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国内ライト級王者対決の武田光司、久米鷹介ともに「タフな試合」を予想【RIZIN】

2021.03.19 Vol.Web Original

ムサエフの首を狙う国内トップクラスの4選手が参戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日行われた。

 現在、RIZINのライト級は王座こそ制定されてはいないものの、2019年に行われたトーナメントの優勝者トフィック・ムサエフがトップに君臨。今大会ではそのムサエフの首を狙うべく、ライト級の国内トップクラスの4選手が参戦する。

 その中で注目を集めるのがDEEPライト級王者・武田光司(BRAVE)とライト級キング・オブ・パンクラシスト・久米鷹介(ALIVE)の国内2団体の王者同士の一戦。

 久米はこの日のインタビューでは「準備はしっかりしてきた。後は当日に自分が最高のパフォーマンスができるように意識を作っている。すごく楽しみ」と好調な仕上がりをアピール。

 武田については「しっかりと勝ってきている強い選手。実際にレスリングの実績があるし、試合を見ても強い選手だと思う。タフな試合になることは覚悟している。トータルで上回れるようにしたい」とし、武田がRIZINのリングで修斗王者の川名雄生に判定勝ちを収めた試合については「ああいった競り合いの中で修斗王者に勝てるのは地力のある強い選手だと思っている」と話した。

DEEP武田光司とパンクラス久米鷹介の現王者同士の対戦が実現【RIZIN.27】

2021.02.12 Vol.Web Original

久米「パンクラスの王者としてしっかり強さを発揮したい」、武田「DEEPの王者のほうが強いということを証明できれば」

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の第1弾カード発表会見が2月12日、東京都内で開催され、DEEPの武田光司(BRAVE)とパンクラスの久米鷹介(ALIVE)の現ライト級王者同士の対戦が発表された。

 武田は2018年にプロデビュー1年半にして日本のライト級のトップファイターである北岡悟を破り、DEEPライト級王座を獲得。現在、2度の防衛に成功している。RIZINには2019年に初参戦しダミアン・ブラウンに判定負けを喫したものの、昨年9月の2度目の参戦では修斗世界ライト級王者の川名雄生との激闘を制し、初勝利を挙げた。プロ入り以来、敗戦はブラウン戦のみで12戦11勝1敗の戦績を誇る。

 久米はHEAT、修斗、韓国のROAD FCと国内外の団体で戦い、2016年から戦場をパンクラスに移すと、当時王者だった徳留一樹を破りライト級王座を獲得。現在、2度の防衛を果たしている。RIZINには昨年9月に初参戦し、北岡に判定勝ちを収めている。また2019年に「ONE Championship: Century Part 2」で行われたパンクラス×修斗対抗戦では当時の修斗王者・松本光史に判定勝ちを収めている。

 久米は「キャリアの集大成に入ると思っていて、強い選手と戦うためにRIZINに来た。それで今回、DEEPの現役王者の武田選手と戦わせていただけるということで、パンクラスの王者としてしっかり強さを発揮したい」、武田は「パンクラスとDEEPの王者同士で戦うことになるが、DEEPの王者のほうが強いということを証明できればと思う。今回3回目だが、まだ実力を出し切れていない。今回は勝ち負けよりも内容が問われる試合だと思っている。自分の全部の力を出し切って勝てればと思っている」とそれぞれ語った。

修斗vsパンクラス 王者同士の対抗戦は2勝2敗【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

ライト級の久米が判定勝ちでパンクラス先勝

 ONE Championshipの2回目の日本大会「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)で「修斗vsパンクラス 全面対抗戦」が行われ、4階級の王者対決が実現した。

 今回行われたのはライト級の松本光史vs久米鷹介、ウェルター級のエルナニ・ペルペトゥオvs手塚裕之、バンタム級の佐藤将光vsハファエル・シウバ、ストロー級の猿田洋祐Vvs北方大地。

 ライト級ではパンクラスの久米が松本を判定で下した。

 試合はグラウンドでの攻防がメインとなる。1Rは終盤にグラウンドで久米がバックを制してスリーパーを狙うが、松本は腕を取って防御。久米は続いて左腕を取って腕十字を狙うがここも松本がしのいでゴング。

 2Rになると松本が反撃。バックを奪い、逆にスリーパーを狙う。久米はしのぎながら、背中越しのパンチで反撃を見せる。

 松本がペースを取り返したかに思えたが、久米は3Rはタックルからテイクダウンに成功するとヒザを松本の顔面に打ち込んでいく。松本は下から首を抱え防御するが背中を向けてしまい久米がバックを取ってスリーパーを狙う。松本はわきに腕抱えガードも、久米はバックからパンチをコツコツと当て、ヒジも打ち込んでいく。松本が亀になったところで久米が背中に乗る。落とそうとする松本だったが久米は落ちず首を狙いに行く。ここも松本がしのぎ切り、試合終了のゴング。

 判定となったが1、3Rを有利に進めた久米が3-0で勝利を収め、パンクラスが先勝した。

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