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GENERATIONS 関口メンディーの「メンディーのコラムンディー」第33回 僕たちは”個”だ

2021.07.05 Vol.Web Original

 

 どうも皆さん!メンディーのコラムンディーのお時間です!

 絶賛梅雨入り真っ最中で日々雨ンディーが続きますね! 雨が降ると湿度が上がってお肌に良いらしいので、雨を”降るヒアルロン酸”だと思いながらコラム書いていきたいと思います。

 最近お仕事でテレビ局に行くと、以前に比べると、働かれている女性がとても増えたように感じます。とある音楽番組でも女性の方が指示を出して現場をまとめていたのですが、その姿がとても生き生きとしていて、僕自身も元気をもらいました。様々な企業が女性の雇用問題に向き合っていることで、少しずつ良い社会になってきているのかなと思います。

 とはいえ、解決すべき問題はたくさんあります。こういった思考になるに至ったのも、以前に「フェミニズム」に関する本を読んで、そういった社会問題があるということを知ったからですし、自分のルーツを辿っても、母子家庭で育ち母からは「女性に手をあげてはいけないよ」と教えられてきたので、女性に対するリスペクト、フェミニズムに興味を持つことは腑に落ちます。

 この間、宇多田ヒカルさんの”ノンバイナリー”のお話が話題になりました。本当に興味深かった。ノンバイナリーとは性自認が男性でも女性でもなく、どちらかの枠組みに自分を当てはめないことを意味します。

 そもそも僕は枠とか型とかそういったものにはめること、はめようとする人があまり好きではありません。普通、常識、男性らしく、女性らしくなど。これらは凝り固まった思考で、僕たちが生きている世界はもっと多種多様でいろいろな価値観があって良いはずです。それなのに「それはダメだ」「それは違う」と自分の正義・正解を振りかざす人が大勢います。正解なんてありません。宇多田さんの件に関しても賛否がたくさんあるそうです。

 何故、「そういう考え方もあるんだ!」と受け入れられないのか。受け入れた後に「自分はこういう考えだ。」と考えを持つのはいいけれど、否定する必要はあるのか。僕にはちょっと疑問です。僕たちは男女である前にそれぞれが独立した”個”であると思います。人には色々な要素がありますが、フラットに”個”対”個”として人と接していきたいと思った今日この頃です。

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