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次世代の風力発電を知るシンポジウム開催

2021.04.30 Vol.742

 地産地消型の浮体式洋上風力発電について楽しみながら知ることができる「地産地消型浮体式洋上風力発電シンポジウム」が6月5日に東京、12日に北海道にて開催される(参加費無料、事前申込制)。

 イベントは、地産地消型浮体式洋上風力発電の導入を目指す地域に暮らす地元住民や関係者などの理解醸成を図ることを目的に環境省の主催で行われるもの。

 浮体式洋上風力発電とは、洋上風力発電の一種で、洋上に浮かんだ浮体式構造物を利用する風力発電のこと。着床式洋上風力発電施設に適しているとされる浅い海より深い海での洋上風力発電に活用されている。海に囲まれた日本でも、そのポテンシャルに期待が寄せられている。シンポジウムでは、国内外の動向、地域振興、雇用創出、漁業協調などのテーマについて、講演、講演者と地域の関係者などによるパネルディスカッションを予定。

 また、シンポジウム開催にあたり“科学のお姉さん”として活躍中の理系タレント五十嵐美樹が「環境省浮体式洋上風力発電広報アンバサダー」に就任。当日は、展示コーナーにて五十嵐美樹による、子供向けの実験教室も実施予定(参加費無料、事前申込制。定員:親子10組程度)。

 シンポジウムの様子は公式YouTubeにてオンライン配信(YouTubeLIVE)する予定(詳細は後日、特設ホームページにて紹介)。

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