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「パンチの瞬間に首避ける」横浜流星に元プロ格闘家俳優「それをする俳優さんに初めて出会った」

2023.05.01 Vol.web original

 

 公開中の映画『ヴィレッジ』の舞台挨拶が1日、都内にて行われ主演の横浜流星と共演の一ノ瀬ワタル、奥平大兼が登壇。元プロ格闘家の一ノ瀬が横浜のアクション能力の高さに舌を巻いた。

「村」という閉ざされた世界で生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。

 劇中では因縁の3人を演じた横浜、一ノ瀬、奥平。横浜は敵対する役どころの一ノ瀬について「やられるシーンしかなかったですね」と苦笑しつつ「普段の一ノ瀬さんはキュートですけど、透のときはすごく怖かったです」と、横浜が演じる主人公・優と、一ノ瀬が演じる横暴な青年・透が激突するシーンを振り返り「(相手が)一ノ瀬さんだったからこそ迫力のあるシーンになったのかなと思います」と一ノ瀬に感謝。

 すると一ノ瀬も恐縮し「オレも出演した作品のなかでアクションをいっぱいやってきたんですけどやっぱ横浜さんスゲーなと思って。普通(芝居では)ビンタとかパンチを当てないんですよ。でも角度的に当てないといけないシーンがあって。そしたら横浜さん“大丈夫ですよ、オレ当たった瞬間に首避けるんで”って。オレも昔キックボクシングをやっていたんですけど、それって長年培っての技術なんですよ。パンチが当たった瞬間に首を避けるっていう…それをやられる俳優さん、初めて出会いました」と横浜のアクションセンスに感嘆。

 横浜と奥平は空手経験者、一ノ瀬は元プロ格闘家。この3人が戦ったら…という話になると、奥平が「流星くんには勝てないですよ」、一ノ瀬も「オレも胸ぐらをつかんだときに、この人体幹強い、この人絶対強いと思いましたね」と断言。

 一方的にいじめられる優を演じるにあたり、横浜は「勉強しましたね」とケンカに弱い主人公が戦う映画を参考にしたと明かし「ケンカ慣れしてないパンチの仕方とか参考にさせていただきました」と“ケンカに弱い”人物の役作りを振り帰っていた。

 

 

横浜流星、初共演の中村獅童から「オレのこと嫌いなんだろ?って言われました」

2023.04.22 Vol.web orginal

 

 公開中の映画『ヴィレッジ』公開記念舞台挨拶が22日、都内にて行われ、主演・横浜流星と共演の黒木華、中村獅童らキャストと藤井道人監督が登壇。初共演という横浜と中村が“ツンデレ”なやり取りで会場を沸かせた。

「村」という閉ざされた世界で生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。

 とある事情から鬱屈した人生を送ってきた主人公・優を演じた横浜が「最初は感情を放出する術が分からない人間なので、内に沈めることが大変で。でも感情のコップに水がどんどん溜まってあふれてしまうような不安定さの塩梅が難しかった」と振り返ると、優に希望を与える幼なじみの美咲を演じた黒木華も「最初、お会いしたときは内にこもっている状態だったので、声もかけづらい感じだった(笑)」と苦笑しつつ「打ち解けてからはにこやかに、くだらない話もできるようになったので、その変化の行き来も難しかったでしょうし、すごいなと思いました」と感嘆。

 さらに、優にあこがれる青年を演じた作間龍斗が「一番最初にお会いしたのがすでにヒゲをはやされているときで。テレビで見たキラキラした横浜さんのイメージで行ったので、ヒゲやばい!と思った」、奥平大兼も、足場のシーンでバランスを崩したときに「さりげなく大丈夫?って言ってくれて、“かっこよ!”って。ちょっとくらいました(笑)」と若手キャスト2人もすっかり横浜に心酔。

 すると、そんな横浜と初共演だという中村獅童が、その印象を聞かれ「あまり話したことはないので…。感じの悪い子だな、と思って」とぶ然とした表情。横浜が苦笑する隣で「京都に行きつけのサウナがあるんですけど、そこに横浜さんが変装もしないで1人で行っていたという、それ以外の話はしてないですね」。

 役作りのためのヒゲ姿だったが誰にも気づかれなかったという横浜。中村が「すごい渋いサウナですよね」と言い、共通のサウナ話で一瞬打ち解けた姿を見せた2人。

 ところが横浜が「現場で確かに話せなかったのはありました。飲み行こうというときもあったんですけど、中村さんに“流星、オレのこと嫌いなんだろ?”って言われ続けて(笑)。そんなことなかったんですけど。今はよく話してます」と明かすと、中村は「電話番号も一応、交換したんですけど1回もかかってきたこと無いです」。つれない素振りを続けていた中村だったが横浜から「連絡してるじゃないですか」と指摘され「そうか…」と首をかしげ、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は横浜流星、黒木華、中村獅童、奥平大兼、作間龍斗、藤井道人監督。

横浜流星“ダークサイドに堕ちた”表情に衝撃! 最新主演作『ヴィレッジ』製作決定

2022.05.19 Vol.web original

 俳優・横浜流星が『新聞記者』の藤井道人監督とタッグを組む最新主演作『ヴィレッジ』の製作が決定。横浜が意気込みのコメントを発表した。

『新聞記者』のスターサンズ・河村光庸プロデューサーと藤井道人監督が、オリジナル脚本で挑むヒューマンサスペンス。美しい自然が広がる村で暮らす青年が、行き場を失い、ダークサイドに落ちていく姿を通して、現代社会が抱えるひずみを浮き彫りにしていく。

 主人公・片山優を演じるのは、藤井監督とは5度目のタッグとなる横浜流星。

 横浜はコメントで「藤井監督との出会いは、今から7年前の映画の打ち上げでした。その後お互い先の仕事が決まっておらず、頑張りましょうなんて話していた矢先に『青の帰り道』(2018)でご一緒することができ、その後も定期的に作品を一緒に創り、今回長編で主演を務めさせて頂きます。とても感慨深いです」と、監督との出会いを振り返りつつ「藤井監督が何度も何度も書き直しされていた、愛のある最高な脚本です。日々の辛い状況から逃げたくても逃げられない。我慢しか出来ない青年を生き、身も心も削られましたが、彼の変化を楽しみにしていただきたいです。
今まで見た事の無い作品になっていると思いますし、とても考えさせられる内容になっています」と意気込みを見せている。

『ヴィレッジ』は2023年公開予定。

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