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40代には忘れられないアイツが帰ってきた!『ゴリラーマン40』

2020.10.12 Vol.web Original

 1980〜1990年代に人気を博した漫画『ゴリラーマン』。ヤンキー漫画全盛期に異色を放ち40代男性の思い出に残るこの作品が、主人公・ゴリラーマンが歳をとり40歳となって現代に復活することが分かった。

『ゴリラーマン』とは…池戸定治(いけどさだはる)、ワケあって白武高に転校してきた。ゴリラーマンの異名をとる、ゴリラによく似た恐ろしい顔の謎の男。ゴリラーマンの周りで繰り広げられるバトルと笑いの日々を描いた傑作コメディー! 後にロック漫画の金字塔となる『BECK』を描いたハロルド作石の初めての長期連載作品だ。

 特別読切『ゴリラーマン40』は、ヤングマガジン46号(10月12日発売)とヤングマガジン47号(10月17日発売)にて、2号連続掲載する。

『ゴリラーマン40』あらすじ
日々多忙を極めるゴリラーマン(40歳)がスーパー銭湯で休息をとっていると、テレビの画面からふと目に入る懐かしい風景と衝撃のニュース。高校時代を過ごした商店街で、集団暴行事件が発生したという。その被害者は“藤本修二”。ゴリラーマンはその後の予定をすべてキャンセルし、懐かしの場所へ向かうのだが――。

また、ヤングマガジン公式サイト「ヤンマガWEB」でも『ゴリラーマン40』は公開予定。

社会性は人間顔負け!『ゴリラのすべて』【TOKYO HEADLINEの本棚】

2020.08.16 Vol.732

どこをめくっても360度「ゴリラ」の本

 イケメンゴリラで有名なシャバーニを筆頭に、動物園の人気者「ゴリラ」。ギリシャ語で「毛深い種族」という意味の「gorillai」が語源と言われるゴリラは、人類との共通祖先から分かれ、人間に近い類人猿の仲間でもある。近くて遠い、知っているようで知らないゴリラの魅力を余すところなく紹介するムックが『ゴリラのすべて』だ。

 本書の大きな特長は、国内で暮らす全20頭のニシゴリラをプロフィール付きで紹介していること。さらに群れの中心となるオトナのオスゴリラの目印「シルバーバック」をアイコン表示。飼育員からの仔細なコメントもあって、1頭ずつの個性や表情の違いなどが理解できる。

 さらに日本のゴリラ研究の第一人者、山極寿一の監修による解説も充実。顔と顔を見合わせて対等な関係を築き、人間も顔負けの繊細な社会性を有するゴリラの生態をイラスト入りで解き明かす。アフリカの森で生きる野生のゴリラのグラビアも白眉。

 近年、野生のゴリラを取り巻く環境は特に厳しいというが、我々人間がゴリラから教わることは多い。

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