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伊藤紗弥が初代K-1女子アトム級王者パヤーフォンと対戦【RWS JAPAN】

2024.03.26 Vol.Web Original

 ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第2回日本大会「RWS JAPAN」が4月14日に千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催される。

 WMC世界女子ミニフライ級王者の伊藤紗弥(尚武会)が前回大会に続き連続出場。初代K-1 WORLD GP女子アトム級王者パヤーフォン・バンチャメーク(タイ)と対戦する。

 伊藤は前回大会ではノンミン・トール ソンキアット(タイ)と対戦し、2Rに2つのダウンを奪いKO勝ちを収めている。

 伊藤は「1回目から引き続き、2回目も出ることができて、すごく光栄です。今回の相手は元K-1チャンピオンなのでもちろん強いですけど、K-1でやっていた時はヒジ、ヒザがなしのルールでやっていたので、久しぶりのムエタイの試合の制限がない状態で戦った時にどれだけ強いのか、というのが楽しみです。前回に引き続き、KOするという強い気持ちを持って全力で戦いたいと思います。彼女も久しぶりのムエタイの試合だと思うので、気合い入っていると思いますが、私も絶対に負けられません」と闘志を燃やす。

 対するパヤーフォンは主催者を通じて「練習がバッチリなので試合までには完璧な状態までいけそうです。相手の伊藤選手は身体が小さくて素早い動きをするので、そこを対応したいと思います」とのメッセージを寄せた。

吉成名高が3階級制覇達成後の初戦で過去に8本のベルトを巻いたスペインの強豪を迎撃【RWS JAPAN】

2024.03.26 Vol.Web Original

 ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第2回日本大会「RWS JAPAN」が4月14日に千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催される。

 前回大会で日本人初のラジャダムナンスタジアム3階級制覇を成し遂げた名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が連続参戦し、セミファイナルでケビン・マルティネス(スペイン/T-DED99)と対戦する。マルティネスはスペインで6度、ヨーロッパで2度チャンピオンになった実績があり、現在はタイに在住しRWSを主戦場としている。戦績は76戦52勝24敗。

 名高は「2月のRWS旗揚げの大会で、自分がメインイベントに出場して、自分の夢だった3階級制覇を成し遂げることができました。そして、今回は3階級制覇を成し遂げてからの初戦ということで、必ず勝たなければいけない試合だと思っています」と気合十分。

 対戦するマルティネスについては「タイで住み込みで練習をしていて、本当に強い外国人選手。試合映像を全部見たんですけど、振り回すパンチを打っていて、とにかく頑丈な印象。3日前もRWSで試合をして、その試合ではKOで勝っていました」と警戒しつつも「身体の大きさは自分のほうが小さいので、自分のスピードと、僕にしか見せられない技のタイミングがあるので、そこを使って最後のフィニッシュに繋げたい。自分はムエタの象徴だと思っているので、必ず自分が勝って会場を盛り上げます」と意気込みを語った。

 2月の試合後に「しばらく休みたい」とした名高だったが、4月に試合が決定したことについては「去年の7月くらいから6カ月間ずっと連戦をして、今年の2月に自分の目標であったラジャダムナン3階級制覇すると同時にこの連戦が最後だったというのもあって、気持ち的にほっとしたのですが、いざ実際に休んでみるとすぐ練習したくなっちゃって(笑)。今は、いつも通り、試合が決まっている期間と同じくハードな練習ができているので、2カ月ぐらい空いて、本当に一番ちょうどいいのかなと思います。この期間で身体も休まったし、プラス練習に対するモチベーションも上げてこれているので、自分の中ではいい感覚だなと思います」と少し休んで練習再開できたことでコンディションは万全の様子。

 今後、どういった活躍を見せていきたいかと聞かれると「自分の階級付近の選手の誰にも負けちゃいけないと思いますし、もっと強さに磨きをかけて、もっと圧倒的な試合を見せて感動させられる試合をしたい。自分の中の目標としては、一つ大きな目標をクリアしたので、今はとにかく大きな舞台で華やかに試合をしてムエタイ全体を底上げして人気が出るように頑張りたいなという気持ちでいっぱいです。まずは次の試合は王者になって初戦なので、しっかり倒し切ってこそ自分の技術や強さの証明になると思うので、まずは試合に向けて準備します」とした。

 なお、対戦するマルティネスは主催者を通じて「5カ月前からバンコクに住んでいます。私はスペインで6度チャンピオン、ヨーロッパで2度チャンピオンになっています。名高と対戦するのは楽しみ。彼は素晴らしい選手です。私が前から彼のことを研究しています。ファンの皆さんに素晴らしいショーを見せられると確信しています」とコメントしている。

第2回大会が千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催。メインは石井一成vs松田龍聖【RWS JAPAN】

2024.03.26 Vol.Web Original

 ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第2回日本大会「RWS JAPAN」が4月14日に千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催される。

 前回大会では名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が日本人初のラジャダムナンスタジアム3階級制覇を成し遂げるなど大きな話題を集め、立ち技格闘技イベントでU-NEXT配信視聴率No.1を獲得した。

 前回は名高のタイトル戦の他は日本vsタイ対抗戦をテーマとしたマッチメイクだったが、今回のマッチメイクに関して、RWS JAPANと協力体制を取るBOMプロモーション・中川夏生代表は「今回は日本人vs世界に重点を置き、タイ人だけではなく世界で活躍するムエタイファイターを招聘することを念頭に置き、マッチメイクをさせていただきました。そして、最後は日本人同士のムエタイがどんなものなのかというものを見せてもらいたいと思います」とのことから、メインイベントは一成・ウォーワンチャイ(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)vs松田龍聖(大原道場)となる。

 石井は打倒ムエタイを掲げタイで試合を重ねながら、2022年8月からK-1にも参戦。K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場するなどトップクラスと試合を重ねてきたが、2023年12月の黒田斗真とのK-1 WORLD GP バンタム級タイトルマッチを最後にK-1との契約を解除。今年3月9日、タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催されたRWSではコンパヤック・ポーラクブン(タイ)を相手に衝撃の1回KO勝ちを収めた。

 対する18歳の松田は2021年8月8日にNJKFのリングでプロデビュー。ホーストカップを主戦場にし、2023年3月には滉大(及川道場)を破ってHOOST CUP日本スーパーフライ級王座を獲得。同年10月には、山田航暉(キング・ムエ)に勝利し、前戦となった12月のリティグライ・ゲーオサムリット戦では1RTKO勝ちを納め、現在11戦11勝の無敗を誇る。

 今回の対戦にあたり石井は「RWS JAPANに遂に参戦する時が来ました。日本でムエタイルールで試合するのはちょっと久しぶりなんですけど、日本のお客さんにムエタイルールの“石井一成”を久しぶりに見せられる時が来ました」と2023年5月のBOMでのワシンチャイ・ソムサックコーサン戦以来、約1年ぶりの日本でのムエタイルールでの試合が待ち遠しい様子。

 日本人対決に向けては「僕の頭の中では今回タイのランカーとか強豪と対戦することを想像していたのですが、日本人対決になりました。タイのタイトルを狙っている中で、こんなところでつまずくわけにはいきません。キックボクシングで強くて勢いのある松田選手ですけど、ムエタイルールが初めてということなので、ムエタイというものはどういうものかというのを教えてあげます」と格の差を見せたいとする。

 今後については「僕の原点に戻ってムエタイの強さを追求していき、タイのタイトルを狙っていきます。先日、K-1、RISEの大会を見て、このRWSのリングでK-1、RISEとの対抗戦とかできたら、話題にもなると思いました。ムエタイの選手ももっと脚光を浴びていいと思うし、面白い試合をする選手はめちゃくちゃいるので、ムエタイを一番にしていくためにも盛り上げていきたい」とした。

 対する松田は「初参戦にも関わらず、石井選手という強くて名前のある選手と試合を組んでいただき、ありがとうございます。ムエタイルールで試合するのは初めてなんですけど、相手の土俵で試合をして僕が勝てば誰にも文句を言われないと思うので、必ず倒して勝ちます」と必勝宣言。石井の印象については「結構ガツガツ前にくるファイター。そういうファイターは、僕もパンチを当てやすいので戦いやすい」と自信を見せた。

 初のムエタイルールについては「小学生の頃にタイでの試合経験はありますが、プロになってずっとキックの試合に出ていたのでムエタイの練習をする機会はありませんでした。今回試合が決まってムエタイの練習を始め、明後日からタイにムエタイ修行にいきます」とタイで石井対策に臨むという。

 石井戦をクリア後には「強い選手を片っ端から倒していきたいので、いずれは吉成選手とも絶対戦わなきゃいけないのかなと思います」と吉成名高とも対戦したいとした。

KNOCK OUT王者の重森陽太が判定負け。前ラジャダムナン王者の蹴りを攻略し切れず【RWS】

2024.02.13 Vol.Web Original

 ムエタイの聖地であるタイのラジャダムナンスタジアムで開催されている世界最高峰の立ち技格闘技イベント「RWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)」の日本大会である「Rajadamnern World Series 日本大会(RWS JAPAN)」が2月12日、東京・後楽園ホールで開催された。

 メインカードでは日本vsタイの7対7の対抗戦が行われたのだが、日本は第1試合でWMC世界女子ミニフライ級王者の伊藤紗弥(尚武会)がノンミン・トール ソンキアット(タイ)KO勝ちを収め、幸先のいいスタートを切ったものの、続く2~6試合はすべて判定負け。メインイベントで行われた「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級(52.16kg)タイトルマッチ」では名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/暫定王者)がプレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ/正規王者)を判定で破り王座を獲得したが、対抗戦は2勝5敗と大きく負け越した。

元REBELS王者の老沼隆斗がローキックの連打で15歳のタイ人ファイターをKO【RWS】

2024.02.13 Vol.Web Original

 ムエタイの聖地であるタイのラジャダムナンスタジアムで開催されている世界最高峰の立ち技格闘技イベント「RWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)」の日本大会である「Rajadamnern World Series 日本大会(RWS JAPAN)」が2月12日、東京・後楽園ホールで開催された。

 今大会ではメインカードとして名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)が出場する「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級(52.16kg)タイトルマッチ」を筆頭に日本vsタイの7対7の対抗戦を開催。その前に「RWS JAPAN」と題した今後、RWS本戦出場を目指す選手たちのトライアウトともいえる試合が6試合行われ、元REBELS-REDスーパーフライ級チャンピオンの老沼隆斗(STRUGGLE)がアピデート・チョーバンセン(タイ)に2RでKO勝ちを収めた。

 老沼はREBELS、KNOCK OUTで活躍し、昨年は「SUK WAN KINGTHONG」を主戦場として戦い、10月にはフライ級王者のジュライ・ウォーワンチャイに挑戦するもタイトル奪取はならず、今回が再起戦だった。アピデートは15歳にして67戦48勝19敗の戦績を誇るファイター。

伊藤紗弥がボディーへのヒザで2RKO勝ち。日本vsタイの対抗戦で唯一のKO決着【RWS】

2024.02.13 Vol.Web Original

「Rajadamnern World Series 日本大会(RWS JAPAN)」(2月12日、東京・後楽園ホール)でWMC世界女子ミニフライ級王者の伊藤紗弥(尚武会)がノンミン・トール ソンキアット(タイ)と対戦し、2Rに2つのダウンを奪いKO勝ちを収めた。

 RWSはムエタイの聖地であるタイのラジャダムナンスタジアムで開催されている世界最高峰の立ち技格闘技イベント。今回は日本での初開催となる記念すべき大会だった。

 ノンミンは2019、2021年、2022年の「タイ国アマチュアムエタイユース」金メダリストで、2022年の「タイ国キックボクシング大会」金メダリスト。

海人の再起戦はまたもムエタイの強豪? SB協会の緒形健一代表が「ペットモラコット選手と遜色のないくらいの選手」【SB】

2024.02.11 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が2月11日、都内で行われた。

 前夜の試合ではメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)と元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)が対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、ペットモラコットが2-0の判定で勝利を収めた。

 会見にはペットモラコットが登壇し「昨日の試合はすごくうれしくワクワクしていた。勝利できて大変うれしく思う。(海人は)とても強い選手。ボディーブローと三日月蹴りは結構聞いた。日本一の選手だと思う」などと振り返った。

 勝負を分けた首相撲については「首相撲は練習するときから対策していた。首相撲じゃないと、海人選手はスピードは速いので、どんどん来る。自分がどんどん前に行かないと負けるかもしれないと思ったので」と海人を研究したうえでの戦法であったことを明かした。

 延長ラウンドはややガス欠気味だったように映ったのだが「結構疲れた。延長になるとは思わなかったので、延長ラウンドは疲れた」と苦笑い。そして「もちろんSBの試合に出たいと思う」とSBへの継続参戦にも興味を見せ、海人との再戦については「もちろん海人選手と、あるいは誰とでも大丈夫。シーザー会長とタイのペッティンディー会長次第です」と語った。

武尊、海人が立て続けにムエタイの強豪に敗戦。最後の砦・名高が「日本人の強さを見せたい」【RWS JAPAN】

2024.02.11 Vol.Web Original

「Rajadamnern World Series 日本大会(RWS JAPAN)」(2月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月11日、都内で行われた。

 メインイベントで行われる「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトルマッチ」に出場する正規王者のプレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)は51.82kg、暫定王者の名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)は52.12kgでそれぞれ規定体重をクリアした。
 
 計量後に名高は「明日はRWSが日本に始めてくる記念すべき大会で、昔からずっと戦いたかったプレーオプラーオ選手と戦えてうれしく思っている。明日は最高の試合を見せて自分が絶対に3階級制覇を成し遂げる。格闘技は怖いとか野蛮というイメージがあると思うが、自分はムエタイには激しさはもちろん美しさがあると思っている。例えば相手に対するリスペクトとか、そういう気持ちを常に持って戦っている。技術はもちろん、ムエタイの文化を僕たちの試合を見て感じてほしい」などとこの試合に向けての思いを口にした。

ムエタイのビッグイベント「RWS」が2月12日に日本初上陸。ラジャダムナン3階級王者の吉成名高がタイトル戦

2024.01.09 Vol.Web Original

 ムエタイの聖地であるタイのラジャダムナンスタジアムで開催されている世界最高峰の立ち技格闘技イベント「RWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)」の日本大会が2月12日に東京・後楽園ホールで開催されることが1月9日に発表された。

 同イベントは通常は3分5Rで行われるところを3分3Rにし、判定もオープンスコアシステムを導入するなど伝統あるムエタイを現代版にアレンジ。日本からはこれまで吉成名高、三浦孝太、石井一成、城戸康裕らが出場している。これまではタイでの開催だったが、今回初めて海外での開催となる。

 この日、横浜市内で行われた会見にはRWSジャパンの佐々木洋平代表、GSVのサラン・ラッダーワン副社長、GSVのタイシ・アオシマ アシスタントマネジャー、そして吉成ら参戦が決まった7選手が登壇した。

 会見の冒頭、佐々木氏が「中川会長と吉成名高に出会い6年。一番近くで2人の戦いを見てきた。その中で本場タイのラジャダムナンスタジアムで生でRWSを見た時に“本場のムエタイってこんなにすごいんだ”と思い、これを日本の格闘技ファンに見てもらいたい、これが本当のムエタイなんだと知ってもらいたいと思った。RWSは普通のムエタイと違い3分3Rでオープンスコアなので、ファイターもよりアグレッシブに戦う。ムエタイはどっちが勝ったか分かりにくいところがある。倒す倒されないということはもちろんあるが、ムエタイは技の美しさもポイントに加算されることもあり、攻めたファイターが勝つというよりも、どちらがより技術が高かったり素晴らしかったり美しかったりというのが評価になるということを皆さんから教えていただき学んだ中で、RWSのよりアグレッシブに戦うこのファイトスタイルや大会の仕組みが日本にマッチするのではないかと思った。RIZINの榊原さんに“ムエタイは日本では流行らない”と言われたが、私はRWSが必ずや、ムエタイを日本の、世界のキックルールの真ん中に来るような大会になると思って、私はこの大会を皆さんと日本に持ってきたいと思った」などと今大会開催に至った経緯を説明した。

ムエタイの魅力を伝え切れなかった梅野源治に武田幸三が「この結果でいいのか」と辛口コメント【RIZIN】

2023.10.01 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が“K-1グループからの刺客”斎藤祐斗(JK TRIBE)と対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 梅野は前戦となったRIZIN札幌大会で鈴木宙樹にKO負けを喫し、得意のヒジ攻撃、首相撲といったムエタイの魅力を伝え切ることができず。梅野のYouTubeチャンネルで元キックボクサーで現在は俳優としても活躍する武田幸三と対談を行い、武田から檄を飛ばされていた。

 梅野は試合の前にRIZINスタッフによる入場パフォーマンスでのいじりというもう一つの戦いがある。前々日インタビューで「できる限りの対策はした」と語っていたのだが、この日はhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)が客席から生歌を披露。そのわきにはサンフレッチェ広島の荒木隼人、ジム代表、そしてまさかの妻梅の姿も。

梅野源治が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」などと得意のヒジ打ちでのKOを予告した。

 梅野は昨年大晦日に平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチで戦って以来のRIZIN参戦で元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。この試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も無制限のルールで行われる。

 公式戦は昨年10月のトレント・ガーダム戦以来で、その時はカーフキック一発で秒殺KOしているとあって梅野は「今回はどうやって勝つか。前回の試合で梅野源治のヒジを見せられなかったので、今回はいかに梅野源治のヒジの凄さ、ヤバさを見せられるか。それがポイントだと思うので、今回はヒジでぶっ倒してやろうかなと。それが一番ですね」と腕をぶす。よって、試合のテーマも「ヒジでぶっ飛ばす」とシンプル。

 この間の練習については「普段の練習に加えて、今回は長期間にわたって、久保賢司にボクシングのトレーニングもずっと見てもらった。とっておきの技も用意した。試合を見て感じてもらえれば」と語る。この“とっておきの技”とは「倒せる技」とのことで、ヒジかこの技でのフィニッシュを狙っているよう。

 鈴木については「正統派のキックボクサー。パンチが強くて、ローキック、たまに三日月を蹴って圧力をかけてくる。一発の重い選手。でもテクニックというより、一発がヤバいのかなという印象」、試合展開については「多分、鈴木選手は距離を取ったら僕に勝てないのは分かっているので圧力をかけてくると思う。基本的には下にローで効かせるなかでパンチ一発で倒したいとか、ミドルキックと相打ち覚悟でパンチを打ってくるとか、ミドルキックを腕で受けてパンチを返す。そうやってパンチを振り回す中で、たまにヒジも当たればいいかなくらいの感じで打ってくる。想定できるものとしてはあとは三日月蹴りを蹴って来る。どのパターンで来てもいいように、しっかり倒せるように対策を練ってきた。どうきてもボコボコにできるんじゃないかと思う」などと公開練習時同様、鈴木の出方を惜しげもなく口にした。

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