たくさんのお客さんたちは僕を知らないけど、僕は寝技や、ハードトレーニングをしてもう打撃もできる。寝技のレベルも高い。試合は僕が絶対勝つ」と話した。

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