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浜中文一「女性の方はノーパンで来て!」? 主演ミュージカル開幕

2019.11.16 Vol.Web Original

 ミュージカル『50Shades!~クリスチャン・グレイの歪んだ性癖~』が15日、新宿FACEで開幕した。

 映画化までされた大ヒット官能小説『50シェイズ・オブ・グレイ』をパロディ化したロックミュージカル。女性のセクシーな声や囁き、あけっぴろげなフレーズ、動きも伴うクレイジーな下ネタ、「エグい」男性アンサンブルなど、エロティックな雰囲気とコメディが融合し、“エロティックコメディミュージカル”として、オフ・ブロードウェイで熱狂を巻き起こした。日本には2016年に初上陸し、多くの注目と話題を集めた。今回はその再演となる。

「性的同意」実際どうするべき? 身も蓋もない問題に終止符を打とう

2019.03.03 Vol.Web Original

 今、にわかに問題になっている「性的同意(セクシュアル・コンセント)」という問題。さまざまなメディアに特集され、その度男女差のある発言が取り沙汰され、ジェンダー・フェミニズム論者たちにネットで騒がれる終わりのない問題ではあるが……。

「セックスはコミュニケーション」! 伝説のAV女優・長谷川瞳が伝えるセックスの正しいこと、正しくないこと

2018.12.09 Vol.Web Original

 長谷川瞳。その名を聞くだけで、「お世話になりました」と回想する男子諸君も多いことだろう。2001年にAV女優としてデビューするや、6作連続TSUTAYAレンタルランキング1位を獲得。「レンタルの女王」として一時代を築いた後、ソープ嬢へと転身――これまでの体験人数は6000を超える。その彼女が、KADOKAWAから『ヒアリングセックス』を上梓した。

「AV女優として、ソープ嬢としてさまざまなセックスを経験してきた立場から、本当に気持ちいいセックスをするため必要なことを伝えたかった」

“セックスのプロフェッショナル”と呼ぶに相応しい長谷川さんだからこそ、アダルトビデオの幻想や奉仕する上で大切なことが分かる。「セックスはコミュニケーションです」。その真意を伺った。

脱こじらせへの道 第12回 女性とセックスの間にはたくさんの溝がある

2015.12.11 Vol.656

 こんにちは、田口です。
 前回は「女性のオナニーには罪悪感がつきまとっている」というお話をしました。今回はその罪悪感の理由を探って、さらになぜ罪悪感が生まれるのかというところまで掘り下げようかと思っています。

 それで「AV派? 妄想派? ひとりエッチのとき何をおかずにしている?」というアンケートをもとにお話を進めようと思ったんですが、こじれの観点でいうと、なにをおかずにしているかは関係ないです。今回は「こじれ」から離れて「溝」について考えてみようと思います。あしからず。

 溝というのは「ハードル」といってもいいかもです。

 まず結論から言うと、女性と性欲の間には溝があります。そしてその性欲とオナニー、セックスなどの行為をするということの間にも溝がある。つまりオナニーに行くまでに2段階の溝があるんです。
 
 女性が性欲を持つことはおかしいと思っている人が男女ともにまだまだ多いんです。
 実は性欲、セックスに対しては昔のほうが忠実だったような気がします。昔というのは昭和初期とか高度経済成長期といった時代。知らないからこそ、「やってはいけないこと」という知識もなく「やってみたい」という気持ちが勝つことでできたというのも大きいです。また、時代の流れから、子作りのためのセックスが推奨されているような風潮もあったのではないでしょうか。
 少し飛躍した論にはなりますが、子作りのためのセックスはいいけど、快楽のためのセックスはダメ、というような。これは前回の、男性のオナニーは物理的に必要だけど、女性はそうではない、というものと似ていますよね。

 溝の話に戻ると、オナニーやセックスの先にAVがあって、さらにその先にAV女優がいるという構図になっています。こう何段階も溝があるので、本当は地続きのはずなのにAV女優を軽んじる女性って、意外と多いんです。

 ではなぜ溝を感じるのか? そして男性には溝はないんでしょうか?
 男性は、通常のセックスについてはハードルというものは感じていない人が多いようです。
 例外として浮気の場合は罪悪感でハードルを感じる、ということはありますよね。それはなんとなく分かります。

 また、GIRL’S CHのユーザーさんには溝を感じていない人が多いと思います。それはたくさんの声を寄せてくれていることと、その内容からも明らかかと思います。となると溝を感じている人とそうでない人との差は情報とか知識ということになるのではないでしょうか。
 
 最近のテレビって、24時間テレビの鶴瓶師匠とか、バラエティー番組で温泉に入っていて、チンコのところだけ番組のロゴで隠されていたりといった出方で男性のポロリってまだあるじゃないですか。芸人さんでも「チ◯コ」とか平気で口にしますよね。
 でもおっぱいってこの10年くらいホントに見なくなったと思いませんか?
 ちょっと前まではテレビ東京が深夜の番組で頑張っていたんですが、もう今は完全にないですよね。どうやらおっぱいはダメらしいのです。

 これは察するに、クレームをつける人が増えたからではないかと思います。直接電話などで抗議する人もいれば、ネットで書き立てる人も増えたのでしょう。それでこの10年、特に男女のテレビでの扱いには差が出てきている。
 男性の性器はただ体の一部が見えてしまっているだけ、でも女性の体の一部が見えてしまうのは、それで劣情をもよおしてしまう方がいる可能性があるから。
 性欲を持つ可能性を絶ちたい、というのが、この取り締まりの厳しさにつながっているのではないでしょうか。
(では、男性の性器を見て女性が性欲をもよおすのではないか?という抗議はないのか……と思いますが、それも女性に性欲がないと思われている、という仮説の上に成り立っているのかな、とも思います。)
 エロ本もどんどんなくなっていますよね。
 人々の目からエロがどんどん遠ざけられているんです。
 ちょっと不思議ですよね。性の解放化が進んでいたはずなのに…。

 思想が豊かになっている反面、ネット以外ではエロに関するモノはなくなってきている気がします。雑誌の衰退はその最たるものでしょう。

 雑誌や新聞は自分が見たいもの見ているもの以外にも、隣りにあるものが偶然目に入ってきたりという思わぬ出会いがありますが、ネットは自分の調べたいこと、見たいものしか見ることができません。でもネットのいいところは深掘りができるところ。

 それはもちろんエロに関しても一緒で、肉食女子は深堀しますからより肉食化が進み、そうでない人は得る情報もその機会も減ってしまい、二極化が進んでしまっているんです。
 その情報が少ない人のほうにセックスに対する抵抗が残ってしまっている。

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