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フェザー級キック世界戦で王者スーパーボンにチンギス・アラゾフが挑戦【1・14 ONE】

2023.01.03 Vol.Web Original

 ONE Championship「ONE Fight Night 6: Superbon vs. Allazov」(1月14日、タイ・バンコク/インパクトアリーナ)の全対戦カードが1月3日に発表された。

 メインイベントでは「フェザー級キックボクシング世界タイトルマッチ」が行われ、王者スーパーボン(タイ)に「フェザー級キックボクシングWGP」覇者のチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン/ベラルーシ)が挑戦する。

 コーメインイベントで行われる「フライ級キックボクシング世界タイトルマッチ」は、王者イリアス・エナッシ(オランダ/モロッコ)がフライ級契約体重61.2kg(水抜きなし)への体重調整が不可能であるため王座を返還。これにより同王座は空位となり、当初エナッシと対戦予定だったスーパーレック(タイ)がダニエル・プエルタス(スペイン)と王座をかけて戦うこととなった。

 また今大会では「フライ級サブミッショングラップリング世界タイトルマッチ」が行われ、マイキー・ムスメシ(アメリカ)が初防衛戦でガントゥルム・バヤンドゥレン(モンゴル)を迎え撃つほか、アトム級WGP覇者のスタンプ・フェアテックス(タイ)とアニッサ・メクセン(フランス/アルジェリア)が、ムエタイと総合格闘技の混合ルールのスーパーファイトで激突する。

 なお、大会の模様はABEMAやWatch.onefc.comを通じ150カ国以上に生中継される予定となっている。

2017年MVPの武居が久保を壮絶KO【3・21 K-1】

2018.03.22 Vol.Web Original

試合後にやっと挨拶。「いい人でした」
 新生K-1史上最大の規模で開催された「K-1 WORLD GP ‪2018 JAPAN‬ ~K’FESTA.1~」(‪3月21日‬、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で6階級のタイトルマッチが行われた。

「K-1 AWARDS 2017」でMVPに輝いたバンタム級王者・武居由樹が久保賢司を相手に初防衛戦に臨み、1R1分27秒、KOで勝利を収めた。

 昨年行われた王座決定トーナメントの決勝の再戦となった2人。カードが決まってから久保の激しい挑発を受けてきた武居。前日会見でも久保は握手拒否、おじぎ無視、打ち合い強制とあらゆる物言いで武居を挑発。武居から「僕もKOを狙っていく」という言葉を引き出したのだが…。

 その言葉通り、1Rからアグレッシブな攻めを見せる武居。左ハイキックで久保をぐらつかせると前蹴りからパンチの連打を追撃し最初のダウンを奪う。「まだまだ」といった表情を見せ立ち上がった久保に今度は左ハイキック。そして左のボディーブローから右フックを撃ち抜くと久保は大の字でダウン。レフェリーが試合を止めた。

 武居は試合後のマイクで王者として、そしてMVPとして「こんな大きな会場で試合ができて、たくさんの人に応援してもらって、本当に僕は幸せです。もっともっと大きい会場でやりたいので、みなさん、K-1の試合、毎回見にきてくだい。これからも応援よろしくお願いします」と挨拶した。

 そして会見では久保について「1回やっていたので取りあえず倒すことを意識していた。終わってからリング上でも控え室でもお互いに“ありがとうございました”と挨拶しました。いい人でした」と話した。

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