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パンの買い方が変わる? 街のパン屋さんで予約注文できるサービス

2020.05.16 Vol.Web Original

 パン屋の店頭に並べられたパンを取って買うという従来の買い方が変わるかもしれない。

 新型コロナウイルスの感染拡大により大きな影響を受けている街のパン屋を支援すべく、株式会社ネクストスケープ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小杉智)は、前日までの予約注文を軸としたベーカリーの店舗運営支援サービス「パンタベル」の提供を開始。

 消費者はアプリで目当ての商品を予約注文。アプリ限定パンなどを予約できるほか、食パンやバゲットのカットなども予約時に依頼することが可能。梱包を済ませた状態で受け取ることができるので、レジも素早く、簡単に済ませることができる。品切れしやすい人気パンだけ事前に予約し、あとは店でその場で買いたいパンを追加するといった活用法も可能だ。

 店舗側にとっても前日までの予約注文を受けることで負担も軽減でき、予約商品のバックヤード保管から直接梱包、利用者の店舗滞在時間の短縮を実現し、店舗・消費者双方の安全性を高めることが期待できる。

 現在、6店舗(東京都1店舗、埼玉県5店舗)のパン屋が参加し、ベータ版の提供を開始している。今後こういったサービスが広まれば、目当てのパンの焼き上がり時間に合わせて長蛇の列に並ぶ必要もなくなりそうだ。

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