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山本美憂が引退試合で無念の一本負け。セレモニーでは「こんな幸せなアスリートっていないんじゃないかと思っています」と感謝の言葉【RIZIN.45】

2023.12.31 Vol. Web Original

 女子レスリングの元世界王者で格闘家の山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)が「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で現RIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)を相手に引退試合に臨んだ。試合は得意のタックルで果敢に攻め込むも2Rにリアネイキッドチョークを極められ無念の一本負けを喫した。

 1R、オーソドックスの伊澤とサウスポーの美憂。美憂がタックルからテイクダウンも伊澤はそのまま首を取りフロントチョークにとらえる。美憂は首を抜くと一瞬ハーフになりかけるが伊澤がガードに戻す。ともにパンチをコツコツと打ち合う。伊澤は美憂のすきをついてフロントチョーク。美憂が首を抜くとガードから脳天にヒジを落とす伊澤。伊澤は首を持って立ち上がることに成功。美憂はロープに押し込んでヒザ。なおもコーナーに押し付けヒザ。伊澤もヒザを返す。伊澤はコーナーを背にフロントチョーク。美憂に前から乗りかけるが美憂は許さず。ブレイクとなるが再び美憂がタックルからテイクダウンも伊澤はガードに入れてフロントチョークを狙う。

 2R、伊澤が前蹴り、ヒザ。美憂はかいくぐりタックルも伊澤は体を入れ替えチョークの体勢に捕獲。そしてリアネイキッドチョークで絞め上げるとたまらず美憂がタップした。

引退試合の山本美憂「100%集中できないことがありそうならけじめをつけたほうがいい」【RIZIN.45】

2023.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。引退試合に臨む山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)が改めて引退に至った思いを口にした。

 美憂は現RIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)と対戦する。当初は「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)で対戦の予定だったが、美憂美憂が練習中に右ヒザ全十字靱帯断裂のケガを負い、大晦日に延期となっていた。

 山本は「精いっぱいやることやってきたのであとはリングの上で。いつも本当に当たり前だと思ってやってきたことが最後になるとちょっと寂しい感じもしますけど、本当にこういう舞台とかこういう場もそうなんですけど、すごく貴重な経験で幸せです」とラストマッチに臨む心境を口にした。

 伊澤については「私よりもリーチが長いし、組み技すごく得意な選手。それに対応できる練習をいっぱいしてきたので楽しみ」と評しつつも「どっちにしろ自分の試合をすれば勝つので。そこですね、ポイントは。上でも下でもどっちでも大丈夫なので、いい試合をしたい」と勝利への自信を見せた。

伊澤星花がわずか64秒でロペスに一本勝ち。海外の強豪との対戦を希望し11・4アゼルバイジャン大会にも興味【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・伊澤星花(Roys GYM)が挑戦者にクレア・ロペス(フランス/Great Britain Top Team)を迎え2度目の防衛戦に臨み、わずか64秒で一本勝ちを収めた。

 1R、ロペスがローキックを放っていくと伊澤がタックル。がぶるロペスだが、伊澤はテイクダウンに成功。上のポジションをキープすると首を取る。ロペスが立ち上がりコーナーに押し込むが伊澤はそのままフロントチョークで絞め上げるとロペスがたまらずタップし、伊澤が一本勝ちを収めた。

 伊澤は2021年大晦日のRIZINデビュー戦で当時、王者だった浜崎朱加を破る大金星を挙げると、翌年4月には王座をかけたダイレクトリマッチで勝利を収め王座を獲得。7月から始まった「スーパーアトム級トーナメント」も制し、名実ともにRIZINスーパーアトム級の頂点に立っている。

2度目の防衛戦の伊澤星花「女子格闘技の面白さをお見せしたい」【超RIZIN.2】

2023.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月29日、埼玉のさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。
 
 第6試合で行われる「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で対戦する伊澤星花(Roys GYM)は48.60kg、クレア・ロペス(フランス/Great Britain Top Team)は48.90kgでともに規定体重をクリアした。

 ロペスは「本当に日本に戻って来れてうれしい。3カ月前からこの試合に向けてしっかり集中して準備してきました。ですので、いい試合をお見せします。決して退屈はさせません。楽しみにしていてください」、伊澤は「このような素敵な試合に出ることができて本当にうれしいです。ありがとうございます。明日は女子格闘技の面白さをお見せしたいと思います」とそれぞれ決意を述べた。

 ロペスはRIZINデビュー戦となった今年4月の「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」でRENAにヒザ十字固めで一本勝ちを収め、今回のタイトル挑戦にこぎつけた。ちなみにRENAが自らタップしたのはこの試合が初めてだった。

 伊澤は2021年大晦日のRIZINデビュー戦で当時、王者だった浜崎朱加を破る大金星を挙げると、翌年4月には王座をかけたダイレクトリマッチで勝利を収め王座を獲得。7月から始まった「スーパーアトム級トーナメント」も制し、名実ともにRIZINスーパーアトム級の頂点に立った。今回は2度目の防衛戦になる。

女子スーパーアトム級王者の伊澤星花がクレア・ロペスを相手に防衛戦【超RIZIN.2】

2023.06.16 Vol.Web Original

 RIZINが6月16日、オンラインで「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見を行った。

 BELLATORではすでに発表されているのだが、改めてBELLATORパートで女子フライ級の渡辺華奈(FIGHTER’S FLOW)vs ヴィタ・アルテイガ(アメリカ/COMBAT FITNESS)、ウェルター級のアンドレイ・コレシュコフ(ロシア/RUSFIGHTERS SPORT CLUB/STORM MMA)vs ロレンズ・ラーキン(アメリカ/ミレニアMMA)、バンタム級のダニー・サバテロ(アメリカ/アメリカントップチーム)vs マゴメド・マゴメドフ(ロシア/DAGESTAN FIGHTER CLUB)の3カードが発表された。既報の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)vs 神龍誠(神龍ワールドジム)、AJ・マッキー(アメリカ/Team Bodyshop MMA)vs パトリッキー・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)と合わせ、全5試合の開催となる。

 またBELLATORパートが正式にShowtimeで生放送されることが決まったことから、大会開始時間が14時から12時に繰り上げられる。

RENA「誰がやるかとなれば私しかいない」と“幻の”伊澤星花との対戦に意欲【RIZIN LANDMARK】

2023.04.19 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)に出場するRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)が改めてRIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(フリー)との対戦について言及した。

 RENAは昨年行われた「スーパーアトム級トーナメント」に出場し1回戦を突破し準決勝で伊澤と対戦の予定だったが、1回戦で負った眼窩底骨折の回復が間に合わず準決勝を欠場。伊澤との対戦は幻に終わっている。

 今回は中南米の「Combate Global」でアトム級2位にランクされる強豪クレア・ロペス(フランス/Great Britain Top Team)と51kg契約で対戦する。スーパー・アトム級ではなくストロー級に近い体重なのだが、その意味については「52kgでも良かったが、段階を踏んだらどうだという提案をいただいた。その段階をいただけるならというそんな感じでした(笑)」と明かす。女子のストロー級は海外ではUFCしかランキングがないことから「UFCを目指すのか?」という問いには「まだ日本での戦いも残っているので断言はできないが、取りあえずハワイ大会に向けて自分はどこまで、何キロで通用するのか確かめる、もう1回チャレンジするという点でのストローのチャレンジだと思っている」と語った。

山本美憂が現王者・伊澤星花相手に引退試合。「現役に対し100%の情熱がないなと感じた」【RIZIN.42】

2023.03.06 Vol.Web Original

 格闘家の山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)が3月6日、引退を発表した。ラストマッチは「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)でのRIZINスーパーアトム級王者・伊澤星花(フリー)との一戦となる。

 この日、同大会の第1弾カード発表会見が行われ、両選手が登壇。山本は「今回の試合でMMAは最後にしようと思っている。自分はレスリングのころから気持ちで戦ってきた。100%、そこに自分が打ち込めるという時でないと試合に出ないというのが自分のルール。レスリングのころもそうだが、どんなに“まだまだできる”と思っても、気持ちがなかったらできないと思って引退をしたり、この年になっていきなりMMAをしたりという人生。今回はMMAに対して、自分が現役で戦っていく気持ちが、100%の情熱がないなと感じられたので、今回で最後にしようと思った。でもQUEEN BEEとしての仕事はまだまだある。新しくなった私の城であるYSAでもっともっと城を守らないといけないことと、KRAZY BEEの私たちの蜂をどんどん強くしなければいけないというQUEEN BEEとしての仕事がたくさんあるので、これからも応援よろしくお願いします」などと引退に至った心境を語り「そして最後に王者と試合ができるって、私は世界一幸せなアスリートだと思っている。本当にありがとうございます。神様、家族、仲間、ファンの皆さんにありがとうと伝えたい。試合はすごくいい試合になると思うので、楽しみにしてください」などと感謝の言葉を述べた。

 この「100%の情熱がない」ということについては「いつも特にきっかけはない。だいたい、自分で“ふーっ”と感じる。それが今回来たので決めました」と説明した。
 

伊澤星花がパク・シウ破りGP制覇。「世界一強いのは伊澤星花だと認められるような選手になりたい」【RIZIN.40】

2023.01.01 Vol.Web Original

「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「RIZIN WORLD GP2022 スーパーアトム級トーナメント」の決勝でRIZIN女子スーパーアトム級王者の伊澤星花(フリー)がパク・シウ(韓国/KRAZY BEE)を2-1の判定で破り優勝を果たした。

 伊澤は1回戦でラーラ・フォントーラ、準決勝ではアナスタシア・スヴェッキスカにともに一本勝ちを収め決勝に進出。対するシウは1回戦では浅倉カンナ、準決勝では浜崎朱加にともに判定勝ちを収め決勝に進出した。

 2人は2021年10月の「DEEP 104 IMPACT」で対戦し、伊澤が判定勝ちを収めている。

スーパーアトム級トーナメントは伊澤星花とパク・シウが大晦日の決勝に進出【RIZIN.38】

2022.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.38」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「RIZIN WORLD GP2022 スーパーアトム級トーナメント」の準決勝2試合が行われ、現女子スーパーアトム級王者の伊澤星花(フリー)とパク・シウ(韓国/ KRAZY BEE)が勝利を収め、大晦日に行われる決勝に駒を進めた。

 伊澤はアナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ/SubHunter, Puncher Fight club)と対戦し、2Rに腕十字で一本勝ちを収めた。

 1R、スヴェッキスカの右ミドルをキャッチした伊澤がテイクダウンに成功するが、スヴェッキスカはガードに入れると下から長い足で絡めとると下からヒジ打ち。そしてラバーガードで固めて下からパンチを放っていく。なんとか伊澤が脱出するとアキレス腱固めを取りかける。スヴェッキスカも足を取り、上を取り返したところでゴング。

師匠の藤井惠さんが「今回もちゃんと丁寧に戦って結果をしっかり残してくれると思う」と浜崎朱加の勝利を確信【RIZIN.38】

2022.09.24 Vol.Web Original

「超RIZIN」と「RIZIN.38」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が9月24日、都内で行われた。「超RIZIN」のメインイベントで戦うフロイド・メイウェザー(アメリカ)と朝倉未来(トライフォース赤坂)を除く20選手が計量に臨み、全選手が計量をクリアした。

「RIZIN WORLD GP2022 スーパーアトム級トーナメント」の準決勝でパク・シウ(韓国/ KRAZY BEE)と対戦する浜崎朱加(AACC)は終始リラックスした表情を見せ、仕上がりの良さをうかがわせた。

 計量には師匠で、当日はセコンドに就く藤井惠さんが帯同。藤井さんは今回の浜崎の仕上がりについて「今年に入ってからいろいろ組み立て直して、いい感じで仕上がっているので、今回もちゃんと丁寧に戦って結果をしっかり残してくれると思います」と太鼓判。「爆発力はあるので、後はそこをうまく修正しながら、客観的にもうちょっと自分を見ながら戦えればいいかなと思うので、ポイントはそのあたりですかね」と試合のポイントを挙げた。

GP準決勝で伊澤と対戦のスヴェッキスカ「全世界にウクライナは美しく、独立した強い意志を持った国であることを伝えたい」【RIZIN.38】

2022.09.24 Vol.Web Original

「RIZIN.38」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月23日、都内で開催された。

 今大会では「RIZIN WORLD GP2022 スーパーアトム級トーナメント」の準決勝が行われるのだが、1回戦でアナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ/SubHunter, Puncher Fight club)に勝利を収めたRENAが試合中に負った左眼窩内側壁骨折のため欠場。RENAを最後まで苦しめたスヴェッキスカが代わりに出場する。

 スヴェッキスカは今回の参戦については「今回もRIZINの試合に出られてとてもうれしい。前回、結果は思うようにいかなかったけれど再びトーナメントに出られるということについては、自分が前回、クオリティーの高い見応えのある試合をして、その資格が十分にあるのだというふうに高い評価を感じました。みなさんに楽しんでもらえるような、見応えのある試合をしたいと思います」と語った。

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