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カナダ生まれの落語家・桂三輝がオフブロードウェイでノミネート

2020.05.03 Vol.Web Original

 カナダ出身の落語家・桂三輝(かつらさんしゃいん)が、米の「第10回オフブロードウェイ アライアンス アワード」にノミネートされた。受賞者は5月19日午前11時にアワードのFacebookページでライブ発表され、授賞式はこの秋に行われる。

 同アワードは、米演劇界で最も権威がある賞とされているトニー賞のオフブロードウェイ版で、オブブロードウェイにある61劇場で上演されている候補作品100作品以上の中から選ばれた。

 ノミネートされたのは「Best Unique Theatrical Experience」カテゴリー。2019年9月から米ニューヨークのニューワールドステージで、週2回公演を行い、当初は3カ月の公演だったが、話題を呼んでロングラン。現在は休演中だが、2020年9月いっぱいまでの公演が決定している。オフブロードウェイでの落語のロングラン公演は史上初となる。

 ノミネートされたことについて、三輝は「ブロードウェイで落語を披露するのは6年前からのプロジェクトで、ロングラン公演だけでも夢、想像以上の結果でした。まさかアワードにノミネートされるとは、落語がここまで認められたというのは限りなく嬉しいです」と、コメントを寄せている。

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