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高尾&翔太が元王者の石井&入江を退け、KO-Dタッグ王座V3「次はDDTからか? 誰でも相手になってやる」【ガンプロ】

2023.12.28 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが12月27日、東京・後楽園ホールで年内最終戦「BAD COMMUNICATION 2023」を開催した。KO-Dタッグ王者組のロマンス・ドーン(高尾蒼馬&翔太)が、元王者組の石井慧介&入江茂弘を退け3度目の防衛に成功した。

 ロマンス・ドーンは連係技で攻めていくも、入江のパワーで跳ね返される。一進一退の攻防が続くなか、石井が雪崩式両腕極め式ドライバーを決めるも翔太は耐える。石井はニールキック、ミドルキック連打。ダブルアーム式DDTから、さらに2発目を狙うも、切り返した翔太が雁之助クラッチで丸め込んで3カウントを奪取。難敵を返り討ちにして、王者組としての年越しが決まった。

 高尾は「石井・入江は若いときからタッグのベルト巻いて、その2人にこのチームで勝つことがすごい意味があるんじゃないですか」、翔太は「昨日の記者会見で、追いついたから次は追い越すという言葉を使いましたが、追い越したとは思ってません。4人がまだまだライバルで、キャリア15年、16年くらいの選手たちがインディー界、プロレス界で台風の目に、中心に躍り出たい。次、誰が獲りに来るんだ? 次はDDTからか? いつでもウエルカムだ。誰でも相手になってやる」と胸を張った。

 ベルト獲りならなかった入江は「石井慧介とタッグ組めるのは、あとどれくらいできるか分からへんけど、石井と過ごした時間はかけがえのないものやから。入江茂弘、石井慧介、もう1回だけでいいから、この2人で輝きたい」、石井は「入江君がそう言ってくれるなら、自分だってもちろん。タッグでも、個人でも輝きたい。またこの2人でチャンスが来ると信じてやる」とコメントした。

入江茂弘が最後の前哨戦でクリス・ブルックスをエルボーで葬りKO-D無差別級王座獲りに自信【DDT】

2023.09.04 Vol.Web Original

「そのベルトをもらって、世界中でベルトを見せびらかせてやる」

 DDTプロレスが9月3日、神奈川・横浜技能会館で「DDT YOKOHAMA Unlimited EX」を開催した。9日の東京・大田区総合体育館でのビッグマッチで、KO-D無差別級王座をかけて戦う王者のクリス・ブルックスと、挑戦者の入江茂弘が最後の前哨戦を行い、入江がクリスを直接制した。
 
 オープニングではタイトル戦の公開調印式が行われた。クリスが「この間の(8・27)後楽園ホール、プレイングマンティスボムで勝ちました。また、イリエに勝つ。イリエはベルトと一緒にドイツに行きたいと。でも、させないよ。9月9日の後もKO-D無差別級王者は僕だ」と王座死守を誓う。入江は「前回の後楽園でクリスに直接負けてしまいましたけど、自分は誰より自分を信じているレスラーなんで。大田区では自分自身を信じ抜いて、必ず僕がチャンピオンになります。ストロングなハートで、ベルトを奪って、世界に持って行きます」とキッパリ言い切った。

KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが前哨戦で挑戦者・入江茂弘を直接撃破で弾み【DDT】

2023.08.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月27日、東京・後楽園ホールで「夏休みの思い出2023」を開催した。9月9日、東京・大田区総合体育館で入江茂弘の挑戦を受ける、KO-D無差別級王者クリス・ブルックスがタッグマッチでの前哨戦で入江を直接制して王座戦に弾みをつけた。
 
 これまでクリスと入江は8・6山形、8・16上野、8・20大阪とタッグで3回前哨戦を戦ったが、パートナーが敗れて入江の全勝。この日、クリスは上野勇希と、入江は秋山準と組み4度目の前哨戦を行った。
 
 意識しまくりのクリスと入江は序盤から激しいショルダータックル合戦。入江が強烈なエルボーを叩き込めば、クリスはチョップで応じて一進一退の攻防に。秋山がクリスをエクスプロイダーで投げると、入江はキャノンボール、ビーストボンバーとつなぐもカウントは2。トップロープでの攻防からクリスがヘッドバット。上野が入江に雪崩式フランケンシュタイナー、BMEと好アシスト。クリスはダイビング・ダブルニー、みちのくドライバーⅡとたたみかけるも決められず。ならばとプレイングマンティスボムを繰り出して3カウントを奪った。

KO-D無差別級王座前哨戦は入江がクリスを制しベルト獲り宣言。4年ぶり開催のビアガーデンプロレスは大盛況【DDT】

2023.08.17 Vol.Web Original

4年ぶり開催のビアガーデンプロレスは大盛況

  DDTプロレスが8月16日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「闘うビアガーデン2023【DAY1】」を開催した。4年ぶりのビアガーデンプロレス実施で大盛況となり、観客は大いに盛り上がった。
 
「闘うビアガーデン」は同団体の真夏の名物企画で人気を博していたが、コロナ禍のため一時中断。2020年、2021年は「ビアガーデンっぽいプロレス」、昨年は「ノンアルコールビアガーデンプロレス」として開催された。しかし、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられ、今年は4年ぶりに観客の“飲酒”が解禁された。
 
 大会ではビアガーデンプロレス恒例の「観測史上最恐!怪談新沼袋デスマッチ」や、DDTならではの「目隠し乳隠し4WAYデスマッチ」が組まれ観客を沸かせた。同試合では目隠しで視界をさえぎられているHARASHIMAがステージ下の子ども用プールに転落するハプニングも起きた。

KO-D無差別級王座初戴冠のクリス・ブルックスがV1戦に意欲。「イリエには絶対負けないし、ベルトを守ります」【DDT】

2023.07.25 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月24日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」(東京・両国国技館)の一夜明け会見を行った。難攻不落の王者・火野裕士を破り、KO-D無差別級王座初戴冠を果たしたクリス・ブルックスが思いの丈を吐露した。

 前日は興奮で眠れず、朝の8時まで起きていたというクリスは「大会後のエンディングのところは一生忘れない。自分の夢がかなった。ヒノさんは強いチャンピオンで、やさしくないときもあったけど。ベストを出して。人間としては負けてはいなかった」と戴冠の興奮からまだ冷めやらない様子。

 初防衛戦(9月9日、東京・大田区総合体育館)には、元王者でクリスとは英国マットで縁があった入江茂弘が名乗りを挙げた。「イリエが来たのはビックリした。挑戦表明はすごくうれしくて。英国で一緒にいた時期もあるし、ファイトクラブ・プロとかで何回も試合もした。DDTの歴史のなかで強いチャンピオン。無差別級のベルトを3回獲って、HARASHIMAさんとかとの試合もあって。強い相手が来たら、私のベストを出せる。試合を楽しみにしてます」とニヤリ。さらに「イリエは“ベルトを獲って海外遠征に行く”と言ってたが、私は絶対負けないし、王者としてベルトを守ります」とキッパリ。

今成夢人が執念のスリーパーで入江茂弘を破りガンバレ世界王座V2。元ZERO1のハートリー・ジャクソンが挑戦表明【ガンプロ】

2022.08.14 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが8月13日、東京・後楽園ホールで「ULTRA SOUL 2022」を開催。スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王者の今成夢人が苦戦しながらも、執念のスリーパーで入江茂弘を破り、2度目の防衛に成功。次期挑戦者には5月でZERO1マットから離れたハートリー・ジャクソンが名乗りを挙げた。

 2020年10月6日、後楽園のメイン(入江、石井慧介組vs大谷晋二郎、今成組)で今成は入江に敗れ、試合後に入江から「一人ここに立つべきではない人間がいた」と辛らつな発言を受けた。あれから約2年の月日が経ち、そのトラウマを払しょくすべく、今成は自らの希望で次期挑戦者に入江を指名した。

 ヘッドロックの応酬、ショルダータックル合戦で開戦した一戦は、入江が場外マットのない床の上で強烈なパイルドライバーを一閃。今成もリバース・スプラッシュ、場外めがけてルー・テーズプレスを敢行するなど応戦。入江はバックドロップ、ビーストボンバーと厳しい攻めを見せると、20分過ぎにはエルボーの雨あられ。25分過ぎ、今成はエルボー連打で反撃するも、入江が強烈なビーストボンバーを叩き込んだ。なんとかしのいだ今成はスリーパーで絞め上げた。入江は逃れるも、今成が執ようなスリーパーで何度も絞めると、たまらず入江がタップした。

今成夢人が8・13後楽園で“強敵”入江茂弘と覚悟の防衛戦。「トラウマを払しょくできないままチャンピオンではいられない」【ガンプロ】

2022.08.12 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレス史上最大のビッグマッチ「WRESTLE SEKIGAHARA」(7月10日、東京・大田区総合体育館)で大家健を破り、スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王座の初防衛に成功した今成夢人が8月13日の東京・後楽園ホールで新たなチャレンジに挑む。元KO-D無差別級王者の入江茂弘(フリー)を挑戦者に迎え、V2戦に臨むのだ。2020年10月6日、後楽園のメインイベント(入江、石井慧介組vs大谷晋二郎、今成組)で今成は入江に敗れたが、試合後、入江から「一人ここに立つべきではない人間がいた」と辛らつな発言を受けた。あれから約2年の月日が経った今、今成は自らの意志で次期挑戦者に入江を指名した。“強大な敵”を迎え撃つ今成に現在の胸中を聞いた。

ガンバレ世界無差別級王者・今成夢人が8・13後楽園での防衛戦を明言。挑戦者に入江茂弘を熱望「僕が入江さんに挑戦したい」【ガンプロ】

2022.07.18 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが7月17日、東京・王子Basement MON☆STARで「爆裂都市BURST CITY 2022」を開催。スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王者の今成夢人が8月13日、東京・後楽園ホールでの防衛戦を明言し、その挑戦者に入江茂弘を指名した。

 先の大田区総合体育館大会(7月10日)で大家健との死闘を制し、初防衛に成功した今成が挑戦者として熱望したのは入江だった。今成は選手入場式でその理由を「2020年10月6日の後楽園大会で“たった一人メインイベントに出るべき人間じゃなかった”と言われました。あのときの言葉、ひとときも忘れたことはありません」と語ると「僕が入江さんに挑戦したい!」と8・13後楽園で同王座をかける意向があることを明かした。

 バックステージで今成は「入江さんがあのとき、厳しい言葉を投げかけてくれたから、僕はあのとき、ゼロから這い上がりました。あのときメインイベントやって、ガンバレ☆プロレスでもずっと第1試合で組まれたんですよ。そこからコツコツコツコツ積み上げてきました。だから今、ようやくこのタイミングで、入江さんに“お願いします”と言える立場になった」と入江への思いを吐露した。

石井慧介が元パートナー対決で入江茂弘を倒して「ガンバレ☆クライマックス」優勝宣言。来場した高尾蒼馬の真意やいかに・・・【ガンバレ☆プロレス】

2021.09.26 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが9月25日、「BAD COMMUNICATION-ULTRA Pleasure Style 2021-」を東京・後楽園ホールで開催。セミファイナルでは、石井慧介がかつてチーム・ドリフでタッグを組んでいた入江茂弘を倒して「ガンバレ☆クライマックス」優勝を口にした。

 当初、石井は大谷晋二郎と対戦予定だったが、大谷の負傷欠場で流れ、入江が名乗りを挙げた。入江のセコンドにはスーツ姿の渡瀬瑞基が就き、チーム・ドリフのメンバーだった高尾蒼馬が現れ、観客席で試合を見守った。

 入江は圧倒的なパワーで押していったが、15分過ぎ、石井がジャーマン、バック宙キック、ニールキック、両腕クラッチ式ドライバーなどで逆襲。入江がビーストボンバーで反撃すると、石井はニールキック、ダブルアーム式DDT、ニールキックとたたみかけて3カウントを奪った。互いの健闘を称え合った両者はガッチリ握手を交わした。石井は高尾と目が合ったが、高尾は何のアクションも見せずに立ち去ってしまい、来場した真意はナゾのまま。

ガンプロレギュラー参戦の大谷晋二郎が入江茂弘&岩崎孝樹とバチバチの“熱闘”を展開【ガンバレ☆プロレス】

2021.06.28 Vol.Web Original

 CyberFight傘下のガンバレ☆プロレスが6月27日、東京・板橋グリーンホールで「イレイザーヘッド2021」を開催。同大会からレギュラー参戦となった大谷晋二郎(ZERO1)が熱い戦いを繰り広げ、同団体に新たな風を吹かせた。

 この日、大谷はセミファイナルに登場し、島谷常寛と“山口出身コンビ”を結成し、入江茂弘、岩崎孝樹組と対戦。大谷は入江、岩崎とチョップ、エルボーの激しい打ち合いを見せるなど、バチバチのファイトを展開。パートナーの島谷は捕まる場面も多かったが大奮闘して、大谷をアシスト。最後は岩崎がテキサス・クローバー・ホールドで島谷を絞め上げてギブアップを奪った。

田中稔プロデュース興行に団体枠超えて24選手が集結。メインでは田中将斗、真霜、関本、入江が激闘を展開

2021.04.19 Vol.Web Original

オープニングに元新日本のリングアナ・田中ケロ氏が登場

 新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアの3大メジャー団体でジュニア・ヘビー級の頂点に立った“レジェンド”田中稔(GLEAT)が4月18日、神奈川・カルッツかわさきでプロデュース興行「the SPECIAL ONE vol.2~田中稔に任せとけ!」(GPSプロモーション主催)を開催。団体の枠を超えて24選手が参戦し、熱闘を繰り広げた。

 バリアフリープロレスHEROの運営に協力し、「Growth」シリーズを展開するGPSでコーチを務めている稔は、同社の主催で2019年6月18日に東京・新木場1stRINGで「田中稔デビュー25周年記念大会~the special one vol.1~」を開催しており、今大会はプロデュース興行第2弾となった。

 25周年大会では、そのキャリアに縁が深かった選手を中心に集めたが、今回は稔自身が「試合を見てみたい選手」を軸に、ZERO1、GLEAT、大日本プロレス、2AW、HERO、ディアナ、アクトレスガールズ、そしてフリーランサーから選手を招へい。全6試合中、男子と女子の1試合ずつを事前に発表したが、他の4試合と試合順は当日のオープニングでアナウンスすることとなり、ファンの想像力を大いにはたらかせた。

 オープニングでは元新日本の名物リングアナ・田中ケロ氏が登場。主催のGPSが運営協力するHEROは、新日本に第1期生として入門しながら、耳にハンディがあったため、デビューができなかった故ヤミキさんが創設した。ヤミキさんが新日本でのデビューが叶っていたら、田中リングアナからコールされていたはず。その実現できなかった夢が、田中リングアナの“ヤミキコール”で果たせた。

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