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最軽量のサッタリが無差別級トーナメント優勝。そして中村プロデューサーに6・19東京ドーム大会への出場を公開直訴【K-1】

2022.04.04 Vol.Web Original

決勝で谷川に3RKO勝ち

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」(4月3日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で行われた「K-1無差別級トーナメント」でKrushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)が決勝で谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を破り優勝を果たした。前日計量でサッタリは出場8選手の中で最軽量の85.20kgだった。

 サッタリは1回戦でK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)を1R1分28秒でKOで下すと、準決勝では優勝候補の京太郎(チーム未完)を2-0の判定で破り決勝に進出。谷川は1回戦でANIMAL☆KOJIに3-0の判定勝ち。準決勝は石井慧(チーム・クロコップ)と対戦予定だったのだが、石井が1回戦の実方宏介戦で肋骨骨折のケガを負った疑いがありドクターストップとなったため、リザーブファイトで勝った加藤久輝(West A / ALIVE)と対戦。加藤に先制のダウンを許したものの、右ハイキックで逆転KO勝ちを収め、決勝に進出した。

4月3日に代々木競技場第一体育館で「K’FESTA.5」開催。無差別級トーナメントに石井慧、京太郎らが出場【K-1】

2022.02.10 Vol.Web Original

イランに帰国中のクルーザー級王者カリミアンは参戦見送り

 K-1が2月9日、都内で会見を開き、次回大会となる「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」を4月3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催することを発表した。また合わせて第1弾の対戦カードも発表した。

 K-1の年間最大の大会となる「K’FESTA」は昨年は1月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で3月に延期。結果的に2018年の第1回から毎年3月に開催されてきたのだが、今年は2月に東京体育館大会が早々に発表されていたため、その開催日時に注目が集まっていた。前日の2日にはRISEが那須川天心のRISEラストマッチとなる「RISE ELDORADO 2022」を同所で行うことから“興行戦争”の側面もある2日間となる。

 今大会では「無差別級」のトーナメントが開催される。出場選手と対戦カードは1回戦(1)ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM/ALIVE)vs 谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、1回戦(2)石井慧(チーム・クロコップ)vs 実方宏介(真樹ジムAICHI)、1回戦(3)京太郎(チーム未完)vs 坂本英則(修実館)、1回戦(4)K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)vs マハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)。リザーブマッチで加藤久輝(West A/ALIVE)と愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦する。準決勝は(1)と(2)の勝者、(3)と(4)の勝者で行われ、その勝者が決勝で対戦する。

 なお現K-1クルーザー級王者のシナ・カリミアンは現在イランに帰国中で、試合の準備が間に合わないためトーナメント参戦は見送られた。また2月の東京体育館大会で行われる予定だった京太郎vs坂本戦がトーナメント開催に伴い今大会にスライドされた。

京太郎が「ヘビー級たるもの、まっすぐ打てないと勝てない」と対戦相手の坂本英則にアドバイス【K-1】

2021.12.27 Vol.Web Original

 K-1の2022年の第1弾大会となる「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(2022年2月27日、東京・東京体育館)の第2弾カード発表会見が12月27日、都内で開催された。

 スーパー・ヘビー級のスーパーファイトで京太郎(チーム未完)と坂本英則(修実館)が対戦する。

 今年、ボクシングからK-1に復帰した京太郎は今回が3戦目。9月の横浜大会でシナ・カリミアンに敗れて以来の再起戦となる。坂本はK-1ジャパングループの大会は初参戦。さまざまな団体でキャリアを重ね、2019年5月にJ-NETWORKヘビー級王座、7月にKROSS×OVERヘビー級王座を獲得。K-1参戦経験のある実方宏介とは2戦2勝の星を残している。

 会見で坂本は「10年くらいキックボクシングをやってきて、なかなか大きい舞台に立てなくて。僕が中学生くらいから有名な京太郎選手とK-1という大きな舞台で試合を組んでいただくということで、しっかり勝って有名になりたいと思っている。僕は噛ませ犬に見られているかもしれないが、僕が勝つところを見せる」と勝利への強い意欲を見せた。

 京太郎はまずは「最近の若い子は礼儀正しくていいですね。それを一番感じました。昨日、試合が決まったことを聞いて、相手も聞いていなくて“石井選手かな?”と思って来たら、じっちゃん(実方)にも似ているし、石井選手にも似ているかな?と思ったら違う選手だった」と坂本の第一印象を語る。

初参戦で勝利の石井慧「いずれ京太郎選手とやりたい」、京太郎を破ったカリミアンは「石井が京太郎より強いならぜひ戦いたい」【K-1】

2021.09.21 Vol. Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が9月21日、都内で開催された。

 K-1初参戦で愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定勝ちを収めた石井 慧(チーム・クロコップ)は「一安心。コーチの誕生日でもあったのでいい誕生日プレゼントになったなと思います」と勝利に笑顔を見せた。

 試合については「昨日の試合映像を見て、もっと自分から仕掛けていって、コンビネーションも出していけたらなと。次の試合に向けて、今回できなかったことを次回にできるようになって戻ってきたい。(自己採点は)50点くらいかな。気持ちで負けず最後競り勝てたのは良かった。自分から組み立てることができなかったのは良くなかった。100点は難しい」、愛鷹については「振り回してくることを想定していた。それに対しての練習をかなりやってきた。そこが予想と違った。相手がそうじゃなかったときに自分で組み立てることができなかったのが次の課題かと思う」などと振り返った。

クルーザー級王者のカリミアンがヘビー級の京太郎に判定勝ち【K-1】

2021.09.21 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」のセミファイナルで行われたヘビー級のスーパーファイトで京太郎(チーム未完)とクルーザー級王者のシナ・カリミアン(POWER OF DREAM)が対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、カリミアンが3-0の判定で勝利を収めた。

 カリミアンは昨年11月にK-JeeにTKOで敗れ、クルーザー級王座から陥落。しかし今年3月にダイレクトリマッチでKO勝ちを収め王座を奪還した。

 京太郎は今年3月にK-1に復帰。初戦で実方宏介をKOで破り健在ぶりを見せつけた。

 1R、カリミアンが右ローを蹴ると、京太郎は右のカーフキック。カリミアンは詰めて右ストレートも京太郎は巧みに体を寄せて連打は許さない。そしてなおもカーフ。カーフを効かされたカリミアンは下半身をスイッチ。左足を下げる場面も。それでも飛びヒザを見せる。

K-1ファイターの京太郎がプロレスデビューのちゃんよたに強烈な右フックを伝授

2021.08.17 Vol.Web Original

9・14「P.P.P.TOKYO」新宿FACE公演でデビュー

「P.P.P.TOKYO」の新宿FACE公演(9月14日)でプロレスデビューを果たす筋肉女子YouTuberのちゃんよたが8月17日、東京都内で公開特訓を行った。

 筋肉女子YouTuberとして活躍するちゃんよたは今年5月には東京都パワーリフティング協会の「新人限定TOKYOパワーリフティング選手権大会」の63kg級で優勝。その一方でセクシー女優としても活動。6月に「P.P.P.TOKYO」とSODがコラボして開催する大会の会見が行われ、そこでバンビと組んで松本都、真琴組を相手にプロレスデビューすることが発表されている。

 常日頃から「エロいとデカいは褒め言葉」を標榜するちゃんよたにこの日用意されたのはK-1のヘビー級ファイター京太郎。京太郎の持つミットにパンチ、ミドルキックを打ち込むと京太郎は「おお」「いいすね!」「蹴りは完璧」と感嘆の声。京太郎がプロレス技のラリアットの強化としてフックの打ち込みを提案すると、ちゃんよたはラリアット気味のフックもすぐに体得。京太郎の持つミットに威力抜群のフックを何発も打ち込んだ。そして京太郎は次戦で対戦するシナ・カリミアンの得意技であるバックブロー、そしてパンチからキックのコンビネーションも伝授した。

カリミアンの「イイヨ、ダイジョーブ!」に「日本語分かってる!」と京太郎がびっくり【9・20 K-1】

2021.08.05 Vol.Web Original

「どんな相手とでもやろうとしている奴とは覚悟が違う」

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)の第2弾カード発表会見が8月4日、東京都内で開催された。

 ヘビー級のスーパーファイトで、旧体制のK-1でヘビー級王者となった京太郎(チーム京太郎)と現K-1クルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)が対戦する。

 会見に京太郎はカリミアンvs K-Jee戦の写真と「2メートルの無駄遣い(笑)」とプリントされたTシャツを着て登場。

 クルーザー級から階級を上げて挑戦してくるカリミアンに対しては、「一つ言えるのはどんだけ体重が重くても90kgでやっている人と、どんな相手でも2メートルでも3メートルの相手とでもやろうとしている奴とは覚悟が違う」とK-1、そしてプロボクシングでヘビー級戦線でしのぎを削ってきた者としてのプライドを見せた。

元ボクシング王者・京太郎が10年ぶりのK-1参戦。強烈なパンチで実方を粉砕KO【3・28 K-1】

2021.03.28 Vol.Web Original

ボクシングでは3つのベルトを獲得

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)で第2代K-1ヘビー級王者の京太郎(チーム京太郎)が約10年ぶりにK-1復帰を果たした。

 京太郎はK-1で日本人初となる重量級の世界王者。2011年にプロボクシングに転向しWBOアジア太平洋ヘビー級、OPBF東洋太平洋ヘビー級、日本ヘビー級の3つのタイトルを獲得した。

 戦前、「サンドバッグを蹴ってみたら痛かった」「キックの練習はしていない」「キックを出すかどうかは分からない」などと煙に巻いていた京太郎だったが、1R、いきなりロー、ミドルとキックを繰り出していく。それに実方は“効いてない”の素振り。そして逆に右ローを放っていく。カーフ気味に入る実方のローに京太郎の左足が流れる。実方のローに右ストレートを合わせる京太郎だが、実方も左フックをヒットさせる。京太郎は左インロー、右ミドルを放つが実方の右のカーフにやはり足が流れる。京太郎もカーフを返すが、これは実方がカット。

「K’FESTA.4」でK-1復帰の京太郎の相手がヘビー級のムエタイ戦士・実方宏介に決定【K-1】

2020.12.09 Vol.Web Original

「次の試合、蹴りは使いません」と宣言

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」(2021年1月24日、東京・代々木競技場第一体育館)の第2弾カード発表会見が12月9日、都内で開催された。

 第1弾カード発表会見で、プロボクシングからK-1への復帰と今大会への参戦が発表されていた京太郎(チーム京太郎)がスーパーファイトで実方宏介(真樹ジムAICHI)と対戦することが決定した。

 京太郎は2007年からはK-1を主戦場に戦い、「K-1 WORLD GP 2008 IN FUKUOKA JAPAN GP」で準優勝。09年の第2代K-1ヘビー級王座決定トーナメントではK-1で日本人初となる重量級の世界王者となった。2010年4月にピーター・アーツ、10月にはジェロム・レ・バンナからも勝利。そして、2011年にプロボクシングに転向すると、デビュー8戦目で日本ヘビー級王座を獲得。2017年にはOPBF東洋太平洋ヘビー級・WBOアジア太平洋ヘビー級王者に。そして、今年11月にプロボクシングからの引退を表明し、今回は約10年ぶりにK-1復帰を果たす。

 対する実方ははムエタイテクニックを武器とするヘビー級ファイターで、主戦場にしているBigbangではK-1でも活躍する愛鷹亮とも拳を交えた。現在は第2代Bigbangヘビー級王者に君臨、今回がK-1初参戦となる。

 コアラの被りもの姿で会見に現れた京太郎は、顔面含め全身タイツの赤と緑の人物を2人従えて登場。3人で実方の写真がプリントされたTシャツに着替えて、実方の顔がプリントされたお面を付けるなどやりたい放題。会見でも京太郎はマイペースに語る中で「次の試合、蹴りは使いません。蹴ったら痛いということが分かったので」と、パンチのみで戦うことを宣言。実方が「パンチで倒される前に、僕が蹴り倒す。周りには『ヤバいぞ。オマエ、やられるんじゃないか』と言われるが、やられる前に僕がやっちゃえばいい」と意気込むと、京太郎は「僕、この年になっても強いんですよね。あんまり練習しなくても。才能があるんですよ」と百戦錬磨の貫禄を示した。

ボクシングの元東洋太平洋王者・京太郎がK-1復帰。「10年後の子供たちの選択肢が広がれば」【K-1】

2020.11.18 Vol.Web Original

日本人初の重量級のK-1世界王者

 来年1月24日の開催が発表された「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」(東京・代々木第一体育館)でボクシングの元WBOアジア太平洋ヘビー級王者の藤本京太郎がK-1に復帰することが11月17日、発表された。

 藤本は2006年5月にJ-NETWORKでプロデビュー。2007年に旧体制のK-1に参戦し、貴重なヘビー級戦士として活躍。2009年に行われた「第2代K-1ヘビー級王者決定トーナメント」で優勝し、日本人初の重量級の世界王者となった。

 2011年にプロボクシングに転向し、2013年に日本ヘビー級王座を獲得。2017年にはOPBF東洋太平洋ヘビー級、WBOアジア太平洋ヘビー級の2冠を獲得した。

 藤本については所属の角海老宝石ジムが13日に12日付で日本ボクシングコミッションにライセンスを返上したことを発表。新型コロナ禍で海外遠征や外国人選手の招へいが難しいことから「一度ライセンスを返上とし、再び総合格闘技(K-1など)へ挑戦する事となりました」としていた。

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