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2014年の『ブラスト!』はサプライズや新しい演出も魅力です—- 和田拓也

2014.07.20 Vol.622

 マーチングバンドやドラム・コーのエンターテインメント性を高めたド迫力のショー『blast!(ブラスト!)』が日本を再び熱狂させている。10月の沖縄公演まで全国47都道府県を巡るものだ。

 2年ぶりとなる日本公演で、3名の日本人キャストが再び集結。カラーガードの和田拓也もそのひとりで、ビジュアルアンサンブルの一員として、フラッグを使ったパフォーマンスで魅せる。

「今回のチーム、前回もすごかったけれど、それ以上です。新人とベテラン半々ぐらいの構成なんですが、新メンバーのレベルが高くて。5〜6月に本拠地のアメリカでしたリハーサルで、ほぼ完全に近い形まで持って行けました。それに、雰囲気もいいんです。練習中にぶつかるようなアクシデントがあっても“チアーズ!(乾杯!)”って声を掛け合って、ユーモアに変えちゃってます」

 和田を含め、メンバーは『ブラスト!』出演を夢見て集まった人材ばかり。世界最大であり、最高水準の学生のマーチング大会「Drum Corps International(DCI)」で活躍していた面々も多い。

「日本はもちろん、アメリカにおいてもマーチングってまだまだマイナー。一生懸命やっても、DCI出場には18〜22歳までという年齢制限もあって、それを過ぎると活躍の場が限られてしまう。だからメンバーになれた、パフォーマンスできるっていう初期衝動がステージに出ていると思います。僕自身も前回の公演が終わってから、ウズウズしていましたから、今すごくうれしいし、楽しいんです」

 日本公演ではドラマ『あまちゃん』のテーマ曲がブラストバージョンでパフォーマンスされたり、新たな演出などがふんだんに取り入れられているといい、初見の人はもちろん、リピーターをも驚かせてくれそうだ。東京公演は、8月6〜24日まで。

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