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王者シナ・カリミアンが計量、そして会見で挑発続けるもリュウ・ツァーは「完膚なきまでに叩きのめす」とさらり【K-1】

2024.03.19 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の前日計量が3月19日、都内で開催された。

「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」で対戦するシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)は89.6kg、挑戦者のリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)は89.9kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 計量の際のフェイストゥフェイスでは、ともにギリギリまで顔を近づけにらみ合い、最後はカリミアンがツァーの胸を突いて関係者が割って入った。

 会見でもカリミアンは「この試合のためにマイクスジムでいい練習をしてきた。明日はそこに座っているピエロを壊したいと思っている。(計量では)彼と向き合った時に怖がっていると感じた」と挑発。

カリミアンがリュウ・ツァー相手に防衛戦。「戦いはもう始まっている」といきなりパネルを破壊【K-1】

2024.02.05 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が2月5日、都内で開催され、クルーザー級と女子フライ級の2つのタイトル戦の開催が発表された。

 クルーザー級ではシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)がリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)を相手に初防衛戦に臨む。

 カリミアンは2018年に行われた「初代K-1クルーザー級王座決定トーナメント」で優勝し、王座戴冠。3度目の防衛戦でK-Jeeに敗れ王座を明け渡すも、ダイレクトリマッチで王座奪還。その後はスーパーファイトでの出場が続き、昨年9月には「K-130周年記念無差別級トーナメント」に出場も準決勝でクラウディオ・イストラテに判定負けを喫している。

 ツァーはその昨年9月に行われたトーナメントの優勝者。今回は適正階級のクルーザー級で王座獲りを狙う。

 会見にはカリミアンのみが出席したのだが、入場時のフォトセッションでいきなりツァーのパネルを破壊。

 ツァーが「シナ選手が強い選手であることは知っていますが、今の私のコンディションはシナ選手を100%KOできるほどとても良い状態」などとコメントを寄せるとカリミアンは「リュウ選手が何を言っても関係ない。私は彼をKOする。それしか考えてない。昨年、トーナメントに参加したが。私もベルトがあると思っていた。自分の夢はK-1の2階級制覇。トーナメントにベルトはなかったが、自分の夢はリュウ選手を破ってベルトを守って2階級制覇をすること。彼の夢は私がリングで打ち砕きたい」と王座防衛とその先に2階級制覇を見据えた。

初参戦の元極真世界王者・上田幹雄の対戦相手が前K-1クルーザー級王者のK-Jeeに決定【K-1】

2023.08.12 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の追加カード発表会見が8月12日、都内で開催され、8日にK-1参戦が発表された上田幹雄(BRAVE)の対戦相手がK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)となることが発表された。

 上田は極真会館の2019年「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」で日本人として16年ぶりに世界王座を獲得し、2022年から「RIZIN」に参戦しMMAファイターとして活躍している。

 K-Jeeは初代Krushクルーザー級、第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者。現在、マハムード・サッタリ、谷川聖哉、ステファン・ラテスクと強豪相手に3連敗を喫しているが、押しも押されもせぬK-1グループ重量級戦線のトップファイターだ。

 今回の対戦に当たりK-Jeeは「早々にオファーをいただき、ありがとうございます。相手は空手最強と聞いてワクワクしています。ヘビー級トーナメントに負けない迫力のある試合をしましょう」、上田は「試合も決まり、さらにここからギアを上げて、最高最強の上田幹雄を皆さんにお見せします。対戦相手のK-Jee選手は長年、K-1ヘビー級を支えてきた強い選手ですが、今の自分の強さを証明するには絶好の相手なので、今から楽しみです。ヘビー級らしい迫力のある試合をしましょう」とそれぞれコメントを寄せた。

ラテスクが前王者K-JeeにKO勝ちで現王者カリミアンへの挑戦アピール「ずっと逃げている。大阪でやろう」【K-1】

2023.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)でステファン・ラテスク(ルーマニア/SCORPIONS IASI)が前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)を1RKOで破りK-1参戦後の戦績を3戦3勝(3KO)とした。

 ラテスクは試合後のマイク、そして会見で現クルーザー級王者のシナ・カリミアンへの挑戦をアピールした。

 1R、圧をかけるのはラテスク。すぐにコーナーに詰めるとパンチを連打。K-Jeeが回って逃れるもラテスクは追って左右のフックを放っていく。K-Jeeはガードを固め左ロー。ラテスクは右ハイ、左ボディー。K-Jeeの左ローにラテスクが右ストレートを合わせダウンを奪う。立ち上がったK-Jeeだったが、ラテスクは一気に襲い掛かり左フック2発から、最後は左ボディーでとどめ。K-Jeeは背中を丸めダウンすると、そのまま立ち上がれずラテスクがKO勝ちを収めた。

“クルーザー級日本人No.1決定戦”で谷川聖哉が前K-1王者K-Jeeを圧倒【K-1】

2022.08.11 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」(8月11日、福岡・福岡国際センター)のセミファイナルで行われたクルーザー級のスーパーファイトで谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)から2度のダウンを奪い、判定勝ちした。

 K-Jeeは初代Krushクルーザー級王者で、前K-1 WORLD GPクルーザー級王者。谷川は「K’FESTA.5」で行われた「無差別級トーナメント」で日本人最高位の準優勝を果たし、今回の試合はクルーザー級日本人No.1を決める戦いと位置付けられていた。

 1R、谷川は序盤から右カーフ、右ミドル。もみあいの中でK-Jeeが背を向けたところで谷川が後頭部を殴ってしまい注意が与えられる。インターバルを取った後に再開。谷川の左ハイにK-Jeeが右ローを放つとこれがローブローとなり一時中断。再開後は谷川が右カーフ、左ハイを当てていく。K-Jeeはパンチを返すが谷川はそこにヒザを合わせる。谷川のローにK-Jeeの足が流れ始める。

サッタリがわずか30秒KOで王座防衛。K-1王者シナ・カリミアンに「来週でもやってやる」宣戦布告【Krush.132】

2021.12.19 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループの2021年最終大会となる「Krush.132」(12月18日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushクルーザー級タイトルマッチ」で王者マハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)がANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM / ALIVE)を1Rわずか30秒でKOで下し初防衛に成功した。

 サッタリは昨年11月の「Krush.118」でK-1ジャパングループ初参戦を果たすと谷川聖哉、加藤久輝に連続KO勝ち。今年7月に行われた「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」に参加するとRUI、谷川を破り王座を獲得した。今回はこれまで所属していた「WSRフェアテックス・イラン」から「TEAM ŌTA/ICF」に所属を変えての初戦だった。

 KOJIは総合格闘技で国内外でキャリアを積むも、昨年11月に行われたK-1福岡大会でK-1ジャパングループ初参戦を果たすと、RUIにKO勝ち。今年3月の「K’FESTA.4 Day.2」では愛鷹亮に判定勝ちと、クルーザー級のトップ戦線で戦ってきた2選手を撃破し、今回のタイトル戦にこぎつけた。

初防衛戦のサッタリ「すべてのフルーツを食べる自分のほうが強い」とANIMAL☆KOJIのバナナパワー攻略に自信【Krush.132】

2021.10.19 Vol.Web Original

サッタリ・ウィラサクレック改めマハムード・サッタリ

「Krush.132」(12月18日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が10月18日、都内で開催された。今大会ではフェザー級とクルーザー級の2つの階級でタイトルマッチが行われることが発表された。

 クルーザー級では王者マハムード・サッタリ(ŌTAジム)がANIMAL☆KOJI(EGION TOP TEAM/ALIVE)を相手に初防衛戦に臨む。サッタリは今年7月に行われた「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」で優勝し、王座を獲得。今回の試合から所属をWSRフェアテックス・イランから「ŌTAジム」に変更。それに伴いリングネームもサッタリ・ウィラサクレックから本名のマハムード・サッタリにしてのファイトとなる。

 対するKOJIは総合格闘家として活躍するも昨年12月のK-1福岡大会でK-1ジャパングループに初参戦。K-Jeeと初代Krushクルーザー級王座を争ったRUIを2RでKO。今年3月の「K’FESTA.4 Day.2」ではK-1クルーザー級王座に挑戦経験もある愛鷹亮にも判定勝ちとクルーザー級のトップ戦線で活躍する2人を撃破。今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

サッタリ・ウィラサクレックが2試合連続1RKO勝ちでクルーザー級王座獲得【Krush.127】

2021.07.25 Vol.Web Original

決勝では谷川と対戦

「Krush.127」(7月24日、東京・後楽園ホール)で行われた「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」でサッタリ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)が決勝で谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を破り第2代王者となった。

 2人は昨年10月に対戦し、サッタリがKO勝ちを収めている。

 試合は1R序盤からサッタリがプレッシャーをかけ前に出ると右のボディーストレート。谷川も前に出るがここでサッタリが左フックで先制のダウンを奪う。

 立ち上がった谷川にサッタリは大振りのフックで追撃。後ろ回し蹴りは谷川の頭を越える。サッタリの左フックを効かされた谷川だったが、右ローで反撃。右ストレート、右ロー、ヒザを打ち込んでいく。谷川がローからプレッシャーをかけサッタリを詰めるが、なおも前に出たところでサッタリがカウンターで右フックを打ち抜くと谷川は前にばったりとダウン。サッタリがKO勝ちを収めた。

クルーザー級トーナメントV候補サッタリと対戦のRUI「最後にモノをいうのは魂」【Krush.127】

2021.07.23 Vol.Web Original

サッタリ「100%以上の万全な状態」

「Krush.127」(7月24日、東京・後楽園ホール)の前日計量が7月23日、東京都内で開催された。

 今大会では初代王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)の王座返上に伴う「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」がワンデイトーナメントで行われる。

 準決勝は杉本仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とRUI(K-1ジム福岡チームbeginning)vsサッタリ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)の組み合わせ。勝者がメインで行われる決勝で対戦する。

 計量後の会見で準決勝の第2試合に出場するRUIは「オファーをもらって、記者会見があって、約2カ月間、緊張感のある日々を送ってきました。やれることをやって、やらなければいけないこともやって非常にいい状態を作ってこれたと思います。明日が楽しみです。福岡からさっき東京に着いて計量を終えたが、暑さもあり、調整が難しいところもある。それは選手としてはやらなければいけない仕事的なもの。先週にK-1福岡大会があり、その時はいろいろな地方在住の選手が福岡に来て計量をパスしたように、今度は自分が福岡から東京に代表として乗り込んできている。そういう覚悟を持ってこの会見場にいます。対戦相手のサッタリ選手はぱっと見の印象は凄くリラックスしているという印象」と福岡からの移動もクリアし、コンディションは問題ないよう。

 対するサッタリは「今回の試合に向けてしっかりとした準備をしてきた。100%以上の万全な状態。RUI選手もそうだが、全員コンディションが整っているように見えるので明日の試合を楽しみにしている」などと話した。

倒し倒されクルーザー級のド迫力!K-Jeeが地元・福岡で愛鷹亮に逆転KO勝ち【K-1】

2021.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~」(7月17日、福岡・福岡国際センター)のセミファイナルで前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)がスーパーファイトで愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦し、2R、逆転KO勝ちを収めた。

 試合は1R開始早々にK-Jeeのローキックがローブローとなり試合が中断。再開後、愛鷹は一気に距離を詰めてパンチの連打。ロープを背にしたK-Jeeに強烈な右フックを浴びせダウンを奪う。なんとか立ち上がったK-Jeeに愛鷹は猛ラッシュ。左フックから返しの右フックを強振し、2度目のダウンを奪う。ここもなんとか立ち上がったK-Jeeだったがダメージは歴然で、KO負けも時間の問題かと思われたが、必死のガードで愛鷹の猛攻をしのぐ。

第2代クルーザー級王者決定トーナメント開催。準決勝は杉本vs谷川、RUI vs サッタリ【Krush.127】

2021.05.21 Vol.Web Original

昨年12月に初代王者のK-Jeeが返上

「Krush.127」(7月24日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が5月21日、東京都内で開催された。

 今大会では「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」がワンデイトーナメントで行われる。

 同王座は2019年に8選手の参加によるトーナメントを行いK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)が初代王座を獲得。2020年3月に加藤久輝を相手に初防衛を果たしたK-Jeeは11月にはK-1クルーザー級王者シナ・カリミアンに挑戦。KO勝ちを収めK-1王座を獲得したことから12月にKrush王座を返上していた。

 今回のトーナメントには初代王座決定トーナメントに出場したRUI(K-1ジム福岡チームbeginning)、杉本仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)に、昨年からK-1ジャパングループに参戦した谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、サッタリ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)の4人が参加。準決勝は杉本vs谷川、RUI vs サッタリの組み合わせとなった。

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