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小島よしおが「おめでピーヤ!」地域自慢の味覚が勢ぞろい<フード・アクション・ニッポンアワード>

2021.01.27 Vol.Web Original

 地域の農林水産物や食文化の魅力を活かした産品を発掘・表彰するコンテスト「フード・アクション・ニッポンアワード」が26日、都内で行われた。「フード・アクション・ニッポン(FAN)」のアンバサダーを務める小島よしお、クック井上も出席し、特別賞として「FANばさだー芸人が選ぶ優れた3産品」を選定・表彰した。

 受賞したのは鹿児島県立鶴翔高等学校『旨鹿醤(うんまかしょう)』、ノフレ食品株式会社の『やみつきニシン』、アビアス京都の『京都が育んだキノコの濃熟ポタージュ』の3品で、小島とクックがそれぞれ1品ずつ選び、残りの1品は2人で選んだという。スーツ姿で登壇した小島は「おめでピーヤ!」とお祝いの言葉を送った。

 受賞アイテムはアワードに入賞した全103産品のなかから選んだ。

 小島は「全部おいしくて選ぶのが難しかった」というが、『やみつきニシン』を選んだ。北海道産のニシンの焼きほぐしに、数の子、ホタテ、方見野菜をオイルで合わせたもので、ご飯のお供としても、調味料としても使える。「すごくおいしかった。試食があった後、アマゾンさんで注文しました。年末年始ステイホームが多かったので、ご飯を炊いていたんです。……年末年始、お世話になりました」。

 クックが選んだのは『旨鹿醤』。有害鳥獣駆除で捕獲処理される鹿を有効活用した、鹿肉を使った発酵調味料で、今では廃れてしまった肉醤(ししびしお)を復活させたかたち。魚醤をヒントに同校で製造している本醸造醤油の製造法を応用した。「高校生がお肉からお醤油を造るという取り組み自体が素敵だと思いましたし、味もまったくクセがない。地元のレストランと組んでいただいて鹿児島の売りになると感じ、選ばせていただきました」

 2人で選んだのは『京都が育んだキノコの濃熟ポタージュ』。京都のしいたけを食べてもらいたいと想いから生まれた商品だ。小島とクックは「お店の味」「料亭の味」と口を揃え、小島は「2杯いっちゃいました」と笑った。

「FANばさだー芸人が選ぶ優れた3産品」のほか、受賞作品の一覧は「フード・アクション・ニッポンアワード」のサイトで見られる。

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