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水上恒司がMUCA展アンバサダー「刺激受けた」バンクシーやカウズなどアーバンアートが六本木に集結

2024.01.23 Vol.Web Original

 

 俳優の水上恒司がテレビ朝日開局65周年を記念した展覧会『MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~』(2024年3月15日~6月2日、東京・森アーツセンターギャラリー。以下、MUCA展)の公式アンバサダーを務めることが決定した。

 ドイツのミュンヘンの変電所跡地にあるアーバン・アートと現代アートに特化した美術館「MUCA( Museum of Urban and Contemporary Art)」が収蔵しているアーバン・アートの先駆者たちによる作品60点以上を紹介する展覧会。作品のなかには日本初公開となるものもある。

『バンクシーって誰? 展』の異様さ。これはきっとバンクシーの仕業だ!<徳井健太の菩薩目線第122 回>

2022.01.20 Vol.Web Original

 

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第 122 回目は、『バンクシーって誰? 展』について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 

「おいおい、マジかよ」

 寺田倉庫 G1ビルで開催されていた『バンクシーって誰? 展』で、何度もそうつぶやいた。

 同展は、2021年8月21日~2021年12月5日まで行われ、俺は最終日直前にようやく足を運ぶことができた。バンクシーの作品群を、再現展示することで、あたかもその作品が存在する現地にいる――かのように没入できるとあって、楽しみにしていた。

 事前にチケットを購入し、天王洲アイル駅を降りると、なにやら行列ができている。「チケットをお持ちではない方」的な行列らしく、100人以上が列をなしている。たしかに今日は、最終日の土日。駆け込みでバンクシーを見たい人が黒山の人だかりになっていても不思議じゃない。あらかじめチケットを買っといて、我ながら大正解だった。

 列を遠目に眺めながら倉庫につくと、ちょっとした広場にも行列ができている。先ほどの直線の列とは違い、アトラクションの乗車待ちのようなウネウネの列だ。「入るまでこんなに並んでいるのか」。一瞬躊躇したものの、今日を逃せばいま手に握りしめている入場券は紙切れになってしまう。

「仕方ないか」、そう割り切った俺は最後尾へと歩を進め、一時間くらい並ぶことを決意した。なかなか進まず、非生産的な時間を過ごす。入場規制を出すなり、時間指定で区切るなりすれば良かったような気がするのに。以前訪れたバンクシー展は、そんな対応だったことを思い出しながら、ひたすら待ち続けた。

 牛歩とはいえ、とらえようによっては、着実に進んでいるわけで、入り口が近づいてくる。ウネウネとした大腸の中を進む消化物のような気分で、外の世界を目指す。死角となり、今まで見えなかったスペースへと入ると、エレベータが見えた。これを降りれば入場ゲート。

「やっとついた。ようやく見ることができる」

 はずだった――。エレベータへの動線は湾曲していて、その脇をすり抜けるように列は迂回していた。ざっと見たところ、今まで並んでいた大腸の5倍ほどの人影が連なっている。人の大腸から、牛の大腸へ。第二ステージの始まりだ。

 絶望した。

 あと一体、どれくらい並べばいいんだろう。もう帰りたい。でも、1時間並んでしまっている以上、ここで引き返すのは癪にさわる。ギャンブルと同じ。すでにパチンコに1万円をつぎ込んでいる手前、もとを取り返そうと、さらに金は消えていく。これをあぶく銭という。

 金融用語で、すでに投資した事業から撤退しても回収できないコストのことを「サンクコスト」というらしい。埋没費用だとわかっていながらも、無駄にはしたくないからと、またつぎ込む。そうして俺は、列という名の投入口に吸い込まれた。

 列の動線に、クイズやトリビアを紹介することはできなかったんだろうか。相手は、あのバンクシーだ。バンクシーにまつわることを散りばめたりすれば、もう少しこの苦行を楽にさせることもできただろうに。重たい時間だけが過ぎていく。周りを見ると、みなスマホを取り出し、下を向いている。

 ついに、子どもが泣き出した。それを睨む、後続の群衆。三時間が過ぎ去ろうとした頃、ふと思った。

「これは現代アートなんじゃないか」

 誰もが疑うようなイカれた列を作り出すように――そんな皮肉めいた指示が、きっとバンクシーから送られているに違いない。これはバンクシーによる意図的な「行列」という名の作品で、俺たち来場者は彼の一部になっているんだ。

 そう思い込むようにした。じゃないと、説明が付かない。あの当日券を求めて並んでいる人は、この事実を知らない。何の表示もなかった。当日券の列の後に、こんな諧謔的な光景が広がっているなんて夢にも思わないだろう。

 バンクシーは、お金や資本主義を真っ向から皮肉っている。落札直後にシュレッダーで裁断された絵は、最たる例だ。結果、その絵は新たな箔が付き、約25億円で落札されたという。きっとバンクシーは、お金の価値なんてそんなもんだよなんて笑っているに違いない。

 並ぶことに神経がマヒしてしまった来場者は、展示を前にしても、規則正しく並び続けていた。自由に見てもいいはずなのに、列がある方へと向かっていく。バンクシーは、たった三時間で洗脳装置を作り上げた。きっと寺田倉庫のどこかで、列という列を見て、ほくそ笑んでいるんだ。

THE RAMPAGE 浦川翔平、バンクシーに酔う!?<BUZZらないとイヤー! 第18回>

2022.01.18 Vol.Web Original

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らす浦川翔平が、いろんなバズりのバズったワケを探る!  今回は、話題の『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』を突撃。日本各都市を巡回して回ってきたこの展覧会、現在、原宿で開催されている展覧会に、ニューヨークで大人気だったという新企画「バンクシー VR ストリート」が日本初登場。VRで街の中を歩きながらバンクシーの作品を楽しめる本企画をいちはやく体験!

過去最大級の『バンクシー展』が原宿で開催中!アートと社会課題に触れる年はじめ

2022.01.02 Vol.Web original

 世界中の注目を集めるストリートアーティストの鬼才、バンクシーのルーツを探る展覧会『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』が現在、東京・原宿で開催されている。人気の展覧会が新たに日本初上陸のオリジナル企画を加え、過去最大級の規模で東京にやってきた。

 2018年からモスクワ、マドリード、香港、ニューヨーク、LA、そして日本各都市をめぐった同展。原宿展ではさらにパラーアップし、ニューヨークで好評を博したオリジナル企画を追加。オリジナル企画では、ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルやバスキアの作品とバンクシーの作品を比較展示することで、バンクシーが彼らにインスパイアされた様子や、現代社会へのメッセージに触れることができる。

最新作140点収録の決定版!バンクシー作品集『BANKSY』の見どころは?

2021.10.18 Vol.746

 世界中の公共物にゲリラ的にアート作品を発表する覆面アーティスト、バンクシー。

 140点以上の作品を収録し、世界9カ国で出版される最新作品集『BANKSY』(新星出版社)について、編集部の新井大介さんは「バンクシーは社会風刺的な作風で知られる正体不明のストリート・アーティストです。一般的に認知されたのは、2013年にパレスチナ自治区の壁に描かれた『Flower Thrower(花束を投げる男)』あたりからでしょうか。さらに2018年に英サザビーズで落札直後に細断された『Love is in the Bin(愛はゴミ箱の中に)』が話題を呼び、日本でも相次いで展覧会が開催されるなど、急速に知名度が高まっています」と語る。

 出版のきっかけは?

「当社では学校法人や企業、公共機関などに販路を広げる目的で、書店外商部向けの翻訳出版を行っています。会社として画集を出版するのは初めてなのですが、世界的に著名なアーティストで、今後の展覧会情報などもあったバンクシーに挑戦しようという声が多く、今回の刊行に至りました」

 刊行してみて、書店からの反響は?

「美術館や美術大学の近隣、人流の多い大型書店での評価が高く、特設コーナーを設けて大きく展開していただきました。書店外商部でも多く採用されています」

 書籍の見どころは?

「バンクシーの作品集が日本で出版されるのは10年ぶりで、その間に発表された作品まで網羅しています。描き加えや消されるなど、以前の作品から変化しているものもあるのでぜひ見比べてほしいですね。大判で高級感のある体裁は、手元に置いて長く楽しんでいただけると思います」

 作品の楽しみ方は?

「反体制的などと言われますが、単純に面白い作品で、こんな作品が街中にあるんだということを楽しんでもらいたいですね。英国を拠点に活動していて、作品にもイギリスらしいブラックユーモアが感じられます。なぜこの場所でこの作品を描いたのかを含め謎に包まれていますが、ひょっとするとバンクシーは、そんな私たちを見てほくそ笑んでいるのかもしれません」

覆面アーティスト、バンクシーの作品140点を掲載!最新作品集『BANKSY』

2021.10.18 Vol.746

 公共物に突如グラフィティーを施す神出鬼没な覆面アーティト、バンクシー。サザビーズで落札直後に切り刻まれて話題を呼んだ「愛はゴミ箱の中に」を含み、世界9カ国で出版される最新作品集『BANKSY』(新星出版社)が発売中だ。140点以上の作品を収録し、バンクシーと親交のある著者が、作品に込められたメッセージを解説。ストリートアートとして消えゆく運命の貴重な作品群が、大判の書籍で細部までじっくり楽しめる。発売を記念して同書を2名にプレゼント。(係名:「BANKSY」)

バンクシー展に『バンク尻―』? 江頭 2:50の作品を期間限定で展示

2020.07.29 Vol.Web Original

 ストリートアーティストのバンクシーの作品が集まる展覧会『バンクシー展 天才か反逆者か』(横浜・アソビル)で、お笑い芸人の江頭 2:50による「バンク尻―」が期間限定で展示される。

 江頭が自身のYou Tubeチャンネル「エガちゃんねる」内で制作した作品で、同チャンネルに登場するブリーフ団によって運び込まれた。設置の様子は同チャンネルで見られる。

『バンク尻―』は、江頭がバンクシーに共鳴し制作。“お尻から噴射した粉”を使う独特な手法を使って仕上げられたステンシルアートで、作品には「こんな時代だからこそ1人でも多くの民衆を笑顔にしたい」という思いのもと、現代の政治、社会、文化、論理、矛盾、戦争への批判、皮肉、風刺を含んだメッセージを攻撃的に表現しているという。

 展覧会は9月27日まで同所で。

「ただの破壊行動と言う人もいるが…」バンクシーの大規模個展プロデューサーが魅力を解説

2020.03.13 Vol.Web Original

 イギリスを拠点にする匿名の現代アーティスト・バンクシーの作品、約70点以上が集結する展覧会『バンクシー展 天才か反逆者か』の内覧会が13日、横浜の開催会場にて行われ、プロデューサーのアレクサンダー・ナチケビア氏が来場。さまざまな逸話を交えつつ、バンクシー作品の魅力を語った。

 本展は、ナチケビア氏が各地のコレクターらから集めたバンクシー作品を一堂に展示する、過去最大規模の個展。ナチケビア氏は「私は個人的にバンクシーを知っているわけではありませんが、2006年にロサンゼルスで行われていた展覧会で初めてその作品を見て非常に感銘を受けて以来、彼の作品を常に探し続けて来ました」と話し「われわれのチームのメンバーでも、作品についての意見が人によってまったく違います。バンクシーの作品は見る人によって受け止め方が違い、人に考えさせ対話させる力を持っている。それこそが今の人間が忘れがちなこと。われわれは、ニュースの見出しを見てそこから一歩掘り下げることをしなくなってきていると思う。バンクシーの作品は考えることや感じること、行動する気持ちを触発してくれます」と語った。

話題の展覧会『BANKSY 展 GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』3月上陸

2019.11.05 Vol.Web Original

 世界でもっとも注目されるアーティストのひとりで、イギリスを拠点に活動する匿名の芸術家BANKSY(バンクシー)の展覧会『BANKSY 展 GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』が2020年3月15日~9月27日、横浜の「アソビル」で開催されることが決定した。

 2018年からモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、そして香港(2019年12月開催予定)と世界5都市を巡回し、各地で人々を熱狂させている展覧会。リスボンまでの4都市で100万人以上を動員している。
 
 70点以上の作品が日本初上陸。オリジナル作品、立体オブジェクトや限定プリントを展示。作品のなかには「Dismaland(ディズマランド)」やブリストル美術館などで開催されたバンクシーの個展やイベント、アーティストやミュージシャンとのコラボレーションもあり、他では見る事ができない過去の軌跡をたどる。 さらに、政治的なメッセージやユーモアあふれる風刺など作品に込められた想いを映像で紹介するマルチメディアな体験空間も登場する。

 大阪、地方への巡回も予定されている。

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