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朝倉未来はメイウェザーを倒せるか? 内山高志氏「メイウェザーにスイッチを入れさせるかどうかが鍵」【超RIZIN】

2022.09.22 Vol.Web Original

 元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏が9月22日、「超RIZIN」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われるフロイド・メイウェザー(アメリカ)vs朝倉未来(トライフォース赤坂)で朝倉がメイウェザーを倒すポイントについて「メイウェザーにスイッチを入れさせるかどうかが鍵」と語った。

 この日、メイウェザーは都内で公開練習を行ったのだが、約21分間ほぼノンストップでミット打ちとサンドバックを行うというすさまじいもの。この練習を見た内山氏は「やっぱりすごい。軽くやっていることは分かるが、それでもすごい。スピードもあるし、体の動きにぶれがない。そういったところはすごいと思う。ほとんど休みなしだし」と感想を語った。

 そして試合については「普通に考えたら朝倉選手にとっては厳しいですよ。パンチは当たらないですよ。今まで世界の名だたるボクサーのパンチが当たってないんですから。でも今回は朝倉選手は体が大きいし身長もある。メイウェザーも無理に倒すのではなく、無難にパンチをもらわずに3R、テクニックを見せようかなという感じで終わると思う。別にKOとかではなく」と予想。ただ公開練習で朝倉自身が語ったようにガンガン前に出た際には「メイウェザーもムキになって強い攻撃を出すかもしれない。逆にそうさせないと朝倉選手にチャンスはない。普通に距離を取ってジャブを突いて、ってやっていたらそのまま終わっちゃう。メイウェザーが前に出てきたらスキができる。出てこなかったらチャンスはない」と解説した。

皇治が意外な才能発揮!? 元世界王者の内山氏と竹原氏が口を揃えて「ボクシングがうまかった」と評価【ABEMA SPマッチ】

2022.08.15 Vol.Web Original

プロボクサーのヒロキングと対戦

 RIZINファイターの皇治(TEAM ONE)がプロボクサーのヒロキング(KWORLD3)と対戦する「ABEMAスペシャルマッチ」が8月14日、大阪・エディオンアリーナ大阪で行われた。

 このスペシャルマッチは亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT vol.3」のプロボクシング公式戦の後に大会とは別枠で行われたもの。ルールは3分3R、判定はなしでKOまたはレフェリーストップでの決着はあり、アディダス社製10オンスグローブを使用し、体重は−63kgというものだった。

 ヒロキングはYouTubeの企画番組「亀田史郎の3150ファイトクラブ」1期生としてボクシングを始め、昨年12月にプロデビューを果たし、現在まで2戦2勝2KOの戦績を残している4回戦の選手。

 試合は非凡なボクシングテクニックを見せる皇治に対し、力むヒロキングといった図式となった。

 1R、ジャブで様子を見る両者。ヒロキングは飛び込んで左ボディー。皇治は左ジャブから右フック。中盤、ヒロキングは皇治をこばかにしたような仕草で挑発するが皇治は乗らず。皇治は足を使ってヒロキングの前進をいなしては左フック。

皇治が亀田興毅氏のボクシングイベントで2戦2KOのヒロキングと対戦。内山高志氏への対戦要望はかなわず【3150FIGHT】

2022.07.22 Vol.Web Original

8・14大阪での「3150FIGHT Vol.3」に参戦

 RIZINファイターの皇治(TEAM ONE)が7月22日、『ABEMAスペシャルマッチ』by「3150FIGHT」皇治 参戦決定記者会見に登壇し、かねてから噂されていた“ボクシングルール”での試合への出場が発表された。

「3150FIGHT」は日本ボクシング界で初の世界三階級王者の亀田興毅氏がファウンダーを務めるボクシングイベント。今回は8月14日に大阪・エディオンアリーナ大阪で「3150FIGHT Vol.3」が開催される。

 亀田氏は6月25日に行われた同大会の会見で皇治に出場オファー。翌日にはツイッターでも改めてラブコールを送っていたのだが、皇治がこれに応える形となった。

「3150FIGHT」は昨年12月に行った「vol.1」ではプロレスラーの丸藤正道とお笑いコンビTKOの木下隆行とのスパーリング形式の「エンタメファイト」と引退しライセンスを持たない西島洋介をエキシビションマッチで起用した。本来、日本ボクシングコミッション(JBC)は「JBCのライセンスを所持していない者は、JBCの管轄のもとでおこなわれるプロボクシングの試合(公式試合場におけるスパーリングおよび慈善試合を含む)に関与すること、および試合の興行に関する契約の当事者となることができない」と定めているのだが、今回の試合について亀田氏は「JBC管轄内で行われるボクシング興行とは別に、こちらはABEMAの企画でのイベントという形になる。試合終了後、しっかりと時間を空けてボクシングの本興行とすみわけをしっかりするというところを含めてJBCの方と何度も協議を重ねて、今日の発表になっている」などと説明するようにJBCのルールにのっとり、JBC管轄外のABEMA企画マッチという形での開催になる。

皇治が“世界初”の偉業!? 選手自らが試合映像の権利を取得か【HEAT50】

2022.04.12 Vol.Web Original

「HEAT50」の自らの試合を「皇治チャンネル」で生中継

「HEAT50」(5月7日、愛知・名古屋国際会議場 イベントホール)の追加カード発表会見が4月12日、都内で行われ、皇治(TEAM ONE)の参戦が正式に発表された。対戦相手は後日発表される。今回の参戦はかつてライト級王座を保持し、ISKA K-1ルール世界ライト級王座も獲得したHEATへの恩返しの意味合いも含んだ参戦となる。

 HEATは2005年に旗揚げし、今回が50回という記念大会。皇治は大会を盛り上げるために「ノーギャラ参戦」、そして自らのYouTubeチャンネル「皇治チャンネル」で自らの試合を生中継、といったさまざまな形で大会に関わる。

 中でも試合を選手個人の権利で生中継するというのは画期的なこと。皇治チャンネルのカメラが録った映像なのか大会の中継映像なのかは現時点では未定なのだが、これについて「試合映像の権利を皇治選手が持つことになる? 試合映像の権利を選手個人が持つのは世界初なのでは?」という質問が飛ぶと皇治は勝手に「そういうことです」と返答。「そこはまだ」というHEATの志村民雄エグゼクティブプロデューサーに「館長、ここは“世界初”ってなったほうがいいんですよ! 俺の試合は俺が権利を持つということで(笑)」と強引に既成事実化。

宇野薫がKIDさんとの思い出語る「僕は彼にあこがれていたんだと思う」

2018.11.04 Vol.Web Original

2005年にHERO’Sで対戦「試合中に楽しくなったのはあの試合だけ」
 9月18日に逝去した総合格闘家の山本“KID”徳郁選手の「お別れの会」が11月4日、都内の青山葬儀場で行われ、多くの格闘家がKIDさんに別れを告げるため足を運んだ。

 2005年にHERO’Sで対戦経験のある宇野薫はKIDさんの訃報を聞いた時に「言葉が出なかった」と話した。

 その対戦については「試合中に楽しくなったのはあの試合だけ。試合中、彼の打撃が怖かった。その中で自分がトレーニングしてきたボクシングテクニックをうまく出せた。パンチが当たらなかったことに対してのうれしさもありながら、怖さとのぎりぎりの瀬戸際。それが逆に楽しくなってきた」などと振り返った。

 そして「楽しい時期を一緒に過ごさせてもらった。彼のお陰で楽しかった。僕は彼にあこがれていたんだと思う。ファイトスタイルもそうだし、期待に応えられるというところにあこがれていた。交流的なものは現役生活が終わったらしたいとは思っていたが、それはかなわなかった」と悔やんだ。

 最後に改めて「KID選手にはありがとうというお礼の言葉しかない。僕はもうちょっと、彼の分とは言わないまでも、まだやらせてもらえるんで、挑戦していきたい」と話した。

【ボクシング】内山が12度目の防衛に失敗

2016.05.06 Vol.666

 世界ボクシング協会(WBA)トリプル世界戦が4月27日、東京・大田区総合体育館で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が暫定王者で同級1位ジェスレル・コラレス(パナマ)に2階2分59秒KO負けを喫し、12度目の防衛に失敗した。変則的でなおかつスピードもあるコラレスの動きに戸惑う内山は1Rから主導権を握られる。2Rに入って左フックをまともに食らい、最初のダウンを喫する。立ち上がろうとしたときにバランスを崩す内山の姿を見て、会場から悲鳴があがる。続いて連打を食らい2度目のダウン。WBA は3ノックダウン制を取っていることから、なんとかこのラウンドを逃げ切ろうとなりふり構わずクリンチにいくが、最後はロープ際で左ストレートを食らい残り1秒で崩れ落ちた。

 プロ初黒星を喫した内山は試合後、進退については「終わったばかりなので、何も考えていない」したが、翌日「一夜明けて悔しさがこみ上げてきました。今後についてはきちんと考えて改めてお話しします」とコメントを出した。

 またライトフライ級王者の田口良一は同級7位フアン・ランダエタ(ベネズエラ)に11回終了TKO勝ち。スーパーフライ級王者の河野公平は同級7位インタノン・シッチャモアン(タイ)に3−0の判定勝ちで、いずれも3度目の防衛に成功した。

内山高志も熱いエール! 真夏の「HIT MAN」

2013.08.08 Vol.597

 2日渋谷duoにて岡本隆根のソロライブが行われた。岡本はボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志のイメージソング『HIT MAN』を内山と共作したがことで知られる今注目のアーティストだ。

 オープニングアクトは折井敦子。夏を感じさせるナンバーで、会場を涼し気なリゾート気分にさせた。

 そして、今回のメインである岡本はバラードからのスタート。ロックやポップチューンナンバーを披露し、彼自身の魅力を余すところなく発揮した。

 ライブ中盤のトークコーナーでは、内山が登場。「隆根とは2~3年前からの友人だが、“ありがとう”って大きな声で言っていたの初めて聞いたよ(笑)」と会場をなごませた。共作した『HIT MAN』については「ボクサーの孤独な感情が、もの凄く出ていて気に入っています。はやく武道館でこの歌を歌える歌手になってほしい」と岡本にエールをおくった。

 ライブ後半では、『HIT MAN』を含む5曲を歌い上げ会場の熱気は最高潮に。

 

ボディーに一発!! 内山が5回KOで7度目の防衛

2013.05.13 Vol.591

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチが6日、東京・大田区総合体育館で行われ、チャンピオンの内山高志(ワタナベ)は同級9位のハイデル・パーラ(ベネズエラ)を5回2分15秒、KOで下して7度目の防衛に成功した。内山は21戦20勝(17KO)1分け。

 5回2分過ぎ、内山の左ボディーブローが無敗のパーラの脇腹をまともにとらえた。「当たれば倒れると思っていた。バキッと当たったなという感触」。倒れ込んだ相手が再び立ち上がることはなかった。

 2回まではノーモーションでパンチを放つ挑戦者を攻めあぐねたが、距離感をつかむと、ジャブとフックで追い詰めた。4回終了間際にラッシュで追い込み、KOも時間の問題だった。

 世界戦は1度の負傷引き分けを除き、すべてKO勝利。「慣れないためにも、きつい練習をやっている」。長いラウンドを戦い抜くスタミナに加え、瞬発力強化をテーマに追い込み、鮮烈なKO劇に結びつけた。
 試合後には解説席に座っていたWBC世界同級王座の三浦隆司とエールを交換。

 三浦は11年1月の内山の3度目の防衛戦で完敗しており、「まだ100%勝てる自信はない」と言いつつも、リベンジに虎視眈々。両者がベルトを守り続ければ、来年には統一戦が実現する見込みだ。

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