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マンガのすごさを改めて体感 手塚治虫生誕90周年記念『MANGA Performance W3(ワンダースリー)』

2017.11.28 Vol.700

 手塚治虫の生誕90周年のアニバーサリーにあたる2018年。それを控えて現在、彼の初期の代表作である『W3(ワンダースリー)』が最先端のエンターテインメントとして蘇っている。個性あふれる3人の宇宙人と、正義感に満ちた地球人の真一が出会い、地球の存亡をかけて悪と戦うSF活劇を、年齢や国籍を問わずに楽しめる“MANGA Performance”で表現、毎夜、オーディエンスを楽しませている。

“MANGA Performance”は、可能な限りセリフに頼らない演出を特徴としている。ダンスやマイム、マジック、アクロバットといった身体的なパフォーマンスに、漫画ならでは表現やプロジェクションマッピング、パペットや音楽などを融合させて展開する。マンガのページをめくるように展開する演出の数々に観客は圧倒、かつ感動しているというのだ。

 今月3日に幕を開け、すでに多くのポジティブな感想が伝わってきている。日本のポップカルチャーをけん引してきたマンガのすごさを改めて体感して。 

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