SearchSearch

成田凌「セイの天才」とほめられてドキッ! 最新映画『コンビニエンス・ストーリー』公開で舞台挨拶

2022.08.06 Vol.Web Original

 

 成田凌と前田敦子が共演する映画『コンビニエンス・ストーリー』(三木聡監督)の公開記念舞台挨拶が6日、新宿のテアトル新宿であり、成田、前田、そして三木監督が登壇した。

 映画は、スランプ中の若手脚本家が欲しいものが何でも見つかるコンビニに迷い込んだことから巻き起こる不思議なアドベンチャー。

 デビュー前から三木聡監督の作品のファンだという成田。撮影について聞かれると「幸せでした。毎日毎日、それはそれは過酷な日々でしたけど、本当にそれはそれは幸せな日々でした。全員が三木さんに敬意を持って三木さんについていくという意識がものすごく現場に漂っていたので、映画を作る人間として幸せな現場でした」と、最初から熱っぽいトーク。「脚本の1ページ目から三木聡が書く脚本だなということを感じました。10代のころから見ていてずっと仕事をしたかった方なので、この中に自分が入るんだなって湧き上がっていました。現場でも、美術、照明、カメラワーク…三木聡ワールドでしたね」。

「夢見心地だった」と話していたのは前田。「ここはどこだろう?みたいなところでの撮影がずっと行われていて、内容も内容でしたし。監督の演出ってなんかもう三木監督でしかないなって思いました。だからあんまり覚えてないです。夢見心地だったんだろうなって思います」

 絶賛された三木監督は、成田と前田について聞かれると、「セイの天才・成田凌、動の天才・前田敦子って感じですよね。表現したいということが前に来ちゃったときに、それが果たして映画にとってプラスになるかどうかってことがあるんです。役柄によってはならないこともある。成田君が、禅僧のように、日常からずれていく感じをつかんで演じてくれてるのは、見ていて面白かったですね」

成田凌、撮影現場での前田敦子との“扱いの差”に呆然「精神的に過酷だった」

2022.07.19 Vol.web original

 

 映画『コンビニエンス・ストーリー』完成披露舞台挨拶が19日、都内にて行われ、キャストの成田凌、前田敦子、六角精児、三木聡監督が登壇。主演・成田が撮影現場での“過酷な”エピソードを明かし会場の笑いをさそった。

 スランプ中の若手脚本家が“欲しいものが何でも見つかる”コンビニに迷い込んだことから巻き起こる不思議なアドベンチャー。

 富士山麓の廃墟にコンビニのセットを作り、撮影したという本作。寒い時期の撮影に三木監督が「ほぼ過酷ですよ」と振り返ると、成田も「トップクラスで過酷な撮影でした」。

 極寒のさなかに前田と成田がずぶ濡れになる撮影もあったと言い、成田が「“カット!”ってかかった瞬間、スタッフさんたちが何人も前田さんを取り囲んで、タオルで包んで連れて行こうとしていて。その横で、自分も同じくらい濡れているんだけどなって思いながら、その後をついて行こうとしたんですけど“ロケバスで待ってて!”と言われて…」と、スタッフから渡された小さなタオルで自分で体を拭いていたという切ないエピソードを披露。「精神的な過酷さも感じていました」と肩を落とす成田に、前田も申し訳なさそうに「私も感じてはいました。成田さんも濡れてるのになって。フォローしたかったんですけど寒すぎて…」と苦笑。

 六角精児も「一度、夜中に温度計を見たらマイナス2度だったからね」と過酷さを証言。それでも成田は「でも全然(映画からは)そんな感じしない。みんな元気に撮っていました」。三木監督が「一種のトランス状態になっていましたね」と言うと、六角も「アドレナリンって大事」、前田も「冷静に考えたらなんであんなに笑っていたんだろうって思いますね」。成田は「ちょっと食べたせんべいがおいしすぎて、膝から崩れ落ちました」と、三木ワールドならではの不思議な感覚に包まれた現場を振り返った。

 コンビニを舞台にした物語。三木監督が「マーク・シリングという日本在住の脚本家からメールで“これ映画になりませんか”と送られてきたんです。外国の人が見ると日本のコンビニって異様なところがあるらしい。何でもそろっているところとか夜中にぼーっと光っているところとか」と語ると、成田も「真夏にカイロ売ってるんですよね。舞台をやっているとき、喉を温めようとカイロを買ったんです。大量にカイロを抱えてるところを友達に見られて“どういうつもり?”と驚かれました(笑)」と日本のコンビニの“不思議”に感嘆していた。

 映画『コンビニエンス・ストーリー』は8月5日より公開。

前田敦子「石が自然なものと知らなかった」「3.5時間しか寝ない」“異世界”的な発言に観客もビックリ

2022.07.19 Vol.web original

 

 映画『コンビニエンス・ストーリー』完成披露舞台挨拶が19日、都内にて行われ、キャストの成田凌、前田敦子、六角精児、三木聡監督が登壇。三木監督が前田の素質を独特の表現で絶賛し会場を沸かせた。

 スランプ中の若手脚本家が“欲しいものが何でも見つかる”コンビニに迷い込んだことから巻き起こる不思議なアドベンチャー。

 役に共感したところはと聞かれると、異世界のコンビニに迷い込む主人公を演じた成田は「上手くいっていない脚本家という役で、店員さんにきつく当たるセリフを言っているとき、もしかして自分も普段こうなんじゃないか?と思ってきてしまった。背を正して生きようと思いました(笑)」。一方、コンビニ店員の魅惑的な人妻を演じる前田は、自身の演じた役に「何を考えているのかいまいち私にも分からないところがあって」とあっけらかん。

 すると、前田について「日本の女優として規格外。“世界のマエアツ”」とたたえていた三木監督が「前田さんってそういう演じ方なんですよ。脚本の意味とか役の共感とかすっ飛ばしているのに、いざ演じるとその本質にストーンとたどり着く。さすがセンター。さすが“秋元のおっさん”と思った」と絶賛し、前田も苦笑。

 さらに三木監督は前田について「普段はとんでもないことを言って成田さんがフォローしてるのに。石がコンクリートでできていると思ってた、とか」と暴露。すると前田は「(ロケ地の石切り場の)石が自然のものだと知らなかったんです。誰かが作ったのかなと思って」と明かし、会場もビックリ。すかさず成田が「みんなが勉強しているとき、一番忙しい時期だったんで…」、六角も「確かにあの石はコンクリートっぽかった」と前田をフォロー。そんな前田に三木監督も苦笑しつつ「でも本質にたどり着くんですよね」と首をかしげた。

 またこの日は、劇中に登場するコンビニ「リソーマート」にちなみ「理想の異世界は?」と一同に質問。成田は「体形を自由に変えられる世界」、六角は「お金のない世界」と回答。前田は「私は睡眠時間が要らないかも。3.5時間くらいしか寝ない。やりたいことがいっぱいあるんです」とまたまた会場を驚かせていた。

 映画『コンビニエンス・ストーリー』は8月5日より公開。

Copyrighted Image