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大沢たかお、スカウトされた新宿で舞台挨拶「客席側じゃなくステージ側にいるの不思議」

2023.10.03 Vol.web original

 

 公開中の映画『沈黙の艦隊』の大ヒット舞台挨拶が3日、都内にて行われ、主演・プロデューサーの大沢たかおと吉野耕平監督が登壇。大沢が通いなれた新宿で最新主演作の大ヒットを喜んだ。

 かわぐちかいじによる同名大ヒットコミックの映画化。

 大ヒットの報告に、主人公・海江田艦長を演じる大沢が「いい意味で驚いています。簡単ではないテーマながら初日から多くの方に、男性の方をメインに女性も3割ほど来ていただいているとのことで、こうしたテーマにも感心を持っていただいているんだなとうれしく思っています」と言い、吉野監督も「こういった作品が日本でできる日が来たんだと言う声を頂けてうれしかった」と喜びを語った。

 この日は、大沢が若いころから通っていたという新宿エリアの映画館での舞台挨拶。「この周りにはよく来ていた。昔はもうちょっと怖いエリアだった。昼間とか週末の朝とかに、たくさんの映画を見ました。自分の家に帰ってきたような、客席側じゃなくステージ側にいるのが不思議というか、幸せ」と振り返ったが、司会から新宿でスカウトされたというエピソードについて聞かれると「そんな話どうでもよくないですか(笑)。(スカウトは)そうなんですけど。あまりにも昔の話なので(笑)」と照れ笑いで濁し、会場の笑いをさそった。

 さらに会場からも質問を募ると、大沢ファンから原作ファンまで、客席から熱い感想とともに質問が殺到。30年前に生まれた原作の映画化について、大沢は「敢えてなのか偶然なのか、この令和の時代に日本を囲むいろんな隣国とのひりひりする情勢の中で、実写という映画の中で30年のときを経て、彼が宣戦布告をしたんだと思う。それは世界にとか、見る人々、参加する僕を含めてに対して」と語り、最後に「この作品はたぶん読む人、見る人が主人公。海江田のような改革者が出たときに、みんながそれに対してどう議論するのかを彼は求めているんだと思う」と作品に込めた思いを語っていた。

大沢たかお「この先どうなるんだよと…」『沈黙の艦隊』初日舞台挨拶でキャスト陣が続編熱望

2023.09.29 Vol.web original

 映画『沈黙の艦隊』初日舞台挨拶が29日、都内にて行われ、主演・大沢たかおをはじめ玉木宏、上戸彩ら豪華キャストと吉野耕平監督が登壇。大沢らキャスト陣が早くも続編に期待を寄せた。

 かわぐちかいじによる同名大ヒットコミックの映画化。

 主人公・海江田四郎役の大沢は、鑑賞後の観客の熱気を喜びながら「おそらく皆さんの“この先どうなるんだよ”という痛い感じも感じておりまして(笑)」と苦笑いしつつ「かわぐち先生が30年前に描かれた壮大な作品の船出ということで、まず第一弾として、これが皆さんに喜んでもらえたらこれからどんどん…」と続編につながるヒットに期待。

 玉木も「ここで終わるのかというのがあるので、僕としては次もできればいいなと」と言い、ユースケ・サンタマリアは「確実に『2』あります。もっと言いますか。『5』まであります。スピンオフも作られます」と断言。「僕はスピンオフで力を発揮するタイプ」と自身が演じたキャラクターのスピンオフ作品をアピール。

「撮影が2日くらいで終わった」と残念がる上戸彩が、プロデューサーも務める大沢に「(続編)お願いします(笑)」とねだると、大沢も「こちらこそ」とすでに気合十分。中村蒼は「潜水艦を動かすのも日本という国を動かすのも人間なんだなと、一視聴者として思いました」と完成作に感嘆。江口洋介も「原作ファンも大喜び間違いなし」と胸を張り「多分、これは続きますね」と、キャスト陣も口々にシリーズ化への期待を語った。

 この日、海江田の制服をイメージした白いジャケットで登壇したという大沢は「僕が選んだわけじゃないんです。白いジャケットで来てくれというので…」と照れつつ「今日は船出で、これから続くストーリーであれば」とアピールしていた。

 この日の登壇者は大沢たかお、玉木宏、上戸彩、ユースケ・サンタマリア、中村蒼、江口洋介、吉野耕平監督。

 映画『沈黙の艦隊』は公開中。

大沢たかお「実写化不可能と言われていた」『沈黙の艦隊』完成で感謝「防衛省の協力なくして完成できなかった」

2023.08.24 Vol.web original

 映画『沈黙の艦隊』(9月29日公開)の完成披露試写会が24日、都内にて行われ、大沢たかお、玉木宏ら豪華キャスト陣と、吉野耕平監督が登壇。大沢が試写会参加した防衛省・海上自衛隊の協力に感謝した。

 1988~96年に「モーニング」(講談社)で連載された、かわぐちかいじによる大ヒットコミックを原作に描く超話題作。

 この日の試写会は、本作に協力した防衛省海上自衛隊の隊員たちと浜田靖一防衛相も鑑賞。

 主人公・海江田艦長役の大沢は「この作品は防衛省、海上自衛隊の協力なくしては完成できなかったと思っています。初めてご相談でお邪魔したときに、今だからこそやるべきじゃないかと笑顔で後押ししていただきました」と感謝。

 原子力潜水艦に核ミサイルを搭載し国に反旗を翻すという核のタブーにも切り込んだ作品。防衛省の協力をあおぐにあたり、大沢は「核の問題だけでなく、国防とか安全保障とか自分が抱えていた思いを正直に伝えさせていただきました。素人なりの言葉を笑うことなく聞いてくださって、そのうえで『沈黙の艦隊』面白いじゃないかと、協力するからやってみてくださいと言っていただいた」と振り返った。

 一方、海江田と相対する役どころの玉木は“潜水艦映画”への出演は「今回で3回目」と言い「なかなか俳優の中ではいないと思う(笑)。ただ毎回いいチーム感がなければ乗り越えられない環境だなと思います」と閉鎖空間での芝居を振り返った。

 女性クルー役の水川は「現在は女性の方も増えていると聞いてはいたんですが、こうして目の当たりにすると本当にいらっしゃるんだ…と、うれしいですね」と客席の女性隊員たちの姿に感激。

 吉野監督は「政治だとか戦いだとかって、普段生活しているとどこか他人事というか、どこかの頭のいい人たちがやってくれてるんだろうなと思っちゃうんですけど、結局は同じ人間が知恵を絞ったりその場その場でいろんなことを判断している。今に通じる物語だと思いました」と30年前に生まれた作品の映像化に手ごたえ。大沢も「実写化不可能といわれたかわぐち先生の作品を、皆さんのおかげでこうしてお披露目できたこと感謝します。たかが映画なんですけどね、でも僕はいつも、されど映画なんだと思って参加しています。この作品が、願わくば日本の、世界の、そして次の子どもたちのよりよい未来になるきっかけになれば」と熱い思いを語っていた。

 この日の登壇者は大沢たかお、玉木宏、水川あさみ、ユースケ・サンタマリア、中村蒼、中村倫也、笹野高史、夏川結衣、江口洋介、吉野耕平監督。

『沈黙の艦隊』は9月29日(金)に劇場公開

中村倫也「これは覇権を取れる」テレビカメラ向けの“スマイル”を披露

2022.04.14 Vol.web original

 

 映画『ハケンアニメ!』完成披露舞台挨拶が14日、都内にて行われ、吉岡里帆、中村倫也、尾野真千子と吉野耕平監督、原作者の辻村深月が登壇。一同が、物語にちなみ“覇権”を取れるものを明かした。

 辻村深月の大人気小説を豪華キャストで実写化した話題作。日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描く。

 そんな物語にちなみ、登壇者に「これだは覇権を取れると思うものは?」と質問が。

 吉岡は「そんなの無い…」と苦笑しつつ「さっき、リップを塗られながらしゃべるのが上手だねと(尾野と中村から)お墨付きを頂いたので…尾野さんに腹話術に向いているんじゃないかと言ってもらいました(笑)」と、何とか回答。

 中村は「こういうイベントのとき、最後にテレビカメラに向かって手を振るときのスマイル。これで覇権が取れるんじゃないかと。この後、実際にやりますので、これはハケン取れるわという笑顔を僕がしていたら、あふれんばかりの拍手と…おひねりなど…」と催促し、会場も大笑い。

 尾野は「私はビーフジャーキーが好きで、一袋食べる速度は一番早いと思う。歯がグラグラになっても食べる」と胸を張り、吉野監督は「主人公の新人監督の気持ちは僕が一番よく分かっていると思う」。最後に、キャストと吉野監督を絶賛していた原作者・辻村が「映像化の運の良さはハケンが取れると思います」とまとめ、キャスト一同は「こういうことを言わないと」と反省しきり。

 最後に吉岡が「本当に好きなものを貫く愛であふれた作品。何か仕事を一所懸命にやったことのある方、そして挫折したことがある方にも、その先にあるメッセージが伝わるのでは」と語っていたかと思うと突然「言わなきゃいけないことを忘れてました! ぜひエンディングを最後まで見切ってください!」とアピール。

 最後のフォトセッションでは、宣言通り中村がテレビカメラに向かって満面の笑顔を見せ、会場を盛り上げていた。

『ハケンアニメ!』は5月20日より公開。

吉岡里帆「怒ったら怖いと思ってた」尾野真千子と中村倫也は「めっちゃ三枚目だった」

2022.04.14 Vol.web original

 

 映画『ハケンアニメ!』完成披露舞台挨拶が14日、都内にて行われ、吉岡里帆、中村倫也、尾野真千子と吉野耕平監督、原作者の辻村深月が登壇。仲の良いキャスト陣が“告白合戦”を繰り広げた。

 辻村深月の大人気小説を豪華キャストで実写化した話題作。日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描く。

 主人公の新人アニメ監督・斎藤瞳を演じた吉岡里帆は「自信作です!」と力強く宣言。

 天才ワガママ監督・王子千晴を演じる中村倫也は「監督と前作でご一緒したとき“今度、中村さんにぴったりの役でオファーしていいですか”と言われて原作を読んだら、めちゃくちゃカッコいい役じゃん、これがオレにぴったりなの?と。どこがぴったりだと思ったのか聞きたい」。それに対し吉野監督が「カメラが回っていないとき大体こういう感じで…それが好きだなと思って」とはにかむと、吉岡が「告白?」と茶化し中村も「キュンとしました」。

 すると今度は、吉岡が敏腕プロデューサー役の尾野真千子の印象を聞かれ「すごく愛がある感じ。好きです」、中村も「絶大なる信頼と安心感があって、この現場は真千子姉に甘えようと思っていました。好きです!」と告白合戦の様相に。

 とはいえ、吉岡は中村や尾野、柄本ら先輩俳優陣との共演に緊張していたと振り返り「ストイックというか、怒ったら怖そうだなと。尊敬する大先輩なので畏怖の念があったんですけど、実際には3人ともメッチャ三枚目で…」と苦笑。

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