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大尊伸光が極寒の野外計量で「大尊100%」やり切る。あとは試合で「パンチの一発芸」を見せるだけ【RIZIN.40】

2022.12.30 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が12月30日、東京・六本木で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 この日の計量は気温が10度を下回る中、屋外で行われたのだが、第4試合に出場する大尊伸光(野田ボディビル同好会)は公約通り、恒例の全裸で下腹部をお盆で隠しただけの「大尊100%」で計量に臨み、見事にパフォーマンスをやり切った。

 大尊は2018年にRIZINに出場した際にもこのスタイルで臨み、RIZINファンに強烈な印象を残した。今年4月の「POUND STORM」の際には対戦相手の宇佐美正パトリックがファイストゥフェイスの際ににじり寄り、これに大尊も応じようとしたため周囲が慌てて止めに入るという一幕もあった。

 大尊は29日に行われた前々日インタビューでは「計量の一発芸とパンチの一発芸は日本ではトップクラスだと思っているので、そこを見てほしい」と「大尊100%」での登場を予告していた。

フェザー級の王座戦線を占う好カード「鈴木千裕vs中原由貴」が実現【RIZIN.40】

2022.12.21 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が12月21日、都内で開催され、KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級初代王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と中原由貴(マッハ道場)の好カードが発表された。

 鈴木は昨年11月のRIZIN初参戦となった昇侍戦こそ敗れたものの、以降、ハイペースで試合を重ね山本空良、平本蓮、萩原京平、今成和正を相手に4連勝。あっという間にフェザー級のトップ戦線に躍り出た。

 対する中原はGRACHAN、GLADIATORを経てPANCRASEに参戦。その後、ONE Championshipに移籍し4戦3勝1敗の好成績を残している。今年7月からRIZINに戦いの場を移し、いきなり元UFCファイターの佐々木憂流迦とのカードが組まれるも佐々木の欠場により、ZST王者の関鉄矢と対戦し判定勝ち。2戦目となった10月はヴガール・ケラモフとのカードが組まれるも、ケラモフも直前になってケガで欠場となり、GLADIATORフェザー級王者の原口央と対戦しTKO勝ちを収め、現在2連勝となっている。

ジョニー・ケースがBellatorとの対抗戦に臨むサトシをサポート【RIZIN.40】

2022.11.17 Vol.Web Original

自身はグスタボとの対戦が決定

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が11月17日、都内で開催された。

 ライト級戦でジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)がルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)と対戦する。

 ケースは今年4月に2年4カ月ぶりにRIZINへの参戦を果たし、いきなりホベルト・サトシ・ソウザの持つライト級王座に挑むも一本負け。7月には武田光司に判定負けを喫し、RIZINでは3連敗となっている。対するグスタボも4月に2年4カ月ぶりにRIZINへ参戦し、こちらは矢地祐介、大原樹里を相手に連続KO勝ちを収め、改めてライト級のトップ戦線の実力を見せつけた。

 外国人選手は通常、カード発表会見には参加しないのだが、ケースは会見に登場。「RIZINとBellatorの対抗戦が発表されたのを聞いて、自分もぜひ力になりたいと思った。サトシ選手の力になるために早めに来日して、彼に対策を授け、練習相手になっている」と現在、磐田に在住し、対抗戦でAJ・マッキーと対戦するサトシとともにトレーニングしていることを明かした。

 サトシとの練習については「総合格闘技の要素を全部練習したいと思っている。僕はAJと同じアメリカのレスリングをベースにしているファイター。アメリカのレスラーから見た対策だったりポイントを少しずつ教えていって、最終的にはいろいろなものを混ぜて練習していければと思っている。人は不慣れな環境に身を置くことで成長すると思っている。今回、キャリアの中で初めて海外でファイトキャンプを行うことで自分も間違いなく成長するんじゃないかと思うし、サトシ選手と練習することで、自分の寝技、柔術の技術も間違いなく上がると思っている。こうやって一緒にやれることは素晴らしいことだと思う。2人でチームとして大晦日に勝ちを取りいく。そしてRIZINの強さを世界に証明するという目標を持ってやれるのは非常にいいことだと思う」などと語った。

ジョニー・ケースと武田光司がシビアなサバイバルマッチ【RIZIN.37】

2022.07.14 Vol.Web Original

「RIZIN.37」(7月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが7月14日、発表された。

 72.0kg契約でジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)と武田光司(BRAVE)が対戦する。

 ケースは2014~2017年にUFCで4勝2敗の戦績を残した後にExtreme Beatdown、PFLを経て2018年大晦日にRIZINに初参戦。矢地祐介、北岡悟を破り、一気にRIZINライト級戦線の中心選手となると2019年に行われたライト級グランプリに出場。1回戦で現ライト級王者であるホベルト・サトシ・ソウザに1RKO勝ちを収めたが、準決勝で優勝したトフィック・ムサエフにTKO負け。その試合を最後にRIZINを離れ、2020年からPFLのライト級トーナメントに参加する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でトーナメントが延期に。その後、諸事情があり結局PFLで試合をすることはなく、プロボクシングで3試合を行い3連続KO勝ち。そして今年4月の「RIZIN.35」で復帰を果たし、サトシの持つ王座に挑戦したものの腕ひしぎ三角固めで敗れ、今回は再起戦となる。

 対する武田は2018年10月に北岡を破りDEEPライト級王座を獲得すると2019年4月にRIZIN初参戦。初戦こそダミアン・ブラウンに敗れるも、以降、修斗世界ライト級王者の川名雄生、パンクラス・ライト級王者・久米鷹介との団体の威信をかけた戦いに連勝し、実質日本一に。サトシとの対戦を見据えるも次戦で矢地に敗れ、一歩後退。昨年大晦日に“ブラックパンサー”ベイノアに一本勝ちし再起を果たすが、今年4月にはベラトールからの刺客スパイク・カーライルに一本負け。その後、海外修行を敢行し、今回はその成果を披露する試合となる。

サトシがジョニー・ケースにリベンジ果たし「日本のMMAを盛り上げていきたい。RIZINの力をもっと見せていきたい」【RIZIN.35】

2022.04.18 Vol.Web Original

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で3大タイトル戦が行われ、メインイベントのライト級タイトルマッチでは王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)がジョニー・ケース(MMA LAB)を相手に2度目の防衛戦に臨み、サトシが1R3分32秒、アームバーで一本勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。

 2人は2019年に行われたライト級グランプリの1回戦で対戦し、ケースがスタンドでのパンチで1R1分15秒でTKO勝ちを収めている。

 ケースはその後、GP準決勝で優勝したトフィック・ムサエフにTKO負け。その試合を最後にRIZINを離れ、2020年からPFLのライト級トーナメントに参加する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でトーナメントが延期に。その後、諸事情があり結局PFLで試合をすることはなく、プロボクシングで3試合を行い3連続KO勝ちの記録を残した。今回は約2年3カ月ぶりのRIZIN復帰だった。

4月に「TRIGGER 3rd」と「RIZIN.35」を2日連続開催。「RIZIN.35」では3大タイトル戦【RIZIN】

2022.03.11 Vol.Web Original

16、17日に武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

 RIZINが3月10日、都内で会見を開き、4月16、17日に東京都府中市の武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで2大会を開催することを発表した。16日は「RIZIN TRIGGER 3rd」、17日は「RIZIN.35」となる。

「RIZIN.35」では3大タイトルマッチが行われる。

 ライト級では王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)にジョニー・ケース(MMA LAB)が挑戦する。

 2人は2019年に行われたライト級グランプリの1回戦で対戦し、ケースがスタンドでのパンチで1R1分15秒でTKO勝ちを収めている。

 ケースはその後、GP準決勝で優勝したトフィック・ムサエフにTKO負け。その試合を最後にRIZINを離れ、2020年からPFLのライト級トーナメントに参加する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でトーナメントが延期に。その後、諸事情があり結局PFLで試合をすることはなく、今回は約2年3カ月ぶりにRIZINに復帰することとなった。

 サトシはケースに敗戦後、鈴木博昭が代表を務めるBELLWOOD GYMで打撃を磨き、2020年8月には矢地祐介に1R、グラウンドパンチでTKO勝ちを収め復活。昨年3月には元UFCファイターの徳留一樹を破ると6月の東京ドーム大会ではムサエフと初代ライト級王座決定戦で戦い、1Rわずか62秒で三角絞めでタップ勝ちを収め、王座を獲得した。

 この日の会見にはサトシのみが出席。サトシは「本当にこの試合は去年からやりたかった。私が負けたのはこの試合だけ。面白い試合をみんなに見せたい。この試合で“違うサトシ”をみんなに見せたい」と挨拶。
 
 ケースがRIZINを通じ「ソウザには俺のベルトを預けているだけだ。4月はあのベルトは本来あるべき場所に戻る。それまでにしっかりと磨いておいてくれよな」などとコメントするとサトシは「次の試合で彼は絶対にこのベルトは獲れない」と防衛への自信を見せた。

ムサエフがフルラウンドの激闘制しライト級GP優勝【12・31 RIZIN】

2020.01.01 Vol.Web Original

決勝は互いに引かない激しい打撃戦

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で開催された「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019 ライト級トーナメント Final」でトフィック・ムサエフとパトリッキー・“ピットブル”・フレイレが対戦。3Rを通じて互いに一歩も引かない激しい打撃戦を展開した末、ムサエフが3-0の判定で勝利を収め、初代ライト級王者となった。

 ともに準決勝は1RKOで勝利を収め、ほぼノーダメージで決勝に上がってきた。決勝も短期決着が予想されたが、その予想に反して、試合はまさかの判定決着。しかし、その内容は準決勝の衝撃を越える濃密なものだった。

 1Rはフレイレがプレッシャーをかけ前に出ては左フックからの右ストレート、左ジャブからの右ストレートと強打のワンツーを叩き込み主導権を握る。

 対するムサエフは糸口をつかめない苦しい展開となる。しかしフレイレがパンチでロープに詰めたところで、ムサエフが体勢を入れ替えパンチで応戦。打ち合いからムサエフが組み付きテイクダウンを狙うがフレイレは首投げで上を取る。立ち上がり際のサッカーキックをかわしたムサエフがタックルでテイクダウンを奪いパウンドを落としたところでラウンド終了のゴング。

計量立会人の髙田延彦がファンに「会場入りは早めに」とアドバイス【12・31 RIZIN前日計量】

2019.12.30 Vol.Web Original

全選手が計量を一発クリア

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・スーパーアリーナ)の公開前日計量が12月30日、都内のホテルで開催された。

 大会に出場する28選手すべてが1回で規定体重をクリア。全試合が成立した。

 計量終了後には立会人でRIZINの解説も務める髙田延彦がマイクを渡され「2015年に始まって今回が5回目の大晦日の大会となる。2015年のスタートの時はさすがにファンも我々もこれ以上ないくらいエキサイトしたが、今年はその時以上の興奮状態で迎えている。みなさん、どうですか? この雰囲気を感じていませんか?」とこの日、前日計量としては異様な盛り上がりを見せたファンに呼びかけた。

ライト級GP出場のジョニー・ケース「優勝は当然」とV宣言【12・31 RIZIN】

2019.12.28 Vol.Web Original

4者それぞれがV宣言

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の大会前会見が12月28日、都内で開催された。

 今大会ではライト級GPの準決勝と決勝が行われる。

 準決勝第1試合はジョニー・ケースvsトフィック・ムサエフ。

 ケースは「素晴らしいコンディションだと思う。エネルギーがみなぎり、とにかくこのトーナメントを制したいという心境」と現在の充実ぶりに笑顔を見せる。

 対戦相手のムサエフについては「残っている3選手は全て素晴らしいと思う。自分のスキルを見せつけて、日本のファン、世界に“ライト級のチャンピオンは自分だ”と証明したいと思う。ムサエフは非常に危ないキックボクサーだが、自分の持ち味を出してゲームプラン通りにすれば勝てる。反対側のことは分からないけど自分と相手のケガの程度などが関わってくるので試合の展開次第」と話す。
 
 ムサエフより上回っているところについては「頭脳面だと思う。自分は戦略的に戦い、試合を客観的に見ながら戦うことができて、トータル的に試合を進められる」と話す。

 優勝候補の筆頭と目されていることについては「当然です」と優勝を宣言。「全員倒すことで自分がナンバーワンと証明し誰も文句の言えない戦いをしたい」と話した。

川尻、上迫、サトシがTKO負け。ライト級GPで日本陣営全滅【10・12 RIZIN.19】

2019.10.12 Vol.Web Original

川尻は執念のタックルもパンチの連打に沈む

「RIZIN.19」(10月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で「ライト級トーナメント」が開幕し1回戦4試合が行われた。

 日本から出場した川尻達也、上迫博仁、そして日本人枠として出場したホベルト・サトシ・ソウザが敗れ、日本陣営は全滅となった。

 川尻はパトリッキー・“ピットブル”・フレイレと対戦。

 公開練習時に「触れればテイクダウンできる」と話していた川尻。そして「下がったらテイクダウンは取れない」と勇気をもって距離を詰めていくことを宣言していた。

 その言葉通り、川尻は試合開始からプレッシャーをかけ前に出る。そして片足タックルに行くがフレイレはテイクダウンは許さない。

 川尻は左フックを打ちながらタックルにいくが、ここもフレイレはタックルを切って脱出。

 今度はフレイレが反撃。飛びヒザが川尻の側頭部にヒットると、川尻は食らいながらもその右足をつかみテイクダウンを狙う。しかしフレイレは慌てることはなく、構わずパンチの連打。それでも右足を離さない川尻だったが、激しいパンチの連打に朦朧となったところでレフェリーが割って入り試合を止めた。

髙田延彦 RIZINライト級GP優勝候補にジョニー・ケース【髙田横粂の世相談義】

2019.09.24 Vol.Web Original

「ケースは打撃もレベルが高く総合の経験も豊富で有利」
 元総合格闘家でRIZINで解説を務める髙田延彦が9月23日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。「RIZIN.19」(10月12日、エディオンアリーナ大阪)で開催される「RIZINライト級グランプリ」でジョニー・ケースを優勝候補に挙げた。ケースは1回戦でホベルト・サトシ・ソウザと対戦する。

 髙田は「過去の試合を見ても穴がない。相手のサトシ選手は柔術の世界チャンピオンクラス。万が一、胴衣を着てやったら話にならないが裸の総合格闘技なのでケース選手のほうに一日の長がある。どちらも優勝候補とみられている者同士の一戦だが、ケースは打撃もレベルが高く総合の経験も豊富で有利。サトシは下手に打ち合わないほうがいい。注目はケースのパウンドにどれだけサトシが耐えてさばけるか。グラウンドではサトシは本当は上になりたいが、柔術家なので下になるのには慣れているし、自分が背中をマットにつけても強い。そうするとケースが上になるケースが増えるので、上からの強いパンチが打てる。しかし油断していると下から一本取られるケースも生まれかねない。サトシが強いパウンドをさばきながら下から極められるかが勝負の分かれ目になると思う。タイプが違う2人なのでそういうところも見どころ」などと一進一退の好勝負を予想した。

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