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「喫煙所の絶対数が少ないのでは?」という大阪の街を歩いてみた。確かに少ないし分かりにくかった

2022.12.23 Vol.Web Original

 新型コロナウイルスによる人流の抑制や狭いスペースに不特定多数の人が集まらないようにという配慮もあり、長く閉鎖されていた屋外での喫煙所も最近では多くが使用可能となっている。

 これで喫煙者も一安心なのだが、これは東京に限った話なのかもしれない。

 というのも現在、大阪市では2025年大阪・関西万博を見据え、同年1月を目途に大阪市内全域を路上喫煙禁止地区とする方針を明らかにし、その禁止地区に120カ所の喫煙所を設置する意向も示しているのだが、「そもそもその数で足りるのか?」という声があがっているのだ。

 現在の大阪市の路上喫煙に関する状況を説明すると、市が平成19年に制定した「大阪市路上喫煙の防止に関する条例」に基づき、御堂筋や市役所本庁舎周辺、JR天王寺駅周辺など6地区が路上喫煙禁止地区に指定されており、そこでタバコを吸った場合、1000円の過料が徴収されることとなっている。

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