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「菅さんは本心を見せなかった」菅首相の素顔に迫る映画初日舞台挨拶で古賀茂明氏らが“パンケーキ政権”バッサリ

2021.07.30 Vol.Web original

 

 映画『パンケーキを毒見する』初日舞台挨拶が30日、都内にて行われ、本作に出演した古賀茂明氏、前川喜平氏と内山雄人監督、河村光庸プロデューサーが登壇。元官僚の古賀氏、前川氏が舌鋒鋭く菅首相の人物像を語った。

 日本アカデミー賞受賞作『新聞記者』を手がけたスターサンズが菅政権の正体に迫ったドキュメンタリー映画。日本映画史上初めて、現役政権のトップを題材にした映画。

 河村プロデューサーは「安倍政権の中枢にいながら何者なのか皆さんに届いてない菅義偉という人物に迫りたかった」と振り返り、昨年9月に内閣総理大臣に就任した際、菅首相が記者たちとパンケーキを食べながら懇談したというエピソードにちなみ「すぐにこのタイトルに決め、映画の公開時期も(五輪の)ど真ん中にやろうと決めた」と振り返った。

 内山監督はタイトなスケジュールを振り返りつつ「しかも菅さんを直接撮れない。とにかく全部に取材を断られる」と、周辺取材も軒並みNGだったことを明かし苦笑。

 本作の企画に協力した古賀氏は「こういう問題に関心を持っていて理解力がある人は生真面目な人が多く、監督選びが難しい。とにかく菅批判をしないとダメだという人もいた。最後に内山さんが受けてくれて、上手くまとめていただいた」と内山監督の手腕をたたえた。

【明日は何を観る?】『パンケーキを毒見する』『返校 言葉が消えた日』

2021.07.29 Vol.743

『パンケーキを毒見する』

 就任直後に番記者たちと頬張ったパンケーキのように、ふわふわに膨らんで美味しそうに見えて、中身はスカスカ?の菅政権を作ったのは、果たして誰なのか? 有権者である私たちは、このまま黙って指をくわえていてよいのか? 時代の変わり目に誕生した前代未聞のドキュメンタリー。

監督:内山雄人/1時間44分/スターサンズ配給/7月30日(金)より新宿ピカデリー他にて公開 pancake-movie.com

映画『新聞記者』製作陣が菅政権を徹底検証! ドキュメンタリー『パンケーキを毒見する』公開決定

2021.05.21 Vol.web original

 菅政権に迫るドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』の公開が決定。合わせて、特報映像が解禁された。
 
 同作を手がけるのは、日本アカデミー賞受賞作『新聞記者』や、東京国際映画祭作品賞(スプラッシュ部門)『i-新聞記者ドキュメント-』で、官邸政治の闇や菅首相(当時官房長官)をウォッチしてきた映画製作・配給のスターサンズ。

 官房長官時代の「令和おじさん」、東京新聞記者・望月衣塑子氏との会見での攻防、秋田のイチゴ農家の出身で上京後は段ボール工場で働いたこともある議員秘書からのたたき上げ。パンケーキ好きで、就任早々大手メディアの政治担当記者と“パンケーキ懇談会”を開いたことで「パンケーキを食べるかどうか」によって権力に対する各メディアの姿勢が問われたことも。

 映画では、そんな有名なエピソードにとどまらず、菅首相のこれまでの国会答弁も徹底的に検証し、ポーカーフェイスに秘められた“菅義偉の素顔”に迫る。

 さらに映画では石破茂氏、江田憲司氏らの政治家、前川喜平氏などの元官僚、その他ジャーナリストや各界の専門家が、菅義偉という人物について、そして菅政権が何を目指しているのかを語りつくす。

「だが本作は、いたずらに異議を唱えたり、スキャンダルを暴こうとする政治ドキュメンタリーではない。むしろ見る者は、ブラックユーモアや風刺アニメを楽しみつつ、さまざまな角度から浮き彫りにされる菅政権ひいては日本の“変なところ”を考えてもらうという、バラエティー要素を盛り込んだかつてない政治ドキュメンタリー映画となっている」という(リリースより抜粋)。

 渦中のコロナ対策や東京五輪問題に至るまで、日本が直面する諸問題に菅政権がどう向き合ってきたか、映画を通して改めて浮き彫りになりそうだ。

 映画『パンケーキを毒見する』は7月30日より新宿ピカデリー他にて公開。

 

『パンケーキを毒見する』
【特報映像YouTube】

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