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約1万個のキャンドルが六本木に灯る「和紙キャンドルガーデンーTOHOKU 2021ー」

2021.03.09 Vol.739

 2011年の東日本大震災以降、キャンドルの光とともに被災地の人々の思いを伝えてきた東京ミッドタウンのキャンドルイベント。震災から10年の節目を迎える今回で最後の開催となる。多摩大学日本大好きプロジェクトの学生が、被災地である東北3県(岩手県・宮城県・福島県)を巡り、1枚ずつ手で漉いた和紙にメッセージを集めてキャンドルに仕立て、ミッドタウン・ガーデンと芝生広場に灯す。今年のテーマは「つなぐ」。テーマには被災地と全国の人々、そして過去と未来を「つなぐ」という意味が込められている。また今回はイベントの様子をオンラインで配信するほか、SNSにて過去10年分の全メッセージを公開する。

東北と東京の学生たちがキャンドルの灯りで被災地の思いを伝える/3月11日(月)の東京イベント

2019.03.11 Vol.Web Original



 キャンドルの光とともに、東日本大震災における被災地の人々の思いを伝える『和紙キャンドルガーデン-TOHOKU 2019-』が本日11日まで、東京ミッドタウンにて開催中。

 9回目の開催を迎えた今年のテーマは「伝える」。幼稚園や高齢者施設などに訪問して日本の伝統文化を伝承していく活動を行う同ゼミの学生が、被災地である東北3県42市町村(岩手県・宮城県・福島県)を訪れ、約2500名のメッセージを手漉きの和紙に書き入れてもらい、その和紙を使ったキャンドルを芝生広場に灯す。

 また、今回の新しい取り組みとして、東北の人々にも1500枚の和紙を漉いてもらい、その和紙に来場者がメッセージを書き入れたキャンドルをミッドタウン・ガーデンに灯し、東京から東北へ向けてメッセージを伝える。

 被災地と東京がつながり、思いを全国に伝えるキャンドルイベント。震災から8年が経った今、キャンドルの灯りに包まれながら被災地への思いを新たにしてみては。

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