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「負けたら改名マッチ」で勝利を収めた坂本優起が“人力・車太郎”回避し“怪獣キラー”を継承【SB】

2024.04.14 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)でシュートボクサーが他団体の選手を迎え撃つ対抗戦が4試合行われた。オープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)のヘビー級戦でSB日本ヘビー級3位の坂本優起(シーザージム)とGRACHANを主戦場にするMMAファイターの荒東“怪獣キラー”英貴(パンクラス 大阪稲垣組)が対戦した。

「負けたら改名マッチ」として行われたこの試合。前日会見では荒東が「負けたら『人力・車太郎』になっていただきます」と先制パンチ。坂本も「負けたらそれは甘んじて受けさせていただく」と了承したことから坂本は「人力・車太郎」への改名のピンチの中での試合だったが、3-0の判定勝ちを収めた。 

“負けたら改名マッチ”で荒東“怪獣キラー”英貴に「人力・車太郎」への改名を迫られた坂本優起「バズりそう。勝っても変えてもいい」【SB】

2024.04.12 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月12日、都内で行われた。

 今大会ではシュートボクサーが他団体の選手を迎え撃つ対抗戦が4試合行われる。オープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)のヘビー級戦で対戦する坂本優起(シーザージム)は100kg、GRACHANを主戦場にするMMAファイターの荒東“怪獣キラー”英貴(パンクラス 大阪稲垣組)は125kgで計量をクリアした。

 坂本は前回の関根“シュレック”秀樹戦では前日会見で敗者髪切りマッチを提案され、無念の敗退でバリカンで髪をそられてしまったのだが、今回はカード発表会見で荒東とのやり取りの中でリングネームをかけて戦うことに。

 計量後の会見ではいきなり荒東が「明日は名前をかけての試合になりました。僕が負けたら荒東“怪獣キラー”英貴から荒東英貴になります。坂本選手! もし負けた場合、僕が名前を考えてきました。負けたら『人力・車太郎』になっていただきます」と先制パンチ。

 ファイターのかたわら、浅草で人力車を引いている坂本は「負けたらそれは甘んじて受けさせていただこうと思います。でも明日は僕のほうが勝つ確率が高いと思うので、リングネームを奪ってこれからは本名で頑張っていただく方向で考えておいてください」と返した。

敗者髪切りマッチで勝利の関根シュレックが坂本を落ち武者ヘアにし「明日からは侍カットコンビで盛り上げる」【SB】

2023.11.15 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)で行われた「敗者髪切りマッチ」でSB初参戦となるプロレスラーで総合格闘家の関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)と坂本優起(シーザージム)が対戦した。

 試合は関根が判定で坂本を破り、試合後のリングで坂本が落ち武者ヘアにされてしまった。

 この試合はオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)の初めてのヒジありルールで行われる予定だったのだが、前日会見で関根が突如、坂本に敗者髪切りマッチを提案。坂本が受諾し、急きょ敗者が髪を切ることもルールに加わった。

落ち武者ヘアの関根シュレックが「敗者髪切りマッチ」を提案。対する坂本優起は「坊主でいいんですか?」と逆提案【SB】

2023.11.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)の前日計量が11月13日、都内で開催された。

 SB初参戦となるプロレスラーで総合格闘家の関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)は120kg、迎え撃つ坂本優起(シーザージム)は99.95kgで規定体重をクリアした。この試合はオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)のヒジありルールで行われるのだが、計量後の会見で関根が敗者髪切りマッチを提案。坂本もOKする場面があった。

 関根は8月に初代タイガーマスクの佐山聡が主宰する「ストロングスタイルプロレス」でレジェンド王者・間下隼人への挑戦が決まっていたが、練習中のケガで欠場。仕切り直しとなり12月7日の後楽園大会で間下に挑戦することが決まっている。

 坂本は今年4月の後楽園大会から導入されたOFGMで遊笑(Y’s glow)と対戦も判定負けを喫し、今回が再起戦となる。

新導入のOFGマッチで笠原弘希が判定勝ち「どの団体とでも誰とでも戦う」【SB】

2023.05.01 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)では初めてとなるオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチが後楽園ホールで開催されるシリーズの第2戦となる「SHOOT BOXING 2023 act.2」(4月30日、東京・後楽園ホール)で行われた。

 OFGマッチについては4月12日に行われた新ルール発表会見で発表され、シーザー会長は「もともとSBを作った時に考えていた。約40年経って、やっと完成形に行けるのかなと思っている」などとSB創立当初からの悲願であったことを明かしていた。

 この日はメインとセミでOFGマッチが行われた。

 メインでは笠原弘希(シーザージム)がランボー・モー・ラッタナバンディット(タイ/Pet Por Tor Or Gym)に3-0の判定勝ちを収めた。

シュートボクシングがシーザー武志会長悲願のOFGマッチを導入「SBを作った時にOFGでやろうと思っていた」【SB】

2023.04.12 Vol.Web Original

 日本シュートボクシング(SB)協会が4月12日、都内で新ルール発表会見を開き、オープンフィンガーグローブ(OFG)マッチの導入を発表した。

 OFGマッチは「SHOOT BOXING 2023 act.2」(4月30日、東京・後楽園ホール)で早くも2試合がマッチメイク。会見ではSB日本ライト級王者の笠原弘希と元SB日本スーパーウェルター級王者の坂本優起(ともにシーザージム)が同ルールで試合を行うことも合わせて発表された。笠原は元ONEファイターのランボー・モー・ラッタナバンディット(タイ)と、坂本は遊笑(Y’s glow)と対戦する。

 同協会は会見の冒頭「UFCをはじめ、RIZIN、BELLATOR、ONE Championshipなど世界展開している格闘技界においても立ち技の有効性が改めて見直され、その技術力が試合の結果を左右している潮流がある。SBは団体旗揚げ時から“立ち技総合格闘技”を標ぼうしており、立ち技、総合といったスタイルに関わらず、あらゆるスタイルの選手を受け入れ、戦っていく団体。そのSBとして、この格闘技の潮流は見過ごすことはできず、従来のグローブでのルールに加え、さらなる可能性を追求するためにOFGでの試合を実施することとなった」などと新ルール導入の趣旨を説明した。

植山征紀が佐藤執斗との王者対決制す。坂本優起はヘビー級転向5連勝【SB】

2022.02.14 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2022年シリーズ開幕戦となる「SHOOT BOXING 2022 act.1」(2月13日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで、SB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)とSB日本バンタム級王者・佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)のSB軽量級の最強決定戦といっても過言ではないカードが実現した。

 植山は当初、別の選手との対戦が予定されていたが、その選手がコロナ陽性判定者の濃厚接触者となったため試合が消滅。そこで佐藤が急きょ名乗りを挙げ、この王者対決が実現した。

 2人は2018年5月の「SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント」の1回戦で対戦し、この時は植山が3RKO勝ちしている。その後、佐藤は階級を下げ、RIZIN、REBELSなど他団体でもファイトし実力を磨くと昨年12月の「SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival」で行われた「SB日本バンタム級王座決定戦」で伏見和之を破り第2代王座に就いている。

プロレスラーの奥田啓介が参戦。坂本優起と対戦【9・15 SB】

2018.08.01 Vol.Web Original

迎え撃つ坂本は王座奪還へ負けられない一戦
 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)にプロレスラーの奥田啓介が参戦することが発表された。前SB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起と対戦する

 奥田は空手、レスリングをベースに持つファイター。レスリングでは「世界学生選手権」の84kg級でベスト8の実績を残している。アントニオ猪木率いるIGFのリングでプロデビューし喧嘩ファイトで数々の激闘を繰り広げてきたが、プロレスラーの強さを証明すべく、MMA、あらゆる攻撃が許されている“地上で最も過激な格闘技”ラウェイの試合にも出場。今回はSBにその標的を向けてきた格好だ。

 奥田を迎え撃つ坂本は昨年2月、北斗拳太郎に敗れてSB日本スーパーウェルター級王座を失い、昨年9月と12月には向柏榮(パク・ウィング・ヒョング)に連敗を喫するなど低迷したが、今年3月の浅草大会で復活、王座奪還に向けて再始動した。規格外のパワーを誇る奥田を相手に、前王者の坂本はSBの怖さを見せることができるのか…。

 また、今大会では「SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント」の準決勝2試合、「植山征紀vs伏見和之」、「川上叶vs笠原友希」が行われる。勝者は「S-cup 2018」(11月18日、東京・両国国技館)で開催される決勝に駒を進める。

6・16 SB 新旧エース対決は海人が鈴木に1RTKO勝ち

2017.06.17 Vol.692

 立ち技系格闘技シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2017 act.3」(6月16日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた鈴木博昭vs海人戦で海人が1R2分18秒、ドクターストップによるTKO勝ち。新旧エース対決と銘打たれた一戦を制し新時代の扉を開けた。

 実績的には大抜擢となる海人に対し、SB世界スーパーライト級王者の鈴木にとってはリスクしかないマッチメーク。しかし挑まれた以上は受けて立つのが王者の宿命。

 前日計量の会見で両者がヒジありに合意したため急きょヒジありルールに変更。これが勝負を分けた。

 鈴木は前戦で山口裕人にこのルールでKO勝ちしており「問題ない」という考えだったが、ヒジありルールは身長で上回る海人に有利に働いた。

 1R序盤、海人は左フックから鈴木のガードのすき間から右の縦ヒジを叩き込み、鈴木の額をざっくりと切り裂く。即座にドクターチェックが入り一度は続行したものの、続く攻防で再度出血。2度目のドクターチェックでストップがかかった。

 まさかの展開に鈴木はガックリとひざまずく。

【2・11 SB後楽園大会】北斗がベルト奪取 水落が延長の末MASAYAをKO

2017.02.12 Vol.683

 シュートボクシング(SB)の2017年最初の大会となる『SHOOT BOXING 2017 act.1』(2月11日、東京・後楽園ホール)で行われたSB日本スーパーウェルター級タイトルマッチで、「北斗の拳」の主人公ケンシロウのなりきり格闘家である北斗拳太郎が王者・坂本優起を破り王座を獲得した。2人は過去2回戦い、いずれも北斗が勝利を収めていた。

 試合は1Rからボコボコの殴り合いを展開。いつダウンしてもおかしくないような北斗の強烈なボディーブロー、ヒザ蹴りが何度も坂本を襲うが、坂本も下がることなく最後までパンチを打ち続け、5Rで決着がつかず判定に。ジャッジの難しいラウンドが続いたが、ジャッジは49-48、50-49、49-48のいずれも小差で北斗を支持。北斗が念願のSBのベルトを獲得した。

 判定結果が読み上げられると、坂本はその場に立ち尽くした。

 北斗は歓喜のあまり一瞬“キャラ崩壊”したものの、我を取り戻し、マイクで「ボス神拳伝承者の北斗拳太郎だ。このような機会を与えてくれたシーザー老師と関係者の皆さんに感謝している。SBの掟は俺が守る」と話した。

 また会見では「牙大王(坂本)は非常に打たれ強く根性があったな。なかなか手ごわい敵ではあったが、ボス神拳は無敵だ」と話し、試合について「新たなボス神拳(顔砕拳)を使うつもりだったが、まだまだ修得し切れてなかったな。次回の戦いまでに100%使い切るようにまだまだ鍛錬を続けたいと思っている。うむ」と振り返る。そして王者としての今後については「やはりより強くなっていき、修羅の国の者や、SBに敵対する外敵と戦っていきたい。ただ宍戸拳法家(昨年引退した宍戸大樹)がやった、真のSBのルールで戦っていきたいと、私は願っている。真のSBルールとはヒジあり、なんでもありの立ち技最強を決めるルールであると思っている。常にそのルールでやっていきたいと私は思っている。SBの掟は俺が守る」と最後までケンシロウで語った。

【2・11 SB後楽園大会】北斗が“顔砕拳”でタイトル奪取宣言。坂本は「10Rでもやってやる」

2017.02.10 Vol.683

 シュートボクシング(SB)の2017年最初の大会となる『SHOOT BOXING 2017 act.1』(2月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量と直前会見が10日、浅草のシュートボクシング協会で行われた。

 今大会はメーンで昨年の『S-cup2016』で準優勝したMASAYAがREBELS65kg級王者の水落洋佑と対戦。セミファイナルではSB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起が北斗拳太郎を相手に防衛戦。SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹はRISEバンタム級3位の宮崎就斗を迎え撃つ。
 3カードともSB勢vs他団体の図式となっている。

 MASAYAは2015年12月に水落と対戦し、ダウンを奪われたうえで判定で敗れており、約1年越しのリベンジマッチ。坂本はこれまで北斗に小差の判定ながら2連敗を喫しており、背水の陣でのタイトル戦。宮崎は昨年11月、RISEのリングでSB日本フェザー級王者の深田一樹を破っており、内藤としてはSB王者が2人続けて軍門に下るわけにはいかず、第1弾大会からSB勢には過酷な大会となっている。

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