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今年の話題作を一挙上映 「見逃した映画特集 2020」

2020.12.17 Vol.736

 その年の話題作を集めて上映するアップリンクの年末年始名物企画「見逃した映画特集」が今年はアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都の3館で開催。開催期間は最大5週間、上映本数は延べ100本超。

あの「半地下」や「豪邸」でオンライン会議!? 『パラサイト』バーチャル背景が登場

2020.06.02 Vol.web original

 世界を席巻したポン・ジュノ監督作品『パラサイト 半地下の家族』から映画公式Zoomバーチャル背景が公開される。パク社長の豪邸やキム一家の“半地下の家”など、劇中に登場した風景、全5種類がそろう。

 半地下で暮らす貧しいキム一家と、高台の豪邸で暮らす富豪のパク一家、2つの家族の遭遇を機に巻き起こる、予測不能の物語。日本でも今後モノクロVer.とIMAXの公開を控えており、作品人気は続きそうだ。

 今回、公開されたバーチャル背景は、パク社長の豪邸のリビングやダイニング、子供部屋、そして広々とした庭、さらにはキム一家の“半地下の家”を象徴する高所に鎮座するトイレの画像など、映画で重要となるロケーションばかり。

 まだしばらくは、テレワークでオンライン会議を続けたり、オンライン飲み会をする機会も多いはず。このバーチャル背景を使って、キム家やパク家のファミリー気分を楽しんでみては。

※画像は個人利用に限る。商業利用・加工などは禁止。画像は映画公式サイトや公式Twitterより提供

“半地下の家族”たちが「適切な距離を」!『パラサイト』モノクロ版・IMAX版全国公開に向け感染対策呼びかけ

2020.05.28 Vol.Web Original

 第92回アカデミー賞で外国語映画として初めての作品賞を受賞、さらに監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4冠に輝いたポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』のモノクロVer.とIMAXの劇場公開日が決定。モノクロVer.は6月5日より、IMAXは翌週6月12日より全国公開となることが決定した。

 あわせて「適切な距離を」と劇場来場時の注意を訴え、新型コロナウイルス感染予防対策を呼びかけるビジュアルが新たに解禁となった。

 ビジュアルでは、貧しいキム一家と裕福なパク一家の全員がマスクを着用。三密気味の2家族の上には「適切な距離も保ちましょう」と、自虐気味にソーシャルディスタンスを推進するコピーが添えられた。

 各劇場でも感染症予防対策は講じているとのこと。来場者自身も気を配りながら『パラサイト 半地下の家族』の新たな2バージョンを大スクリーンで堪能してみては。

‎パルムドール受賞!アカデミー賞ノミネート!話題の「パラサイト 半地下の家族」に観る“面白さ”の本質!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2020.01.15 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 2月末に、ものすごくお世話になっているカプセル兵団の吉久直志さんの実験的な作品を上演する場であるカプセル兵団超外伝のアクティブイマジネーション朗読劇『中国神話の世界』に出演させていただくことになりました。

 またいろいろと吸収させていただこうと思っています。

 去年はものすごくたくさん仕事をしたんですが、今年もこの作品を皮切りに3月、4月と演劇関係の仕事が続きます。

 1月に言うのもなんですが、2020年もすぐに過ぎてしまいそうですね。

 今週は鑑賞記やります。では始めましょう。

世界が絶賛! 鬼才ポン・ジュノ監督が放つ超一級エンターテインメント『パラサイト 半地下の家族』

2020.01.10 Vol.726

 半地下住宅に暮らす全員失業中のキム一家と、高台の高級住宅地にある豪邸に暮らすIT社長パク・ドンイク一家。ひょんなことから接点を持った2つの家族がたどる、予測不能のドラマとは…!?

 第72回カンヌ国際映画祭でタランティーノ、ジャームッシュら名匠の話題作を抑えて最高賞のパルムドールを受賞し、米国アカデミー賞などでも受賞を期待されている、韓国の若き巨匠ポン・ジュノ監督最新作。『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』など、これまでも社会のひずみを浮き彫りにしながら、そこに生きる人々の底知れぬ心理を描いてきたポン監督。本作ではこれまで以上に、あらゆるジャンルを完璧に融合させながら、いま世界が直面している貧富格差への痛烈な批判をも内包した、超一級のエンターテインメントとして描き切っている。

 主人公キム一家の父ギテク役には、ポン監督と4度目のタッグとなる名優ソン・ガンホ。共演には『最後まで行く』のイ・ソンギュン、『後宮の秘密』のチョ・ヨジョン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のチェ・ウシクなど実力派が集結。

 キム一家がパク一家に“パラサイト”していく手口の鮮やかさ、したたかさはスリリングかつ痛快。ところが、そこから繰り広げられる、誰も予想だにしないポン・ジュノワールドに圧倒されること間違いなし!

カンヌ最高賞受賞の韓国映画『パラサイト』来日会見で監督・主演が日本語ツッコミ

2019.12.26 Vol.Web Original



 韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の来日記者会見が26日、都内にて行われ、ポン・ジュノ監督と主演のソン・ガンホが登壇。ときおり互いに日本語で“ツッコミ”を入れながら13年ぶりとなる2ショット来日の喜びを語った。

 今年、第72回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、世界的な大ヒットを記録中。ゴールデングローブ賞、アカデミー賞受賞の期待も寄せられている。
 半地下住宅で暮らす全員失業中のキム一家。長男ギウが、高台の豪邸で暮らす裕福なパク一家に家庭教師として雇われたことをきっかけに“パラサイト”していくが、事態が思わぬ方向へ発展していく。

 世界的な高評価にポン・ジュノ監督は「いつも通りすばらしい俳優さんと映画を撮ったら、思わぬ騒ぎになっていた。私にとっては楽しい騒動。日本でもそんな騒動がおきてくれたらうれしいです」と喜びを見せ、ソンも「他の監督とも来日しているのに、皆さんポン・ジュノ監督がお好きなようで監督と来ないとあまり愛されない。今回は一緒なので愛される準備もできてます(笑)」と茶目っ気たっぷり。

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