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『ダ・ヴィンチ・コード』ダン・ブラウン氏「ラングドンシリーズ最新作は“AI”がテーマ」

2018.05.28 Vol.web Original

 世界的な大ベストセラー小説『ダ・ヴィンチ・コード』で知られるダン・ブラウン氏が28日、都内の会場で最新作『オリジン』の刊行記念記者会見に出席した。

 1983年、大学時代に所属していた聖歌隊のコンサートのため来日し、東京。京都、広島を訪れたことがあるというダン氏。当時のエピソードとして、地下鉄に乗ろうとわずかに手元にあったなけなしの小銭を券売機に入れたところ、なんと米が出てきたという話を披露して場を和ませた。

 2月に日本で発売され、すでに22万部のベストセラーになっている『オリジン』はラングドンシリーズの5作目で、今回のテーマは“人工知能”と“進化論”。
「私は1作の著作を書き上げるのに、3~4年かかるので、その間に自分の関心が途切れないテーマを選ぶようにしている。今回人工知能(AI)を選んだのは、今まで見てきたどんな技術よりも人類に多大な影響を与えるものだと思ったから。AIは善にも悪にも使えるが私は楽観視している。核兵器や生物兵器など、人類を破壊する技術はすでにたくさんあるが、私たちが今ここに存在しているのは、人類が存続していこうという直感的な願望があるからだと思うからです」とAIをテーマに選んだ理由を説明。

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