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フライ級ムエタイWGPで内藤がスーパーレックに無念の判定負け。ロッタンはスミスを圧倒し準決勝進出【ONE 157】

2022.05.21 Vol.Web Original

スーパーレックが強烈な右の蹴りとヒジ

 元シュートボクシング(SB)日本スーパーバンタム級王者の内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)がONE Championship「ONE 157: PETCHMORAKOT VS VIENOT」(5月20日、シンガポール・インドアスタジム)で行われた「フライ級ムエタイワールドグランプリ」に出場した。内藤は準々決勝でスーパーレック・キアトモー9(タイ)と対戦し0-3の判定で無念の敗退となった。

 内藤は2019年からONEに本格参戦。ここまで5勝1敗の戦績を残し、今回のグランプリへの出場にこぎつけていた。

 スーパーレックの強烈な右ミドルをどう攻略するかが焦点となったこの試合。1R、スーパーレックはプレッシャーをかけて得意の右ミドル、そして右ハイ、右ローを放っていく。内藤はそれに右ロー、左インローを打ち返す。スーパーレックは蹴りからパンチにつなげる。内藤はスーパーレックの右ストレートに左ストレートをカウンターでヒット。スーパーレックは右ハイを放つ際に何度もバランスを崩してスリップダウン。

那須川天心に2回敗れた内藤大樹が「もう1回戦いたかった」と胸の内を吐露【ONE】

2022.05.12 Vol.Web Original

 元シュートボクシング(SB)日本スーパーバンタム級王者で現在、ONE Championshipに参戦中の内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)が5月12日、「THE MATCH 2022」を最後にボクシングに転向する那須川天心と「もう1回戦いたかった」と胸の内を吐露した。

 内藤は2015年に行われた「BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント」の決勝で那須川に1RでKO負け。その後、打倒那須川に向け実績を重ね2017年の「RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT」で優勝を果たし、2018年に2度目の対戦を実現させたがここでも1RKO負けを喫した。内藤はその後、戦場をONEに移し5勝1敗の戦績を残し「ONE 157: PETCHMORAKOT VS VIENOT」(5月20日、シンガポール・インドアスタジム)で行われる「フライ級ムエタイワールドグランプリ」への出場を勝ち取った。

フライ級ムエタイWGP出場の内藤大樹がスーパーレック、ハガティー、ロッタンを破っての完全優勝に意欲【5・20 ONE】

2022.05.12 Vol.Web Original

8選手参加でトーナメント

 ONE Championship「ONE 157: PETCHMORAKOT VS VIENOT」(5月20日、シンガポール・インドアスタジム)で行われる「フライ級ムエタイワールドグランプリ」に出場する内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)が5月12日、オンラインでの囲み取材を行った。

 今回のグランプリは8選手参加のトーナメントで行われ、優勝者にはワールドグランプリの銀のチャンピオンベルトと世界タイトル挑戦権が与えられる。

 出場するのはロッタン・ジットムアンノン(タイ)、ジェイコブ・スミス(イギリス)、ジョナサン・ハガティー(イギリス)、ボルター・ゴンサルベス(ブラジル)、スーパーレック・キアトモー9(タイ)、内藤、サバス・マイケル(キプロス)、アミール・ナセリ(イラン/マレーシア)の8人。

 内藤は2019年からONEに本格参戦。ここまで5勝1敗の戦績を残し、今回のグランプリへの出場にこぎつけた。

内藤大樹が出場する「フライ級ムエタイワールドグランプリ」開催【5・20 ONE】

2022.04.21 Vol.Web Original

 ONE Championshipが5月20日に開催するシンガポール大会の一部対戦カードが4月20日、発表された。8選手による史上初の「フライ級ムエタイワールドグランプリ」の開催が決まった。トーナメント形式で行われチャンピオンベルトがかけられる。

 出場するのはロッタン・ジットムアンノン(タイ)、ジェイコブ・スミス(イギリス)、ジョナサン・ハガティー(イギリス)、ボルター・ゴンサルベス(ブラジル)、スーパーレック・キアトモー9(タイ)、内藤大樹(日本/BELLWOOD FIGHT TEAM)、サバス・マイケル(サバス・マイケル)、アミール・ナセリ(マレーシア/イラン)の8人。

 トーナメントには、ONEフライ級ムエタイ世界タイトル保持者のロッタンも出場するが、タイトル防衛戦とは別のものとなる。万が一、ロッタンがトーナメント敗退となった場合は、優勝者がワールドグランプリの銀のチャンピオンベルトと世界タイトル挑戦権を手にすることになる。

 過去にロッタンと激戦を繰り広げたハガティーとゴンサルベスはロッタンとの再戦を狙っての参戦。また、日本からはONEで5勝1敗の第13代SB日本スーパーバンタム級王者・内藤が出場し、強敵スーパーレックと初戦で対戦する。

 内藤は「今回、ONEのフライ級ムエタイのトーナメントに出場します。自分が子供の頃から夢に見ていた、本当の世界チャンピオンになるためのチャンスとなる、トーナメントだと思っています。偽物は誰一人いないし、本当にここで優勝したらリアルなチャンピオンになると思っています。一回戦から強豪のスーパーレックですけど、どうせ優勝するなら全員に勝たないといけないので、まずスーパーレックに集中して、一回戦を突破してその先に、チャンピオンになりたいなと思っています」とコメントした。

笠原兄弟が揃って下克上。兄・弘希は内藤に判定勝ち。弟・友希は小笠原にTKO勝ち【6・23 SB】

2019.06.24 Vol.Web Original

内藤大樹が約1年半ぶりにSBのリングに復帰
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)で元SB日本スーパーバンタム級王者の内藤大樹が約1年半ぶりにSBのリングに復帰した。

 内藤は3年前にKO負けを喫した那須川天心との対戦を勝ち取るため、2017年11月に「RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017」に出場し優勝。昨年11月についに那須川との再戦を果たしたが、無念の1RKO負けを喫し、今後の動向が注目されていた。

 この日は現SB日本フェザー級王者の笠原弘希と対戦し、一進一退の攻防を繰り広げ、2Rの延長の末、2-0の判定で敗れた。

エース海人が12年ぶりSB復帰の中島弘貴を迎撃「シュートボクサーとしてSBの強さを見せる」【6・23 SB】

2019.06.22 Vol.Web Original

中島「久しぶりにSBのリングに上がれることをうれしく思う」
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が6月22日、都内で行われた。

 計量は全選手が規定体重をクリアし、全10試合が行われる。

 今大会では2006年9月、シュートボクシングのリングでプロデビューを果たした第3代Krush-70kg級王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)が12年ぶりにSBのリングに上がる。

 日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長は会見で「中島はアマチュアで優勝して、プロでも何戦かして、Krushでチャンピオンになった。素晴らしい。たまにうちに来て、坂本(優起)なんかと練習している。遠い選手じゃなくて、うちの選手かなと思うくらい。また盛り上げてほしい」などと期待の声をかけた。

 中島も「明日は久しぶりにSBのリングに上がれることをうれしく思う。相手もいい選手。自分もいい状態に仕上げてきたので、いい試合を見せたい」と応えた。

植山の3度目の正直vs笠原友希の最年少記録更新【11・18 SB「S-cup」】

2018.10.30 Vol.Web Original

SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント」決勝戦
 2年に一度のシュートボクシング(SB)の祭典『SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018』(11月18日、東京・両国国技館)で「SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント」の決勝戦、植山征紀vs笠原友希が行われる。

 同トーナメントは当時の王者・内藤大樹への挑戦権をかけたトーナメントとして開催の予定だったが、直前に内藤が王座を返上。王座決定トーナメントとして開催されることとなった。

 5月から開幕したトーナメントでは植山は佐藤執斗、伏見和之を連続KOで下し決勝へ進出。笠原は1回戦こそ内藤大樹の兄である内藤凌太に判定勝ちだったが、準決勝では川上叶に1RKO勝ち。デビュー以来の連勝を10に伸ばし、決勝に臨むことになる。

 植山はこれまで2度、内藤に挑戦したがいずれも敗れており、今回は3度目の正直となる。

 一方の笠原は現SB日本フェザー級王者・笠原弘希の実弟で大会時は17歳と5カ月。これまでSBの史上最年少チャンピオンは、2010年9月18日に日下部竜也が樹立した18歳と2カ月で、今回ベルト獲得を果たせばその記録を大幅に更新することとなる。

 兄弟同時戴冠と最年少記録という快挙達成なるかに注目が集まるところだ。

“打倒天心”に燃える内藤大樹がキックトーナメント参戦を希望【8・12 RIZIN.12】

2018.08.13 Vol.Web Original

内藤大樹が般若HASHIMOTOに2RTKO勝ち
「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)でシュートボクシング(SB)の前スーパーバンタム級王者・内藤大樹が般若HASHIMOTOを2R1分53秒、TKOで下しRIZINデビューを飾った。

 内藤は1Rから厳しいローにミドルで般若を追い込んでいく。しかしラウンド終盤、左フックから右ミドルを放つところに右フックを合わせられ、まさかのダウンを喫してしまう。

海人、村田聖明、宍戸大樹の参戦が決定【6・10シュートボクシング】

2018.04.25 Vol.Web Original

6連勝中の海人の対戦相手は誰だ!?
 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2018 act.3」(6月10日、東京・後楽園ホール)にSB日本スーパーライト級王者・海人、SB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明、元SB東洋太平洋ウェルター級王者・宍戸大樹の新旧3王者の参戦が決まった。

 海人は昨年11月に行われた「SB日本スーパーライト級王座決定トーナメント」の1回戦で元DEEP☆KICK65kg級王者・憂也、決勝戦でWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太を下して王座を獲得。今年2月の開幕戦ではSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭を3度破っているSBキラー、タップロン・ハーデスワークアウトを4RKO、さらに4月の第2戦では、日本ライト級戦線のトップに君臨するRISEライト級王者・不可思にヒジによるカットで4RTKO勝ちを収め、現在6連勝。“エース”にふさわしい活躍を見せている。対戦相手については後日発表される。

 村田は2月のシリーズ開幕戦で同時二階級制覇を狙うSB日本フェザー級王者・深田一樹との闘いを乗り越え、一回り成長。4月大会では香港のジョエイ・レウンを1RKOで下すなど王者にふさわしい闘いを繰り広げている。

 2016年の引退から2年の時間を経て4月大会で電撃復帰し判定勝ちを収めた宍戸が連続参戦を果たす。復帰を見守ったファンに今度はKO勝利を見せられるか? 村田と宍戸の対戦相手も後日発表される。

内藤大樹が2度目の防衛。村田聖明が悲願のベルト奪取【9・16 SB】

2017.09.17 Vol.Web Original

完勝の内藤がRISEのトーナメントへの出場をアピール
 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2017 act.4」(9月16日、東京・後楽園ホール)で二大タイトルマッチが行われた。

 セミファイナルではSB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹に同級1位の植山征紀が挑戦した。

 この2人、昨年11月に同じ構図で対戦し、植山が先に2度のダウンを奪いベルトに手をかけたものの、内藤が最終ラウンドに左フックで逆転KO勝ちし初防衛に成功している。この試合はSBの歴史に残る勝負とも評価された。

 その後、内藤は2階級制覇を宣言し前戦ではフェザー級の深田一樹の挑戦にこぎつけたが、判定負け。植山はその後、3月に参戦したRISEでも敗れ2連敗とどん底を味わったが、6月のSB後楽園大会で竹野元稀を破り復活。今回の再挑戦となった。

 試合は5Rを戦いきり判定となったが、内藤が50-48、50-48、50-46の3-0の判定で圧勝。2度目の防衛に成功した。

 内藤は植山の前足のヒザを狙う前蹴りを多用。植山は得意のパンチを当てる距離に入れない。焦りの出た植山は力みが見られフックが大振りになり、なおさら当たらないという悪循環。内藤は的確にロー、ミドル、左フック、そしてバックブローと多彩な攻撃で植山を圧倒。KOこそならなかったものの、戦前の「実力の違いを見せつける」という言葉通りの試合を見せた。

 内藤は試合後のリングで「SBの王者は僕じゃないとダメだと思うんで、防衛できて良かった。11月のTDC大会にも出たいですけど、RISEのDEAD OR ALIVEトーナメント(11月23日、東京・TDCホール)に出たい」とアピールした。

“新エース”海人がKO宣言「自分が“真のエース”になるための第一戦」【9・16 SB】

2017.09.15 Vol.Web Original

宮越は「SBに戦いたい相手がいる」
 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2017 act.4」(9月16日、東京・後楽園ホール)の前日計量が15日、都内で行われ、全選手が計量をクリアした。

 計量後、メーンに出場する海人ら8選手が会見を行った。

 前戦で現SB世界スーパーライト級王者の鈴木博昭を破り、売り出し中の海人は「明日は自分が“真のエース”になるための第一戦。11月にもビッグマッチがあるかもしれないと聞いているので、明日はしっかり盛り上げて、11月に自分がまたメーンを張れるようにしっかり勝ちます」と挨拶。2大タイトルマッチを押しのけメーンでの試合となるが「SBを背負っていかなければいけないと思ってやっているので、キックボクシングから来た敵をポンと上がらせるわけにはいかない。しっかり倒しにいって、これからもKNOCK OUTやK-1に負けないくらいの試合をしていって、自分がSBを盛り上げていきたい」とエースとしての自覚を見せた。

 対する宮越慶二郎はWBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者の強豪。「SB初出場なんですが、それにもかかわらず、メーンに抜擢していただいて感謝している。結果だけではなく内容にこだわりたい。SBに戦いたい相手がいるので、この試合に勝って対戦を表明したい」とこちらは海人のその先を見越している様子。初めてのSBルールについては「投げとか締めの練習をさせてもらって、SBルールは奥深い面白いルールだと思った。自分がいつもやっている首相撲とかの間合いでも、ちょっと頭を使っていかないといけないと思った。ただ自分はなんにでも適応できる選手なので問題ないと思う」と話した。

 この一戦についてシーザー武志日本シュートボクシング協会会長は「海人は前戦で鈴木を秒殺した。実力は高いものがあると思う。キャリアでは宮越選手が上なので、海人がどんなチャレンジをするか非常に楽しみ。この試合は個人としても見てみたい試合」と話した。

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