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MISAKIがK-1からの刺客チャン・リーにダウンを奪って判定勝ち【SB】

2023.11.15 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)で行われた「SB vs K-1」の対抗戦でSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)がK-1グループからの刺客チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)に判定勝ちを収めた。

 MISAKIは6月のホンヨック・パッサノンジム戦で1RKO勝ちを収めて以来の試合、SB初参戦となるチャン・リーは4月にK-1グループの2度目の女子大会「Krush~RING OF VENUS~」でKAIに判定勝ちを収めて以来の試合となる。

 1R、ともにオーソドックスの構え。リーは左手を前に伸ばす普段とは違う構えを見せる。MISAKIはロー、前蹴り、右フック。リーは遠めから右ミドル、前蹴り、右フック、右ストレートを放っていく。MISAKIはカウンターで右を合わせ、リーのあごをはねる。MISAKIは前に出て左ボディー、右フック。リーもロー、ミドルを打ち返すが被弾が目立つ。MISAKIはワンツーから蹴りにつなぐ。

K-1からの刺客チャン・リーが「明日は自分を体現するだけ」、迎撃するMISAKIは「SB王者として絶対に負けてはいけない試合」【SB】

2023.11.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)の前日計量が11月13日、都内で開催された。

「SB vs K-1」の対抗戦で対戦するSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)は46.4kg、K-1グループからの刺客チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)も46.4kgでともに規定体重をクリアした。

 MISAKIは6月のホンヨック・パッサノンジム戦で1RKO勝ちを収めて以来の試合、SB初参戦となるチャン・リーは4月にK-1グループの2度目の女子大会「Krush~RING OF VENUS~」でKAIに判定勝ちを収めて以来の試合となる。

 チャン・リーは「K-1から来ました。明日は1発目なので女子の中でも一番盛り上がる試合にしたいと思っています」と挨拶。計量を終え「自分の計量はすごく順調。オファーが1カ月を切ったくらいできて、普段は45kgでやっていて、今回は1.5kg重い46.5kgで組んでくださったので、いつもより体も仕上がってパーフェクトな状態。相手の印象は明日向かい合ってどうなるかすごく楽しみ」などと語った。

KO勝ちで3度目防衛の菅原美優「ベルトは守るためにあるものじゃない。強い人についてくる」【Krush.142】

2022.10.29 Vol.Web Original

計4つのダウンを奪い完勝

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krush女子アトム級タイトルマッチ」で王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)をKOで破り3度目の防衛を果たした。

 2人は2019年7月にプレリミナリーファイトで対戦し、その時は菅原が判定勝ちを収めており、リーにとっては3年越しのリベンジマッチだった。

 菅原は2020年に行われた「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」で優勝し王座を獲得。ここまでMIO、優を相手に2度の防衛を果たしている。今回はK-1初の女子大会「RING OF VENUS」(6月25日)で行われた「初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント」の決勝でパヤーフォン・アユタヤファイトジムに敗れて以来の再起戦となる。

チャン・リー「失うものは何もない。自分を信じてすべてをぶつける」に王者・菅原美優「自分も気合ばっちり。出し切りたい」【Krush.142】

2022.10.27 Vol. Web Original

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月27日、都内で開催され全選手が規定体重をクリアした。

 メインイベントの「Krush女子アトム級タイトルマッチ」で対戦する王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と挑戦者のチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)は計量時のフェイスオフからただならぬ緊張感を漂わせた。そしてその後に行われた会見ではリーが文字通り“静かな闘志”で菅原に迫り、緊張感のあるやり取りを展開した。

 2人は2019年7月に一度対戦し、その時は菅原は判定勝ちを収めている。リーにとっては3年越しのリベンジマッチでもある。

 リーはこの日の会見では「自分を信じてぶつかるだけ。自分は失うものは何もない。明日は自分を信じてすべてをぶつける。最後にベルトを巻いて、ベルトの見えない重さを肌で感じて、笑って帰ろうと思う」とベルトへの執念を見せた。

菅原美優がチャン・リーを相手に3度目の防衛戦。菅原はK-1王座へのステップに、リーは「ついにこの時が来た。絶対につかみ取る」【Krush.142】

2022.08.31 Vol.Web Original

菅原はパヤーフォンに敗れて以来の再起戦

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が8月31日、都内で開催された。

 女子スーパーアトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)を相手に3度目の防衛戦に臨む。

 菅原は2020年に行われた「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」で優勝し王座に就くとMIO、優を相手に防衛を果たし、K-1ジャパングループの女子スーパーアトム級の頂点に立った。この間、K-1での同級の王座設立をアピール。今年6月に行われたK-1初の女子大会「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」では「初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント」が開催され、決勝に進んだもののパヤーフォン・アユタヤファイトジムに延長の末、1-2で敗れ初代女王の座を逃した。今回はそれ以来の復帰戦となる。

 リーは2018年からK-1ジャパングループに参戦。参戦当初こそ勝ったり負けたりが続いたが、現在2連勝中。前戦の「RING OF VENUS」では紗依茄に初のKO勝ちを収めるなど、めきめきと実力を伸ばしている。

チャン・リーが新鋭・紗依茄に2-1の判定勝ち。女子アトム級で復活の狼煙【Krush-EX】

2021.06.06 Vol.Web Original

菅原、優、MOE、NOZOMIに敗れ崖っぷち

「Krush-EX 2021 vol.3」(6月5日、東京・GENスポーツパレス)のセミファイナルで行われた女子アトム級の一戦でチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)が2-1の判定で紗依茄(月心会チーム侍)を破り、復活の狼煙を上げた。

 現在、K-1ジャパングループの女子アトム級は昨年行われた「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」を制覇した菅原美優がKrush王座に君臨。トーナメントでは優、MOEを破り、今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」では新鋭のNOZOMIを返り討ちにし、その座を盤石にした。5月30日のK-1横浜大会でMIOに敗れたものの、ことKrushにおいては他の追随を許さない。

 リーは2019年に菅原と優に判定負け。王座決定トーナメントでは準決勝でMOEに判定負け。今年2月にはNOZOMIにも判定で敗れた。いずれも紙一重の差ではあったが負けは負け。「K-1の舞台に立つ」という目標のためにはこれ以上、新世代の踏み台になるわけにはいかない。

“ミライ☆モンスター”NOZOMIがチャン・リー破り無敗の3連勝【Krush.122】

2021.02.27 Vol.Web Original

デビュー3戦目にしてKrushの本戦に出場

「Krush.122」(2月27日、東京・後楽園ホール)で今年1月に「ミライ☆モンスター」(フジテレビ系)に出演したNOZOMI(TAD)がデビュー3戦目にしてKrushの本戦に出場。キャリアで勝るチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)に判定勝ちを収めた。

 試合は1R序盤からチャンがプレッシャーをかけて前に出る。NOZOMIは得意のステップで距離を取っては飛び込んで右のストレート、フックと放っていく。チャンはなおも距離を詰め、左ミドル、右ハイも当たりは浅く、NOZOMIは左フック、右ストレートとコンビネーションを見せていく。

 2Rもチャンがプレッシャーをかけ距離を詰め、前蹴り、ミドルとキックで組み立て。NOZOMIはチャンの蹴りをさばいてパンチを打ち込むが、チャンのプレッシャーに手を焼く展開が続く。それでも要所で右ストレート、右フックをクリーンヒットさせるNOZOMI。

女子アトム級王座決定トーナメント決勝はMOE vs菅原美優【Krush.115】

2020.07.21 Vol.Web Original

MOEがチャン・リーに判定勝ち

「Krush.115」(7月21日、東京・後楽園ホール)で「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、MOE(若獅子会館)と菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が勝利を収め、決勝に進出した。

 準優勝の第1試合でMOEはチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦。

 1Rはともに慎重な立ち上がり。リーが蹴りで攻撃の糸口を探るがMOEはそこに蹴りで応じてはパンチを合わせていく。

MOE「“顔では負けている”と言われているので、試合は勝つ」【Krush.115】

2020.07.20 Vol.Web Original

女子アトム級王座を狙う4人が静かに火花

「Krush.115」(7月21日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が7月20日、開催された。計量は全選手が1回で規定体重をクリアした。

 今大会では6月に高梨knucle美穂が返上し空位となった女子アトム級の王座を決める「第3代Krush 女子アトム級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われる。出場するチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)、MOE(若獅子会館)、菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、優(北斗会館押上道場)の4選手が会見に臨んだ。準決勝のカードはMOE vsリー、優vs菅原。

 4選手はトーナメントにエントリーされたことに感謝の言葉を述べたうえでそれぞれコメント。

 リー「準備はしてきたので、明日はそれを出すだけ。MOE選手は格闘技の経験は私より豊富。テクニックもスピードもある。前にやった試合を見たがすごく気持ちの強い選手」「トーナメントだからという意識はそんなにない。この期間にできることをやってきた。勝てる練習をしてきた」

 MOE「勝つので応援よろしくお願いします。チャン・リー選手は戦い方がきれいで、気持ちが強い。ずっと打ってくるスタミナがある選手」「リー選手に勝つ練習をしてきた。あと自分が苦手だったことを直す練習をしてきた」

 菅原「すごくたくさん練習もできたので、今回の試合はわくわくしている。優選手はフィジカルが強そう。攻撃もきれいだし、スピードもある。一番怖いのはパワー」「トーナメントを意識しての練習より、社会人になって初めての試合なので、今までは新しいことを覚える時間が全然なかったが、今回は新しいことを取り入れる練習をしてきた」

 優「明日は普段通り、練習してきたことが出せればと思う。菅原選手は思っているより伸びのある攻撃を持っている。蹴りがきれい。前蹴りに注意したい」「今回はいつ試合ができるか分からないなかで練習をしていて、若干不安はあったが、それもプラスになった。自分の中で仕事と練習のつらい毎日だったので、ちょっとだけどいい休憩をしながら練習に取り組めたのはプラスに考えている」

女子アトム級の新星・高梨knuckle美穂がデビュー戦でKO勝ち【9・1 KHAOS】

2018.09.02 Vol.Web Original

3Rに猛打で福原を沈める
 K-1グループ第3のブランド「KHAOS.6」(9月1日、東京・新宿FACE)で行われた「KHAOS ROYAL」で高梨knuckle美穂が予告通りKOでデビュー戦を飾った。

 KHAOSは大会ごとに「出場選手が10代だけ」「優勝者が賞金総取りのトーナメント」「関東vs関西」といったさまざまなコンセプトのもと大会を開催。今回は旗揚げ戦で行われた、前日に抽選で対戦相手を決定する「KHAOS ROYAL」が男女2階級で行われた。

 高梨は女子アトム級の第1試合で福原優と対戦。

 1R序盤から高梨は左右のフックの連打で福原を追い込む。右フックが顔面をとらえ、福原をぐらつかせる場面も。福原もカウンターの左フックを繰り出すも高梨が手数で圧倒する。

 2Rに入っても高梨のプレッシャーは止まらない。福原もパンチを繰り出すが、高梨が手数、威力でも圧倒する。3Rには福原が狙いすました前蹴りを高梨の顔面にヒットさせると一瞬、動きの鈍った高梨だがすぐに蘇生し再びパンチを放ち続ける。福原が再度前蹴りを放ったところに高梨がカウンターの右フック一閃。なおもコーナーに追い詰め、パンチの連打を放つと福原は崩れるようにズルズルとダウン。レフェリーがカウントの途中で試合を止めた。

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